上智大学 総合グローバル学部の一般・推薦入試対策|英語・小論文・志望理由書の書き方
- 株式会社EQAO教育グループ

- 2025年11月25日
- 読了時間: 25分

▶︎1. 上智大学総合グローバル学部の特徴と学びの魅力【入試対策の第一歩】

1.1 学部の理念と教育方針:グローバル×ローカルの視点
上智大学総合グローバル学部(総合グローバル学科)は、「国際関係論」と「地域研究」という二つの学問的視座を融合させ、グローバルとローカルの両面から世界を捉えることを教育の軸に据えています。
この学部では、単なる国際理解や語学力の育成にとどまらず、社会・文化・経済・政治などの多面的な領域を横断的に学ぶことを通じて、地球規模の課題に対して自ら考え、行動し、解決に導く人材の育成を目指しています。
また、カリキュラム設計には「理論と実践の往還」という理念が反映されており、学生は国際政治やグローバル経済に関する理論的知識を学ぶ一方で、フィールドワークや留学などの実践的学習を通じて、現場で活きる国際的思考力と共感力を身につけます。
この“グローバル×ローカル”という二重の視点こそが、上智大学総合グローバル学部の独自性であり、入試対策を始める上で最も理解しておくべき学部理念です。
1.2 学部の難易度・偏差値・入試の特徴
上智大学総合グローバル学部の偏差値は65.0〜74.0と、上智大学の中でもトップレベルに位置します。
この高さは、学部が持つ社会的評価と就職・進学実績の充実度を反映しています。
特に、国際系・社会科学系の分野において上智大学は国内外で高い評価を受けており、国際関係を志す受験生にとって最難関の一つとされています。
入試は主に以下の4つの方式で実施されます。
一般選抜(3方式)
- TEAPスコア利用方式(全学統一日程)
- 学部学科試験・共通テスト併用方式
- 共通テスト利用方式
公募制推薦入試
- 書類審査(自己推薦書・レポート課題)
- 小論文
- 面接
それぞれで求められる力が異なるため、方式ごとの戦略的対策が不可欠です。
たとえば、TEAPスコア利用方式では4技能の英語力が最重要評価項目であり、共通テスト利用方式では高得点率(86〜90%)の安定性が求められます。
また、公募制推薦入試では、志望理由書・小論文・面接の完成度が合否を左右します。
上智大学総合グローバル学部は、「学力の高さ」と「表現力・思考力の総合評価」が両立して問われるため、単なる暗記型学習では突破できません。
合格には、戦略的で効率的な学習計画と、自分の思考を言語化できるトレーニングが鍵となります。
1.3 育成される人材像と将来のキャリアパス
この学部が育てようとするのは、単に国際的に活動できる人材ではなく、多様な文化・価値観を理解し、対話を通じて課題を解決できる“グローバルシチズン”です。
学生は、国際政治・経済・開発・環境・人権などのテーマを横断的に学びながら、自分の専門領域を深めていきます。
卒業後の進路は幅広く、
外務省・国際機関・NGOなど国際的な公共分野
商社・金融・メディア・メーカーなどのグローバル企業
大学院進学や海外留学による研究職志向
といった形で、国内外でのキャリア形成がしやすい学部です。
また、近年ではSDGsやESG投資など「持続可能性」をキーワードとする業界でも、総合グローバル学部出身者の評価が高まっています。
上智大学総合グローバル学部は、世界を多角的に理解し、現代社会の変化をリードできる人材を育てる学部であり、入試対策を始める上でその本質を理解することが合格への第一歩です。
\LINEで最新情報をゲット!/
上智大学総合グローバル学部に関する最新の入試情報や、合格者の体験談をLINEで受け取れます!
受験対策や学部の詳しい情報をリアルタイムでチェックして、合格に向けて準備を始めましょう!
▶︎2. 上智大学総合グローバル学部 一般選抜の全体対策

上智大学総合グローバル学部(総合グローバル学科)の一般選抜は、「TEAPスコア利用方式」「学部学科試験・共通テスト併用方式」「共通テスト利用方式」の3方式で構成されています。
いずれの方式でも共通して重視されるのは、英語力の高さと論理的な思考力です。
特に英語は配点比率が高く、合否を最も左右する科目であるため、戦略的な学習計画が求められます。
2.1 英語が合否を左右する理由と共通の学習戦略
上智大学総合グローバル学部の英語問題は、語彙レベル・読解スピード・内容理解の深さのいずれも国内トップクラスに位置します。
そのため、単語暗記や文法演習といった表面的な勉強だけでは不十分であり、「読解力」「構文理解力」「論理的要約力」を総合的に鍛える必要があります。
■ 合格者に共通する3つの学習原則
入試傾向の分析と頻出テーマの把握
総合グローバル学部の英語問題は、毎年「国際問題」「社会構造」「異文化理解」など、学部の理念に直結するテーマで構成されています。
過去5年分の過去問を分析し、出題形式・語彙レベル・時間配分を徹底的に把握することが最初のステップです。
標準レベルを完璧に固める
難関問題への対策に目を向けがちですが、実際の出題には標準レベルの設問も多く含まれます。
英語長文・語彙・整序などの基礎問題を確実に得点できることが、合格ライン突破の鍵です。
「理解」から「再現」への学習転換
文章を読んで「理解したつもり」で終わらせず、設問形式に沿って解答根拠を再現するトレーニングを行いましょう。
読む・考える・答えるの流れを1セットとして繰り返すことで、入試本番でも安定して高得点を狙えます。
早い段階で学習習慣を確立し、英語を軸にした総合力を構築することが合格への近道です。
2.2 標準レベル問題の克服と時間配分トレーニング
上智大学の入試では、限られた時間内で正確に読解・判断する力が求められます。
特に長文問題は分量が多く、情報処理能力がそのまま得点力につながるため、時間配分を意識したトレーニングが必須です。
■ 標準問題克服のステップ
設問パターンを分析する
選択肢型・整序型・空所補充型など、毎年似た形式で出題される問題を分類し、出題形式ごとの解法プロセスを確立します。
標準問題集を反復演習する
いきなり過去問に取り組むのではなく、『大学入試レベル標準英語長文』などの教材で正確性重視の演習を繰り返します。
正答率90%以上を安定して取れるまで定着させることが目標です。
時間配分トレーニングを行う
過去問を使って1問あたりの平均解答時間を計測し、「読む→考える→答える」を30分単位で調整します。
また、問題を解く順番(易→難)を固定化することで、焦りやミスを減らせます。
■ 時間配分の黄金バランス(目安)
長文読解:40分(内容把握+設問処理)
語彙・文法問題:20分
記述または整序:15分
見直し:5分
「解く時間」を管理できる受験生こそ、安定した高得点を取る受験生です。
2.3 弱点克服と得点安定化のための分析法
受験勉強では「どれだけ解いたか」よりも、「どこで間違え、どう修正したか」が重要です。
上智大学の入試では、複数の選択肢が「一見正しそう」に見える問題が多いため、ミスの原因分析を習慣化することで安定得点に繋がります。
■ 弱点克服の実践法
ミスノートを作る
間違えた問題の「原因」「改善策」「再確認日」を書き出し、同じパターンを繰り返さない仕組みを作ります。
設問タイプ別の誤答分析
たとえば、整序問題なら「語順理解」、長文なら「文脈読解」、文法なら「語法知識」など、ジャンル別に弱点を特定しましょう。
週ごとのスコア分析
模試・過去問の結果を週単位でグラフ化し、平均得点の上昇・下降を可視化することで、学習効果を数値で把握します。
■ 得点安定の最終目標
英語:常に8割以上の安定得点
国語・選択科目:7割ラインを確実に維持
全体得点率:合格目安85〜90%を安定して取れる状態
上智大学総合グローバル学部の一般選抜は、“完成度の高い基礎”と“正確な分析力”が合格を分ける最大のポイントです。
▶︎3. 上智大学総合グローバル学部のTEAPスコア利用方式・英語4技能入試対策

上智大学総合グローバル学部(総合グローバル学科)の一般選抜の中で、TEAPスコア利用方式(全学統一日程入試)は最も人気が高く、また高い英語力が求められる方式です。
この方式では、事前に受験したTEAPまたはTEAP CBTのスコア(英語)と、本学独自の教科試験(国語・地歴・数学)を組み合わせて総合判定します。
中でも英語の配点比率が高く、350点中150点(約43%)を占めるため、英語の出来が合否を大きく左右します。
つまり、TEAPの得点をいかに高められるかが、この入試方式の最大の鍵です。
3.1 TEAP/TEAP CBTの概要と配点比率
■ 試験概要
TEAP(Test of English for Academic Purposes)は、上智大学と日本英語検定協会が共同開発したアカデミック英語力を測る4技能試験です。
リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4技能を通して、大学で必要とされる実践的な英語運用能力を評価します。
TEAP(筆記+面接):紙ベース試験
TEAP CBT(Computer Based Test):コンピュータ形式
どちらもスコアは400点満点で、各技能は100点ずつ配分されます。
■ 上智大学における配点比率
科目 | 配点 | 比率 |
英語(TEAP/TEAP CBTスコア) | 150点 | 約43% |
国語 | 100点 | 約29% |
地理歴史または数学 | 100点 | 約29% |
合計 | 350点 | 100% |
この比率からも明らかなように、英語の得点がそのまま合否に直結する構造です。
そのため、TEAPのスコアを安定して高得点(350〜380点以上)に維持することが、上智合格の最低条件といえます。
3.2 各技能別対策(リーディング/リスニング/ライティング/スピーキング)
TEAPは単に「英語のテスト」ではなく、大学での学びに必要な英語4技能を総合的に評価する試験です。
それぞれの技能に求められる力を理解し、段階的に対策を行いましょう。
■ リーディング対策
出題傾向:アカデミック分野(教育・社会・環境など)の長文読解問題が中心。
対策法:
速読力+精読力のバランス強化 — 英字新聞や英語エッセイを毎日読み、文脈から意味を推測する練習を行う。
過去問分析と時間配分練習 — 各大問にかける時間を決め、45〜50分で全問を解ききる訓練を行う。
未知語処理トレーニング — わからない単語に出会っても、前後の論理構造から意味を推測する習慣をつける。
■ リスニング対策
出題傾向:ニュース、講義形式、インタビュー形式など、内容理解+要約型問題が中心。
対策法:
毎日リスニングを習慣化 — BBC Learning English、NHK WORLD、TED Talksなどを活用。
シャドーイングと要約練習 — 聞き取った内容を自分の言葉でまとめることで理解を定着。
多様なアクセントに慣れる — 英米だけでなくアジア・ヨーロッパの話者音声にも触れる。
■ ライティング対策
出題傾向:与えられたテーマについて自分の意見を200〜250語で述べるエッセイ形式。
対策法:
構成練習(導入→主張→理由→結論)を徹底。
テンプレート表現を暗記 — “In my opinion,” “From a global perspective,”などの定型句を活用。
論理性と一貫性を重視 — 意見をサポートする理由・具体例をセットで書く。
■ スピーキング対策
出題傾向:面接官との対話形式で、日常的な話題からアカデミックな質問まで出題。
対策法:
1分スピーチ練習 — “Describe your opinion about ...”形式で即答練習。
オンライン英会話活用 — ネイティブ講師と毎日10分でも会話し、即時応答力を鍛える。
自録音→自己分析 — 発音・語彙・テンポを客観的に振り返る。
4技能をバランスよく伸ばすことが、スコアの安定化につながります。
3.3 効果的なスコアアップ戦略と模試活用法
■ スコアアップのための学習サイクル
現状分析:最新のTEAP模試を受験し、技能ごとの弱点を数値化。
短期集中補強:苦手技能を1ヶ月単位で重点強化(例:4週間リスニング集中)。
模試・過去問演習:毎月1回ペースで実施し、スコア推移を記録。
本番想定リハーサル:試験2ヶ月前から、時間を測って通し練習。
■ 模試・教材の活用ポイント
公式問題集(TEAP公式テキスト):最も本番形式に近い。最低2周。
過去問リスニング音源:速度・イントネーションに慣れる。
英検準1級レベル教材:語彙・文法力強化に有効。
■ スコア目標と戦略
合格を狙う目安スコア | 各技能の目標 | コメント |
320点以上 | 各技能80点前後 | 合格者の平均ライン |
350点以上 | 各技能85〜90点 | 安定合格レベル |
380点以上 | 各技能90点以上 | 英語力でリードできる安全圏 |
「4技能をバランスよく伸ばす」ことが最も重要です。どれか1技能だけ突出しても、総合スコアでは不利になります。
上智大学総合グローバル学部のTEAPスコア利用方式は、英語の実用力を中心に評価する入試です。
早期から4技能を意識した学習サイクルを確立し、模試を軸にスコアの伸びを「見える化」することが、合格への最短ルートです。
\あなたにぴったりの受験対策をLINEでサポート/
上智大学総合グローバル学部の入試対策に特化したサポートをLINEでご案内します!
TEAP対策や過去問分析など、合格に向けた最適な学習方法を一緒に考えましょう!
▶︎4. 上智大学総合グローバル学部の学部学科試験・共通テスト併用方式の攻略法
上智大学総合グローバル学部(総合グローバル学科)の学部学科試験・共通テスト併用方式は、大学入学共通テストの結果に加えて、本学独自の学部学科試験の得点を総合的に評価する入試方式です。
この方式では、英語・読解・思考・知識を総合的に問う問題構成となっており、グローバル社会に関する理解力と論理的思考力が試されます。
特に英語長文の読解力と政治・経済・社会に関する背景知識が合格の鍵を握ります。
4.1 独自試験の出題傾向と合格のための得点戦略
■ 試験概要
試験時間:75分
試験形式:マーク式+記述式の併用
大問構成:おおむね3題(英語1題+日本語2題)
出題範囲:グローバル化する人間社会に関する読解・思考・知識問題
試験の内容は、国際情勢・社会構造・文化的多様性・経済格差などの現代的テーマをもとに、資料(英文・統計・図表など)を読み解いて設問に答える形式が多く見られます。
単なる暗記ではなく、与えられた情報を論理的に整理・比較・推論する力が問われます。
■ 合格のための得点戦略
英語長文で確実に得点する
英語の出題比率が高く、全体得点の約40%前後を占めるとされます。
英語長文の内容理解問題は、語彙力+構文理解+内容要約の3点を柱に訓練し、最低でも8〜9割を狙いましょう。
知識問題で安定得点を確保
大問2・3では政治経済・世界史・社会問題などから出題され、基礎的な教養+時事的テーマの知識が求められます。
ここで得点を取りこぼさないために、「高校教科書+時事ニュース」の両輪で学習することが効果的です。
記述式問題では論理的構成を意識
設問の中には、資料を踏まえて意見を述べる「小論文型問題」も含まれます。
その際には、主張→根拠→例→結論の順に構成し、1文1意を徹底することで減点を防ぎます。
上智の独自試験では、「正確な理解」よりも「自分の思考を言語化する力」が最終的な差を生む要素です。
4.2 英語長文・語彙問題・知識問題の実践対策
■ 英語長文対策
総合グローバル学科の英語問題は、学術的テーマ×抽象的内容という難度の高い構成です。
文章の内容が「国際関係」「社会構造」「文化差」「環境問題」など、学部の理念に直結している点が特徴です。
対策ポイント:
過去5年分の英文テーマを分析
頻出テーマ(貧困・難民・グローバル化・開発援助など)を把握することで、出題傾向に慣れる。
精読×速読のバランス訓練
文構造を正確に理解する「精読」と、文章全体の要旨を素早くつかむ「速読」を交互に練習。
語彙レベルを英検準1級〜1級水準に引き上げる
“equity(公平性)”“sustainability(持続可能性)”“inequality(不平等)”などの社会系語彙を中心に強化。
■ 語彙・整序問題の対策
語彙問題:文脈理解が鍵。単語の意味を暗記するだけでなく、コロケーション(語の組み合わせ)を意識して学ぶ。
整序問題:構文パターン(SVO・SVC・SVOC)を瞬時に見抜く練習を行う。英作文教材を活用し、文構造を体で覚えることが有効。
■ 知識問題の対策
大問2・3では、政治経済や世界史・地理・社会問題に関する知識を問われます。 例:冷戦構造、EUの拡大、アフリカの開発問題、環境条約など。
対策教材として、高校教科書+公務員試験(人文・社会科学分野)用テキストを用いると効率的です。
普段からNHK NEWS WEBやThe Japan Times Alphaを活用し、時事用語に慣れることもおすすめです。
知識問題では、暗記よりも「背景理解」が問われる点を意識しましょう。
4.3 世界史・政治経済・現代社会の頻出テーマと勉強法
上智大学総合グローバル学部の独自試験では、社会科学的な知識問題が繰り返し出題されます。
とくに「世界史・政治経済・現代社会」に関しては、以下のテーマが頻出です。
■ 世界史の頻出テーマ
15〜16世紀以降のヨーロッパ帝国主義と植民地化
第二次世界大戦後の国際秩序(冷戦構造・非同盟運動)
20世紀以降のグローバリゼーションと国際機関(WTO・UN・IMFなど)
勉強法:
『詳説世界史B』(山川出版)などを中心に、時代の因果関係を理解しながら学習。
歴史総合・公共の教科書を併用し、現代の国際関係とつなげて整理。
■ 政治経済・現代社会の頻出テーマ
資本主義とグローバル経済の課題(格差・環境・福祉問題)
民主主義・法の支配・国際協調主義
SDGs・ESG投資・環境経済学の基礎概念
勉強法:
高校「政治・経済」教科書と『現代社会』の要点整理を毎日10分ずつ復習。
時事問題集(例:「速攻の時事」など)を利用し、時事→構造→背景の順で理解を深める。
■ 学習の総合ポイント
世界史・政治経済を“暗記科目”として扱わず、「グローバルな因果関係」を意識して学ぶ。
新書・論説文・国際記事(例:朝日新聞GLOBE、Newsweek日本版)を定期的に読むことで、出題の文体・論調に慣れる。
上智大学総合グローバル学部の学部学科試験・共通テスト併用方式は、まさに“思考と知識の総合戦”。
過去問分析と背景理解を両輪に据え、英語・社会・時事を有機的に結びつける学習を行うことで、合格ラインを確実に突破できます。
▶︎5. 上智大学総合グローバル学部の共通テスト利用方式・公募制推薦入試の対策
上智大学総合グローバル学部(総合グローバル学科)では、「共通テスト利用方式」と「公募制推薦入試」の2つの入試形態が設けられています。
どちらも学力だけでなく、英語運用力・思考力・主体性を総合的に評価する点が特徴です。
ここでは、それぞれの出願条件・得点基準・合格戦略を整理し、実践的な対策法を解説します。
5.1 共通テスト利用方式の合格ラインと得点目安
■ 試験概要
共通テスト利用方式では、大学入学共通テストの成績(3教科型または4教科型)と出願書類をもとに合否を判定します。
本学独自の筆記試験は実施されず、共通テストの得点が合否に直結する方式です。
■ 合格目安と得点率
合格目安の得点率:おおよそ 86%〜90%
科目数や配点の組み合わせによって多少の変動はあるものの、安定して86%以上を確保することが安全圏とされます。
■ 外国語外部検定の活用
上智大学では、CEFRレベルB2以上の英語資格スコア(英検・TOEFL・IELTS・TEAPなど)を提出することで、共通テストの外国語得点として「みなし得点」が認められます。
CEFRレベル | みなし得点(外国語) |
B2 | 180点 |
C1・C2 | 200点 |
共通テストの外国語得点と比較して、高い方が自動的に採用されます。
そのため、事前に外部検定で高スコアを取得しておくことが、合格への大きなアドバンテージになります。
■ 得点戦略のポイント
英語でリードを取る
英語を得点源にできれば、他教科での多少の失点をカバー可能。
共通テストの過去問演習を徹底
過去3〜5年分を実施し、時間配分と設問形式に慣れる。
模試スコアの定点観測
駿台・河合などの模試を活用し、得点率を定期的にチェックする。
共通テスト利用方式では「安定感」が最大の武器。
波のない得点力をつくることが、上智合格への近道です。
5.2 公募制推薦入試の出願条件と評価ポイント
■ 出願条件
上智大学総合グローバル学部の公募制推薦入試は、現役生のみが対象で、以下の条件を満たす必要があります。
全体の評定平均値が 4.0以上
所定の外国語検定基準を満たすこと
(例:英検2級A、TEAP 270点、TOEFL iBT 55など)
選考は、
書類審査(自己推薦書・レポート等特定課題)
小論文
面接 の3段階で行われます。
■ 評価のポイント
上智大学は、単に成績やスコアの高さではなく、「知的好奇心と国際的視点」「社会課題に対する自発的な関心」を持つ受験生を評価します。
したがって、出願書類・小論文・面接を通じて、
「なぜ総合グローバル学部を志望するのか」
「どのように学び、将来何を実現したいのか」 を一貫して語れることが重要です。
一貫性と自己理解の深さが、推薦入試合格の最大の鍵です。
5.3 書類・小論文・面接の具体的対策と準備法
■ 書類(自己推薦書・レポート等特定課題)対策
自己推薦書(1,000字程度)
- 構成例:
① 志望動機
② 学力・活動実績
③ 学業以外の特技・社会活動
④ 今後の学びの展望
- 書く際は「自分のすき」「行動の背景」「そこから得た学び」を明確にする。 経験→気づき→成長→未来の流れを意識すると、読み手に伝わりやすくなります。
レポート等特定課題(A4用紙・2,000字程度)
- 「グローバルとローカルの関係」を中心に、社会課題を分析する課題が出されます。
- 4冊以上の文献を引用し、具体例を挙げて論述することが必須。
- テーマ例:
・気候変動と地域社会の連携
・発展途上国の教育格差と国際支援
・ジェンダー平等と地域文化の共存
他の受験生と差をつけるには、「切り口の独自性」と「具体的データの活用」がポイントです。
■ 小論文対策
総合グローバル学部の小論文は、課題文を読んで800字以内で論述する形式です。
テーマは「グローバリゼーション」「多文化共生」「社会的課題」などが多く、英語資料や図表を含む場合もあります。
出題傾向と対策:
要約力+論理力+具体例提示力の3要素を意識。
グローバルとローカルの両視点で問題を整理する練習をする。
日頃から英字新聞・国際系記事を要約し、自分の意見を300字程度でまとめる習慣をつける。
ポイント:
「国際問題を身近な視点で捉える」姿勢が評価されやすい。
例)「移民問題」→「自分の地域での外国人労働者との共生」など、実体験に基づいた考察を加えると説得力が増します。
■ 面接対策
面接では、書類内容やレポートに関する質問に加え、将来のビジョン・社会的課題に対する意見などが問われます。
圧迫的に感じる質問もありますが、求められているのは「理論的に説明できる一貫性」です。
頻出質問例:
なぜ上智大学総合グローバル学部を志望したのですか?
グローバル化が進む中で、あなたが解決したい社会課題は?
あなたが行動を起こした経験を教えてください。
対策ポイント:
志望理由と自己推薦書の整合性を確認。
レポートで扱ったテーマを深掘りし、追加質問にも対応できるよう準備。
模擬面接を繰り返し、「結論→理由→具体例」の順で話す習慣を身につける。
上智の面接では、完璧な答えよりも“自分の考えを自分の言葉で伝える力”が評価されます。
上智大学総合グローバル学部の共通テスト利用方式・公募制推薦入試はいずれも、
「英語力」「思考力」「主体性」の三位一体評価が特徴です。
入試方式に合わせて自分の強みを磨き上げ、書類・小論文・面接を通して一貫したメッセージを伝えることが合格への最短ルートです。
さらに理解を深めたい方は、以下の動画も参考になります。
総合型選抜で上智大学・立教大学・青山学院大学すべてに現役合格し、現在 上智大学総合グローバル学部に在学中のCHIAKIさんのインタビュー動画です。実際の受験準備や書類作成の工夫など、リアルな体験談を知ることができます。
▶︎6. 上智大学総合グローバル学部の志望理由書・自己推薦書・小論文の書き方完全ガイド
上智大学総合グローバル学部(総合グローバル学科)の入試では、志望理由書・自己推薦書・小論文が合否に大きく影響します。
これらの書類は単なる作文ではなく、「自分の考えをどれだけ論理的・一貫性をもって伝えられるか」を測る評価項目です。
特にこの学部では、「グローバル」と「ローカル」を往還する視点が重視されるため、文章の中で社会的視野と個人の経験をどのように結びつけるかが合否を分けます。
6.1 志望理由書:上智らしさを伝える構成と具体例
■ 志望理由書の基本構成(1,000字前後)
上智大学総合グローバル学部の志望理由書は、「なぜ上智か」「なぜこの学部か」「自分がどう成長し、何を実現したいか」を明確にすることがポイントです。
構成の一例は以下の通りです。
導入:志望の背景(Why)
― 国際問題や社会課題に関心を持ったきっかけを書く。
(例)海外ニュースでの環境問題を通じて「ローカルな取り組みが地球規模の課題と結びついている」と気づいた経験など。
展開:上智大学総合グローバル学部を選ぶ理由(What)
― 他大学ではなく上智を選んだ根拠を明確に。
・「国際関係論と地域研究を組み合わせて学べる点」
・「英語・日本語の両方で専門を深められるカリキュラム」
・「留学制度やグローバル教育環境の充実」など。
具体化:自分の将来ビジョン(How)
― どのような社会的課題に取り組みたいのか、学びをどう活かすのかを具体的に描く。
(例)「将来は国際協力機関に携わり、教育を通じて地域の発展に貢献したい」など。
結論:上智での学びへの意欲と決意
― 自分の経験をもとに、学部理念「グローバル×ローカル」の理解と共鳴を伝える。
重要なのは、社会への関心を“自分の体験”と結びつけて書くこと。
「上智らしさ」とは、知識を社会に還元する姿勢を文章で表現することにあります。
6.2 自己推薦書:「すき」と行動力を表現する方法
■ 書き方の基本原則
自己推薦書では、「自分が何を好きで、どんな行動をしてきたか」を通して、思考力・主体性・社会的感度を示すことが求められます。
上智大学総合グローバル学部では、特に以下の3点が評価の軸となります。
知的関心の深さ(テーマ性)
― 興味を持つ分野がどのように社会問題や国際課題につながるか。
行動の一貫性(実践性)
― 学校外・課外活動・ボランティアなどでどのように行動したか。
学びへの発展性(成長性)
― その経験から何を学び、大学でどう活かしたいか。
■ 書き出しのコツ
「私は〜に関心があります。」という単調な書き出しではなく、具体的なエピソードから始めることで印象を強めましょう。
(例)
高校2年の夏、アフリカの児童労働に関するドキュメンタリーを見て衝撃を受けた。
「なぜこの現象はなくならないのか」という疑問が、私の国際問題への関心の出発点だった。
その後、活動や学びの過程を時系列で整理し、最後に「上智でどのように発展させたいか」を結論として書きます。
■ 具体的な表現の工夫
「すき」「興味がある」を、行動で示す(例:「本を読んだ」「調べた」「行動した」)
数値や事実を使って具体性を出す(例:「ボランティアに週2回参加」「約30人の留学生とディスカッション」)
「結果」よりも「気づきと変化」を重視する
“行動で語る推薦書”こそ、上智大学が求める人物像に最も近い表現です。
6.3 小論文:グローバリゼーション×ローカリゼーションを論じるコツ
■ 出題傾向
総合グローバル学部の小論文では、グローバル化と地域社会の関係に関するテーマが多く出題されます。
課題文の読解に加え、自分の意見を論理的に展開する力が問われます。
テーマ例としては、以下のようなものがあります。
「経済のグローバル化が地域社会に与える影響」
「持続可能な発展のための国際協力のあり方」
「多文化共生と個人のアイデンティティ」
■ 構成の基本(800字以内)
導入:課題文の要約(100〜150字)
課題の主旨を簡潔にまとめ、背景を理解していることを示す。
展開:自分の意見と根拠(400〜500字)
課題に対して賛成・反対を明確にし、社会的・学術的根拠をもとに展開。
具体例の提示(150字程度)
国内外の事例や自分の経験を引用して説得力を補強。
結論(50〜100字)
自分の意見を再提示し、未来への視点を添えて締める。
■ 論述のポイント
「グローバル」と「ローカル」を対立させず、補完関係として描く
例:「国際的な枠組みの中で、地域文化を尊重することの重要性を述べる」
専門用語を正確に使う(例:diversity, sustainability, localization など)
段落構成を明確にし、1文1意を徹底
引用は自分の主張を補強する目的で行う(文献を並べすぎない)
■ 練習法
新聞や国際ニュースの記事を1日1本要約し、自分の考えを300字以内でまとめる。
月に1回は過去問に取り組み、制限時間60分の模試形式で書く。
小論文は「思考力の可視化」です。
知識を並べるのではなく、社会を自分の言葉で説明できる力を磨くことが合格の鍵です。
上智大学総合グローバル学部では、書く力=考える力として重視されています。
志望理由書・自己推薦書・小論文のすべてを通して、
「自分はなぜこの学部で学びたいのか」「社会にどのように貢献できるのか」 というメッセージを一貫して伝えることが、上智合格への最短ルートです。
▶︎7. まとめ:上智大学 総合グローバル学部 合格への最短ルート
上智大学総合グローバル学部は、「グローバル×ローカル」の視点で世界を捉える力を重視する、上智大学の中でも特に人気・難易度の高い学部です。
英語力・思考力・主体性を総合的に評価する入試であるため、知識だけでなく考える力・伝える力が問われます。
■ 合格に必要な3つの力
英語力の強化
全入試方式で英語の比重が高く、特にTEAPスコア利用方式では決定的。
4技能をバランスよく鍛え、実用的な英語運用力を磨きましょう。
社会課題への関心
グローバルなテーマを、自分の経験や地域の出来事と結びつけて考える姿勢が大切です。
「知識」よりも、「自分の視点でどう問題を捉えるか」を意識してください。
一貫性のある自己表現
志望理由書・小論文・面接では、「なぜ上智なのか」「何を学び、どう活かすか」を一貫して伝えることが重要です。
■ 最後に
上智大学総合グローバル学部の入試は、“考える力で勝負する入試”です。
早期から英語力と論理的思考を磨き、自分の経験を通して「世界と向き合う意志」を明確にしましょう。
自分の言葉で社会を語れる受験生こそ、上智大学が求める人材です。
▶︎上智大学総合グローバル学部の受験対策ならEQAOにお任せください。
上智大学総合グローバル学部の入試は、英語力・思考力・表現力を総合的に評価する高度な入試です。
EQAOでは、TEAP対策から志望理由書・自己推薦書・小論文の添削まで、一人ひとりの強みを活かした個別指導を行っています。
豊富な合格実績をもとに、最短ルートでの合格をサポート。
「上智で学びたい」という想いを、合格という形で実現しましょう。



コメント