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上智大学に合格するにはTEAPで何点取ればいい?学部別スコアと対策法を徹底解説

  • 執筆者の写真: 株式会社EQAO教育グループ
    株式会社EQAO教育グループ
  • 10月25日
  • 読了時間: 23分
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▶︎1. 上智大学でTEAPは何点取ればいい?まず知っておきたい基本情報


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1.1 TEAPとはどんな試験?4技能型の英語評価テスト

上智大学を目指していると、「TEAPは何点取ればいい?」という言葉を何度も耳にしますよね。

その前にまず、TEAPという試験の正体をしっかり理解しておくことが大切です。


TEAP(ティープ)は、「Test of English for Academic Purposes」の略で、大学での学習や研究に必要な英語4技能(読む・聞く・書く・話す)を測定するテストです。

つまり、単に文法や単語の知識を問う試験ではなく、大学で使える実践的な英語力を評価するのが特徴です。


上智大学と日本英語検定協会が共同で開発したことでも知られており、上智大学が最も信頼を置く英語検定試験のひとつとされています。

一般的な資格試験のように「合格・不合格」があるわけではなく、各技能ごとにスコア(100点満点)が算出され、合計400点満点で評価されます。


TEAPの大きな特徴を整理すると、以下のようになります。


  • 4技能をバランスよく評価(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)

  • 大学入学後の実用英語力を測る目的

  • 上智大学をはじめとする多くの大学で利用可能

  • 合計スコア+技能ごとの得点が重要


たとえば、リーディングやリスニングで高得点を取っても、ライティングやスピーキングが極端に低いと、「実践力に欠ける」と判断される可能性があります。


上智大学の入試では特にこのバランスを重視する傾向があるため、4技能のどれかを「捨てる」勉強法は避けたほうが良いでしょう。


TEAPは、“使える英語力”を見られる試験です。

そのため、受験英語の知識よりも、「自分の考えを英語でどう伝えるか」「要点をどうまとめるか」といった思考力や表現力も問われます。


日常の英語学習でも、単語帳や文法書だけでなく、英語ニュースを聞いたり、意見を英語でまとめたりといった“アウトプット型の練習”を取り入れることが、スコアアップへの第一歩になります。


1.2 上智大学がTEAPを採用している理由

上智大学が数ある英語試験の中で、なぜTEAPを重視しているのか。

その背景には、大学の教育方針とTEAPの目的が一致しているという大きな理由があります。


上智大学は、国際色豊かなキャンパスと英語教育の充実度で知られています。

授業の多くが英語で行われ、留学生や海外志向の学生が多く在籍しています。

そのため、入学前の段階から「実際に使える英語力」を持つ学生を求めており、TEAPはまさにその指標として理想的なのです。


TEAPが評価される主な理由を挙げると、次の3つにまとめられます。


  1. 4技能を公平に測定できる   英語の「読む・聞く・書く・話す」を総合的に評価できるため、大学で必要な英語運用能力を事前に確認できます。上智大学の授業では、ディスカッションやプレゼンテーションも多いため、スピーキング力やライティング力を重視する傾向があります。

  2. 上智大学と共同開発されている信頼性   TEAPは上智大学と英検協会が共同で開発した試験です。そのため、大学側はテスト内容を深く理解しており、入学後の学習に直結する英語力を測るのに最も適しているとされています。

  3. 公平で汎用性の高いスコア評価   TEAPのスコアは技能別に細かく評価されるため、学生一人ひとりの得意・不得意を明確に判断できます。上智大学ではこれを、書類審査や面接の際の参考資料として活用するケースもあります。


たとえば、総合型選抜や公募推薦では、TEAPのスコアが出願資格として使えることも多く、一般入試では英語試験の代替としてスコア提出が認められています。

つまり、TEAPで高スコアを取っておけば、上智大学入試の複数の方式で有利に働くというわけです。


上智大学がTEAPを重視する理由は、「実践英語力こそが学びの基礎」だからです。


単なる点数勝負ではなく、英語を「使って学ぶ力」を持つ学生を求めている——それが上智の姿勢といえます。


1.3 TEAPと英検・TOEICとの違いとレベル比較

上智大学の入試では、英語力の証明として「TEAP」以外にも、英検やTOEIC、TOEFLなどが利用できる場合があります。

ですが、それぞれの試験の目的や測定内容がまったく異なることは意外と知られていません。


まずはTEAPと他の代表的な試験との違いを整理してみましょう。

試験名

主な目的

測定技能

特徴

TEAP

大学での学習に必要な英語力を測る

4技能(読む・聞く・書く・話す)

上智大学と英検協会が共同開発。大学入学後を想定した設問が多い

英検

一般的な英語運用力を評価

4技能(級による)

難易度が幅広く、国内での知名度が高い

TOEIC

ビジネス英語の理解度を測る

主にリスニング・リーディング

実務的な英語能力を測定。大学入試には不向き

TOEFL iBT

留学・海外大学進学向け

4技能

海外大学出願に必要な国際標準テスト

この比較表からも分かるように、TEAPは大学でのアカデミック英語に特化した試験です。


たとえば、リーディングでは論文やニュース記事の要約が出題され、リスニングでは講義音声を聞いて要点を整理する設問があります。

また、ライティングでは「意見を英語でまとめる力」、スピーキングでは「自分の考えを論理的に述べる力」が求められます。


一方で、TOEICは職場で使うビジネス英語、英検は一般的な英語力の証明が目的です。

そのため、上智大学が求める“大学で学ぶための英語力”を示すにはTEAPが最も適しているといえます。


レベルの目安をざっくり示すと、次のようになります。

TEAPスコア

英検換算の目安

CEFRレベル

英語力の目安

350点以上

英検準1級〜1級

B2〜C1

上智の国際教養・外国語学部レベル

300点前後

英検2級〜準1級

B2

一般的な合格ラインに届くレベル

250点未満

英検2級未満

B1以下

出願条件を満たさない場合もある

上智大学の人気学部では、300点台後半を取れている受験生が多い傾向にあります。

ただし、英検準1級を持っているからといって必ずしもTEAPでも同等の点が取れるわけではなく、「大学英語の思考型問題」に慣れていないと点数が伸びにくい点には注意が必要です。


TEAPは“英語力+思考力”を問う試験です。 

単語や文法の暗記だけではスコアが伸びづらく、設問の意図を理解し、論理的に考える力が重要になります。


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▶︎2. 上智大学でTEAPが使える入試方式と点数の目安


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「上智大学を受けるなら、TEAPを受けた方がいいの?」

「どの入試で何点あれば有利なの?」


こうした疑問を持つ人はとても多いです。


実際、TEAPは上智大学の複数の入試方式で使える重要な英語資格になっています。

ここでは、利用できる入試の種類と、目指すべきスコアの目安を整理していきます。


2.1 TEAPスコア利用入試の仕組みと活用学部

上智大学では、「TEAPスコア利用入試」と呼ばれる方式があります。

これは、TEAPのスコアを英語科目の代わりに提出できる入試方式で、試験当日に英語の筆記試験を受ける必要がありません。TEAPスコアは400点満点で、合計点を大学側が独自に換算して合否判定に反映します。


この方式を導入している学部は、外国語学部・国際教養学部・文学部・法学部・経済学部などが中心です。

特に英語力を重視する外国語学部や国際教養学部では、TEAPスコアが合否に直結する重要な評価項目となります。


利用のポイントは次の通りです。


  • 出願条件として「TEAP◯点以上」が設定される学部がある

  • TEAPスコアを提出すれば、英語試験の一部または全部を免除できる

  • TEAP以外の英語資格(英検、TOEFLなど)も併用可能な場合がある


つまり、TEAPで高得点を取っておけば、入試本番で英語試験を受けなくても良くなる可能性があるということです。


英語が得意な人にとっては、これが大きなアドバンテージになります。


2.2 総合型選抜・公募推薦でのTEAPの役割

上智大学では、総合型選抜(旧AO入試)や公募推薦でもTEAPスコアを利用できます。

この場合、スコアは出願資格として使われるケースが多いです。


たとえば、外国語学部や国際教養学部では、出願時に「TEAP〇点以上」や「英検準1級相当」といった条件が課されることがあります。

また、総合型選抜ではTEAPスコアが英語力証明書類として扱われ、面接や書類審査での評価にも影響します。


一般的な傾向としては以下の通りです。


  • 外国語・国際教養系:320〜350点以上が望ましい

  • 文学部・総合人間科学部:300〜330点程度

  • 法学部・経済学部:280〜320点前後


このように、学部によって求められるスコアの水準は異なりますが、TEAP300点以上が一つの基準ラインになります。

特に出願資格として定められている場合、スコアが足りなければそもそも受験できないため、早めの受験とスコア管理が大事です。


TEAPは“入試本番の代わり”にも“出願の条件”にもなる二面性を持っています。

そのため、上智大学志望者にとっては最も戦略的に活用すべき試験のひとつといえるでしょう。


上智大学の公募推薦では、TEAPスコアだけでなく、評定平均や課外活動の実績も重要な評価ポイントになります。 

これらがどのように見られているのか、実際の選考基準を知りたい方はこちらの動画が参考になります。



【動画】 『上智大学公募推薦|評定平均・英語資格・実績はどこまで見られる?総合型選抜対策塾EQAOの塾長が徹底解説』



2.3 一般入試と総合型選抜の違いと注意点

TEAPスコアの利用方法は、一般入試と総合型選抜で大きく異なります。


一般入試では、TEAPスコアが「英語試験の得点に換算される」形式です。

一方で、総合型選抜や公募推薦では、スコアが「資格証明」や「英語力の裏付け」として扱われます。


つまり、一般入試では“得点化”、総合型では“評価資料化”という違いがあるのです。


また、注意したいのが「換算基準は学部によって違う」という点です。

同じ300点でも、学部ごとに英語配点に換算する方法が異なるため、合格者の平均スコアには幅があります。

さらに、年によって基準スコアが変更されることもあるため、毎年の入試要項を必ず確認するようにしましょう。


受験スケジュールの面でも、TEAPは年に複数回実施されます。

上智大学の出願スケジュールに間に合うよう、高校2年の冬〜高3の夏には受験しておくのが理想です。


1回目で思うような点数が取れなくても、複数回受験してベストスコアを提出できる点もTEAPの強みです。


入試方式によって、TEAPの意味が変わる——。

この違いを理解しておくことで、出願戦略をより有利に立てられます。



▶︎3. TEAPスコアが合否を左右する!上智大学入試で見られるポイント


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上智大学の入試では、英語力をどのように評価するのか。

ここを理解しておくと、「TEAPで何点を取ればいいのか」「どの技能を重点的に伸ばすべきか」が一気に明確になります。


実は、上智大学では単に“スコアの高さ”だけではなく、スコアの中身や4技能のバランスまで細かく見られています。


3.1 上智大学がTEAPをどう評価しているか

上智大学は、英語を「学問に使えるツール」として捉えています。

つまり、受験英語の得点力よりも、実際に英語で考え、伝える力を重視しているのです。この考え方は、上智が掲げる教育理念「for Others, with Others(他者のために、他者とともに)」にも通じています。


TEAPはまさにその方針に合致した試験。

スコアを評価する際も、単に合計点を見るのではなく、4技能それぞれの得点バランスを重視する傾向があります。


たとえば、以下のようなケースでは注意が必要です。


  • リーディング・リスニングが高くても、スピーキングが極端に低い

  • ライティングで意見が論理的にまとまっていない

  • 4技能のうち1つが極端に弱い


このような場合、合計スコアが基準を超えていても、「実践的な英語力が不足」と判断される可能性があります。


上智大学では“バランス型の英語力”こそが合格のカギなのです。


3.2 TEAPスコアの換算・評価方法の仕組み

上智大学では、TEAPスコアを英語の得点に換算して使用します。


換算基準は年度や学部によって異なりますが、一般的に以下のような傾向があります。

TEAPスコア

英語試験換算の目安(推定)

評価ランクの傾向

350〜400点

英語満点近い評価

A〜Sランク

320〜349点

高評価・安全圏

Bランク

280〜319点

平均的評価

Cランク

250点未満

基準未達の可能性

Dランク以下

このように、TEAP300点前後が合格最低ラインの目安とされています。

特に国際教養学部や外国語学部などの人気学部では、350点以上を取っておくと安心です。


ただし、注意したいのは「換算は単純な比例計算ではない」という点です。

スピーキングやライティングの出来が悪いと、同じ合計スコアでも評価が下がる場合があります。


上智大学では、“点数よりも実際の英語運用力”を重視しているため、受験生は技能ごとの得点バランスにも気を配る必要があります。


3.3 合否に影響する英語4技能のバランスとは

TEAPの4技能は、すべて独立した能力のように見えますが、実際には互いに深く関係しています。


上智大学が特に重視しているのは、自分の意見を根拠をもって伝える力。 

この力を発揮するには、4技能がバランスよく機能していることが欠かせません。


たとえば、以下のような受験生は苦戦しやすい傾向があります。


  1. リスニング中心の勉強ばかりで、ライティングが弱い

  2. 語彙は豊富でも、スピーキングで文が組み立てられない

  3. 文法にこだわりすぎて、自然な表現が出てこない


これらはすべて、「技能のバランス欠如」による失点パターンです。


逆に、各技能を少しずつ底上げし、平均して70〜80点台を維持できると、安定して合格圏に入ることができます。


4技能の理想的なスコア配分イメージは以下の通りです。

技能

理想スコア

評価ポイント

リーディング

80〜90点

内容把握・要約の正確さ

リスニング

80〜90点

講義理解・メモ取り能力

ライティング

70〜80点

論理構成・語彙表現力

スピーキング

70〜80点

一貫性・発音・即答力

上智大学では、特定技能だけ突出して高いよりも、すべての技能が安定して高得点である方が高評価につながります。

そのため、TEAPの勉強をする際は「苦手科目の底上げ」を意識することが大切です。


TEAPの合格スコアは“総合力の証明”。

単なる点数ではなく、「英語を学びに使える力」を磨くことこそが、上智大学合格への最短ルートです。


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▶︎4. 上智大学に合格するにはTEAPで何点取ればいい?学部別スコア目安と注意点


上智大学を目指す受験生が最も気になるのが、「実際に何点取れば合格できるのか」という点です。

TEAPは英検やTOEICとは異なり、大学によって評価基準が変わるため、具体的な合格スコアを知ることが大きな指針になります。


ここでは、学部別の目安スコアと、注意しておきたいポイントを整理します。


4.1 外国語・国際教養・文学部の目安スコア

まず、英語力が特に重視される外国語学部と国際教養学部、そして文学部です。

これらの学部では、TEAPスコアが直接合否に影響するほど重要な評価項目です。


一般的に、合格者が多く見られるスコア帯は以下の通りです。

学部

合格の目安スコア

安全圏スコア

備考

外国語学部

330〜350点

360点以上

英語4技能すべてを重視。特にスピーキングとライティングの配点が高い傾向

国際教養学部

320〜350点

350点以上

総合型選抜での利用率が高く、出願条件としても設定されやすい

文学部

300〜330点

340点以上

リーディングとライティング中心の評価が多い

外国語学部や国際教養学部では、授業がほぼすべて英語で行われるため、英語で思考・発信する力が求められます。


特にスピーキングでの「論理的な説明力」や、ライティングでの「一貫した構成力」がスコアに大きく影響します。


340点を超えると、合格の可能性が一気に高まるのがこの層の特徴です。

一方で、300点台前半だと「英語力はあるが発信力が不足」と判断されることもあるため、技能のバランスを意識しましょう。


4.2 法・経済・総合人間科学部の目安スコア

続いて、英語以外の専門性を重視する学部の目安です。

法学部や経済学部、総合人間科学部などでは、英語が合否の“補助要素”として扱われるケースもありますが、スコアが高いほど有利であることに変わりはありません。

学部

合格の目安スコア

安全圏スコア

備考

法学部

280〜310点

320点以上

リーディング重視。文章理解力が問われる

経済学部

280〜320点

330点以上

データや論理展開を英語で理解できる力を評価

総合人間科学部

300〜330点

340点以上

バランス型の英語力を求める傾向が強い

これらの学部では、外国語学部ほど高得点を求められませんが、300点が一つの明確な合格ラインです。


特に経済学部では、英語長文にデータやグラフを絡めた読解問題が出題されることがあり、読解のスピードと正確さが鍵になります。


また、総合人間科学部では面接や自己推薦書での「英語活動の実績」が重視されるため、TEAPスコア単体だけでなく、「4技能でどのように成長しているか」をアピールできるとより効果的です。


4.3 学部ごとに異なる評価傾向と注意点

ここまで紹介したスコアはあくまで目安ですが、実際の合否に影響を与える要素は「点数」だけではありません。

上智大学では、スコアの中身=どの技能で高得点を取っているかが非常に重視されます。


たとえば、同じ320点でも次のような違いがあります。


  • Aさん:リーディング95点・リスニング90点・ライティング70点・スピーキング65点

  • Bさん:各技能80点ずつで計320点


この場合、評価が高くなるのはBさんです。

理由は、大学が求める「英語を使って考え、発信する力」が4技能に均等に現れているからです。


つまり、合計点よりも「偏りの少なさ」が重要になります。


また、もう一つの注意点は年度による変動です。

TEAP利用入試の人気が高まるにつれ、近年は合格者の平均スコアが上昇傾向にあります。数年前は300点台前半で合格できていた学部でも、現在は340点以上が目安になっているケースもあります。


最後に、受験生がよく陥る3つの失敗パターンをまとめておきます。


  1. 得意技能に偏った勉強でスコアが伸び悩む   →苦手技能を優先して練習し、バランスを整えることが重要。

  2. 出願時期に間に合わないスケジュール設定   →高3の夏までに1回目の受験を済ませ、秋には目標スコアに届くよう計画する。

  3. 「最低点でいい」と考えてギリギリを狙う   →合格者の多くは目標+20点を目指して余裕を持つ。

上智大学を本気で目指すなら、最低ラインではなく“安全圏スコア”を狙うのが鉄則です。

その意識が、結果的にTEAP全体の実力を底上げしてくれます。


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▶︎5. 上智大学に合格するためのTEAPスコアアップ勉強法


「あと20点上がれば上智大学に届くのに…」

そんな悩みを抱える受験生は少なくありません。


TEAPは英語4技能をすべて問われる試験なので、やみくもに勉強してもスコアは伸びにくいです。


ここでは、上智大学を本気で目指す人のために、効果的な学習スケジュールと技能別の伸ばし方、実践的なトレーニング法を紹介します。


5.1 効率的な学習スケジュールの立て方

TEAP対策のポイントは、「短期集中」ではなく「継続的な4技能強化」です。

スコアを安定して伸ばすには、半年〜1年単位で計画を立てるのが理想です。


以下は、TEAP300点→350点を目指す受験生向けの一般的な学習プラン例です。

期間

学習目標

重点項目

学習時間目安

〜3か月目

基礎英語力の再確認

文法・語彙・リーディング

1日2時間程度

4〜6か月目

4技能トレーニングの導入

リスニング・ライティング

1日3時間程度

7〜9か月目

実戦演習中心に切り替え

模試・過去問演習

1日3〜4時間

10か月目以降

スコア分析・弱点補強

苦手技能の徹底復習

1日2〜3時間

重要なのは、毎回の模試結果をもとにどの技能を伸ばすか明確に決めることです。

得意な技能ばかり練習しても、総合スコアは上がりません。


たとえばリーディングが得意なら、次はライティングやスピーキングに力を入れるなど、「弱点を先に伸ばす逆算スケジュール」を意識するのがおすすめです。


5.2 各技能別の伸ばし方(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)


■リーディング

長文を読むスピードと理解度の両立が求められます。

ポイントは「設問の意図を読む」こと。TEAPでは単なる内容一致問題ではなく、要約力・主張理解力を問う問題が多いため、英文の「論理構造」を意識して読む練習が有効です。


おすすめの練習法:

  • 英語新聞の記事を1日1本、3分以内で要約する

  • 英文の接続詞(however, thereforeなど)に注目して流れをつかむ


■リスニング

大学講義形式の音声や、会話文の要点把握が中心です。

リスニングのコツは「聞き取ろうとしすぎない」こと。全単語を理解しようとせず、話の展開・論点の流れを意識して聞くとスコアが安定します。


おすすめの練習法:

  • TEDやBBCの短い講演を毎日1本シャドーイング

  • 聞いた内容を日本語で要約して、理解のズレを確認する


■ライティング

最も点差がつきやすいパートです。

TEAPでは「意見+理由2つ+結論」という構成が基本。文法ミスよりも、一貫した論理展開が評価される傾向があります。


おすすめの練習法:

  • 1日1題、80〜100語でエッセイ練習

  • 書いた文章をオンライン添削サービスや講師に見てもらう

  • 書く前に「主張・理由・結論」を3行でメモしてから作文


■スピーキング

多くの受験生が苦戦する技能です。

スコアアップには「英語を話す量」と「即答力」の両方が重要。TEAPでは、準備時間が短くても自分の意見を言えるかが問われます。


おすすめの練習法:

  • 英語で日記をつけて、毎日1文を声に出して話す

  • オンライン英会話で“15秒以内で意見を言う”練習

  • 自分の声を録音し、文法ミスや発音をチェック


4技能をバランスよく伸ばすことが、TEAPでの安定した高得点につながります。

どれか1つでも欠けると、上智大学が求める「使える英語力」には届きません。


5.3 模試・過去問・フィードバック活用法

TEAPスコアを効率的に上げるためには、「受けっぱなし」にしないことが大切です。

模試や過去問を解いたら、必ず「なぜ間違えたのか」「どの技能が伸びていないのか」を分析し、次の勉強に活かします。


効果的な活用法は以下の通りです。


  1. 模試後48時間以内に復習する   人間の記憶は2日で半分以上忘れます。間違えた問題をすぐに分析し、改善策を立てましょう。

  2. 各技能を別フォルダで管理   ノートやアプリで技能ごとに弱点を分類。苦手テーマ(例:環境・教育・文化など)を見える化します。

  3. 本番想定の練習を積む   試験時間と同じ制限を設け、解く順番・メモの取り方を事前に確立。試験当日の焦りを防ぎます。


TEAPでは、模試や過去問の“質”も非常に重要です。

可能であれば、上智大学志望者が多く受ける実戦形式の模試を利用し、出題傾向に慣れておくとよいでしょう。


スコアアップの鍵は「分析力」と「継続力」。

同じ時間勉強しても、間違いを“放置する人”と“次に生かす人”では、数か月後に50点以上の差がつくこともあります。


上智大学のTEAP入試では、「何点取るか」よりも「どうやってその点に到達したか」が評価につながります。つまり、勉強の過程で4技能をバランスよく鍛えられた人ほど、最終的に合格に近づけるのです。


TEAPは努力を“見せる試験”です。

毎日の練習を積み重ね、1回の受験ごとに自分の成長を確認していくことが、上智合格への最短ルートになります。


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▶︎6. 上智大学でTEAPは何点取ればいい?EQAOなら目標スコア突破が現実に


ここまでで、上智大学のTEAP入試について「どのくらいの点数を取ればいいか」「どんな勉強をすればいいか」が見えてきたと思います。


しかし、実際に320〜350点を安定して取るのは簡単ではありません。

特に英語4技能をすべて強化するには、正しい方法と一貫したサポートが必要です。


そんな中で注目されているのが、上智大学・総合型選抜入試に特化した指導塾「EQAO」です。


EQAOでは、TEAP対策を中心に、志望理由書・小論文・面接までを一貫してサポートしています。

ここでは、EQAOの特徴と、どんな受験生に向いているのかを詳しく紹介します。


6.1 EQAOのTEAP・総合型選抜対策の強み

EQAOの最大の特徴は、上智大学合格者が多数在籍する講師陣と、大学入試を熟知した社会人講師による二重サポート体制です。


講師の約8割が上智大学生で、残り2割は早慶以上の出身。

受験をリアルに経験した先輩たちが、どのようにTEAPで点数を伸ばしたのか、どのように書類を仕上げたのかを具体的に伝えてくれます。


EQAOのTEAP対策が他と違うのは、単なる英語学習ではなく、「上智大学で求められる英語力」に直結したトレーニングを行う点です。


主な強みは次の通りです。


  • 技能別トレーニング リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングをそれぞれ強化。

  • 実戦型模試演習 TEAP本番の形式に完全準拠した模試で実力を可視化。

  • 個別カリキュラム 生徒のスコアデータを分析し、弱点に合わせたプランを作成。

  • 4技能バランスアップ指導 苦手分野を徹底的に克服するためのフィードバック体制。

また、EQAOでは英検・TEAPなどの英語資格の取得サポートも行っており、TEAP対策と同時に英検準1級を目指す生徒も多いです。


この「複数資格併用戦略」により、出願資格を満たすだけでなく、英語力全体を底上げできるのが大きな魅力です。


EQAOの指導は、点数を上げるだけでなく“合格できる英語力”を育てる仕組み。単にスコアを取る練習ではなく、「大学で活躍できる英語力」を磨くことを目的としています。


6.2 TEAPスコアから小論文・面接まで一貫サポート

上智大学の入試は、TEAPだけでは完結しません。


特に総合型選抜や公募推薦では、出願書類・小論文・面接・グループディスカッションといった総合力が求められます。


EQAOの特徴は、これらすべてを一貫してサポートできることです。

たとえば、TEAP対策で培った英語力をそのまま面接やスピーチ練習に活かし、ライティング練習を志望理由書や学習計画書の作成につなげるなど、学びを“合格に直結させる設計”になっています。


EQAOの具体的なサポート内容:

  • 志望理由書・自己推薦書の個別添削   大学の教育理念や研究内容を踏まえた構成にブラッシュアップ。

  • 小論文対策   出題テーマに即した論理的文章の構成・表現力を指導。

  • 面接・スピーチ練習   上智大学出身講師が実際の質問傾向をもとにトレーニングを実施。

これにより、TEAPスコアでアドバンテージを取りつつ、「英語で考え、伝える力」を書類や面接でも発揮できるようになるのがEQAOの最大の強みです。


また、全国どこからでも受講できるオンライン指導にも対応。

海外在住者や地方在住者でも、同じクオリティの授業が受けられます。


6.3 「今のスコアでも上智を目指せる」EQAOからのメッセージ

TEAPで300点前後のスコアを持つ受験生から、よくこんな声を聞きます。

「この点数じゃ上智は無理ですよね?」


しかし、EQAOの講師たちは口を揃えてこう言います。

「今の点数は“スタートライン”にすぎません。」


EQAOでは、過去の受講生の多くが3か月〜半年でスコアを40〜60点アップさせています。

特にライティングとスピーキングの伸びが顕著で、これが合格率94%以上という実績につながっています。


さらに、上智大学を知り尽くした講師陣が、生徒一人ひとりの学習計画をフルオーダーメイドで作成。

忙しい高校生活の中でも、確実に成果を出せるような勉強サイクルを一緒に設計してくれます。


「自分のスコアでは届かない」と思っている人ほど、EQAOの指導で変われる可能性があります。


スコアアップだけでなく、英語で自信を持って自分を表現できるようになる——。

それこそが、上智大学が本当に求めている力です。


もし今、「TEAPは何点取ればいいのか」「自分に上智は無理かも」と感じているなら、一度EQAOの無料相談を利用してみてください。 

スコアの分析から学習計画の立て方まで、具体的なアドバイスが受けられます。


上智大学合格は、“戦略と環境”で決まります。

正しい方法と伴走してくれる指導者がいれば、あなたの可能性は確実に広がります。



▶︎上智大学のTEAP対策ならEQAOにお任せください。

上智大学に特化したEQAOでは、TEAPスコアアップから小論文・面接までを一貫サポートしています。

講師の約8割が上智大学生だからこそ、本番で求められる「使える英語力」を徹底的に伸ばせます。

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