志望理由書の書き出しに必要な3つの要素|大学が評価する導入文の作り方
- 株式会社EQAO教育グループ

- 2025年12月25日
- 読了時間: 19分

▶︎1. 志望理由書の書き出しで合否が変わる理由

大学入試における志望理由書の書き出しは、単なる導入文ではありません。読み手である大学の先生が最初に目にする「第一印象の要」であり、ここでの印象がその後の評価を大きく左右します。
特に総合型選抜(旧AO入試)や推薦入試では、書き出しの数行で“この受験生は何を考え、なぜこの大学を選んだのか”という軸が伝わるかどうかが重要になります。
多くの受験生が悩むのは、どのように書き出せば「本気度」や「必然性」を伝えられるのかという点です。実際、評価者の心をつかむ書き出しができるかどうかで、同じ内容の志望理由書でも評価が大きく変わります。
書き出しは“文章全体の方向性を決める羅針盤”であり、最初の一文が合否を左右するといっても過言ではありません。
1.1 書き出しが文章全体の印象を決める
志望理由書の書き出しは、読者にとっての「あなたの第一印象」です。ここでの一文が具体的で明確であれば、続きを読みたいと思わせる効果があります。
逆に、ありきたりな表現や抽象的なフレーズで始めてしまうと、「どの大学にも通じる内容」とみなされ、印象が薄くなってしまいます。
たとえば、
「私は人を助ける仕事がしたいと考えています。」
という書き出しはよく見られますが、“なぜその思いに至ったのか”や“どのような経験が背景にあるのか”が抜け落ちています。大学が知りたいのは、あなたの思考の根拠とそこに至るストーリーです。
一方で、
「中学生の頃、地域ボランティアで出会った高齢者との交流を通じて、人の支えが社会を変える力になることを実感しました。」
このように経験から出発する書き出しは、自然に読み手を引き込み、「この学生はどんな経験をして、なぜこの大学を選んだのだろう」と関心を持たせます。
良い書き出しとは、“次を読みたくなる書き出し”です。
1.2 大学が評価するのは「必然性」と「一貫性」
大学が志望理由書の書き出しで最も注目しているのは、「なぜこの大学・この学部でなければならないのか」という必然性です。
単なる憧れや印象ではなく、自分の過去の経験・興味関心と大学の学びがどうつながるのか、明確に説明できるかが評価の鍵になります。
たとえば、
過去の経験 → 「高校でのボランティア活動」
興味関心 → 「社会福祉と心理支援の融合に関心」
学びの接続 → 「○○大学の人間科学部で、心理と社会福祉を統合的に学べるカリキュラム」
このように“自分のストーリーと大学の学びが一本の線でつながっている”ことを示せる書き出しは、大学側に「入学後の学びのイメージができる学生」として好印象を与えます。
一方、抽象的な一般論や「社会のために役立ちたい」という漠然とした動機では、他の受験生との差別化ができません。
大学が求めているのは、“自分の経験をもとに、学びを言語化できる力”です。
1.3 書き出しがうまくいかない受験生の共通点
志望理由書の書き出しでつまずく受験生には、いくつかの共通パターンがあります。
抽象的な一般論から始めてしまう
例:「私は人の役に立つ仕事がしたいと思っています。」
どの大学にも通用する文章になっている
例:「貴学の教育方針に共感しました。」(理由が書かれていない)
経験や問題意識が唐突に登場している
例:「子どもの貧困に興味があります。」(なぜ興味を持ったのかが不明)
これらはいずれも、“自分自身のストーリー”が欠けている書き出しです。大学は「あなたがどんな人で、なぜその学びにたどり着いたのか」を知りたがっています。
したがって、良い書き出しを作るには、
① 自分の経験を棚卸しし、
② 興味関心が生まれた背景を掘り下げ、
③ それを大学の学びと自然につなぐこと
が不可欠です。この3つの流れを踏まえることで、あなたにしか書けない“志望理由書の書き出し”が生まれます。
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▶︎2. 大学が評価する志望理由書の“良い書き出し”とは

志望理由書の書き出しで大学が評価するポイントは、「自分の経験や興味関心と大学の学びがどれだけ必然的につながっているか」という点にあります。
単なる「入りたい」という気持ちの表明ではなく、“なぜその大学・その学部でなければならないのか”を明確に語れるかどうかが、合否を分ける重要な基準です。
大学側は、受験生の志望理由書を通じて「入学後に自分で考え、学び、成長していけるか」を見ています。
そのため、書き出しの一文から受験生の思考の深さや誠実さが伝わる構成が求められます。
2.1 「なぜその大学・学部でなければならないのか」を明確にする
志望理由書の書き出しで最も重視すべきは、「なぜこの大学なのか」という問いに対する明確な答えです。
大学の教育理念、研究テーマ、学部の特色などに基づいて、自分の経験や興味とどう結びつくかを冒頭で示すことで、読み手の印象は格段に良くなります。
たとえば:
「地域医療に貢献したいという思いから、地域包括ケアの研究に力を入れている○○大学△△学部を志望しました。」
このように、志望理由の根拠が「大学の強み」に直結していると、“この大学を理解したうえで志望している”という姿勢が伝わります。
一方、次のような書き出しは印象が弱くなります:
「医療の分野に興味があり、幅広く学べる大学を志望しました。」
この表現では、「なぜこの大学なのか」が読み取れません。大学が評価するのは“受験生の視点”ではなく、“大学の特性を理解したうえでの動機”なのです。
良い書き出しは、大学と自分の接点を具体的に描き出しているかどうかで決まります。
2.2 経験から興味関心への“自然な流れ”を作る
大学が評価するもう一つのポイントは、自分の経験や体験から興味関心へと自然につながる流れがあるかどうかです。
唐突に「○○に興味があります」と書くのではなく、どんな経験を通してその関心を持つようになったのかを一文でつなぐことが重要です。
たとえば:
「高校時代、地域の子ども食堂でボランティアをした経験から、子どもの貧困問題に関心を持ちました。貴学社会学部で、この課題の背景を多面的に学びたいと考えています。」
このように、“経験 → 興味 → 学び”の流れが自然であることが、大学に「この学生は本当に学びたいことを持っている」と伝える鍵になります。
逆に、次のような例は注意が必要です。
「社会問題に興味があり、社会学部を志望しました。」
このような一般的な表現では、具体性がなく説得力に欠けます。
大学が評価するのは“興味の存在”ではなく、“興味に至る過程の論理性”です。
2.3 読み手が感じる“志望の本気度”を伝える表現
大学は、志望理由書の書き出しから受験生の本気度を見抜いています。
そのため、文章のトーンや語彙の選び方にも注意が必要です。受験生が自分の言葉で考え、感じ、行動してきたことが伝わる文は、評価者の心を動かします。
たとえば、以下のような表現は高く評価されやすい傾向にあります。
「高校での探究活動を通して、地域の課題を自分の力で解決したいという思いが強まりました。○○大学△△学部では、その実現のための研究や実践ができると感じ、志望しました。」
このような書き出しは、自分の経験をもとにした具体的な行動や気づきを含んでおり、志望の熱意が自然に伝わります。
反対に、形式的でテンプレート的な表現(例:「貴学の教育方針に感銘を受けました」など)は、大学側に「自分の言葉で書かれていない」と判断される場合があります。
大学が評価する“良い書き出し”とは、事実の羅列ではなく、自分の言葉で語られた“納得感のある志望動機”です。
▶︎3. 避けるべきNGな志望理由書の書き出し3パターン

志望理由書の書き出しで失敗してしまう受験生の多くは、「書き方が分からない」というよりも、“どのように伝えたら評価されるのかを知らない”という状態にあります。
どんなに熱意があっても、書き出しの方向を誤ると、大学側にその思いは届きません。
ここでは、大学が評価しづらい「NGな書き出し」の典型的な3つのパターンを紹介し、それぞれの改善ポイントを解説します。
3.1 抽象的で中身のない一般論から始める
最も多いのが、「人の役に立ちたい」「社会に貢献したい」などの抽象的な表現で始まる書き出しです。
このような文章は一見立派に見えますが、具体性が欠けているため、大学側は「なぜそう思うのか」「どのような背景があるのか」を読み取れません。
例:
「私は社会のために貢献できる人間になりたいと考えています。」
このような書き出しでは、受験生一人ひとりの個性や経験が伝わらないため、どの大学にも当てはまる印象になってしまいます。
改善例:
「高校2年のときに地域清掃ボランティアに参加し、人との関わりを通じて地域の笑顔が広がる瞬間を体験しました。この経験から、人々の暮らしを支える仕組みづくりに関心を持ちました。」
このように、経験を起点に「なぜそう思うようになったのか」を具体的に書くことで、書き出しにリアリティと説得力が生まれます。 大学は“理想”ではなく、“実体験から生まれた志望理由”を評価します。
3.2 どの大学にも通用する内容になっている
次に多いのが、「どの大学でも通じるような志望理由」になってしまうパターンです。
このタイプの書き出しは、大学の特色やカリキュラムとの関連がなく、“本当にうちの大学を理解しているのか?”と疑問を持たれてしまいます。
例:
「貴学の教育理念に共感し、志望しました。」
この一文は非常に多くの受験生が使いますが、大学の先生から見ると「何に共感したのか」が分かりません。
つまり、「大学理解が浅い」印象を与えてしまうのです。
改善例:
「貴学の“実践を通じて学びを深める教育方針”に共感しました。高校での探究活動で地域課題を調べた経験をもとに、実践的な学びをさらに発展させたいと考えています。」
このように、大学独自の理念やカリキュラムに自分の経験を重ねて書くことで、“自分ごと化された志望理由”に変わります。
どの大学にも使える内容ではなく、“この大学にしか当てはまらない志望理由”を書くことが、評価される書き出しの基本です。
3.3 経験や問題意識が唐突に登場している
もうひとつのよくあるミスが、「経験や問題意識がいきなり登場して、つながりが見えない」パターンです。
背景説明がないまま体験談を語り始めると、文章の流れが不自然になり、読み手は「なぜこの話をしているのか?」と戸惑ってしまいます。
例:
「子どもの貧困問題に興味があります。」
この一文だけでは、「どんなきっかけで関心を持ったのか」が分かりません。
いきなりテーマだけ提示するのではなく、そこに至るプロセスを簡潔に添える必要があります。
改善例:
「中学生のとき、地域の子ども食堂で学習支援をした経験を通じて、経済的な環境が教育機会に影響する現実を知りました。この経験が、子どもの貧困問題への関心の原点です。」
このように、“経験 → 気づき → 関心”という順序で書き出すことで、自然で読みやすい導入になります。
志望理由書の書き出しで大切なのは、文章のインパクトよりも“流れの自然さ”です。どんなに内容が良くても、唐突に始まると読み手は共感できません。
良い書き出しは、「読者が思わず続きを読みたくなる自然な流れ」を持っています。
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▶︎4. 志望理由書の書き出しに盛り込むべき3つの要素
大学が高く評価する志望理由書の書き出しには、共通する構成パターンがあります。
それは、単に「学びたい」と述べるのではなく、自分の経験・関心・学びたいテーマが一本のストーリーとしてつながっているということです。
つまり、「なぜその大学を選んだのか」を説明する前に、“自分がどのようにその興味を形成してきたか”を、書き出しの中で自然に表現する必要があります。
ここでは、大学が読み取っている3つの要素 ― 「きっかけ」「関心の理由」「学びたいテーマ」― を、それぞれの書き出し例とともに解説します。
4.1 きっかけとなった出来事(原体験)
良い書き出しの第一歩は、“なぜその興味を持つようになったのか”を説明することです。
きっかけとなった出来事(=原体験)を冒頭に置くことで、文章にリアリティと説得力が生まれます。
たとえば:
「高校時代、地域ボランティアで高齢者と接した経験から、人の支えが社会を変える力になることを実感しました。」
このように書くと、読み手は「なぜこの学生は福祉に関心を持ったのか」をすぐに理解できます。
大学は“あなたがどんな体験を通じて学びへの興味を得たのか”を知りたいのです。
原体験を書くときのポイントは、「具体的な状況」+「心の動き」を1〜2文で簡潔に描くこと。
単なる出来事の説明に終わらせず、「その経験から何を感じたか」を書くことで、読み手の共感を得られます。
4.2 興味関心の始まりとその理由
次に必要なのは、「なぜその分野に興味を持ったのか」を論理的に説明する部分です。
書き出しの中で、原体験と学問的関心をつなぐ「中間の一文」を入れると、ストーリーが自然になります。
たとえば:
「その活動を通じて、地域の課題を解決するには福祉だけでなく、心理や教育の観点も必要だと感じました。」
このように、“体験から生まれた気づき”を示すと、興味が一時的ではなく、深く考えた結果であることが伝わります。
反対に、
「その経験を通じて社会福祉に興味を持ちました。」
とだけ書くと、なぜそう思ったのかが不明瞭で説得力が弱くなります。
大学は、「思いつき」ではなく「理由のある関心」を評価します。
したがって、原体験から生まれた“気づき”や“問題意識”を、1文でつなぐことが重要です。
4.3 学びたいテーマ・課題意識の提示
最後に、書き出しの締めとして「これから何を学びたいのか」を明確に述べます。
大学が特に注目するのは、この部分です。なぜなら、入学後の学びの方向性が具体的に描かれているかどうかで、志望の本気度を判断できるからです。
たとえば:
「貴学の社会福祉学部では、地域社会を支える制度づくりについて学び、実践的に課題解決へ取り組みたいと考えています。」
このように、「大学名」「学部」「学びたい内容」を一文でまとめると、志望理由書全体の骨格が整う書き出しになります。
また、「何を学びたいか」だけでなく、“なぜそのテーマを学びたいのか”まで触れると、文章に厚みが出ます。
「社会問題の解決には、制度設計だけでなく、人の意識変化が欠かせないと感じたため、社会心理学の視点から学びたいと考えています。」
このように、経験から興味、そして学びたい内容へと自然につながる構成は、大学が最も評価する型の一つです。
志望理由書の書き出しは、“過去の経験から未来の学びへと続くストーリー”を描くことがポイントです。
▶︎5. 志望理由書の書き出しを作る4ステッププロセス
ここまでで、大学が評価する志望理由書の書き出しには「経験・関心・学びの接続」が重要であることを確認しました。
しかし、多くの受験生は「何から書き始めればいいのか」「自分の経験をどう整理すればいいのか」でつまずいてしまいます。
そこでここでは、EQAO式の考え方をもとに、誰でも自分の言葉で書き出しを作れる4ステッププロセスを紹介します。
この流れに沿って準備すれば、志望理由書の冒頭でしっかりと「自分らしさ」と「志望の必然性」を伝えられるようになります。
5.1 経験の棚卸し:過去を整理して素材を集める
まず最初のステップは、自分の過去を振り返って“学びのきっかけ”になった経験を洗い出すことです。
これをEQAOでは「経験の棚卸し」と呼びます。
過去を振り返る際は、勉強や部活動だけでなく、日常生活の中で印象に残った出来事も含めて構いません。 ポイントは、「心が動いた瞬間」を探すことです。
たとえば:
困っている人を助けたいと思った経験
授業やニュースを通じて興味を持った社会問題
部活動でチームや仲間との関わりを考えた体験
これらの中から、「なぜ印象に残っているのか」「何を感じたのか」をメモにしていきましょう。
書き出しの質は、どれだけ“自分の中の原体験”を掘り起こせるかで決まります。
5.2 問題意識の抽出:「なぜ?」を重ねて本質を掘る
次に行うのが、経験から生まれた“問題意識”を見つける作業です。
単に「○○が印象に残った」で終わらせず、「なぜ自分はそう感じたのか?」を何度も問い返してみましょう。
例:ボランティアで高齢者と関わった
→ なぜ印象に残った?
→ 会話を通じて、人と人とのつながりの大切さを感じた。
→ なぜそれが大切だと思った?
→ 孤立する人を減らす社会にしたいと思ったから。
このように“なぜ”を3回以上重ねることで、単なる出来事が「自分だけの学びのテーマ」に変わります。
EQAOではこの過程を「すき分析」と呼び、志望理由書の核となる部分を明確化していきます。
本質的な志望理由は、表面的な出来事の裏にある“自分の価値観”から生まれます。
5.3 大学の学びとの接続:理念・授業・教授との一致を見つける
次に、自分の関心や問題意識と、志望大学の学びを論理的に接続させます。
多くの受験生は「大学の名前を出せば良い」と考えがちですが、大学が評価するのは「理解の深さ」です。
具体的には以下の3点を調べてみましょう。
理念・教育方針:大学が掲げる学びの目的は何か?
授業・カリキュラム:どんな学び方ができるのか?
教授・研究テーマ:自分の関心に近い研究はあるか?
たとえば:
「地域課題の解決を重視する貴学の実践型授業に惹かれました。高校でのフィールドワークの経験を活かし、現場と連携した研究に挑戦したいです。」
このように、大学の特徴と自分の経験・目標を“接点”で結ぶことが、強い書き出しを生むコツです。
大学理解の深さが、志望理由書の説得力を決定づけます。
5.4 自然な導入文への落とし込み方
最後のステップは、ここまで整理した内容を自然な一文としてまとめることです。
書き出しでは、順序よりも「読みやすさ」と「流れの自然さ」を重視しましょう。
基本の構成は次の通りです。
原体験(きっかけとなった出来事)
そこから生まれた興味・問題意識
大学の学びへの接続
たとえば:
「高校での探究活動を通じて、地域の教育格差を感じました。その経験から、社会の仕組みを変えるには教育政策の理解が不可欠だと考えるようになりました。貴学教育学部で、教育制度と地域連携のあり方を学びたいと考えています。」
このように書くと、経験から学びへと自然につながる流れになり、読者に「この学生の志望理由は一貫している」と感じさせます。
書き出しは“最初に書く部分”ではなく、“最後に磨き上げる部分”です。
何度も書き直しながら、自分の言葉で自然に伝わる一文を作ることが大切です。
▶︎6. まとめ:志望理由書の書き出しから“自分の物語”を描こう
志望理由書の書き出しは、単なる「文章の始まり」ではなく、あなたの過去・現在・未来を一本の線で結ぶ“物語の入り口”です。
多くの受験生が「どのように書けば良いか」と悩みますが、最も大切なのは上手く書くことではなく、“自分の言葉で、自分の経験をどう表現するか”という姿勢です。
書き出しを丁寧に設計すれば、あなたの志望理由書は一気に説得力を増します。
ここでは、最後にもう一度、良い書き出しの本質と、EQAOがサポートできるポイントをまとめます。
6.1 書き出しが変われば、志望理由書は生まれ変わる
書き出しの数行を変えるだけで、文章全体の印象と伝わり方は驚くほど変化します。
抽象的な表現から具体的な体験に置き換えるだけで、あなたの思考や価値観が伝わり、「この学生の話をもっと読みたい」と思わせる文章に変わります。
たとえば、
「社会に貢献したい」 という表現を、
「地域の子ども食堂で、助け合うことで生まれる笑顔を見た経験から、社会に貢献する仕組みづくりに関心を持ちました。」
と書き換えるだけで、文章のリアリティが格段に上がります。
良い志望理由書は、“経験の深さ”ではなく、“言葉の具体性”から生まれます。
誰にでも書けるような一般論ではなく、あなた自身のエピソードを通して「なぜ学びたいのか」を語ることが、最初の3行で印象を変える最大の鍵です。
6.2 大学が求めるのは“自分の言葉で語る力”
大学が志望理由書を通して見ているのは、学力だけではありません。
それは、「自分で考え、自分の言葉で語れる力」です。
総合型選抜や推薦入試では、与えられた答えを述べるのではなく、自分で問いを立て、学びたい理由を説明する姿勢が求められています。
だからこそ、志望理由書の書き出しで大切なのは、「完璧な表現」ではなく「本音を言語化する勇気」です。
「私はこう感じた」「この経験を通じて考えが変わった」
「だからこそ、この大学で学びたい」
こうした一文こそが、大学の先生に「この学生は本当に学びたい人だ」と伝わるのです。
大学が評価するのは、表現の巧さではなく、思考の誠実さ。
どんな言葉で書くかよりも、「なぜその言葉を選んだのか」を考えることが、あなたらしい志望理由書への第一歩です。
6.3 EQAOの総合型選抜専門指導で、最初の3行から差をつける
EQAOでは、志望理由書の書き出しから結論までを一貫してサポートする総合型選抜専門指導を行っています。
受験生一人ひとりの「原体験」や「価値観」を丁寧に掘り下げ、文章として“自分の物語”に落とし込むことを重視しています。
EQAO指導の特徴は以下の3つです。
経験の棚卸しサポート:自分の強みや興味を具体化するワーク
志望理由構築メソッド(CRECマップ):思考を整理して論理的に構成
書き出し添削指導:最初の3行で印象をつかむ表現を個別アドバイス
このプロセスを通じて、受験生は「何を書けばいいか」ではなく、“どう考えて書くか”を身につけることができます。
書き出しの3行が変われば、あなたの未来は変わります。
EQAOは、あなたの中にある“本当の志望理由”を引き出し、それを言葉に変える伴走者です。
▶︎志望理由書の書き出しで差をつけたいなら、EQAOの専門指導へ。
志望理由書の書き出しは、あなたの“第一印象”を決める最も重要な部分です。
EQAOでは、経験の棚卸しから志望理由の構成、そして書き出しの添削まで、総合型選抜に特化した個別指導を行っています。
「何を書けばいいかわからない」「大学が求める書き出しが知りたい」という方でも、EQAO独自のCRECマップと原体験分析メソッドを通じて、自分だけの言葉で伝わる志望理由書を作成できます。
最初の3行で合否が変わる。
あなたの物語を言葉に変える第一歩を、EQAOと一緒に踏み出してみませんか?



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