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立命館大学経営学部のAO入学試験を徹底攻略|出願から面接まで完全対策

  • 執筆者の写真: 株式会社EQAO教育グループ
    株式会社EQAO教育グループ
  • 6月25日
  • 読了時間: 13分



▶︎1. 立命館大学経営学部のAO選抜入学試験(総合型選抜)の概要



1.1 総合型選抜とは何か?一般入試との違い

総合型選抜(AO入試)とは、学力試験だけでなく、個人の資質・意欲・活動実績などを重視して評価する入試方式です 

一般入試では学力テストの得点で合否が決まるのに対し、総合型選抜では、志望理由書や課外活動、面接を通じて、受験生の「これまで」と「これから」を総合的に判断します。


立命館大学経営学部のAO選抜(正式には「総合型選抜」)では、特に学修意欲の高さ、英語運用能力、国際的な視野を重視しており、型にはまらない多様な学生を迎え入れる制度設計となっています。受験生の多面的な魅力や成長可能性が評価されることから、自分自身の強みを論理的に伝える力が求められます。


1.2 経営学部 国際経営学科の「英語重視方式」とは

立命館大学経営学部の総合型選抜には複数の方式がありますが、国際経営学科で実施されているのは「英語重視方式」です これは、英語力を基盤に国際的なビジネススキルを育むことを目的とした選抜方式で、出願要件に英検やTOEFL、IELTSなどの英語スコア基準が設けられています。


この方式の特徴は、受験者の英語資格スコアだけでなく、志望動機や将来のビジョンも重視される点です。経営学部での学びと将来の国際的なキャリア形成に対する明確な意志を持つ受験者が評価されます。学力偏重ではなく「英語×実行力×志」の掛け合わせで評価される点が大きな特長です。


1.3 入試の目的と求められる人物像

この入試が目指すのは、単に英語ができる学生ではなく、「英語を使って何を実現したいか」を明確に持ち、それを実行に移す力がある人物です


具体的には以下のような力を持つ受験者が求められます。


  • 英語を活用した学術的・社会的挑戦に意欲を持つこと

  • 高校生活での活動実績(生徒会・国際交流・ボランティア等)を主体的に行ってきたこと

  • 経営学部での学びを通じて、国際社会で活躍したいという強い意志があること


英語力×行動力×問題解決力」という3軸がこの入試で評価されるキーポイントです。 

単なるテスト対策ではなく、自分自身の過去・現在・未来をつなぐストーリーを言語化することが成功の鍵となります。



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▶︎2. 出願資格と書類準備|立命館大学経営学部AO選抜入学試験(総合型選抜)に必要な条件



2.1 志望者が満たすべき出願資格と英語スコア要件

立命館大学経営学部の国際経営学科のAO入試(総合型選抜)「英語重視方式」では学力のみならず、英語力と活動実績、そして強い学修意欲が問われます。


出願には以下の条件をすべて満たすことが必要です。


  • 立命館大学経営学部国際経営学科を第一志望としていること

  • 高校卒業(または卒業見込み)等の大学入学資格を有していること

  • 指定された英語資格スコアを所持していること


英語資格の要件(いずれか1つを満たす):

  • 実用英語技能検定:2級以上かつCSEスコア2250点以上、または準1級以上

  • TOEFL iBT®:57点以上

  • TOEIC® Listening & Reading:650点以上

  • IELTS(Academic):Overall Band Score 5.0以上

  • TEAP(4技能):250点以上

  • GTEC(検定版・CBT):1165点以上

  • Duolingo English Test:85点以上


※重要:スコアは出願締切日から遡って2年以内に取得したものが有効です。

 TOEIC IP、TOEFL Home Editionなど一部形式は対象外となるため、事前確認が必須です。


2.2 提出書類の内訳とオンライン出願の流れ

出願は、オンライン出願システム「TAO(The Admissions Office)」を使用して行います。提出書類はオンライン提出と郵送提出の2種類に分かれます。


【オンライン提出書類】

  • 志望理由書(約1200字×2テーマ):  

    1. 学びたいテーマと高校での活動経験を踏まえた志望理由  

    2. 大学卒業後のキャリアビジョン(国際的視野)


  • 出願者申告書(各400字以内):  

    1. 高校での学習面に関する自己分析  

    2. 生徒会・課外活動・国際交流などの経験と志望理由の関係性


  • 英語資格証明書のPDF


  • 顔写真(3ヶ月以内、肩より上、無背景)


【郵送提出書類】

  • 高校の「調査書等」の原本 (日本語または英語、それ以外は公的翻訳が必要)


※注意:全書類の提出完了が出願完了とみなされます。オンライン提出だけでは不十分です。


2.3 出願日程・選考スケジュール・注意点

2025年度(参考:2024年実績)のスケジュールは以下の通りです。


  • 出願期間:2024年9月2日(月)10:00〜9月9日(月)23:00(JST)

  • 第一次選考結果発表:2024年10月11日(金)9:30(JST)

  • 第二次選考(個人面接):2024年10月20日(日)@大阪いばらきキャンパス

  • 最終合格発表:2024年11月6日(水)9:30(JST)


この入試は専願ではありませんが、同学部内での他方式との併願は不可です。また、提出書類の不備や出願ミスは選考対象外となるため、事前確認と余裕を持った準備が不可欠です。

全てのスケジュール・要件は、あくまで2025年度入試(2024年実施)時点の情報に基づいています。年度により変更される可能性があるため、必ず最新の募集要項を確認してください。



▶︎3. 志望理由書と出願者申告書の書き方|立命館大学経営学部のAO選抜入学試験(総合型選抜)対策



3.1 志望理由書(約1,200字×2)の書き方と構成ポイント

立命館大学経営学部の志望理由書では、「学びたいテーマ」と「将来のキャリアビジョン」を明確に伝えることが求められます。 

それぞれ約1,200字と分量も多いため、論理的で読みやすい構成が必要不可欠です。


■第一テーマ(学びたいテーマと高校での活動)

このテーマでは、過去の経験と大学での学びをつなげることが重要です。


構成の例

  1. 高校での取り組み(課外活動、生徒会、ボランティア等)の具体例

  2. その経験から得た問題意識や興味・関心

  3. 経営学部でどのような視点・方法で学びたいか

  4. なぜ立命館大学なのか、なぜ国際経営学科なのか


■第二テーマ(キャリアビジョン)

このテーマでは、将来の理想像を描くだけでなく、その実現のために大学で何を学び、どのように行動するかを言語化することが大切です。


構成の例

  1. 国際的に実現したい社会課題・事業・取り組み

  2. その背景にある個人的な動機や問題意識

  3. 立命館での学びや留学制度の活用

  4. 将来の具体的なキャリア像


志望理由書で最も大切なのは、「なぜ、あなただけがその学びに向いているのか」を論理的に伝えることです。


志望理由書を作成するうえで、「自分の軸」を見つけることが最も重要です。

以下の動画では、EQAO塾長がその方法について詳しく解説しています。書き出す前に一度視聴することをおすすめします。



3.2 出願者申告書(400字×2)の設問意図とアピール法

出願者申告書は、400字という限られた字数の中で、受験生の資質や経験をコンパクトにアピールする書類です。以下の2項目に分かれています。


■正課(学習面)の自己分析

  • 自分が高校でどのように授業・学習に取り組んできたか

  • 何に苦戦し、どのように乗り越えてきたか

  • 得意科目とその学びが経営学とどうつながるか


→「主体性」「学習意欲」「課題解決力」が伝わる内容を意識しましょう。


■課外活動・地域活動などと志望動機の関係

  • 高校生活で積極的に取り組んだ活動(例:国際交流、ボランティア、生徒会など)

  • その活動を通じて得た学びと価値観

  • その経験がなぜ経営学・国際ビジネスの学びにつながるのか


→「経験の具体性」と「将来への接続性」をセットで書くのがコツです。


3.3 EQAO式プロフィールの活用と差別化戦略

EQAOが提唱する「個性プロフィール」は、過去の活動・経験・思考を可視化し、自分自身の強みを発掘するための重要なツールです。


【個性プロフィールの活用ポイント】

  • 幼少期から高校までのあらゆる経験を「時系列」で書き出す

  • その時々に感じた「なぜ?」「どうしたい?」という内面を振り返る

  • 活動内容だけでなく、「動機」や「結果」を整理することで説得力のあるエピソードに昇華する


出願書類では、「なぜその選択をしたのか?」「どんな価値を感じたか?」という“動機”が一貫していることが、強力なアピール材料になります。

EQAO式の整理法により、他の受験生とは違った「オリジナルの志望理由書・申告書」を作成することができます。



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▶︎4. 面接対策|立命館大学経営学部のAO選抜入学試験(総合型選抜)の第二次選考を突破するには


4.1 面接の進行と質問の傾向(日本語+英語)

立命館大学経営学部のAO入試の第二次選考は、書類選考を通過した受験者に対して実施される個人面接です 面接時間は約15〜20分で、日本語・英語の両言語で行われる点が特徴です。


【面接の主な進行イメージ】

  1. 日本語での質疑応答(志望理由・活動経験の深掘りなど)

  2. 英語での質疑応答(英語運用能力と論理的思考を確認)

  3. 出願書類に基づいた質問・追加確認


【よく出る質問例】

  • 日本語  

    「なぜ立命館大学を選んだのですか?」  

    「高校生活で最も力を入れた活動は?」  

    「経営学に興味を持ったきっかけは?」


  • 英語  

    “Tell us about an international issue you are interested in.”  

    “How do you plan to use English in your future career?”  

    “What kind of business would you like to start in the future?”


面接は事前準備が9割です。 

特に英語パートは予想外の展開に焦らないよう、複数パターンの受け答え練習が必要です。


4.2 評価されるポイントと準備すべき内容

第二次選考では、志望動機の明確さだけでなく、「自分の言葉で語る力」「一貫性」「論理的思考力」が厳しく見られます。


主な評価ポイント

  • 出願書類との一貫性と矛盾のなさ

  • 経験に基づいた深い対話ができるか

  • 英語力だけでなく、英語を使った表現力・姿勢

  • 話す内容の論理性・説得力


【準備すべき対策】

  • 志望理由書・申告書の再読と想定質問への答えの準備

  • 日本語・英語での「自分を語るテンプレート」づくり

  • 最新の社会・経済・国際トピックを英語で説明できる練習


面接は、「質問の裏にある意図を読み取る力」も問われる高度な選考です。


4.3 面接練習で実力を引き出すEQAOの指導法

EQAOでは、受験生の特性に応じたオリジナルの面接対策を実施しています。単なる模擬面接ではなく、「自分のストーリー」を引き出し、言語化するトレーニングが中心です


EQAOの主な面接指導内容

  • 書類との整合性チェックと質問パターンの分析

  • 「話しながら考える力」を鍛える対話式トレーニング

  • 英語面接対策(文法よりも思考力重視)

  • 面接官視点でのフィードバックと修正


EQAOの指導では、「伝える内容」と「伝え方」の両面を徹底的に磨きます。 

受験生自身も気づいていない魅力を掘り起こし、合格に直結する表現力を育てていくことが可能です。



▶︎5. 合格への道筋|立命館大学経営学部のAO選抜入学試験(総合型選抜)で成功するスケジュールと実践法


5.1 合格者の年間スケジュールと準備法

立命館大学経営学部のAO選抜入学試験(総合型選抜)で合格した受験生の多くは、1年以上前から計画的な準備を進めています。 

試験直前の詰め込みでは対応できない情報収集・書類作成・面接対策が必要となるため、年間を通した行動計画がカギとなります。


合格者に共通する年間スケジュール例

  • 高校2年秋〜冬:

    • 自己分析の開始

    • 活動実績の記録・整理

    • 英語資格の受験(スコアクリアに向けた早期対策)


  • 高校3年春(4〜6月):

    • 志望理由書・申告書の骨子作成

    • 模擬面接の体験

    • 留学制度や学部カリキュラムの調査


  • 高校3年夏(7〜8月):

    • 書類のブラッシュアップ

    • 面接練習の本格化

    • 出願システムや提出物の最終確認


  • 出願・選考(9月以降):

    • 書類提出

    • 面接試験(10月)

    • 合格発表(11月)


スコア対策、書類作成、面接練習の3本柱を並行して計画的に行うことが、合格に直結する行動です。


5.2 評定平均と受験準備の両立方法

総合型選抜は学力試験がないため、誤解されがちですが、立命館大学では出願時に高校の「調査書」も評価の対象となります。

特に注目されるのが「評定平均値」です。指定された最低基準は設けられていませんが、3.8以上の成績を維持している合格者が多く見られます。


両立のポイント

  • 定期テスト対策を優先し、学習リズムを乱さないこと

  • 書類や面接準備は休日や放課後の時間を活用し、短時間でも集中して進める

  • 計画表を作成し、「学業」と「入試準備」を並列に配置する


評定が高いことは、「継続的な努力ができる人物」という証明になり、評価において大きな強みとなります。


5.3 活動実績(ボランティア・課外活動)の活かし方

立命館大学のAO選抜では、学力に加えて「主体的な行動力」が重視されます 

そのため、ボランティア、部活動、生徒会、地域活動、国際交流などの課外実績が高く評価されます。


評価されやすい活動の特徴

  • 自分が「起点」となって行動した実績

  • チームでのリーダーシップや課題解決の工夫

  • 社会課題への関心や視野の広さが伝わる内容


アピールする際のポイント

  • 活動の「背景」「目的」「自分の役割」「成果」「得た学び」を具体的に表現する

  • その経験が「なぜ経営学につながるのか」を明確にする


単なる羅列ではなく、経験と将来のビジョンをつなぐ「ストーリー」が評価されます。 

EQAOでは、これらの実績を言語化するためのテンプレート指導も行っており、志望理由書や面接対策に直結させることができます。



▶︎6. まとめ:立命館大学経営学部のAO選抜入学試験(総合型選抜)に合格するために必要なこと


6.1 学部の理念と自分の将来像のマッチング

立命館大学経営学部の国際経営学科は、「国際的視野でビジネス課題を発見・解決できる人材の育成」を理念として掲げています。この理念と、受験生自身の将来ビジョンがどれだけ一致しているかが、合否の大きな判断基準となります。


  • 「なぜ経営学か?」という問いに対し、自分の原体験を交えて答えられるか

  • 「なぜ国際的に活躍したいのか?」という動機が本物かつ具体的か

  • 「立命館大学でなければならない理由」を自分の言葉で説明できるか


合格者の多くは、“大学に合わせる”のではなく、“自分と大学が一致する理由”を明確に示しています。


6.2 一貫したメッセージで評価される書類・面接へ

AO入試は、提出書類から面接まで「一貫したメッセージ」が最も重視されます。


  • 志望理由書に書いた将来像と、面接で語るキャリアの方向性が一致しているか

  • 出願者申告書のエピソードと、面接で問われる活動内容に矛盾がないか

  • すべての発言・記述から、「なぜ自分がこの学部で学ぶべきか」が浮かび上がっているか


内容の一貫性は、「自分自身を深く理解していること」の証明でもあり、合格への大きな武器となります。


6.3 EQAOでの準備が合格を引き寄せる理由

EQAOでは、単なる「受験指導」ではなく、受験生一人ひとりの個性・経験・想いを引き出す本質的なサポートが行われています。


  • 志望理由書の構成・表現を丁寧にブラッシュアップ

  • 出願者申告書に「説得力のあるストーリー」を付加

  • 面接では質問の背後にある意図を読み取り、的確に返答する力を養成

  • 英語面接にも対応し、自信を持って自分を語れる練習を徹底


EQAOの指導を受けた受験生は、試験当日に「本来の自分」を最大限に発揮できる状態に仕上がっています。

合格を勝ち取るためには、制度の理解、自己分析、計画的な準備、そして信頼できるサポート体制が欠かせません。 そのすべてを備えた環境が、EQAOにはあります。



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