武蔵大学 総合型選抜を徹底解説|学部別の出願条件と対策法
- 株式会社EQAO教育グループ

- 7月25日
- 読了時間: 22分

▶︎1. 武蔵大学 総合型選抜とは?制度の特徴と他大学との違い

1.1 武蔵大学 総合型選抜(旧AO入試)の目的と評価基準
武蔵大学の総合型選抜は、単なる学力試験では測れない個性・適性・将来性を重視した入試制度です。
各学部の教育目標に沿って、自主性を持って学び、社会に貢献できる学生を選抜することを目的としています。
この入試制度では、評価の中心が「志望理由書・小論文・面接」に置かれており、点数よりも思考力・主体性・問題解決力が問われるのが特徴です。
一般選抜ではアピールしにくい、自分の経験や想いを評価してもらえるチャンスがあるため、学力以外の強みを活かしたい受験生には大きなチャンスと言えます。
武蔵大学が重視するのは「自ら調べ、自ら考える力」です。
これは、建学の理念「三理想」のひとつでもあり、入試でもそれに沿った評価が行われています。
志望理由書では将来像や大学での学びの動機を、面接では論理的な対話力や自己理解を、小論文では情報処理力や課題解決能力を見られます。
また、評定平均値や特定科目の成績に縛られない点も大きな特徴。
これは、受験生の多様な背景を認め、意欲と資質を多面的に見ようとする大学の姿勢を表しています。
そのぶん、提出書類や試験においての完成度が直接的に合否に影響するため、「どれだけ自己分析と対策をして臨んだか」が明暗を分けるポイントになります。
たとえば、忙しい学校生活の中で部活や課外活動に力を入れていた人や、特定の興味関心を持って探究してきた人などは、それらの経験を言語化し、どう大学で活かしたいかを伝えることがとても重要です。
1.2 武蔵大学 総合型選抜の試験内容と倍率の傾向
武蔵大学の総合型選抜では、主に「志望理由書」「筆記試験(小論文)」「面接」の3つの要素が評価対象となります。
これらはすべての学部・学科で共通して実施されており、選考の流れとしては第1次選考が書類審査、第2次選考が筆記試験と面接という2段階の構成になっています。
評価のポイントは「自分の言葉で語れるかどうか」。
書類や小論文で表現した内容を、面接で矛盾なく伝えられる一貫性が重要です。
形式的な模範解答ではなく、自分自身の体験や考えを掘り下げる姿勢が求められます。
試験の概要は以下の通りです。
第1次選考(書類審査)
調査書
志望理由書
活動実績や資格(学部により異なる)
第2次選考(筆記試験・面接)
小論文や総合問題(学部によって90分~80分)
個人面接またはグループ面接(方式は学部・方式ごとに異なる)
また、筆記試験では学部の方針に応じた出題がなされるため、自分が受験する学科の出題傾向を正しく把握しておくことが必須です。
■総合型選抜の倍率はどれくらい?
倍率に関しては、学部や年度によって差はあるものの、経済学部・人文学部では比較的低く、社会学部は高めの傾向が続いています。
以下は代表的な傾向です:
経済学部・人文学部:一般選抜に比べて1.0〜2.0ポイント程度低めの倍率
社会学部:総合型選抜でも約7倍前後の高倍率
国際教養学部:英語力の要件が高い分、倍率は比較的安定
このように、人気学部であっても総合型選抜の方が合格可能性が高い場合もあるため、一般選抜との比較を踏まえて戦略的に受験方法を選ぶのがポイントです。
ただし、倍率が低い=簡単というわけではありません。
自由度が高い分、「自分の考えを論理的に伝える力」がより強く問われる入試形式であることを忘れずに、じっくり対策を進めていきましょう。
1.3 他大学や他入試との違いと併願に関する注意点
武蔵大学の総合型選抜は、他大学や同大学内の他方式の入試と比較してもユニークなルールと制限があります。
受験を検討する際には、出願前にしっかり確認しておくことが大切です。
まず、他大学との併願は可能です。これは、国公立や他の私立大学の総合型選抜・推薦入試・一般入試との併用を考えている受験生にとって、大きなメリットとなります。
日程的にもバッティングしない限りは問題なく併願できます。
一方で、武蔵大学の入試同士で併願が制限されるケースがあるため注意が必要です。
■よくある注意点は以下の通りです:
総合型選抜と一般選抜の併願ができない場合がある → 一部学部では、選抜方式ごとに独立して選考されるため、同一年度に複数の方式を選ぶことができないケースがあります。
同一学部内での複数方式の併願が不可 → 経済学部のように複数の選抜方式(課外活動重視型/資格重視型)がある場合、どちらか一方しか出願できません。志望順位制度もあるため、あらかじめ希望の学科・方式を明確にしておく必要があります。
他学部・他学科との併願は日程が重なると不可 → 試験日が同じであれば、当然ながら物理的に両方を受験することができません。出願スケジュールと試験日程を必ずチェックしましょう。
さらに、学部ごとに選考基準が異なるため、同一人物を異なる「物差し」で評価できないという観点から、併願を制限している背景もあります。
この点は、他大学にはあまり見られない武蔵大学独自の特徴です。
「何学部で、どの方式で出願するのか」を早期に決めることが、出願戦略の第一歩です。
迷いながら複数の方式を検討していると、対策の準備時間が足りなくなるリスクもあります。
特に志望理由書や面接対策などは準備に時間がかかるため、方向性は夏前には固めておくのが理想です。
1.4 武蔵大学の教育理念とアドミッション・ポリシー
武蔵大学の総合型選抜で合格を勝ち取るには、大学が掲げる教育理念やアドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)を深く理解し、それに合致する人物像として自分をアピールすることが不可欠です。
武蔵大学の建学の精神は、「三理想」という言葉に凝縮されています。
東西文化融合のわが民族理想を遂行し得べき人物
世界に雄飛するにたえる人物
自ら調べ自ら考える力ある人物
この三理想をもとに、教育の基本目標は「少人数教育を通じて、自主的に学び、社会に貢献する人材を育成する」という点に置かれています。
実際に「ゼミの武蔵」とも言われるほど、少人数でのゼミナール教育に力を入れており、学生一人ひとりに目が行き届いた指導が徹底されています。
総合型選抜では、まさにこの「自ら考える力」「学びに対する意欲」が強く評価されます。
志望理由書でも「なぜ武蔵大学か」「なぜこの学科なのか」だけでなく、「その学びをどう社会に還元するか」という視点が求められます。
単なる学問的興味ではなく、自分の人生やキャリアにどうつなげていくかを具体的に伝えることで、大学の目指す人材像と一致することをアピールできます。
また、武蔵大学は英語教育や国際交流にも積極的で、留学制度や国際系の科目も豊富です。こうした教育環境に共感し、自分の将来像と接続して語れるかも重要な評価ポイントです。
たとえば「国際的な課題に取り組むためにPDPで英語力を高めたい」「アジア文化の研究を通じて異文化理解を深めたい」など、自分なりのビジョンを明確にすると説得力がアップします。
大学の理念を理解せずに志望理由を書くのは、ゴールのないマラソンを走るようなもの。
まずはしっかりとアドミッション・ポリシーを読み込み、それに沿った形で自分の強みや将来像を構築していきましょう。
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▶︎2. 武蔵大学 総合型選抜の出願資格と学部別要件まとめ

2.1 総合型選抜に共通する出願条件と出願資格の確認
武蔵大学の総合型選抜では、すべての学部・学科で共通の出願資格が定められています。
基本的には、高校卒業(または卒業見込み)であれば出願できますが、以下のような詳細条件を満たしている必要があります。
高等学校または中等教育学校を卒業、または卒業見込みであること
通常の課程による12年の学校教育を修了、または修了見込みであること
学校教育法施行規則第150条の規定により、高校卒業と同等以上の学力を有する者
高卒認定試験合格者も含む(18歳以上であること)
特に重要なのは、評定平均の条件が設けられていない点です。 他大学では「評定平均3.5以上」などの基準があることが多い中、武蔵大学ではその制限がありません。
これは、学力だけでなく意欲や個性を重視する大学の方針を反映しています。
ただし、評定に関係なく出願できるぶん、誰でも挑戦しやすい=ライバルも多くなるという側面もあります。
そのため、志望理由書や面接、小論文などでしっかりアピールできる準備が欠かせません。
2.2 経済学部の課外活動・資格重視型の出願条件と特徴
経済学部では、次の2つの方式が用意されています。
① 課外活動重視型
出願条件:高校在学中に課外活動で顕著な実績を持つこと
例:都道府県レベル以上の大会やコンテストへの参加、生徒会役職の経験、ボランティア活動での貢献など
この方式では、活動実績の証明書や紹介状などの書類提出が必要となるため、事前の準備と証明資料の収集が重要です。
② 商業系資格重視型
出願条件:以下のいずれかの資格を有すること
日商簿記2級以上
商業高等学校協会検定3種目以上1級合格(簿記・計算・文書など)
全国経理教育協会検定1級以上
基本情報技術者、応用情報技術者などのIT資格
いずれの方式も、書類による証明が必須で、志望理由とリンクしたアピールが必要です。 どちらを選ぶかで求められる書類も変わるため、早めに方向性を決めましょう。
2.3 人文学部の語学力・テーマ追究方式の出願要件
人文学部では、以下のような方式が用意されています。
■語学力重視方式(全学科対象)
英語・ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語など、指定の外国語資格のスコア提出が必要
例:英検CSE1950以上、IELTS4.0以上、TOEIC L&R+S&W1150点以上など
※英検の一次免除者など、スコアの例外規定もあるので要確認です。
■学科適性重視方式(ヨーロッパ文化学科)
明確な条件はなし。ただし、学科適性理由書の提出が求められます。
■テーマ追究方式(日本・東アジア文化学科)
事前課題レポートの提出が必須。
評価されるのは「テーマに対する探究心」と「論理的な記述力」
語学系のスコアが求められる方式では、早期に資格試験を受ける計画が必要です。
スコア条件を満たさないと出願ができないため、注意が必要です。
2.4 社会学部の3方式と評価基準の違い
社会学部では、次の3つの方式があります。いずれも英語資格のスコアや書類が条件となります。
■テーマレポート方式(社会学科)
英語資格スコアが必要(英検CSE1950以上、IELTS4.0など)
テーマに基づいたレポート提出+面接
■将来計画書方式(社会学科・メディア社会学科)
英語資格、もしくは数学・情報処理系の証明書類の提出が必要
将来のビジョンと学びの方向性を記した「計画書」が評価対象
■メディア・クリエーション方式(メディア社会学科)
ポートフォリオ(作品)、自己紹介書、スコア証明書の提出が必要
面接ではプレゼン形式を求められる場合もあります
社会学部では、英語力とともに、自己表現力・計画性・創造性など幅広い能力が評価される傾向があります。
特にプレゼン形式の面接は、準備不足がそのまま結果に直結しやすいため注意が必要です。
2.5 国際教養学部のPDP制度と高い英語基準の突破法
国際教養学部には、以下の2専攻があります:
経済経営学専攻(PDP対象)
グローバルスタディーズ専攻
この2つの専攻はいずれも、高いレベルの英語資格スコアが出願条件として定められています。
■出願に必要な主な英語資格基準:
英検CSE2184以上
GTEC 1097点以上
IELTS 5.0以上
TOEIC L&R+S&W 1425点以上 など
特に経済経営学専攻では、「PDP(パラレル・ディグリー・プログラム)」によりロンドン大学とのダブルディグリーを目指すことになります。
そのため、ロンドン大学指定の語学基準(IELTS5.5以上)を受験年度8月末までに取得していることが求められます。
英語力に自信がある受験生には魅力的なプログラムですが、準備不足では出願資格すら得られないため、早期の資格取得計画が極めて重要です。
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▶︎3. 武蔵大学の総合型選抜に必要な出願書類と準備の流れ

3.1 志望理由書の作成ポイントと学部ごとの違い
武蔵大学の総合型選抜では、すべての方式において「志望理由書」の提出が必須となっており、合否を大きく左右する最重要書類といえます。
この志望理由書では、単に「大学に行きたい理由」ではなく、以下のような構成で論理的に自分の意志を伝える必要があります:
なぜ武蔵大学なのか(大学や学部の理念に共感した理由)
なぜその学部・学科を選んだのか(学問的興味・将来の目標との関係)
入学後に何を学び、どう活かしたいか(キャリアや社会貢献への展望)
評価されるのは「自分の言葉で、筋道立てて説明できるかどうか」。 見た目だけ整った作文ではなく、しっかりと自己分析された内容が求められます。
■学部ごとの特徴的なポイント
経済学部: 社会や経済の課題と自分の関心をどうつなげるかが問われる。将来像との結びつきが重要。
人文学部: 語学・文化理解に対する具体的な関心や経験が評価される。
社会学部: テーマや将来計画に対して、どれだけ深い考察と構想を持っているかがポイント。
国際教養学部: 英語や国際社会への興味と、自分なりの問題意識・行動力が伝わるかがカギ。
特にPDPなどの高度なプログラムを希望する場合、志望理由書の完成度は合否を大きく左右します。
3.2 各学部で求められる追加書類と注意点
武蔵大学では、学部や方式によって追加書類が指定されており、どれも評価対象になります。
■経済学部
課外活動重視型:紹介状、活動実績の証明書類
資格重視型:資格の合格証や成績通知書など
■人文学部
語学力重視方式:語学スコアの証明書
学科適性重視方式:学科適性理由書
テーマ追究方式:課題レポートの提出が必須
■社会学部
テーマレポート方式:テーマに沿ったレポート、スコア証明
将来計画書方式:将来計画書、自己アピール文、自己紹介書
メディア・クリエーション方式:作品概要書、ポートフォリオ
■国際教養学部
英語資格のスコア証明書(IELTS、TOEIC、GTECなど)
書類の不備や遅れは即失格につながることもあるため、募集要項を読み込み、期日と内容を細かくチェックすることが必須です。
3.3 調査書・推薦書・スコア証明など公式書類の整え方
総合型選抜では、学校で発行される公式書類も重要な選考資料となります。以下の書類はどの学部でも基本的に必要です:
調査書(高校で発行、成績・出欠などが記載)
推薦書または紹介状(特に社会学部や経済学部の一部方式で求められる)
語学資格のスコア証明書(原本またはコピー)
また、推薦書や紹介状は担当教員に早めに依頼することが大切です。 文面の作成や押印に時間がかかるため、遅くとも出願の1カ月以上前には依頼しておきましょう。
スコア証明書も、発行までに1~2週間かかるケースがあるため、早めの試験受験とスコア発行申請が必要です。
3.4 書類準備でありがちなミスとその防ぎ方
総合型選抜の出願で多いミスは、以下のようなパターンです:
スコアの有効期限切れ → 資格スコアには「高校入学以降のものに限る」などの制限があることが多く、古いスコアでは無効になることも。
証明書類の未提出・不備 → 英語スコアや紹介状の写しを忘れる/内容が募集要項と違うなど
志望理由書の記載ミス・空欄 → 記述欄の未記入や、内容が重複・矛盾している場合もある
提出用封筒・宛名シートの形式違反 → 大学指定の封筒・宛名シートがあるにも関わらず、市販の封筒を使うなど
提出期限ギリギリでの発送・不着事故 → 郵送の場合は、速達・追跡付きで送るのが安全。数日前には発送を済ませるのが理想
書類準備は、入試全体の土台になる部分です。ここでのミスはどんな実力者でも不合格につながります。 出願の1カ月前にはすべての書類が揃うよう、逆算して準備を始めましょう。
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▶︎4. 武蔵大学 総合型選抜の選考方法と試験対策
4.1 全学部共通の1次書類審査と2次試験の流れ
武蔵大学の総合型選抜では、すべての方式で1次選考と2次選考の二段階評価が実施されます。 まずは、書類審査で人物像や学びの意欲が評価され、通過者のみが筆記試験・面接に進む流れです。
■【1次選考(書類審査)】
志望理由書
自己推薦書(方式によって異なる)
活動証明書や資格証明(該当方式のみ)
評価の中心は、学部の教育目標に合致した人物かどうか。 志望理由の一貫性、活動実績の信頼性、将来の計画性などが問われます。
■【2次選考(筆記試験・面接)】
小論文、または総合問題
個別面接またはグループ面接
試験方式や出題傾向は学部によって異なりますが、どの学部でも「論理的に考え、自分の意見を伝える力」が重視されます。
「自分の言葉で、自分の将来を語れるか」が最重要の評価ポイントです。
4.2 学部別に異なる筆記試験と小論文の出題傾向
武蔵大学の2次選考では、筆記試験(小論文・総合問題)が実施されますが、内容や評価基準は学部ごとに大きく異なります。
■経済学部
国語・数学を含む総合問題(80分)を出題
時事的なテーマやグラフ読み取り問題など、論理的な思考力と基礎学力が問われます
■人文学部
日本語での小論文(90分)
語学力重視方式では、英語問題の読解も含まれる
学科に関連した文化的・社会的なテーマが中心
■社会学部
小論文(80分)
自分の意見を論理的に展開する力が評価されます
将来計画書方式では、面接の内容とも連動
■国際教養学部
英語小論文+数学的な基礎問題(経済経営学専攻)
英語の読解・リスニング・ライティングを問う小問(グローバルスタディーズ専攻)
出題形式は異なっても、「情報を理解し、意見を組み立て、筋道立てて書けるか」が共通の評価軸です。 過去問や類似問題に早くから取り組み、時間配分の練習も欠かせません。
4.3 面接で評価されるポイントと模擬面接の重要性
総合型選抜では、面接が合否を大きく左右します。 特に武蔵大学の面接は、提出書類との整合性が強く見られるため、事前に内容を深く理解しておく必要があります。
■面接でよく問われる内容:
志望理由の具体性と一貫性
高校での取り組みや課外活動の背景
将来のビジョンと大学での学びの接続
小論文やテーマレポートの内容に対する質問
「なぜそう考えたのか」「どう行動したのか」を具体的に語れる準備が不可欠です。
また、一部の学部ではグループ面接やプレゼン形式も導入されており、他者とのやり取りや説明力も問われます。 特にメディア社会学科では、制作物についてのプレゼンと質疑応答が行われるため、台本だけでなく即興対応力も重要です。
模擬面接を繰り返し行うことで、自信と表現力は確実に向上します。
4.4 プレゼンテーション・グループ面接対策のポイント
一部の方式では、個別面接だけでなくプレゼンテーションやグループディスカッションが導入されます。 特にメディア社会学科や国際教養学部ではその傾向が強く、対策が必要です。
■プレゼンテーション対策
内容は「志望動機」や「将来のビジョン」が中心
PowerPointやポートフォリオ、模造紙など視覚資料の活用が可能
「問題提起 → 自分の考え → まとめ」という3段構成が基本
練習時は録画して、声の大きさ・スピード・姿勢もチェック
■グループ面接・討論対策
他の受験者の発言を聞き、自分の意見を簡潔に述べる力が必要
相手の意見にうなずくだけでなく、自分の立場を明確に伝えることが大切
質問への回答は「結論 → 理由 → 具体例」の順に整理しておくと、説得力が上がります
緊張しても、「準備してきた内容に自信を持つ」ことが最大の武器です。
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▶︎5. 武蔵大学の総合型選抜で選ばれるためのEQAOの対策内容
5.1 EQAOが提供する総合型選抜フルサポートの全貌
総合型選抜で合格するためには、「自分の個性をどう伝えるか」「大学が求める人物像とどう一致させるか」がカギになります。
そこで力を発揮するのが、総合型選抜専門の指導塾 EQAOです。
EQAOでは、武蔵大学をはじめとした私立大学の総合型選抜に特化し、志望理由書・小論文・面接対策をトータルでサポート。
特に以下の点で、他の一般的な塾とは一線を画しています。
受験生一人ひとりの志望理由・強みを深掘りし、完全オーダーメイドの対策を実施
担当講師が志望学部ごとのアドミッションポリシーを熟知している
毎年、武蔵大学の総合型選抜で高い合格実績を誇る
「やるべきことが明確になる」「個性の伝え方が分かる」と、受験生からも評判の高いサポート体制です。
5.2 志望理由書・小論文・面接対策で実績を出す指導法
武蔵大学の総合型選抜では、志望理由書の完成度と、それを支える一貫性ある自己分析が合否を分けます。
EQAOでは、次のようなステップで指導が行われます。
自己分析シートを使って「過去→現在→未来」のストーリーを構築
志望学部の教育内容・アドミッションポリシーと照らし合わせて内容を調整
完成原稿を複数の講師が添削・フィードバック
小論文対策では、過去問傾向と予想問題で時間内記述力を徹底強化
面接練習は本番を想定した模擬形式で、受け答えの一貫性と説得力を養成
「どう伝えるか」ではなく「なぜそれを伝えるか」まで考え抜いた指導で、受験生の言葉に深みを持たせていきます。
特に、武蔵大学のように自由度の高い総合型選抜では、型にハマった志望理由では印象に残りません。 EQAOでは本質的な問いに向き合いながら、独自性のある表現を引き出すサポートを行っています。
実際にEQAOを活用して、武蔵大学の総合型選抜に合格した受験生のインタビュー動画をご紹介します。
どんな準備をして、どんな壁にぶつかり、どう乗り越えたのか——受験生本人のリアルな体験談から、対策のヒントがきっと見つかるはずです。「どう対策したら合格できるのか?」と迷っている方は、まずこの動画をチェックしてみてください。
5.3 合格実績とサポート体制が支持される理由
EQAOが多くの受験生から選ばれる理由の一つは、実際の合格実績とサポート体制の手厚さです。
武蔵大学を含む私立大学の総合型選抜における合格率は90%超
1人の生徒に対して、複数名の講師がチームで支援
担任制×分野別専門講師制により、学部ごとの特性に合わせた精密な指導を実現
また、オンライン・対面どちらにも対応しており、遠方からの受講も可能です。 必要に応じて、英語資格の取得アドバイスやスケジュール管理の相談も行っています。
単なる添削ではなく、「考え方そのものを鍛える」伴走型の指導だからこそ、出願直前まで安心して準備に集中できます。
5.4 無料相談・模擬面接などの活用で準備がグンと進む
EQAOでは、これから総合型選抜を検討する受験生に向けて、無料の個別相談や体験指導も用意されています。
これらを活用することで、次のようなメリットがあります。
自分に合った方式や学部の選び方が明確になる
志望理由書の構成に着手できるきっかけになる
面接や小論文の課題点を早期に発見できる
さらに、模擬面接の体験や、過去の合格者事例の共有など、実践的なサポートも充実。受験生の不安を解消し、やるべきことを明確にしてくれます。
総合型選抜では「準備の量と質」がそのまま結果に反映されるからこそ、早期からの専門サポートは心強い味方です。
▶︎6. 武蔵大学の総合型選抜で合格を目指す準備スケジュールと最終確認
6.1 高2・高3から始めるべき準備スケジュール
総合型選抜では、「どれだけ早く動けたか」が合否に直結します。 特に武蔵大学のように書類・面接・小論文の完成度が重視される選抜では、高2の冬〜高3の春には対策を始めたいところです。
以下のスケジュールを参考に、計画的に準備を進めましょう。
■高2 冬〜春(1月〜4月)
自己分析と志望学部の情報収集
オープンキャンパスや説明会に参加
英語資格の勉強・模試受験
■高3 春〜夏(5月〜8月)
志望理由書の下書きを始める
課外活動の記録整理・証明書類の準備
小論文の基礎力養成
スコア提出型の方式は6〜7月までに語学試験受験を完了させるのが理想
■高3 秋(9月〜10月)
出願書類の最終仕上げ・提出
模擬面接・志望理由のブラッシュアップ
2次選考対策(小論文、面接の実戦練習)
出願時期に合わせて“逆算型の準備”をすることが、余裕ある仕上がりにつながります。
6.2 倍率と出願日程をふまえた優先順位のつけ方
武蔵大学の総合型選抜は、学部・方式によって倍率が大きく異なります。
たとえば社会学部は7倍前後と高倍率ですが、経済学部や人文学部では1.5〜3倍程度のこともあります。
ここで大切なのは、「倍率が低い=簡単」ではないこと。
倍率の高い方式でも、条件や試験内容が明確で、自分に合っていれば十分に勝機があります。
出願方式を選ぶ際は、以下の3点を軸に考えてみてください:
出願条件を確実に満たせるか(語学スコア・資格・活動実績)
提出書類や試験形式が自分に合っているか(小論文が得意/面接で話せる)
他大学の併願スケジュールと重ならないか
複数の方式を比べて検討し、“通りやすいから”ではなく、“自分が強みを出せる方式”を選ぶことが大切です。
6.3 書類・小論文・面接に一貫性を持たせるコツ
総合型選抜では、選考要素ごとに評価ポイントが異なるものの、合否の鍵を握るのは全体の一貫性です。
よくある失敗パターンは以下の通りです:
志望理由書と面接の内容が食い違う
小論文では社会課題に興味があるのに、面接では言及しない
書類でアピールした活動について質問された際、答えが曖昧
これらを防ぐために、準備段階から次のような視点で進めましょう。
志望理由書 → 小論文 → 面接の順に一貫したストーリーを構成する
自己PRに使う体験エピソードは1つに絞り、複数箇所で使い回さない
面接練習では、書類のコピーを手元に置きながら答える練習をする
「この人は本当にこの学部で学びたいんだ」と伝わる構成が、審査官の印象に残ります。
6.4 総仕上げに向けた最終チェックリスト
本番直前の最終準備では、見落としがちな点を一つずつ確認することが大切です。以下のチェックリストを使って、漏れのない仕上げを目指しましょう。
■出願前チェックリスト
語学資格や推薦書などの提出書類に不備はないか
志望理由書は、論理構成と誤字脱字を確認済みか
提出物は大学の形式(封筒・宛名シート含む)に従っているか
出願期限の2〜3日前までに発送・手渡しできるよう準備済み
■試験前チェックリスト(2次選考前)
小論文の構成・時間配分の練習ができているか
面接で想定される質問と回答を用意してあるか
模擬面接を複数回実施済みか(できれば録音・録画付き)
細部にまで気を配ることで、他の受験生と差がつきます。
▶︎武蔵大学の総合型選抜対策ならEQAOにお任せください
武蔵大学の選抜方式は学部によって大きく異なり、個性を生かす戦略がカギです。
EQAOなら、志望理由書・小論文・面接までフルサポート。
合格者多数のノウハウで、あなたの強みを最大限に引き出します。
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