九州大学教育学部の総合型選抜|入試概要と対策完全ガイド
- 株式会社EQAO教育グループ

- 10月25日
- 読了時間: 19分

▶︎1. 九州大学教育学部の総合型選抜とは?

1.1 総合型選抜の目的と九州大学における位置づけ
九州大学教育学部の総合型選抜は、多面的・総合的な評価を通じて、教育への高い関心と主体的な探究心を持つ学生を選抜することを目的としています。
この入試制度では、単なる学力試験では測りきれない「人間への理解」「思考力」「表現力」「探究意欲」などを重視し、教育者としての素質や可能性を見極めます。
一般選抜や推薦入試と異なり、総合型選抜では、受験生の人間性・発想力・将来の教育者としてのビジョンが評価の中心に置かれています。
教育学部では、人を理解し、社会に貢献する力が求められるため、知識よりも「考える力」「伝える力」「学び続ける姿勢」が問われます。
九州大学はこの入試を、“特別な抜け道”ではなく、教育学部に適した人材を発掘するための正式な選抜制度として位置づけています。
1.2 教育学部の総合型選抜における実施概要と入試の特色
九州大学教育学部の総合型選抜は、「教育学部 総合型選抜」として実施されます。
募集人員は7名です。入学手続者がこの人数に満たない場合は、不足分を一般選抜(前期日程)の募集人員に加える方式がとられています。
この入試の大きな特色は、以下の3点です。
大学入学共通テストが課されない
評定平均(学校成績)の条件がない
人物・思考力を中心とした評価方式である
つまり、学力試験の点数ではなく、教育への姿勢・論理的思考・主体性・表現力が評価されます。
成績に不安があっても、自分の考えや将来像をしっかり持っている受験生にとって、大きなチャンスのある選抜方式です。
2025年度(令和7年度)の主な日程は以下の通りです。
Web入力・検定料支払い期間:9月上旬〜9月上旬
出願期間(郵送):9月上旬〜9月上旬(必着)
第1次選抜:10月中旬
第1次選抜結果通知:11月上旬
第2次選抜:11月下旬
合格発表:12月下旬
出願から合格発表まで約3か月にわたるスケジュールで、高校3年の夏以降に集中して準備する必要があります。
1.3 AO入試との違い・制度改正のポイント
以前は「AO入試」と呼ばれていた方式が、現在は「総合型選抜」として制度的に整理されています。
単なる名称変更ではなく、評価方法や出願資格がより明確に整備された点が重要です。
旧来のAO入試では、自己推薦的な側面が強く、評価基準が曖昧な場合もありました。
一方、現在の総合型選抜では、次のような改善が行われています。
人物評価と学力評価の両立(小論文・面接・書類による多面的評価)
出願資格・様式の全国統一化
論理的思考力・表現力の重視
九州大学教育学部の総合型選抜は、こうした全国的な流れを踏まえながらも、特に教育への探究心・問題意識・人間理解力を重視する入試です。
したがって、単に「教育に興味がある」という気持ちだけではなく、
自分の経験と教育学への関心をどのように結びつけ、どのような学びを深めたいかを具体的に語れることが求められます。
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▶︎2. 九州大学教育学部の総合型選抜|募集概要と出願資格

2.1 募集人員・日程・併願可否の詳細
2025年度(令和7年度)の九州大学教育学部の総合型選抜は、教育学部の中で7名を募集する形で実施されます。
募集人員は少人数制であるため、一人ひとりの受験生の資質や将来性が丁寧に評価される入試といえます。
また、入学手続者が募集人員に満たない場合、その不足分は一般選抜(前期日程)の募集人員に加えられる仕組みです。
したがって、総合型選抜は“特別枠”というよりも、一般選抜と同等に教育学部の入学者構成に影響を与える重要な方式となっています。
入試の日程(令和7年度版)は次の通りです。
Web入力および入学検定料の支払い期間:9月上旬〜9月上旬
出願期間(書類郵送・必着):9月上旬〜9月上旬
第1次選抜:10月中旬
第1次選抜結果通知:11月上旬
第2次選抜:11月下旬
合格発表:12月下旬
このスケジュールからもわかるように、準備期間は夏休みから秋にかけてが勝負です。
特に小論文対策や面接練習は9月以前から計画的に始める必要があります。
併願に関しては、以下の点に注意が必要です。
九州大学内では、他学部の総合型選抜・国際入試(教育学部)・学校推薦型選抜との併願は不可。
一方で、一般選抜(前期・後期)および他大学の一般選抜との併願は可能。
つまり、教育学部の総合型選抜に出願しても、一般入試でのチャレンジは妨げられません。
総合型選抜を「第一志望」として出願しながら、一般選抜も視野に入れた戦略が立てやすい制度といえるでしょう。
2.2 出願資格・出願条件と「基礎学力」の考え方
出願資格は、以下のいずれかに該当し、かつ九州大学の教育学部を第一志望とする者と定められています。
高等学校・中等教育学校を令和2年4月以降に卒業した者、または令和8年3月までに卒業見込みの者
通常の課程による12年の学校教育を令和2年4月以降に修了した者、または令和8年3月までに修了見込みの者
学校教育法施行規則第150条により、高等学校卒業者と同等以上の学力があると認められる者(令和2年4月以降に該当、または令和8年3月までに該当見込みの者)
このように、受験資格の範囲は広く設定されていますが、「本学教育学部を第一志望とすること」が明確に求められています。
他大学の総合型選抜との併願は制度上できないため、志望の強さを示すことが大切です。
また、九州大学 教育学部の総合型選抜では、出願条件として評定平均(成績基準)が明示的に設けられていません。
ただし、大学側が求める学生像には「基礎的な学力を十分に持っていること」が含まれています。
つまり、評定平均が直接的な足切り要素にはならないものの、調査書の内容から学びへの姿勢や基礎学力を評価されるため、学業面の油断は禁物です。
“評定を問わない”=“勉強しなくていい”という意味ではなく、入学後も着実に専門知識を習得できる姿勢が重視される点を理解しておく必要があります。
2.3 出願書類と提出時の注意点
出願時に提出する書類は、以下の通りです。
調査書:在学または出身校の校長が文部科学省の定めた様式で作成し、厳封して提出する必要があります。
調査書を提出できない者:高等学校卒業程度認定試験(旧大検)合格者は合格成績証明書を提出します。免除科目がある場合はその証明書も必要です。
その他の該当者は、修了(見込)証明書、資格(取得見込)証明書、成績証明書などを提出します。
出願にあたって特に注意すべき点は次の2つです。
志望理由書・自己推薦書の提出は必須ではないが、面接で問われる可能性が高い。
→ 書類として求められなくても、志望理由や学びたい分野を明確に言語化しておくことが極めて重要です。
提出書類の不備・遅延は失格となる場合がある。
→ 出願期間が短いため、必要書類は夏休み前から準備を進めておくことが推奨されます。
書類提出に関する小さなミスが命取りになることもあるため、早期準備と複数回のチェック体制が欠かせません。
▶︎3. 九州大学教育学部の総合型選抜|選考方法を徹底解説

一次・二次の結果が合算されるため、一次対策を“通過目的”で終わらせず二次までを見据えた一体設計で挑むことが合否のカギです。
3.1 第1次選抜:小論文試験と書類評価の内容
実施内容:①小論文試験、②提出された調査書(または代替書類)の総合評価。
小論文の形式:与えられた資料(英文や数値データを含む場合あり)を読み取り、設問に答える課題。評価観点は人間への関心と理解力、洞察力、思考力、表現力。
評価方法:小論文と書類をそれぞれ評価し、A・B・Cの3段階で総合評価。
通過人数:募集人員の2.5倍以内を上限に選抜。
戦略ポイント
資料読解は「事実(データ)/解釈(意味)/示唆(教育的含意)」の順で整理し、設問の要求に即して論旨を一本化。
英文が含まれても、要旨把握→設問との接点抽出→自分の観点の提示を外さなければ高得点は十分可能。
調査書は欠席・成績推移・活動の継続性など“基礎学力と学びの姿勢”を示す材料。学校での記載依頼は早めに調整。
下書き用の構成メモ(CREC等)で、主張→根拠→具体例→結論の骨格を先に固めてから清書する。
3.2 第2次選抜:プレゼンテーションと面接試験の流れ
対象:第1次選抜の合格者。
実施内容:①プレゼンテーション、②その内容等に関する面接試験。
プレゼンの手順
当日に課題が提示され、約3時間で内容をまとめパネルを作成。
約10分の個人発表。評価観点は着想力・創造性・論理性・批判的能力・表現力。
面接:約10分。プレゼンの内容を踏まえた深掘りが中心(合計約20分)。
評価方法:プレゼン+面接を総合評価し、さらに第1次選抜の評価を加えてA・B・Cの3段階に。
戦略ポイント
3時間の内訳例:読解・課題定義60分 → 収集・論点整理45分 → 構成設計30分 → パネル作成35分 → リハ10分。
構成は「課題の定義→原因分析→解決の方向性→期待効果→限界と今後」で一貫性を担保。
パネルは見出しを大きく・根拠は図表で要点化・主張は一文で明確化。
面接では「なぜその解決策か」「代替案や限界の認識」「教育学的な根拠(理論・先行知見のレベル)」を問われやすい。想定問答を準備。
3.3 合否判定の仕組みと評価基準
総合判定:第1次(小論文+書類の総合評価)と第2次(プレゼン+面接の総合評価)を合わせ、A・B・Cの3段階で最終評価。
評価の見立て
A:課題設定の明確性、資料の的確な解釈、論理一貫性、教育学的示唆、表現の明瞭さが高水準で整合。
B:要件は概ね満たすが、論旨の強度・根拠の深さ・プレゼンの構造などに改善余地。
C:設問逸脱、論理飛躍、根拠不足、表現不明瞭など、評価観点に対する充足が弱い。
対策の要諦:一次評価が二次にも加算されるため、小論文で“読解→構造化→教育的示唆”の型を確立し、二次では同じ型をプレゼン表現へ展開することで、全工程を通じた一貫性を示す。
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▶︎4. 九州大学教育学部の総合型選抜|志望理由書・書類審査対策
4.1 九州大学 教育学部が求める人物像と評価軸
九州大学教育学部の総合型選抜では、学力の高さよりも「教育への関心と、人間や社会に向き合う姿勢」が重視されます。
大学が求める学生像は、次の3つの軸で整理できます。
教育への問題意識と探究心を持つ人物
教育現場の課題や社会の変化に対して自ら問いを立て、考え続ける姿勢が評価されます。単に「教師になりたい」だけでなく、「教育を通じて社会をどう変えたいのか」という視点が求められます。
他者を理解し、協働的に学ぶ姿勢を持つ人物
教育は一人では成立しません。学部ではグループワークやフィールド実践も多く行われるため、対話力・協働性・共感力が不可欠です。面接でも、自分の考えを押し通すより「相手の意見を尊重しながら考えを深められるか」が見られます。
主体的に学び続ける力を持つ人物
教育学は常に変化する分野です。したがって、知識を吸収するだけでなく、学び方を自らデザインできる力が必要です。
大学側は、「基礎的な学力を十分に持っていること」「入学後も着実に専門知識を身につける意欲」を重視しており、調査書の記述からその姿勢を確認します。
つまり、“教育への熱意”と“思考の深さ”の両立が合格者の共通点です。
志望理由書や面接では、自分の経験や考えを具体的に語り、「教育を通じて実現したい未来像」を示すことが鍵となります。
4.2 EQAO式・志望理由書の構成テンプレートと書き方
EQAO式の志望理由書は、「論理的構成」と「自分らしさ」の両立を意識して作成します。 以下の4ステップ構成をベースにすることで、大学側が求める内容を網羅的に伝えられます。
【EQAO式 志望理由書テンプレート】
導入(関心の原点)
教育に関心を持つきっかけを、具体的なエピソードから始めます。
例:「中学時代に不登校の友人を支えた経験から、“人の学びを支える教育の力”に興味を持った。」
問題意識・学びたいテーマ
教育分野の中で、自分が関心を持っている課題を示します。
例:「個々の子どもに合わせた教育支援が十分に行われていない現状を変えたい。」
九州大学 教育学部で学びたい理由
大学の理念やカリキュラムと、自分の興味を結びつけて説明します。
例:「教育心理学や発達支援の研究が充実しており、人の成長過程を科学的に理解した上で教育を実践できる点に魅力を感じた。」
将来の展望・社会への貢献
学びをどのように社会に生かしたいかを明確に描きます。
例:「教育を通じて、誰もが自分らしく学び続けられる社会の実現に貢献したい。」
【書き方のポイント】
抽象的な表現を避け、「経験」→「気づき」→「課題意識」→「展望」の流れで書く。
「なぜ教育学部でなければならないのか」「なぜ九州大学なのか」を明確に。
過去の体験だけで終わらせず、「今後どう学びたいか」「将来どう生かすか」を必ず含める。
特に評価されるのは、“教育を通して何を変えたいか”という視点の明確さです。
EQAOの指導では、自己分析ワークとフィードバックを重ね、論理構成と個性を両立させた志望理由書を完成させていきます。
4.3 面接でも伝わる志望動機の作り方
志望理由書で書いた内容は、面接でも問われます。
したがって、文章だけでなく「話して伝える」形に落とし込む準備が不可欠です。
【面接で伝わる志望動機の3ステップ】
一文で伝える軸をつくる
最初に「なぜ教育学を学びたいのか」を一言でまとめます。
例:「教育によって、一人ひとりの可能性を伸ばせる社会をつくりたいからです。」
背景と理由を補足する
その軸に至ったきっかけを、体験と結びつけて説明します。
例:「学級活動で発言が少なかった子が意見を言えるようになった経験から、環境づくりの大切さを感じました。」
九州大学を選んだ根拠を明示する
九州大学の教育学部のどの授業・研究・方針に共感しているかを具体的に。
例:「教育実践と心理学研究を両立できるカリキュラムがあり、自分の関心に最も近いと感じました。」
【EQAOの面接指導で重視するポイント】
志望理由書の内容と口頭回答の一貫性を確認。
「理念」「経験」「将来像」を10秒で要約する練習。
フィードバックにより、過剰な暗記ではなく“自分の言葉で語れる志望動機”を形成。
このように、志望理由書と面接準備をセットで行うことで、書類審査から面接まで一本のストーリーとして評価を得られる構成になります。
▶︎5. 九州大学教育学部の総合型選抜|小論文・プレゼン・面接対策
5.1 小論文の出題傾向とCRECマップを用いた構成法
九州大学教育学部の小論文試験は、教育に関する資料型課題が中心です。
文章・統計データ・図表・英文など複数の資料を読み取り、それらの内容をもとに自分の考えを論理的に展開する力が問われます。
評価基準は次の4点です。
人間への関心・理解力
洞察力・論理的思考力
表現力(文章構成・語彙・文体)
教育的視点(社会的課題への理解)
これらを踏まえ、EQAOでは「CRECマップ」という構成法を用いて論文の骨格を整理します。
【CRECマップの構成例】
C(Conclusion)結論:最初に自分の立場・主張を明確に示す。
R(Reason)理由:その立場を取る根拠を2〜3点に整理。
E(Example)具体例:データ・教育現場・社会事象など具体例で裏づける。
C(Conclusion)再結論:再度主張をまとめ、教育的意義に接続。
【解答戦略】
与えられた資料をただ要約するのではなく、「教育における意味」を導き出す。
「主張→理由→具体例→再結論」の一貫性を意識し、冗長な説明を避ける。
文末を曖昧にせず、「〜である」「〜と考える」と断定で締める。
字数制限の8割以上は埋めることが基本。内容の密度と構成の明快さを両立させる。
EQAOでは、小論文添削を通して「教育的視点をもった思考展開」や「文章の流れの見える化」を重視しています。
単なる知識作文ではなく、“考える力を表す文章”を仕上げることが合格の鍵です。
さらに理解を深めたい方は、以下の動画も参考になります。
総合型選抜対策塾EQAOの塾長が、合格のための小論文テクニックを詳しく解説しています。
5.2 プレゼンテーションで差がつく発想力と論理展開
第2次選抜では、与えられた課題に対して3時間でパネルを作成し、10分間で発表するプレゼンテーションが課されます。
この試験では、創造性・論理性・批判的思考・表現力が総合的に評価されます。
【評価の観点】
着想力(独自の発想・切り口)
論理性(主張と根拠の整合性)
表現力(視覚的構成・話し方・説得力)
教育的洞察(教育課題への理解の深さ)
【EQAO式プレゼン構成テンプレート】
課題提示と問題意識の明示:「何が問題か」を具体的に示す。
原因分析と仮説提示:「なぜそうなるのか」を論理的に説明。
提案と根拠:自分なりの解決策を提示し、根拠を添える。
教育的意義・まとめ:「この提案が教育にどう役立つか」を明確にする。
【差がつく準備法】
3時間の作業時間は「構成設計→資料整理→パネル作成→練習」と段階的に使う。
パネルは「一目で主張が伝わるデザイン」を意識。見出しや矢印を使い、情報を整理。
発表では「目線・間・声の強弱」で印象が変わる。EQAOでは録画フィードバックによる改善指導を行っています。
想定質問に備え、内容の裏付けを自分の言葉で説明できるようにする。
“発想力”は、準備した知識を自在に組み合わせる力。EQAOでは、過去課題をもとに柔軟な発想を引き出す練習を行います。
5.3 面接で評価される教育観・コミュニケーション力
九州大学教育学部の面接は、プレゼン内容に関連した深掘り質問が中心です。
1人あたりの面接時間は約10分で、プレゼンとの合計はおよそ20分です。
【面接の目的】
教育への関心や価値観を、自分の言葉で説明できるかを確認。
他者の意見を踏まえながら、柔軟に考えを発展させる姿勢を評価。
総合型選抜の理念に沿い、人間理解・協働性・思考の深さを重視。
【よくある質問例】
「なぜ教育に関心を持ったのですか?」
「最近の教育課題で関心があるテーマは?」
「教育の目的は何だと思いますか?」
「もし自分の考えと他者の意見が異なったら、どう対応しますか?」
【EQAO式 面接トレーニングの要点】
一問一答ではなく“対話型回答”を意識
→「〜と思います。なぜなら〜だからです。」の形で、論理を補足する。
教育観を自分の経験と結びつけて語る
→ 抽象論ではなく、「自分の実体験」→「気づき」→「学びたいテーマ」と具体化。
非言語表現も評価対象
→ 姿勢、声のトーン、表情なども「教育者としての印象」に直結。
EQAOの面接対策では、想定質問リスト+実践ロールプレイ+録画フィードバックを組み合わせ、受験生が自信を持って話せる状態をつくります。
“言葉にできる教育観”を確立し、相手に伝わる形で表現できるかが最終評価の決め手です。
▶︎6. まとめ|九州大学教育学部の総合型選抜で合格をつかむために
6.1 合格者の共通点と準備スケジュールの立て方
九州大学教育学部の総合型選抜で合格をつかむ学生には、いくつかの共通点があります。
それは「早期の情報収集」「自己分析の深さ」「一貫したストーリー性」の3つです。
早期の情報収集と計画的な準備
総合型選抜は9月出願・10月選抜と早期に行われるため、高校2年の冬から準備を始めるのが理想です。
4〜6月には志望理由書の方向性を固め、夏休みには小論文・面接練習を本格化するスケジュールが有効です。
自己理解の深さと教育観の明確化
合格者の多くは、自分の経験や価値観を掘り下げ、「教育を通して何を実現したいのか」を具体的に語れるようになっています。
これは表面的な「教師になりたい」ではなく、「教育を通して社会をどう変えたいのか」という視点が求められているからです。
一貫したストーリー性のある受験準備
書類、小論文、面接がすべて別々の準備になってしまうと、評価が分散します。
志望理由書で語った価値観を小論文で論理的に展開し、面接で自分の言葉で伝える——この一貫性が合格者の最大の特徴です。
【おすすめ年間スケジュール例】
時期 | 準備内容 |
高2冬〜高3春 | 自己分析・志望理由整理・九大教育学部のリサーチ |
高3春〜夏 | 志望理由書の作成・小論文基礎練習 |
高3夏 | 模擬面接・プレゼン練習/出願書類最終チェック |
高3秋 | 本番想定の総合対策・時間配分練習 |
合格は「早く始めた人」から決まっていく。
早期に動き、磨き上げる期間を確保することが何より重要です。
6.2 EQAOが提供する総合型選抜対策の強み
EQAOは、総合型選抜・AO入試専門の指導機関として、九州大学 教育学部 総合型選抜の特性に即した個別戦略サポートを行っています。
【EQAOの強み】
一人ひとりの志望動機に基づいた完全個別指導
受験生の背景・性格・目標に合わせ、志望理由書から面接回答まで一貫したストーリーを設計します。
教育学部特化の小論文・面接トレーニング
実際の過去課題や九州大学の出題傾向に基づき、教育的テーマを「論理+感情」で語る練習を実施。
CRECマップを活用し、思考整理から文章・発表へ展開する力を鍛えます。
専任講師によるマンツーマン添削・面接フィードバック
書類作成・小論文添削・模擬面接をすべて個別対応で行い、短期間で合格レベルまで仕上げます。
面接練習は録画による自己分析フィードバック付きで、話し方・表情・論理構成まで改善できます。
「戦略的な一貫性」を重視したカリキュラム設計
書類・小論文・面接が“別物”にならないよう、全フェーズを貫くメッセージ構築をサポートします。
EQAOは、単なる“添削”ではなく、“合格のための物語設計”を行う塾です。
受験生の個性と大学が求める人物像を結びつけ、最大限に魅力を伝えることを目的としています。
6.3 次の一歩:無料相談・カウンセリングの案内
総合型選抜の対策は、「今の自分に何が足りないか」を早期に把握することから始まります。
EQAOでは、九州大学 教育学部 総合型選抜を目指す方に向けて、無料個別相談・カウンセリングを実施しています。
【カウンセリング内容】
志望理由書・自己PRの方向性診断
小論文・面接の現状分析と今後の課題整理
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