学習院大学 国際社会科学部 総合型選抜の対策法とは?合格の鍵を解説!
- 株式会社EQAO教育グループ

- 3月18日
- 読了時間: 17分
更新日:3月20日

▶︎1. 学習院大学 国際社会科学部 総合型選抜とは

1.1 総合型選抜の概要
学習院大学 国際社会科学部の総合型選抜(AO入試)は、学力試験だけでは測れない多様な能力や適性を評価する入試方式です。受験生の 学問への意欲、思考力、表現力、国際社会に対する関心 などが重視され、書類審査や面接を通じて総合的に選考されます。
学力偏重ではなく、「将来の目標」「国際社会への関心」「思考力・表現力」などが評価の軸となる点が特徴です。 そのため、一般選抜とは異なり、受験者の主体的な学びや将来の展望が明確に求められます。
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1.2 国際社会科学部の特徴
学習院大学 国際社会科学部は、国際社会の多様な課題に対して、社会科学の視点から解決策を探求する学部 です。以下のような特徴があります。
学際的なカリキュラム:経済学、政治学、社会学、国際関係論などを横断的に学べる。
英語教育の充実:授業の多くが英語で行われ、英語を活用した高度な議論が求められる。
留学が必修:在学中に海外研修や交換留学を経験し、国際的な視野を広げる。
少人数教育:教員と学生の距離が近く、対話を重視した学びができる。
「グローバル社会で活躍できる人材育成」を目的としたカリキュラム であり、社会課題を多角的に捉え、実践的なスキルを身につけることができます。
1.3 募集人員と選抜方法
国際社会科学部の総合型選抜では、毎年約20名程度 の学生を募集しています。
選抜方法は 「二段階方式」 となっており、以下のプロセスで選考が進みます。
第一次選考(書類審査)
志望理由書
学習計画書(4年間の学習・留学計画を記載)
調査書(高校での成績)
英語資格試験のスコア(GTEC、英検、TOEFL、IELTS など)
第二次選考(筆記試験・面接試験)
筆記試験(英語長文読解・要約・意見記述)
個人面接(英語・日本語での質疑応答)
書類審査では、学力だけでなく「国際社会への関心」「学習計画の具体性」「将来の目標」が重視されます。 また、英語力は必須であり、一定以上のスコアを満たしていることが求められます。
▶︎2. 学習院大学 国際社会科学部 総合型選抜の出願資格と求められる人物像

2.1 出願資格の詳細
学習院大学 国際社会科学部の総合型選抜(AO入試)に出願できるのは、以下の条件を満たす者に限られます。
基本的な出願条件
高等学校(中等教育学校後期課程含む)を卒業している、または募集年度の基準に基づき卒業見込みであること
学習院大学 国際社会科学部を第一志望とし、合格した場合は必ず入学する意思があること
学力基準
学力基準に関して、現行のAO入試募集要項では特定の評定平均や数学科目の履修要件は明記されていません。
英語資格要件
以下のいずれかのスコアを取得していることが必須条件です(出願時点で過去2年以内のスコアに限る)。
提出書類
出願には以下の書類を提出する必要があります。
調査書(厳封)または卒業証明書
英語資格・検定試験の成績証明書
志望理由書(大学所定用紙)
大学4年間の計画表(大学所定用紙)
書類に不備がある場合、受理されないため、募集要項を確認しながら慎重に準備する必要があります。
2.2 アドミッションポリシー
学習院大学 国際社会科学部は、総合型選抜を通じて以下のような学生を求めています。
国際的な視野と学習意欲
グローバルな課題に関心を持ち、社会科学の知識を活かして解決策を探求する意欲があること
国際社会に関する深い知識を身につけ、実践的な学びに取り組む姿勢があること
高度な英語運用能力
英語を使って専門的な議論ができる基礎力を持ち、将来的に英語での研究・発信を目指すこと
留学を含めた海外での学習に意欲的であること
主体性と論理的思考力
自ら課題を発見し、主体的に学びを深める力があること
論理的な思考力と表現力を備え、社会課題に対して明確な意見を持つこと
2.3 求められる人物像
学習院大学 国際社会科学部の総合型選抜において、高く評価される人物像は以下の通りです。
1. 国際社会への関心が高い人
国際政治・経済・社会問題に対して強い関心を持ち、課題解決に向けた学びを深めたいと考える人が求められます。特に、持続可能な開発目標(SDGs)や国際人権問題、環境問題など、グローバルな視点で社会問題を捉えられる能力が重要視されます。
2. 高い英語力とコミュニケーション能力を持つ人
国際社会科学部では、授業の多くが英語で行われるため、英語でのディスカッションやリサーチに積極的に取り組む姿勢が求められます。また、留学が必修であるため、異文化理解やコミュニケーション能力も重要です。
3. 主体的に学びを深める意欲がある人
受動的な学習ではなく、自ら疑問を持ち、調査・研究を進める姿勢があることが求められます。特に、国際社会のさまざまな分野に対して積極的に意見を持ち、自分なりのアプローチで解決策を考えることができる人物が評価されます。
▶︎3. 学習院大学 国際社会科学部 総合型選抜の選抜方法と試験スケジュール

3.1 出願期間と提出書類
学習院大学 国際社会科学部の総合型選抜は、例年10月下旬に出願が開始され、12月中旬に合格発表が行われるスケジュール となっています。年度ごとに日程が変動する可能性があるため、必ず大学の公式サイトで最新情報を確認してください。
出願スケジュール(例:2025年度入試)
提出書類一覧
出願には以下の書類を準備し、指定の期間内に郵送で提出する必要があります。書類に不備があると受理されないため、慎重に準備しましょう。
調査書(厳封)または卒業証明書
英語資格・検定試験の成績証明書(TOEFL、IELTS、英検など)
志望理由書(大学所定用紙)
大学4年間の計画表(大学所定用紙)
注意点
志望理由書は、大学での学びと将来の進路について具体的に述べる必要があります。
大学4年間の計画表 では、希望する留学先や期間、研修先機関などを明記することが求められます。
英語資格証明書は、出願時点で過去2年以内のスコアが有効 となります。
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3.2 一次選考:書類審査
学習院大学の総合型選抜では、まず提出された書類をもとに第一次選考(書類審査)が行われます。この段階で、学力や適性、国際社会科学部への適合性が評価され、合格者のみが第二次選考(筆記試験・面接試験)に進むことができます。
評価ポイント
書類審査では、以下の3つのポイントが特に重要視されます。
志望理由の明確さと論理性
なぜ国際社会科学部で学びたいのか、どのような学びを通じて将来に活かしたいのかを具体的に記述しているかが評価されます。
単なる興味関心ではなく、自分の経験や将来のビジョンと結びつけているかどうか も重要です。
学力・英語力の基準を満たしているか
英語資格試験のスコアが基準を満たしていることが求められます。
大学4年間の計画の具体性
留学や学習計画が現実的かつ具体的に立案されているか が問われます。
どの科目をどの教授のもとで学びたいか、卒業後にどのような進路を考えているのかを示すことが求められます。
書類審査を通過するためには、志望理由書の完成度を高め、学習計画を具体的に示すことが鍵となります。
3.3 二次選考:面接試験
第一次選考の合格者は、第二次選考(筆記試験および個人面接) に進みます。ここでは、学力に加えて、国際社会に対する関心や論理的思考力、英語でのコミュニケーション能力が評価されます。
筆記試験(英語長文読解)
試験時間:90分
出題形式:国際社会に関する英文記事の読解問題
解答方法:英語又は日本語
問題内容:要約問題、意見記述問題、内容理解問題
英文読解力だけでなく、国際社会に関する基礎知識や論理的思考力が試される試験です。
個人面接(口頭試問)
面接時間:10~15分
言語:日本語および英語
面接は大きく 「英語での簡単な会話」と「日本語での質疑応答」 に分かれます。
英語での質問(例)
自己紹介を英語でしてください。
あなたが関心を持っている国際問題について説明してください。
大学で学びたいことを英語で話してください。
日本語での質問(例)
現在、国際社会で最も重要な問題は何だと思いますか?
あなたがこれまでに取り組んだ活動と、その経験から学んだことを教えてください。
学習院大学を選んだ理由と、将来の目標を教えてください。
面接では、事前に準備した内容を暗記するのではなく、自分の言葉で伝えることが重要です。 国際社会に関するニュースや時事問題を日頃からチェックし、自分なりの意見を持つことが面接対策の鍵となります。
▶︎4. 学習院大学 国際社会科学部 総合型選抜の書類審査・面接試験対策
総合型選抜で合格するには、どのような特徴を持った受験生が評価されるのかを知ることが重要です。 まずはこちらの動画をご覧ください。
この動画では、総合型選抜に合格するために必要なポイントを7つ紹介しています。動画の内容を参考にしながら、志望理由書の作成や面接対策を進めていきましょう。
4.1 志望理由書の書き方(合格者のポイント)
学習院大学 国際社会科学部の総合型選抜において、志望理由書は第一次選考(書類審査)の合否を左右する最重要書類 です。単なる「大学に行きたい理由」ではなく、国際社会科学部で学びたい具体的な動機と、自身の経験・将来の目標を論理的に結びつけることが求められます。
1. 志望理由書の構成
志望理由書は 大学所定のフォーマット を使用し、日本語で20~25行程度 にまとめる必要があります。以下の構成に沿って書くと、論理的かつ明確な文章になります。
導入(興味・関心のきっかけ)
どのような経験を通じて、国際社会に関心を持ったのか?
なぜ「国際社会科学部」を志望するのか?
学びたいこととその理由
国際社会のどの分野に関心があるか?(例:国際経済、国際政治、人権問題など)
その分野を学ぶことで何を達成したいのか?
学習院大学 国際社会科学部を選んだ理由
他の大学ではなく、なぜ学習院大学なのか?
履修したい社会科学科目(担当教員名も明記) を具体的に挙げる
将来のキャリアビジョンと学びの活用方法
4年間の学びをどのように将来の目標に活かすのか?
留学や研究をどのように活用するのか?
結論(意欲の再確認)
もう一度、「なぜこの学部で学びたいのか」を簡潔にまとめる
2. 高評価を得るためのポイント
具体性を重視する:抽象的な表現ではなく、具体的な体験や事例を交えて説明する
学部のカリキュラムをしっかり調査する:学びたい分野や教授名を明記することで説得力を高める
将来の目標とリンクさせる:大学での学びが、将来どのように活かせるのか明確に示す
例文:「私は国際人権問題に関心があり、高校時代に難民支援のボランティアに参加しました。この経験を通じて、国際社会における人権保護の重要性を実感しました。学習院大学 国際社会科学部では、〇〇教授の『国際人権法』を履修し、実践的な知識を身につけたいと考えています。」
4.2 面接試験のポイントとよくある質問
学習院大学 国際社会科学部の面接試験では、英語・日本語の両方で質疑応答が行われます。 評価のポイントは、論理的な思考力、表現力、国際社会に対する関心度 です。
1. 面接で評価されるポイント
国際社会に対する関心の深さ:「最近の国際ニュースで気になったものを説明してください。」
論理的思考力:「あなたが考える〇〇問題の解決策を述べてください。」
英語でのコミュニケーション能力:「自己紹介を英語でしてください。」
2. よくある質問と対策
3. 面接対策のポイント
時事問題をチェックする:新聞やニュースを見て、自分の意見を持つ
英語での受け答えを練習する:「自己紹介」「学びたい分野」について英語で話せるようにする
結論から話す:長々と話さず、最初に結論を述べ、その後理由を説明する
▶︎5. 学習院大学 国際社会科学部 総合型選抜のメリット・デメリットと一般選抜との違い
5.1 メリット:早期合格の可能性
学習院大学 国際社会科学部の総合型選抜(AO入試)には、一般選抜にはない多くのメリットがあります。
① 早期合格で受験の負担を軽減できる
総合型選抜は一般選抜よりも早く合格が決まるため、受験のストレスを軽減できる点が大きなメリットです。 例年、総合型選抜の合格発表は 12月中旬 に行われるため、年明けからの一般選抜を受けずに済む可能性があります。
早期合格のメリット
学力試験対策にかかる時間を削減できる(共通テストや二次試験の勉強が不要)
受験ストレスが軽減される(年内に進路が決まる)
大学入学前の準備期間を確保できる(英語力向上・留学準備などに集中できる)
② 学力試験だけでなく、多面的な評価を受けられる
総合型選抜では、一般選抜のような 一発勝負の学力試験ではなく、志望理由や個人の適性が評価される ため、受験生の強みを活かすことができます。
評価ポイントが多様
志望理由の明確さ(将来のビジョン)
英語力(資格試験スコア・面接)
論理的思考力(面接試験・書類審査)
そのため、学力試験の得点に自信がない場合でも、国際社会に対する関心や主体性をアピールすることで合格のチャンスが広がります。
5.2 デメリット:準備の負担と注意点
総合型選抜には多くのメリットがある一方で、一般選抜とは異なる準備が必要になる点 には注意が必要です。
① 事前準備に時間と労力がかかる
総合型選抜では、志望理由書・学習計画書・英語資格試験対策 など、出願前の準備に多くの時間を要します。
総合型選抜の準備に必要なもの
英語資格試験(GTEC・英検・TOEFLなど)のスコア取得(2年前までのスコアのみ有効)
志望理由書・自己PRの作成(学習計画を具体的に示す必要がある)
面接対策(英語・日本語の質疑応答に対応できる準備)
特に、英語資格試験のスコアは出願時に必要となるため、早めに取得しておかないと出願資格を失う可能性があるため注意が必要です。
② 合格後の進路変更ができない
学習院大学の総合型選抜は 「第一志望制」 のため、合格した場合は必ず入学しなければなりません。
進路変更ができないデメリット
一般選抜で他の大学と比較することができない
万が一進路変更を考えた場合、合格を辞退すると他の受験機会を失う
そのため、「本当に学習院大学 国際社会科学部で学びたいのか?」をよく考えたうえで出願することが重要です。
5.3 一般選抜との比較とおすすめの受験戦略
総合型選抜と一般選抜には、それぞれ異なる特徴があります。自分の強みを活かせる受験方式を選ぶことが大切です。
① 総合型選抜 vs 一般選抜の比較表
総合型選抜に向いている人
一般選抜の試験対策よりも、面接対策や志望理由書の作成に力を入れたい人
英語資格試験で高スコアを持っている人(英検準1級・TOEFL iBT 62点以上など)
国際社会に対する関心が高く、将来のビジョンが明確な人
一般選抜に向いている人
学力試験(共通テスト・二次試験)の得点に自信がある人
数学や国語など、学力試験で高得点を狙える人
複数の大学を比較して受験を検討したい人
② 総合型選抜のおすすめ受験戦略
早期準備を徹底する
総合型選抜は、一般選抜よりも出願前の準備が重要 です。特に、英語資格試験のスコアは短期間で向上させるのが難しいため、高2のうちに準備を始めるのが理想です。
併願戦略を考える 総合型選抜は第一志望制ですが、一般選抜の勉強も並行して進めておくことで、万が一不合格だった場合の選択肢を確保する ことができます。
▶︎6. まとめ
6.1 学習院大学 国際社会科学部 総合型選抜の重要性
学習院大学 国際社会科学部の総合型選抜は、学力試験の点数だけでなく、志望理由や将来のビジョン、英語力、論理的思考力を総合的に評価する入試方式 です。
この選抜方式の特徴として、国際社会に関する高い関心と、主体的な学びへの意欲を持つ学生を求めている 点が挙げられます。一般選抜では測ることが難しい、思考力や表現力、コミュニケーション能力 などが評価の中心となるため、自分の強みを活かして合格を目指せるのが大きな魅力です。
また、年内に合格が決まることで、早期に進路を確定できるメリット もあります。特に、国際的な学びに興味がある受験生にとっては、学習院大学のカリキュラムや必修の海外研修制度が大きな魅力となるでしょう。
6.2 効果的な対策のまとめ
総合型選抜での合格を目指すには、一般選抜とは異なる準備が求められます。以下に、効果的な対策をまとめました。
① 志望理由書の完成度を高める
具体的なエピソードを交えて記述する(抽象的な表現を避ける)
学習院大学 国際社会科学部で学びたいことを明確に示す(教授名や履修したい科目を明記する)
将来のキャリアプランと結びつける(学びをどのように活かしたいかを説明する)
② 英語力を強化する
英語資格試験(TOEFL、英検、IELTSなど)のスコアを取得する
英語での面接対策を行う(簡単な自己紹介や志望理由を英語で話せるようにする)
③ 面接対策を徹底する
国際社会に関する時事問題を日頃からチェックする
想定質問に対する回答を準備し、論理的に説明できるようにする
英語・日本語の両方で受け答えができるよう練習する
④ 総合的なスケジュール管理を行う
高2のうちに英語資格試験の準備を始める(直前ではスコアが足りない可能性あり)
高3の夏までに志望理由書の下書きを作成し、ブラッシュアップする
秋までに面接対策を行い、自信を持って受験できる状態にする
6.3 最後のアドバイス
学習院大学 国際社会科学部の総合型選抜は、単に「国際的な分野に興味がある」だけではなく、明確な志望理由と、実際に行動に移した経験が求められる入試方式 です。
受験を成功させるためには、早めの準備と綿密な対策 が不可欠です。特に、英語力の強化と、論理的な思考力を示せる書類作成・面接対策が鍵 となります。
「なぜ学習院大学なのか?」を明確にする
「どの分野をどのように学びたいのか?」を具体的に説明できるようにする
「卒業後の進路をどのように考えているのか?」を志望理由書や面接で伝える
総合型選抜は、単なる学力試験とは違い、自分の強みを最大限に活かせるチャンスです。しっかり準備を行い、自信を持って挑みましょう!
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