獨協大学 総合型選抜の完全対策ガイド|出願・書類・面接を網羅
- 株式会社EQAO教育グループ

- 2025年7月25日
- 読了時間: 14分

▶︎1. 獨協大学の総合型選抜とは?

1.1 総合型選抜の意義と注目される背景
獨協大学は埼玉県にキャンパスを構える、語学教育に強みを持つ総合大学です。
その総合型選抜(いわゆるAO入試)は、学力の偏差値だけでなく、個人の適性や将来性を多角的に評価する入試制度として注目を集めています。
この選抜方式では、特定の学問分野や語学力、課外活動での実績など、多様な側面から受験生を評価するため、「知識の詰め込み」ではなく「自分らしさ」や「学ぶ意欲」が求められます。
特に近年では、理系・情報系の実績を持つ学生が合格しやすい傾向にあり、書類や面接でのアピールが重視されています。
出願は例年10月〜11月に行われ、試験は11月下旬、合格発表は12月上旬というスケジュールです。
たとえば、2026年度では一次試験が2025年11月23日、出願期間が10月1日〜14日、合格発表が12月4日に設定されています。
また、「総合型Q」と呼ばれる早期選考の方式も一部の学科で実施されており、たとえば外国語学部ドイツ語学科・フランス語学科では、一次試験が2025年10月25日に行われる予定です。
1.2 獨協大学が求める人物像とアドミッションポリシー
獨協大学が総合型選抜で重視するのは、「学部・学科の教育理念に共感し、それに見合う資質と意欲を持つ学生」です。
具体的には、以下のような能力や態度が求められます。
高等学校段階での基礎学力や思考力・表現力
学部で学ぶ内容に対する語学力・適性
専門分野への好奇心と探究意欲
国際的な視野を持ち、社会貢献を志す倫理観と主体性
特に理系分野の学科では、ソフトウェア開発や研究活動など、実践的なスキルの有無が評価される傾向にあります。選考には大学教授との面接が含まれ、形式的な準備では対応しきれない、深い知識と姿勢が問われます。
このように、獨協大学の総合型選抜は、単なる成績評価にとどまらず、
「どのように学び、社会でどう生きるか」を軸に学生を見極めています。
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▶︎2. 獨協大学 総合型選抜の出願条件と学部別要件

2.1 A・B・Cグループの違いと専願・併願の注意点
獨協大学の総合型選抜では、多くの学科でA・B・Cグループに分かれた出願区分が設定されています。
これらのグループは、応募条件や選考内容、さらには専願・併願の可否において異なる特徴を持ちます。
Aグループ:主に語学資格や学業成績が優れており、大学への志望度が高い受験生を対象とし、専願(獨協大学のみを受験)が原則。
Bグループ:語学資格など一定基準を満たす受験生で、併願(他大学との併願)が可能な学科も多い。
Cグループ:ドイツ語・フランス語など既習者を対象としており、比較的柔軟な条件が設けられています。併願が認められているケースが多いのも特徴です。
志望する学科・学部によっては、グループによる条件の差異が大きいため、自身の学力や実績、併願戦略に合わせた選択が求められます。
2.2 外国語学部の出願資格と語学基準
外国語学部では、ドイツ語学科・英語学科・フランス語学科・交流文化学科において、それぞれ異なる言語能力や資格が出願条件として求められます。
たとえばドイツ語学科Aグループでは、ドイツ語技能検定3級やGoethe-Zertifikat A2などが求められ、Bグループでは英検CSE1980やTOEFL iBT®42点など、英語力を示すスコアが条件です。Cグループはドイツ語の既習者であれば応募可能で、柔軟な基準が設けられています。
英語学科では英検・TOEFL・TEAPなどのスコアと学業成績(評定3.5以上)が条件となっており、出願者の語学力が特に重視されます。
また、フランス語学科でもDELF A2や仏検準2級などのフランス語資格が評価され、Cグループではフランス語既習者が対象です。
交流文化学科では、2外国語を学ぶ姿勢や国際教養への関心が重要視され、英語力に加え、幅広い国際的な視野が求められています。
2.3 国際教養学部・経済学部・法学部の要件と特徴
国際教養学部 言語文化学科では、英語に加えてスペイン語・中国語・韓国語などの語学資格も評価対象となり、多言語能力を活かした学びに意欲があることが求められます。
Aグループ・Bグループともに英語資格スコアの条件が詳細に設定されており、国際性を重視する点が特徴です。
経済学部では、英語・簿記・情報処理・数学など、商業的・情報的なスキルを有することが出願条件とされており、特にBグループでは、資格や検定試験の合格実績が大きなアドバンテージとなります。
また、国際環境経済学科では数検の取得が条件に加わるなど、理系的素養も問われます。
法学部では、評定平均3.9以上の成績や英検・TOEFLなどの語学資格が必要とされ、論理的思考力と語学力の両方が重視されています。2026年度以降はすべての法学部学科で専願が必須となるため、他大学との併願ができない点には注意が必要です。
▶︎3. 獨協大学 総合型選抜の選考フローと試験内容

3.1 書類審査:必要書類と提出時の注意点
獨協大学の総合型選抜における第一次選考は書類審査です。
以下が主な提出書類です。
志願票
大学入学資格を証明する書類
出願資格申請書
出願基準に該当する各種資格試験の合格証明書または成績証明書
調査書
志望理由書
学科や出願グループにより、必要な資格やスコアの条件が異なるため、事前に募集要項を詳細に確認することが重要です。
特に語学資格のスコア提出に際しては、出願締切日から2年以内(または3年以内)で取得したものが有効とされているため、スコアの有効期限には注意が必要です。
また、志望理由書の記載内容は面接の評価にも直結します。内容の一貫性と具体性、獨協大学に対する明確な志望動機が評価されます。
3.2 小論文試験:配点・テーマ傾向・対策方法
小論文は第二次選考の中心的な評価項目です。
多くの学科で100点満点の配点が設定されており、特に外国語学部、法学部などで重視されます。
小論文のテーマは、時事問題、語学や国際文化に関連するテーマ、社会的課題、あるいは学科の専門性に関わる内容が多いです。事前に大学の出題傾向を分析し、幅広いテーマに対応できる論理的思考力と表現力を養う必要があります。
小論文の練習では、「序論・本論・結論」の構成を明確にし、自分の意見を根拠とともに展開する訓練が不可欠です。過去問や模擬問題を通して、600~800字程度の文章を制限時間内で書く練習を重ねましょう。
3.3 面接試験:語学含む試問内容と評価ポイント
面接試験は第二次選考のもう一つの柱です。多くの学科で60点満点の評価が行われ、語学系学部では外国語を含む面接も実施されます。
外国語学部ドイツ語学科・フランス語学科では、ドイツ語やフランス語と日本語の両方での面接が行われることがあり、語学力の実践的な活用が試されます。
英語学科や交流文化学科、国際教養学部では、英語でのやりとりを含む面接が実施され、語学力と国際的な素養が評価されます。
法学部では、語学力・論理的思考力・時事知識など幅広い観点から問われる内容となっており、志望理由書との整合性も重要です。
面接では「志望理由」「将来のビジョン」「高校生活での取り組み」などの定番質問に加え、学科特有の専門的な質問や、志望理由書の記載内容に関する深掘りがされるケースもあります。
▶︎4. 獨協大学 総合型選抜の学部別出題傾向と合格戦略
4.1 外国語学部:語学力と国際意識のアピール方法
外国語学部では、高い語学力と国際的な視野が評価の軸となります。
ドイツ語・英語・フランス語の各学科では、グループ分けに応じた語学スコアが必要であり、それに応じて面接も外国語と日本語の併用で実施されます。
小論文では語学教育や異文化理解、国際問題に関連するテーマが頻出です。
面接では外国語の受け答えに加え、「なぜこの言語を学びたいか」「将来どう活かしたいか」といった国際志向が問われます。
語学力の証明だけでなく、その語学を通じて何を学び、どんな貢献をしたいのかを具体的に語れるかが、合否を分けるポイントです。
4.2 経済学部:英語・資格・論理性を活かす戦略
経済学部では、「英語+論理的思考力+資格」の三点が鍵です。
Aグループでは英語資格スコアが必要となり、英語面接での対応力も評価されます。
Bグループでは簿記・情報処理・数検・商業系検定といった実務的な資格や競技実績が求められます。
さらに、面接では経済社会の動きに対する意識や自分の将来像を論理的に説明することが求められます。
論理構成を明確にし、自分の知識やスキルがどのように大学で活かせるかを語ることがポイントです。
4.3 法学部:英語・小論文・面接のトリプル対策
法学部では、「英語・小論文・面接」の3要素がいずれも高いレベルで求められます。
英語力は法学部全体で評価されており、一定のスコア基準に達している必要があります。
小論文では、法・社会・時事に関する論理的な議論力が問われ、構成力と説得力が重要視されます。
面接では、志望動機に加えて、社会課題への関心や将来のキャリアについて深掘りされます。
三つの選考要素すべてで一貫した志望理由を持ち、論理的かつ具体的な自己表現ができる受験生が合格に近づきます。
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▶︎5. 獨協大学 総合型選抜の書類・小論文・面接対策ガイド
5.1 志望理由書の書き方と差別化ポイント
志望理由書は、合否を左右する最重要書類の一つです。
単に「獨協大学に行きたい」と述べるのではなく、「なぜ獨協大学でなければならないのか」「この学部・学科で何を学び、将来どう活かしたいのか」を論理的かつ具体的に示すことが求められます。
書き方のポイント:
大学の教育理念と自身の興味をリンクさせる
獨協大学の教育目標や学部の特色に共感していることを明記し、その理念と自分の将来像との接点を明示します。例えば、国際的視野を養いたい理由が自身の海外経験や語学学習の原体験と繋がっているかを示しましょう。
高校生活での具体的な経験を背景に持たせる
進路選択の動機を「何となくの憧れ」で終わらせないために、高校での活動・課題研究・ボランティアなど、自分の行動に裏打ちされた動機形成の流れを記述します。
入学後の学びと将来展望の具体化
履修したい科目、参加したいプログラム、取得したい資格、卒業後の進路などをできる限り具体的に述べることで、将来のビジョンを持っている人物像を印象付けることができます。
「なぜこの学科か」に加えて「なぜ今、自分がその学科を選ぶ段階にあるのか」を明確にすることが、合格に直結します。
5.2 自己推薦書の構成とエピソードの掘り下げ方
自己推薦書では、自分の強みや特性が、大学が求める人物像にどのように一致するかをアピールする必要があります。単なる実績の羅列ではなく、「課題 → 行動 → 学び →成長」という構造で深く掘り下げることが効果的です。
書き方のステップ
取り上げる経験の選定
文化祭、部活動、課外研究、ボランティア活動、アルバイトなど、自身の成長につながった経験を選びましょう。「成果」よりも「プロセス」に注目し、そこでどのような価値観を得たかが重要です。
経験の中にある課題と工夫を具体化する
「リーダーを務めた」ではなく、「メンバーが協力しないという課題に対し、どのような工夫をしたか」を詳細に描くことで、思考力・行動力・協調性といったアピールポイントを自然に盛り込むことができます。
大学で活かせる力として昇華する
最後には、その経験を通して得た力を、入学後の学びや研究、将来のキャリア形成にどう結びつけるかを記述します。大学の教育方針と関連づけることで、自己PRが説得力を持ちます。
「自分のことをよく知る人物」として読まれる文書であることを意識し、個性を言語化することが合格のカギです。
5.3 小論文対策:練習方法とテーマ別対応法
獨協大学の小論文は、論理性と専門的な関心の高さが試されるものが中心です。
テーマは時事問題や学部特性に関連したものが多く、抽象的な課題に対しても自身の考えを筋道立てて述べる力が求められます。
対策方法
課題文読解力と要約練習の徹底
現代文的な読解力が重要です。与えられた文章の趣旨・論点を的確に読み取り、自分の意見との接点を見出す訓練が必要です。
「自分の立場+理由+事例」の型を身につける
自分の意見を述べるだけでなく、その背景にある論拠や体験的エピソードを絡めることで、説得力が増します。必ず一貫した主張に基づいて文章を構成しましょう。
頻出テーマに対する知識の蓄積
多文化共生、グローバル経済、表現の自由、AIと社会など、学部に関わるテーマを軸に、自分の意見を整理しておくと、本番での対応力が格段に上がります。
小論文は「知識試験」ではなく「思考試験」。普段から考える癖をつけ、テーマの根底にある問いを読み解く力を鍛えましょう。
5.4 面接対策:模擬練習と評価される受け答え
面接は、獨協大学が求める人物像に合致しているかを直接見極める場です。内容だけでなく、話し方・態度・表情なども含めた総合的なコミュニケーション能力が評価されます。
対策の要点
志望理由書・自己推薦書の内容と矛盾しないこと
提出書類と一致した言動を取ることで、「自己理解ができている」「一貫性がある」という印象を与えます。
よくある質問に対するテンプレートではなく、自分の言葉での受け答え
準備されたセリフを暗記するのではなく、自分の体験から出た言葉を使うことで、面接官の心に残ります。
語学系学科の面接では、外国語での簡単な質問も出題
自信を持って「聞き返す」「ゆっくり話す」など、緊張を乗り越えるスキルも重要です。面接は「スムーズに答えること」よりも「本音で対話すること」が評価されます。
模擬面接の実施回数を増やす
客観的なフィードバックを受け、自分では気づかない癖や改善点を洗い出すことで、本番での安心感と余裕が生まれます。
「あなたの言葉で、あなたらしく話す」ことが、最も高い評価につながる面接対策です。
▼面接で受かりやすい人の特徴を知っておこう
総合型選抜の面接で評価される受け答えには共通点があります。以下の動画では、「面接で受かる人に共通する意外なポイント」を詳しく紹介しています。面接対策の一環として、ぜひ参考にしてください。
▶︎6. まとめ:獨協大学の総合型選抜で合格をつかむために
6.1 年間スケジュールと効率的な準備計画
獨協大学の総合型選抜における出願は10月~11月、試験は11月下旬、合格発表は12月上旬と、一般入試よりも早いスケジュールで進行します。
そのため、以下のような逆算スケジュールが重要です。
【4〜6月】志望学部の情報収集・大学訪問・オープンキャンパス参加
【7〜8月】志望理由書・自己推薦書の構想と初稿作成
【9月】書類完成・模擬面接、小論文対策スタート
【10〜11月】出願、試験対策の最終調整
夏前からの準備が差を生む最大のポイントです。
6.2 一般選抜との併用と注意すべき落とし穴
獨協大学の総合型選抜は、一部のグループを除き、併願可能な制度がある一方で、専願(単願)のグループも多数あります。
注意点は以下の通りです。
【併願可能】:外国語学部Cグループ、国際教養・経済・法学部のBグループ(2025年度)など
【専願のみ】:外国語学部A・Bグループ(2026年度)、法学部全体(2026年度)など
出願時に「専願か併願か」を明確に確認し、他大学との併用を誤らないよう注意しましょう。
6.3 自分らしい志望理由を完成させるステップ
志望理由書や面接の核となるのは、「自分がなぜその学部を目指すのか」という動機の明確さと具体性です。
完成までのステップは以下の通り。
志望学部の教育方針・特色を深く理解する
自分の過去の経験から「つながる」要素を見つける
将来像と大学での学びをリンクさせる
複数回の添削・フィードバックを受けて磨き上げる
形式ではなく、自分の言葉で語るストーリーこそが、強い志望理由になります。
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