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総合型選抜の条件を徹底解説!出願前に知っておきたい全ポイント

  • 執筆者の写真: 株式会社EQAO教育グループ
    株式会社EQAO教育グループ
  • 5月24日
  • 読了時間: 18分




▶︎1. 総合型選抜とは?その特徴と基本条件



1.1 総合型選抜の概要と目的

総合型選抜は、かつて「AO入試」と呼ばれていた入試方式のひとつです。学力試験だけでなく、志望理由や高校生活での取り組み、人物像を重視して選考するのが特徴です。

一般選抜とは違い、総合型選抜では「どれだけその大学・学部を理解し、自分の将来と結びつけているか」が合否に大きく関わります。


つまり「その大学に入りたい理由」が明確であることが、合格のカギになるというわけです。


総合型選抜の主な目的は、次のような受験生を評価することにあります。


  • 自主性や主体的な行動力を持っている

  • 将来の目標がはっきりしている

  • 大学での学びに対する意欲が高い

  • 高校生活の中で何かに真剣に取り組んできた経験がある


こうした点を見極めるために、各大学ではエントリーシートや志望理由書、面接、小論文などを組み合わせた選考が行われます。


たとえば、高校時代に部活動でリーダーを務めた経験や、生徒会活動での実績、地域のボランティアに積極的に関わった経験なども、アピール材料として評価されることがあります。


もちろん、評価の基準は大学や学部によって異なりますが、共通しているのは「知識よりも人間性や意欲を評価したい」という意図です。


1.2 総合型選抜の基本的な出願条件

総合型選抜を受けるためには、いくつかの共通した出願条件があります。ただし、細かな内容は大学や学部によって異なるため、しっかり確認しておくことが大切です。


まず、代表的な基本条件を整理してみましょう。


主な出願条件はこちらです。

  • 評定平均の基準


  • 志望理由書やエントリーシートの提出


  • 資格・検定試験の取得(英検、TOEICなど)


  • 学校長の推薦書が必要な場合も


  • 課外活動やボランティアの実績


このように、学力試験だけでなく「人物面」や「活動歴」も重視されるのが総合型選抜の大きな特徴です。


特に注意が必要なのが「評定平均」です。たとえば、3.5以上や4.0以上など、最低ラインが設定されている大学もあります。 この基準を満たしていないと、どれだけ内容が良くても書類審査で落ちてしまうこともあります。


また、エントリーに資格や検定試験が必要なケースも増えています。英語力を測る検定(英検、TOEIC、IELTSなど)や、数学・情報系の検定が評価対象になることもあります。

こんなケースもあります。


朝のホームルーム後に行っていた英語検定対策、部活動後の小論文添削、週末に参加した地域イベントなど。総合型選抜では、そういった毎日の積み重ねが強みになります。


ただし、「とりあえず受けてみる」という姿勢では通用しにくいのも事実です。 なぜなら、「なぜこの大学なのか?」「入学後に何をしたいのか?」といった熱意や明確なビジョンが求められるからです。


このように、出願にあたっては書類や資格だけでなく、日頃の活動・意欲の積み重ねが大きく影響してくる点を覚えておきましょう。



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▶︎2. 総合型選抜の出願条件を詳しく解説



2.1 評定平均値の基準とその重要性

総合型選抜で最初にチェックされるのが、高校での評定平均値です。 これは、成績の総合評価で、多くの大学が最低ラインを設定しています。


評定平均値の基準は大学や学部によって異なりますが、一般的には以下の範囲が多いです。

  • 3.0以上が必要な場合が多い


  • 理系学部では4.0以上を求められることも


  • 文系学部は多少柔軟な場合がある


評定平均値が重要視される理由は主に3つあります。


  1. 基礎学力の確認  

    大学の授業についていくための最低限の学力があるかどうかを判断します。


  2. 学習態度の評価  

    継続して努力し、計画的に学習を続けられるかを示す指標となります。


  3. 書類選考の足切り基準になることが多い  

    基準に満たない場合、面接や小論文の準備をしても選考に進めないケースがあります。


ここで、具体的な注意点を3つ挙げます。

  • 通知表の評価基準に差がある  

    学校によって5段階評価、3段階評価、10段階評価などがあり、同じ「3.5」でも意味合いが異なることがある。


  • 部活動や課外活動に熱心でも評定が低いと選考対象外に  

    活動実績だけではカバーできないため、バランスの取れた成績が必要。


  • 評定平均が基準に満たない場合は早めの対策が必須  

    成績の見直しや再評価の相談、成績アップのための学習計画を立てることが大事。


たとえば、普段の授業でわからない部分を放置せず、こまめに復習や質問をすることで、評定平均が0.5ポイント上がることもあります。 忙しい高校生活のなかでも、こうした努力が結果につながるのです。


評定平均は総合型選抜の出願条件の中でも非常に重要なポイントです。 早めに自分の成績を確認し、必要なら対策を立てましょう。


2.2 資格・検定試験の活用方法

総合型選抜の条件で注目されるのが、資格や検定試験のスコアです。特に英語系の資格がよく求められますが、その他の分野でも評価対象になることがあります。

以下のポイントが重要です。


  • 英検(英語検定)やTOEICなどの英語資格  

    大学によっては「英検準2級以上」や「TOEIC 600点以上」といった具体的な基準があります。  

    これらは英語力の証明として、出願の必須条件になる場合もあります。


  • 数学検定や情報処理の資格  

    理系学部や情報系の学部では、これらの資格が評価されることがあります。


  • 資格の持つメリット  

    ・書類選考での評価アップになる  

    ・学力の客観的な証明になる  

    ・他の受験生との差別化につながる


ただし、資格があるだけで合格が決まるわけではありません。 資格はあくまで総合評価の一部です。面接や志望理由書の内容も非常に大事です。


資格取得のための準備も計画的に行いましょう。


  • 資格試験は年に数回しかない場合が多い

  • 出願スケジュールに合わせて逆算して準備する必要がある

  • 毎日15分の勉強時間を増やすだけでも合格率は上がる


忙しい学校生活の中でも、スキマ時間を活用してコツコツ対策することが大切です。


さらに、資格取得は入学後の学びにも役立つスキルとなるため、総合的な準備として考えると良いでしょう。


2.3 エントリーシートと志望理由書のポイント

総合型選抜で特に重要になるのが、エントリーシートと志望理由書です。これらの書類は、あなたの人柄や熱意を伝える最大のチャンスです。


書類作成で押さえるべきポイントは以下の通りです。


  • 志望動機を具体的に書く  

    「なぜこの大学なのか」「大学で何を学びたいのか」「将来どう活かしたいのか」を明確に伝えると評価が上がります。


  • 高校での経験や活動を具体例で示す  

    部活動やボランティア、学習以外の活動で得たことを数字やエピソードを交えて書くと説得力が増します。


  • 自己PRは強みをわかりやすくまとめる  

    長所や得意なことを具体的に挙げ、大学でどう活かすかまで触れましょう。


  • 文章は簡潔に読みやすく  

    長文になりすぎず、一文は30文字前後を意識して読みやすさを意識します。


  • 誤字脱字は絶対に避ける  

    丁寧なチェックを行い、誤字や脱字があると印象が悪くなります。


具体的な例として、

 「部活動でキャプテンを務め、チームの勝率を〇%向上させました」「地域のボランティアで〇時間以上の活動を継続しました」といった数字を入れるとリアルに伝わります。


志望理由書は「自分が大学でどんな成長をしたいのか」をしっかり考えてから書くのがコツです。 意欲や目的意識が伝わる文章が高評価につながります。



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▶︎3. 総合型選抜の選考方法とその対策



3.1 面接・小論文・プレゼンテーションの対策法

総合型選抜の選考では、面接・小論文・プレゼンテーションが重要な評価ポイントです。これらは「学力」だけでなく、「考え方」や「コミュニケーション能力」、「主体性」を見るためのものです。


対策のポイントは以下の通りです。


  • 面接は練習で緊張を減らす  

    友人や家族と模擬面接を繰り返し行うことで、質問への回答がスムーズになります。特に「なぜこの大学か」「高校で頑張ったこと」などはよく聞かれます。


  • 小論文はテーマに沿った構成を意識  

    導入・本文・結論の3部構成を守り、論点を明確に伝えましょう。文字数や時間制限を守ることも大事です。


  • プレゼンテーションは話す内容を整理し練習する  

    ポイントを絞り、わかりやすく伝える練習を重ねると自信がつきます。パワーポイントのスライド作成なども丁寧に準備しましょう。


こんな失敗例がよくあります。


① 質問の意図を取り違えて答えてしまう 

② 時間配分を間違えて話が途中で終わる 

③ 内容が抽象的で具体例が少ない


これらを防ぐためには、日頃からの練習とフィードバックが欠かせません。 たとえば、15分の練習時間を毎日確保するだけで、当日の自信が大きく変わります。


また、面接では第一印象も大事なので、明るい表情や適切なアイコンタクトも意識しましょう。


3.2 グループディスカッションや模擬授業の対応策

総合型選抜では、グループディスカッション(GD)や模擬授業が選考に組み込まれることがあります。 これらは、協調性や主体性、問題解決能力を見るための場です。


対応のポイントは以下の通りです。


  • グループディスカッションは「聞く力」と「伝える力」がカギ  

    発言ばかりを意識しすぎると、話を聞かず自分の意見だけを押し通す印象になります。  まずは相手の意見をしっかり聞き、理解した上で自分の意見を伝えることが大事です。


  • 議論の進行役を自然に担うのも評価アップにつながる  

    意見の整理やまとめ役を積極的に行うと、リーダーシップをアピールできます。


  • 模擬授業では、準備した内容を丁寧に伝える練習を  

    質問に対して柔軟に答えられるように、想定問答を準備しましょう。  

    また、時間配分にも気をつけて、話し過ぎや早口を防ぎます。


よくある失敗は以下の3つです。

① 意見を押し付けてしまい、周囲との衝突が起こる 

② 発言が少なすぎて存在感が薄い 

③ 模擬授業の準備不足で質問に答えられない


これらを避けるためには、練習を重ねてバランスの良い参加ができるようになることがポイントです。 練習を通じて、話す・聞く・まとめるのスキルが自然に身についていきます。


普段の学校のグループワークやプレゼンテーションを意識して取り組むことが、準備の近道です。


3.3 調査書や活動報告書の活用方法

総合型選抜の出願では、調査書や活動報告書が重要な役割を果たします。これらの書類は、

学校生活での学業成績だけでなく、課外活動や人柄を示す材料になるからです。


活用のポイントは以下の通りです。


  • 調査書は成績だけでなく、出席状況や特別活動も記載される  

    欠席や遅刻が多いと評価が下がる可能性があります。普段から出席をしっかり管理することが大切です。


  • 活動報告書はボランティアや部活動、委員会活動の実績を具体的に記載する  

    参加期間や役割、成果を具体的な数字やエピソードで示すと説得力が増します。


  • 学校の先生からの推薦やコメントも評価ポイント  

    推薦状の内容が熱意や人柄を伝えているかどうかで印象が大きく変わります。


よくある注意点は以下の3つです。


① 活動内容が抽象的で伝わりにくい 

② 記載内容に矛盾や誤りがある 

③ 推薦者とのコミュニケーション不足で内容が薄い


これらを防ぐには、書類を提出する前に担当の先生と細かく相談し、内容をブラッシュアップすることが大事です。


たとえば、ボランティア活動で「〇時間以上参加した」「地域イベントの企画に携わった」といった具体的な事実を盛り込むと、より説得力が増します。


調査書や活動報告書は、受験生の過去の努力や実績を証明する重要な資料です。 日頃からしっかり記録をつけておくと、いざというときにスムーズに準備できます。



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▶︎4. 総合型選抜の条件に影響する要素を深掘り

4.1 高校での活動実績はどこまで見られる?

総合型選抜では、学力だけでなく高校時代の活動実績も重要な選考材料になります。 具体的には、どんな活動がどの程度評価されるのか、理解しておきましょう。


主に以下のような活動がチェックされます。

  • 部活動での役割や成果(キャプテンや大会出場経験など)


  • 生徒会や委員会でのリーダーシップ経験


  • ボランティア活動や地域貢献の取り組み


  • 学校外の学習や資格取得への挑戦


  • 文化祭や学校行事での企画・運営参加


これらの活動を通じて、主体性や責任感、継続力、協調性などが評価されます。

よくある注意点は以下の3つです。


① 活動内容が単なる参加だけで終わっている 

② 具体的な役割や成果が記載されていない 

③ 活動が一過性で継続性や深みがない


これらを避けるためには、活動における自分の役割や取り組みを具体的に振り返り、成果を数値やエピソードで示すことが大事です。


たとえば、キャプテンとしてチームの勝率を〇%アップさせた、ボランティアで〇時間以上継続的に活動した、といった具体例が評価されやすいです。


高校生活の中でこうした活動を通じて成長した姿をイメージできる書類や面接の準備が合格に近づくポイントです


4.2 ボランティア・課外活動の評価ポイント

総合型選抜では、ボランティアや課外活動も重要な評価対象です。 なぜなら、こうした活動は社会性や主体性、継続力を示す良い材料だからです。


評価されるポイントは以下のようなものがあります。


  • 継続期間の長さ  

    短期間の単発活動より、数ヶ月から1年以上続けていると評価が高くなります。


  • 具体的な役割や貢献内容  

    単に参加しただけでなく、どんな役割を担い、どんな成果を出したかを明確に示すことが大事です。


  • 活動の社会的意義や学びの深さ 

    自分の成長や社会貢献への意識が伝わると、さらに良い評価につながります。


よくある失敗例と対策は次の通りです。


① 活動内容が曖昧で、面接や書類で説明しづらい 

② 継続期間が短く、熱意が伝わらない 

③ 活動の意義や自分の成長を具体的に伝えられない


こうした失敗を避けるには、活動の記録を日頃からつけておくのが効果的です。 たとえば、週ごとに参加した内容や感じたことをメモするだけでも、説明がぐっとしやすくなりま

す。


具体例として、地域の清掃活動で「年間50時間以上参加し、地域の環境改善に貢献した」という数字やエピソードは説得力が抜群です。


ボランティア・課外活動は総合型選抜の条件を満たすだけでなく、大学生活での学びにもつながる貴重な経験になります。


4.3 高校の先生や第三者の推薦の重要性

総合型選抜では、高校の先生や第三者からの推薦が選考に大きな影響を与えます。 推薦書はあなたの人柄や学業態度、活動実績を客観的に評価する貴重な資料です。

推薦の重要ポイントは以下の通りです。


  • 信頼性と具体性のある内容  

    単なる「頑張り屋」などの抽象的な表現ではなく、具体的な行動や成果を踏まえた推薦が評価されやすいです。


  • 学校生活全体を見たバランスの良い評価  

    学業だけでなく、部活動やボランティア、リーダーシップなど多角的に見られます。


  • 推薦者とのコミュニケーションが大切  

    自分の希望や取り組みをしっかり伝え、推薦書に反映してもらうことがポイントです。


よくある失敗と対策は以下のとおりです。


① 推薦書の内容が薄く、印象に残らない 

② 推薦者と十分な話し合いができていないため誤解が生じる 

③ 推薦書の提出期限や形式を守れず評価に響く


推薦書は評価の重要な材料なので、早めに担当の先生に相談し、こまめに進捗を確認することが必要です。


たとえば、面談で自分の将来の目標や大学で学びたいことを詳しく伝え、推薦者の理解を深めることができれば、より良い推薦書につながります。


推薦書は総合型選抜の条件のひとつであり、選考を有利に進めるための大きな武器になります。



▶︎5. 総合型選抜のメリットとデメリット

5.1 総合型選抜のメリット

総合型選抜には、多くのメリットがあります。特に、学力試験だけに頼らず、多面的に評価してもらえる点が大きな魅力です。


主なメリットは以下の通りです。


  • 学力だけでなく人物や意欲を評価してもらえる  

    成績や試験結果だけでなく、やる気や高校時代の活動も加味されます。だから、自分の強みを多角的にアピールできます。


  • 早い段階で合否が決まる場合が多い  

    一般入試より早めに結果が分かるため、進路計画が立てやすくなります。


  • 面接や小論文など、多様な評価方法で自分の良さを伝えられる  

    筆記試験だけでは伝わりにくい「人間性」や「考え方」を直接伝えられるチャンスがあります。


  • 推薦書や活動実績を活かせる  

    普段の学校生活の努力や実績が評価に直結します。これまでの頑張りが報われやすい仕組みです。


  • 志望理由や将来の目標が明確な人に向いている  

    大学側も意欲的な学生を求めているため、明確なビジョンがあると合格しやすいです。


このように、総合型選抜は「自分らしさ」を活かせる入試方法と言えます。 特に、学校生活の成果をしっかり残している人には大きなチャンスになるでしょう。


5.2 総合型選抜のデメリットとその対策

総合型選抜にはメリットが多い一方で、注意しておきたいデメリットも存在します。 しっかり把握し、対策を講じておくことが大切です。

主なデメリットとその対策は以下の通りです。


① 準備に時間と労力がかかる

  • 志望理由書、エントリーシート、面接、小論文など、提出物や対策すべき内容が多岐にわたります。一般選抜と並行して準備するのは大きな負担になります。


対策: 早めにスケジュールを立てて、月ごと・週ごとのタスクに分解して管理しましょう。 毎日の勉強時間に30分だけ「総合型対策の時間」を組み込むのがおすすめです。


② 情報収集が不十分だと不利になる

  • 大学ごとに出願条件や選考方法が異なるため、情報をしっかり集めていないと出願自体ができないことも。


対策: 大学の公式サイトや募集要項を定期的にチェックし、最新情報を逃さないようにしましょう。 学校の進路指導やオープンキャンパスにも積極的に参加して情報を集めてください。


③ 不合格後の切り替えが難しい

  • 早期に結果が出る一方で、不合格だった場合の精神的ダメージが大きくなりがちです。


対策: 一般選抜にもきちんと備えておくことで、気持ちを切り替えやすくなります。 併願校の検討や模試の受験も継続して行いましょう。


総合型選抜は魅力的な制度ですが、「準備の質」が合否を大きく左右します。 デメリットを理解し、しっかり対策を講じることで、チャンスを確実に掴めるようになります。



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▶︎6. まとめ:総合型選抜で成功するために

6.1 総合型選抜のポイントの再確認

ここまで解説してきた内容を、改めて整理しておきましょう。 総合型選抜で合格を目指すには、以下のポイントをしっかり押さえることが大切です。


【総合型選抜で求められる主な条件】

  • 評定平均値の基準を満たしているか


  • 志望理由が明確かつ具体的に表現されているか


  • エントリーシートや自己PRで自分の強みを伝えられているか


  • 小論文・面接・プレゼンなどの準備ができているか


  • 活動実績や資格などのアピール材料があるか


  • 調査書や推薦書の内容が充実しているか


【合格に近づくための3つの習慣】

  1. 早期スタート  

    高2の終わり頃から情報収集や準備を始めると余裕を持って対応できます。


  2. 記録を残す習慣  

    活動内容や感じたことを定期的にメモしておくと、志望理由書や面接の材料になります。


  3. 第三者の目を活用する  

    先生や家族、塾の講師などに見てもらい、客観的なフィードバックを受けましょう。


総合型選抜は、準備すればするほど成果が見えやすい制度です。 成績や活動、意欲のすべてをバランスよく伝えることで、合格の可能性を高められます。


6.2 早期の準備と情報収集の重要性

総合型選抜で成功するために、最も大切なのは「早めの行動」です。 出願条件の確認、必要書類の準備、面接・小論文の対策など、やるべきことが多いため、計画的な準備が合否を分けます。


【早期準備で得られる3つのメリット】

  • 余裕を持って書類を作成できる  

    志望理由書やエントリーシートは一度で完成するものではありません。何度も書き直しながら、納得のいくものに仕上げるには時間が必要です。


  • 面接や小論文の練習が十分にできる  

    繰り返し練習することで自信がつき、本番で慌てることが少なくなります。


  • 複数の大学を比較検討できる  

    早くから調べておくことで、自分に合った大学・学部を選びやすくなり、併願対策も立てやすくなります。


【情報収集で注意したい3つのポイント】

  1. 大学の公式情報をチェック  

    条件や選考方法は毎年変わることもあるため、必ず募集要項を最新のものに目を通しましょう。


  2. オープンキャンパスや説明会に参加する  

    大学の雰囲気や求められる人物像を知る良い機会になります。


  3. 学校や進路指導の先生にも相談を  

    見落としがちな情報や、他の受験生の事例なども教えてもらえます。


総合型選抜は「準備の質」と「情報の量」が結果に直結する入試方式です。


 早めに動くことで、心にも時間にも余裕が生まれ、ベストな状態で本番を迎えられます。



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