同志社大学グローバル・コミュニケーション学部の自己推薦入試完全ガイド
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▶︎1. 同志社大学 グローバル・コミュニケーション学部の自己推薦入試とは

1.1 英語コースの特徴と募集人数(13名)
同志社大学グローバル・コミュニケーション学部は、語学力を軸に国際社会で活躍できる人材の育成を目指す学部です。特に英語コースでは、すべての授業を英語で行う環境が整備されており、語学力だけでなく異文化理解力、論理的思考力、実践的なコミュニケーション能力が求められます。
2025年度の自己推薦入試における英語コースの募集人数は13名と非常に狭き門です。
そのため、出願者には明確な目的意識と高い語学力が求められるのはもちろんのこと、他の受験生と差をつけるための戦略的な準備も欠かせません。
「13名」という限られた枠を勝ち取るには、事前の情報収集と準備がすべてを左右します。
1.2 出願資格の詳細と必要な英語スコア基準
自己推薦入試を受験するには、以下の基本的な条件を満たす必要があります。
高校卒業(または2025年3月卒業見込み)もしくはそれに準ずる教育課程修了者
同志社大学グローバル・コミュニケーション学部で学ぶ強い意思を持つこと
英語資格において以下のいずれかを高校入学以降に取得していること:
資格 | 必要スコア・級 |
TOEIC L&R(IP含む) | 650点以上(紙の公式認定証のみ有効) |
TOEFL iBT(Home Edition含む) | 68点以上(Test Dateスコアのみ有効) |
実用英語技能検定(英検) | 準1級以上(CSEスコア証明書または合格証明書の原本) |
特に証明書の「原本」提出が必須であり、コピーやオンライン出力は不可です。
最新の取り扱いルールは募集要項で都度確認してください。
1.3 最新の選考方法と試験日程(小論文・口頭試問)
同志社大学グローバル・コミュニケーション学部英語コースの自己推薦入試では、以下の選考が行われます。
小論文(日本語):90分間の記述試験。時事的テーマに対する論理的な考察力が問われます。
口頭試問(日本語+英語):個別面接形式で、志望動機や自身の経験について深く掘り下げられます。
書類審査:志望理由書、調査書、英語資格証明などを含む全出願書類に基づく評価。
2025年度入試のスケジュールは以下の通りです。
選考日:2024年11月30日(土)
集合時間:10:00
小論文試験:10:30〜12:00
口頭試問:13:00〜順次実施
試験会場:同志社大学 京田辺キャンパス
合格発表:2024年12月6日(金)速達にて発送(電話照会不可)
なお、受験票はWeb出願システムから自身で印刷する必要があります(2024年11月25日15:00以降に取得可能)。
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▶︎2. 自己推薦で合格するための出願準備ガイド

2.1 志望理由書の書き方と注意点(所定用紙の使用)
同志社大学グローバル・コミュニケーション学部(英語コース)の自己推薦入試では、志望理由書は単なる自己紹介ではなく、「なぜこの学部で学びたいのか」「なぜ自分がその適格者であるのか」を論理的かつ具体的に示すことが求められます。
まず、大学所定の用紙を使用することが必須であり、形式違反は評価に大きく影響するため注意が必要です。また、形式面だけでなく、以下の内容を必ず含めるようにしましょう。
同志社大学グローバル・コミュニケーション学部の理念と自分の将来ビジョンとの整合性
大学のカリキュラム・教員・制度に触れた上での学習計画
自分の過去の経験・興味関心との接続性
「その学部・その大学でなければならない理由」こそが、合格可能性を左右します。
また、志望理由書は第三者の視点で添削を受けることも重要です。自身では気づかない主張の一貫性の欠如や、表現の曖昧さを見直す機会になります。最終的には、「誰が読んでも説得力がある文章」に仕上げることが目標です。
2.2 小論文対策の進め方と頻出テーマ
自己推薦入試の選考で実施される小論文では、時事的なテーマに対して、自分の意見を論理的に展開する力が問われます。課題は日本語で出題され、90分の制限時間で書き上げる必要があります。
出題テーマの傾向としては、以下のようなトピックが頻出です。
異文化理解に関する問題
多様性と共生社会
グローバル人材に求められる資質
情報リテラシーやSNSと社会的影響
対策のポイントは以下の通りです。
「構成メモ」(CRECマップ)を活用した論理構築
C(Conclusion)=結論
R(Reason)=理由
E(Evidence)=具体例
C(Conclusion)=振り返り → 書き始める前にこのフレームでメモを作成することで、論のブレを防げます。
時事的テーマに関する基礎知識のインプット
英語学習、教育政策、多文化社会、移民、グローバル経済などは押さえておきましょう。
演習と添削を繰り返す
書きっぱなしにせず、必ず講師や第三者からフィードバックをもらい、改善を重ねましょう。
「論理性+具体性」が、合格答案の鍵です。
2.3 面接(口頭試問)の構成と英語対応のコツ
面接(口頭試問)は、日本語と英語の両方で行われるのが特徴であり、「実際に英語を使ってどれだけ自分の考えを伝えられるか」が問われます。事前に準備してきた志望動機の整理だけでなく、即興的な対応力・論理的な思考力・語学運用力の総合評価が行われます。
構成は以下のようになります。
前半:日本語での質問(志望理由、過去の経験など)
後半:英語での質問(将来のビジョン、課題解決案など)
準備のポイントは次の通りです。
日本語・英語どちらでも答えられるように、志望理由・将来ビジョン・高校生活の経験を整理
スピーチ練習よりも、対話形式に近い実践練習に重点
英語部分は完璧な文法よりも、内容と伝えたい意志を重視
「内容の一貫性と伝える意志」が高評価の決め手です。
特に意識したいのは、「同志社大学で学ぶ意義を英語で語れるか」という点です。
語彙や構文の暗記ではなく、自分の言葉で表現する姿勢が面接官の心に残ります。
また、面接本番を控える受験生には、以下の動画も非常に参考になります。
▶︎3. 同志社大学 グローバル・コミュニケーション学部の学びと留学制度の魅力

3.1 英語コースと中国語コースの違い
グローバル・コミュニケーション学部には、英語コースと中国語コースの2つの専攻分野があります。それぞれのコースは、単なる語学力の習得ではなく、言語を通じて世界とつながり、他者と協働する力を育むことを目的としています。
英語コースは、授業の大半を英語で実施し、アカデミックな英語運用能力の育成に重きを置いています。リサーチ・プレゼン・ディスカッションなどの実践的な学びを通じて、国際社会で通用する論理力・発信力を養います。
中国語コースは、中国語の運用力を磨きながら、中国社会や文化への理解を深めるプログラムが特徴です。中国語圏への留学や中国語での研究発表を通じて、東アジアの中心で活躍する人材を育成します。
言語を学ぶことは「世界を見る視点を変えること」でもあります。
どちらのコースも、言語教育を超えた文化理解・社会問題への洞察力・異文化との対話力を育む内容が組み込まれており、受験時点での語学力だけでなく、「どのように活かしたいか」が重視されます。
3.2 留学制度・多文化交流プログラムの紹介
同志社大学のグローバル・コミュニケーション学部では、原則全員が在学中に海外留学を経験することを前提としたカリキュラムが構築されています。
英語コースでは、以下のような留学制度が整っています。
2年次後期からの1年間の長期留学(必須)
留学先:北米・欧州・アジアの提携大学(英語圏)
留学中も卒業単位として認定されるシステム
この制度により、語学研修だけでなく、現地大学の専門講義を受講しながら異文化理解を深める実践的な体験が可能になります。また、中国語コースでも、主に中国・台湾などへの長期留学が行われています。
加えて、留学以外にも以下のような多文化交流プログラムがあります。
学内の外国人留学生との「バディ制度」
国際会議・シンポジウムでの発表参加
国内外のフィールドスタディプログラム
「世界を教室に」する実践環境が整っているのが本学部の最大の魅力です。
3.3 国際社会で活躍できる人材育成の環境
グローバル・コミュニケーション学部の教育は、単なる語学教育にとどまらず、「国際社会において自らの意見を持ち、異文化と対話できる人材」の育成を目指しています。
このため、以下のような学びが体系的に提供されています。
初年次からの少人数制ゼミによる対話的授業
多文化共生・メディアと情報・異文化心理などの専門領域の履修
卒業研究に向けた段階的なリサーチスキル指導
また、学生は1年次から継続して「学びの軸」を育て、最終的には自ら問いを立てて探究する力を身につけます。これは、将来的に国際機関、NGO、グローバル企業などで働くために必要不可欠な資質といえるでしょう。
同志社大学は、「良心を手腕に運用する人物の育成」という建学の精神のもと、世界に通用する倫理観と実践力を養います。
このように、語学・異文化・社会課題の3本柱を統合した本学部の教育は、単なる語学習得を超えた深い学びを提供しているのです。
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▶︎4. 自己推薦入試に必要な英語資格・評定平均・出願スケジュール完全ガイド
4.1 評定平均と出願可能性の判断基準
同志社大学グローバル・コミュニケーション学部(英語コース)の自己推薦入試では、明確な評定平均の「最低基準」は公式に定められていないものの、実際の合格者はおおむね4.0以上を獲得していることが多く報告されています。
特に注目すべきは、英語資格スコアに加えて、学校での成績の安定性と継続的な学習姿勢が総合的に評価される点です。
評定平均が4.3以上あると他者との差別化が可能
評定平均が4.0未満の場合、他の要素(英語資格スコアや活動実績)で強く補完する必要あり
「評定は高く越えるほど安心、低い場合は戦略的に穴埋めを」という意識が大切です。
推薦入試は総合評価型の選抜方式であり、たとえ成績が高くても、志望理由書や面接内容が弱ければ不合格となる一方で、成績に多少の不安があっても、自己分析と準備を徹底すれば合格可能性は十分にあります。
4.2 英検・TOEFL・TOEICスコアの扱い方と注意点
自己推薦入試に出願するには、以下のいずれかの英語資格スコア基準を満たすことが必要です(取得はすべて高校入学以降のスコアに限られます)。
資格名 | 必要スコア | 注意事項 |
TOEIC L&R(IP含む) | 650点以上 | 紙の「公式認定証(原本)」が必要。デジタル形式は不可。 |
TOEFL iBT(Home Edition含む) | 68点以上 | 「Test Dateスコア」のみ有効。「MyBestスコア」不可。Test Taker Score Report(原本)が必要。 |
実用英語技能検定(英検) | 準1級以上 | 合格証明書またはCSEスコア証明書の原本提出が必須。 |
出願書類には、これらの証明書の「原本」が必要で、コピーやスキャン画像、ダウンロード形式のファイルでは受理されません。郵送後に原本は返却されますが、紛失リスク回避のため事前にコピーを取っておくと良いでしょう。
また、証明書が不足している、紛失してしまったという場合には、早急に試験機関に再発行申請を行うことが必須です。
「スコアよりも、証明方法の正確さが重要になる」場面が多いので、細かい条件にも十分注意してください。
4.3 出願受付期間・必要書類・郵送ルールまとめ(2025年度入試)
同志社大学グローバル・コミュニケーション学部(英語コース)の自己推薦入試では、出願は「インターネット登録」と「郵送書類提出」の2段階構成となっており、どちらも期限厳守が絶対条件です。
Web出願登録期間:2024年10月25日(金)~11月7日(木)
出願書類の郵送受付期間:2024年11月1日(金)~11月7日(木)※消印有効
出願は以下の手順で行います。
インターネット出願サイトで出願情報を登録し、入学検定料を支払う
所定の「郵送用宛先用紙」を貼った封筒に、必要書類を同封
簡易書留・速達で郵送(窓口提出は不可)
必要書類は以下の通りです。
出願確認票
調査書(在学中の者は第3学年第1学期末までの成績が記載されたもの)
志望理由書(大学所定の様式)
英語資格証明書の原本(英検、TOEIC、TOEFL)
※調査書が提出できない場合や特殊な出願資格に該当する場合は、2024年10月18日(金)までに大学への事前連絡が必要です。
「郵送方法・提出書類・締切日のどれか一つでも欠けると、出願無効になる」ため、早め早めの行動が命運を分けます。
▶︎5. 自己推薦書で伝えるべき同志社大学への熱意
5.1 主体性・多様性・協働性の表現方法
同志社大学グローバル・コミュニケーション学部が求めている人物像の中心には、「主体性・多様性・協働性」があります。
これは単なるキーワードではなく、自己推薦書や面接での評価基準として実際に重視されている要素です。
主体性:自ら課題を見つけ、行動に移した経験を提示しましょう。たとえば「文化祭での企画立案」や「英語ディベート大会の主催」など、自発的な行動があったエピソードが効果的です。
多様性:異なる価値観や背景を持つ人々と関わった経験を通じて、何を学び、どう変化したかを伝えます。国際交流プログラムや地域活動の経験が活用できます。
協働性:集団での課題解決やプロジェクト活動の中で、自分が果たした役割を具体的に述べます。単に「チームで頑張った」ではなく、「どのような問題をどう解決したか」が重要です。
「行動→工夫→結果」の三段構成で書くと、伝わりやすくなります。
例: 「私は生徒会の活動の中で、多様な意見をまとめる難しさを経験しました。文化祭の準備では、進行の遅れから対立が起きましたが、私は互いの意見を可視化する議事録を作成し、全体会議で共有しました。その結果、意見が整理され、全員で協力して完成度の高いイベントを実現できました。」
5.2 自分だけの経験を活かすエピソードの選び方
自己推薦書で重要なのは、「どんな経験をしてきたか」よりも「その経験をどう捉え、どのように自分の学びや将来に結びつけたか」です。つまり、他人と同じ経験でも、そこからの解釈と学び方で独自性は生まれます。
効果的なエピソード選びのポイント:
「結果」より「過程」にフォーカス:成果よりも、苦労や工夫、成長のプロセスを語ると説得力が高まります。
「テーマ」と「自己像」の一致:国際交流、英語学習、ボランティアなど、学部の特徴と親和性の高いテーマを選びましょう。
具体性と数字を活用:参加人数や活動期間など、客観的なデータがあると印象が強まります。
エピソードは「経験+学び+未来への活用」の流れで構成しましょう。
例: 「中学生のとき、交換留学生との会話がうまくいかず悔しい思いをしたことが、英語学習のきっかけでした。その後、英検準1級を取得し、今では学校の国際交流クラブで海外留学生のサポート役も務めています。この経験を活かして、貴学で多文化理解をさらに深めたいと考えています。」
5.3 「同志社大学で学びたい理由」の説得力ある伝え方
自己推薦書の核心部分とも言えるのが、「なぜ同志社大学グローバル・コミュニケーション学部を志望するのか」という問いに対する回答です。この項目の説得力を高めるには、学部の教育内容・環境・理念をよく理解し、自分の将来像と論理的に結びつける必要があります。
説得力を持たせるためのコツ:
大学の公式資料を読み込む:カリキュラム、授業名、教員、留学制度など、具体的な要素を引用。
自分の将来ビジョンとの接続性を明確にする:「国際NGOで働きたい」「移民政策に関わりたい」など明確な目標があると印象的。
他大学との差別化を明確に伝える:同志社大学でなければならない理由を提示。
「この大学、この学部、このコースでしか叶えられない目標がある」という主張が評価されます。
例: 「私は将来、国際協力分野で活動する通訳者を目指しています。同志社大学グローバル・コミュニケーション学部の英語コースでは、実践的な英語教育と多文化共生に関する学びが両立しており、1年間の留学制度も大きな魅力です。特に、異文化理解とコミュニケーションを同時に学べるカリキュラムは、私の理想と完全に一致しています。」
▶︎6. まとめ:同志社大学 グローバル・コミュニケーション学部 自己推薦入試への道
6.1 正確な情報をもとに準備を進める重要性
同志社大学グローバル・コミュニケーション学部(英語コース)の自己推薦入試は、受験者の主体性や将来ビジョン、そして国際的な視野を重視する選抜方式です。だからこそ、受験対策においては「努力の方向性」を間違えないことが何よりも重要です。
本記事で紹介した以下のポイントは、合格に向けた基礎となる要素です。
出願資格と英語スコアの条件
志望理由書・小論文・面接の具体的な対策
学部の特徴や学びの内容、留学制度
評定平均や提出書類、出願スケジュール
しかし、これらの内容はあくまで参考であり、最終的には「公式情報」に基づく確認と準備」が必要不可欠です。
「正しい情報に基づいて行動できるか」が、合否の大きな分かれ道になります。
6.2 最新年度の募集要項を必ず確認しよう
同志社大学の自己推薦入試では、毎年のように出願書類や日程、資格条件などが一部変更されることがあります。 特に、TOEICやTOEFL、英検のスコア提出方法や有効スコアの範囲、書類の様式・締切などは、細かく指定されているため見落としは禁物です。
そのため、出願を検討している受験生は必ず:
最新年度の「学生募集要項」を大学公式サイトで確認
受験に必要な書類や条件、スケジュールを細かくチェック
不明点がある場合は、大学の教務センターに早めに問い合わせ
「2024年の情報が2025年もそのまま通用する」とは限らないため、常に最新情報を確認する習慣をつけましょう。
この記事で得た知識を基盤に、正確な情報をもとにした戦略的な準備を進めていけば、同志社大学グローバル・コミュニケーション学部合格への道は、着実に開かれていきます。
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