総合型選抜で共通テストは必要?受験生必見の知らないと損する対策
- 株式会社EQAO教育グループ
- 7 日前
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▶︎1. 総合型選抜と共通テストの違いを正しく理解しよう

1.1 総合型選抜とはどんな入試制度なのか
最近の大学入試で注目されているのが「総合型選抜」です。 これは、以前「AO入試」と呼ばれていた制度が改名され、より明確な評価基準と運用方法のもとで実施されています。
総合型選抜は、学力試験だけでなく、人物評価や意欲、将来の目標といった「総合的な力」を見て合否を決める入試方式です。高校の成績(評定平均)や課外活動、資格、自己推薦書、小論文、面接などが主な評価材料となります。
総合型選抜の主な特徴
たとえば、次のような要素が評価対象になります。
自己分析・志望理由書の完成度
面接や口頭試問でのコミュニケーション力
部活動・ボランティア・探究活動などの実績
英検などの資格や学力を証明する資料
学校の成績(評定平均)
これにより、単に「偏差値が高いかどうか」ではなく、その人の将来性や大学とのマッチ度が重視されます。
一般選抜との違い
一般選抜では、共通テストや大学独自の筆記試験の点数をもとに合格者が決まります。一方、総合型選抜では学力試験が重視されないことも多く、早い時期から準備が始まるのが大きな違いです。
この2つの入試方式には次のような違いがあります。
【一般選抜と総合型選抜の違い】
合否の決め手:一般選抜は学力重視、総合型選抜は書類・面接重視
準備開始の時期:一般選抜は高3夏以降、総合型は高1〜高2からが多い
評価される力:一般選抜は知識量、総合型選抜は主体性や表現力
出願時期:一般選抜は1〜2月、総合型選抜は9〜11月が中心
特に注意したいのが、出願までの「準備期間の長さ」と「書類作成・面接対応の緻密さ」です。 思い立ってすぐに取りかかれる内容ではないため、早期対策がカギになります。
1.2 共通テストとの関係と受験方式による違い
「総合型選抜」と聞くと、「学力試験は関係ない」と思われがちですが、実際には大学や学部によって共通テストが必要かどうかが大きく異なります。
特に注意したいのは、国公立大学と私立大学で共通テストの扱いがまったく違うという点です。
国公立大学では共通テストが必須のケースが大半
総合型選抜であっても、国公立大学では共通テストの受験が必須となっているケースがほとんどです。 たとえば、5教科7科目すべてを課すところもあれば、3教科程度の受験で済む大学もありますが、共通テストをまったく課さない国公立大学は非常に稀です。
このため、総合型選抜であっても、学力面をしっかり維持しておく必要があり、書類対策や面接対策と並行して、共通テストの学習計画も練ることが求められます。
私立大学では共通テストを課す大学は少ない
一方、私立大学では共通テストを課すケースは非常に少数です。 多くの私立大学では、学力試験の代わりに以下のような評価で合否を決めます。
志望理由書や自己推薦書
課題レポート、小論文
面接・口頭試問・プレゼンテーション
評定平均や資格(英検など)
このため、私立大学の総合型選抜では、共通テストの準備は必須ではありません。 ただし、共通テストを利用した選抜制度を設けている一部の大学では、得点を加味して評価する場合もあります。
受験方式による準備内容の違い
国公立と私立、また大学によって総合型選抜のスタイルが異なるため、受験方式によって対策の組み立て方も変わってきます。
たとえば、共通テストが必要な国公立を受験する場合は、次のようなバランスが必要です。
日中:学校の授業+共通テストの主要科目対策
放課後:志望理由書や小論文などの作成時間
週末:模擬面接や自己分析のブラッシュアップ
一方、共通テストが不要な私立大学を目指す場合は、英語資格の取得や課外活動の充実、書類作成の完成度を高めることに時間を割くべきです。
1.3 総合型選抜と共通テストを踏まえた出願戦略の立て方
総合型選抜と共通テストは、どちらを使うかによって出願時の戦略が大きく変わります。 特に、複数の大学・学部を併願する場合、「どこで共通テストが必要か」「どんな対策が重視されるか」を明確に整理することが重要です。
まずは受験方式ごとの要件を整理する
出願戦略を立てるためには、次のような点を大学ごとにリストアップしましょう。
共通テストが必要か(必要な場合、科目数と配点)
評定平均の基準(例:4.0以上など)
書類の種類(志望理由書、活動報告書、課題レポートなど)
面接・プレゼン・グループディスカッションの有無
小論文や課題図書の有無
これらを整理することで、どの大学にどんな準備が必要かが明確になり、優先順位が立てやすくなります。
共通テストの有無で変わる出願プランの考え方
たとえば、以下のような出願の組み立て方があります。
【共通テストを使うパターン(国公立や一部私立)】
総合型選抜で1〜2校
一般選抜に向けた共通テスト対策も平行
共通テストの結果次第で追加出願を検討
【共通テストを使わないパターン(多くの私立)】
総合型選抜で3〜4校出願
評定・活動・書類の完成度を徹底的に高める
共通テストを使う一般入試は保険として最小限
こうした戦略をあらかじめ立てておけば、時間の使い方や勉強配分にムダが生まれません。
戦略的な併願と準備の進め方
具体的には、次のような視点で出願先を考えると安心です。
第1志望:共通テストあり・対策が難しいが挑戦したい大学
第2志望:共通テストなし・志望理由書や面接で勝負できる大学
第3志望:推薦枠が多く、比較的書類条件が優しい大学
安全校:自己PRや評定で出願しやすい大学
このように志望度とリスクのバランスを取りながら、複数の方式を組み合わせることが成功のポイントです。
出願戦略をしっかり設計しておくことで、精神的にも余裕を持って受験に臨むことができます。 1校1校を無計画に受けるのではなく、全体像を見据えた「戦略」があるかどうかで合否が分かれることも珍しくありません。
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▶︎2. 総合型選抜と共通テストに対応した準備の進め方

2.1 自己分析と志望理由書の完成度が合否を左右する
総合型選抜では、自己分析と志望理由書の完成度が合否を左右します。 自分の強み・興味・経験を整理し、大学での学びにつなげることが重要です。
ポイントは以下の通りです。
自己分析で興味・価値観・将来の目標を明確化
志望理由書で「なぜその学部か」「将来にどうつながるか」を具体的に示す
書類作成は第三者の添削で説得力をアップ
早めの準備と第三者からのフィードバックで、書類の完成度と面接の説得力を高めましょう。
2.2 面接やグループディスカッションで評価される力とは
総合型選抜では、書類だけでなく面接やグループディスカッション(GD)の力も合否に直結します。論理的に伝える力や協働力が重視されます。
評価ポイントは以下の通りです。
面接:話す内容の一貫性と具体性、非言語コミュニケーション(表情・姿勢)
GD:意見の根拠を示しつつ、他者の意見を受け入れる協働力
役割分担:司会・まとめ役など、主体的な貢献姿勢
繰り返しの模擬練習と第三者からのフィードバックで、論理的に伝えられる力と協働力を確実に伸ばしましょう。
2.3 活動実績・資格・課題対応で差をつけるための工夫
総合型選抜では、学力以外の評価ポイントが合否を左右します。特に、活動実績・資格・課題対応の3つは差が出やすい項目です。
主な対策ポイントはこちらです。
活動実績は「内容の深さ」と「継続性」が重要
例:探究活動、ボランティア、委員会などの経験
資格は計画的に取得する
例:英検、TEAP、GTECなど。出願条件に指定がある大学も
課題対応は論理性と独自性を意識する
例:構成(序論→本論→結論)を守る、具体例を入れる
よくある注意点としては、「実績を証明できる資料がない」「資格のレベルや有効期限を確認していない」「小論文が感想文になってしまう」などがあります。
早めの準備と、客観的なフィードバックが成功のカギです。
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▶︎3. 総合型選抜と共通テストの併用に強いEQAOの特徴

3.1 EQAOの教育理念と個別最適化された指導体制
総合型選抜合格に向けて、EQAOは生徒一人ひとりに合わせたオーダーメイド指導を行っています。教育理念は「すきを見つけて、すきを伸ばす。」で、興味や強みを合格戦略に結びつけます。
指導体制の特徴は以下の通りです。
個別カリキュラム:志望校・レベル・性格に合わせて作成
学生講師:現役上智大・早慶生が経験に基づきリアルな指導
社会人講師:出願戦略や書類添削など全体設計をサポート
ハイブリッド体制:学生×社会人の連携で、戦略と実務を両立
生徒の個性や状況に応じて柔軟に対応する体制により、総合型選抜に必要な全方位のサポートが可能です。
3.2 経験豊富な講師陣と高い合格実績の裏側
EQAOが高い合格率(94.55%)を誇る背景には、講師陣の質と連携体制があります。受験を熟知した指導者がそろっており、生徒一人ひとりの状況に応じたアプローチを行っています。
講師体制の特徴は以下の通りです。
上智大・早慶レベルの学生講師が8割以上
→ 実体験に基づくリアルな指導が可能
社会人講師が戦略・添削・全体設計をサポート
→ プロ目線で指導の質と整合性を担保
定期的な講師ミーティングで指導方針を共有
→ 生徒の状況をチームで把握し、一貫性のある支援ができる
学生講師の「近さ」と、社会人講師の「精度」が合わさることで、説得力ある戦略設計と個別支援が実現しています。
3.3 通塾もオンラインも対応できる柔軟な学習環境
総合型選抜の対策は、通える環境や時間の使い方が成功を左右します。EQAOはオンラインと対面のハイブリッド体制を整えており、生徒のライフスタイルに合わせた柔軟な受講が可能です。
EQAOの受講環境の特徴は以下の通りです。
全国・海外からオンライン受講が可能
→ 地方在住や忙しい生徒でも無理なく継続できる
浜松町・大門にオフライン校舎を設置
→ 対面での直接指導や模擬面接にも対応
オンライン指導でも高品質をキープ
→ 添削・面談・面接練習すべてがリモートで完結
学習ツールもオンライン向けに最適化されており、時間や距離の制約に縛られずに高品質な指導を受けられる環境が整っています。
3.4 共通テスト対策まで踏まえた戦略設計をサポート
総合型選抜においても、国公立大学などでは共通テストが必須なケースが多くあります。EQAOでは、こうした学力試験が必要な受験生にも対応し、出願戦略から学習計画まで一貫したサポートを提供しています。
主なサポート内容は以下の通りです。
共通テストあり・なしでの学習バランスを個別に設計
→ 志望校ごとに最適な勉強配分を提案
出願スケジュールと対策スケジュールを両立
→ 書類・面接準備と学力対策を無理なく同時進行
TEAP・英検などの英語資格試験対策も充実
→ 英語型の出願方式にも柔軟に対応可能
共通テストに不安がある生徒にも、個別の戦略設計とタイムライン管理によって「やるべきこと」を明確化してくれるのがEQAOの強みです。
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▶︎4. 総合型選抜と共通テストを併用する際の注意点とは?
4.1 共通テストの有無によって変わる勉強配分の考え方
総合型選抜を目指すうえで、共通テストが必要かどうかは、勉強スケジュールを決める重要な要素です。国公立と私立では対策のバランスが大きく異なります。
勉強配分の基本方針は以下の通りです。
【共通テストあり】(国公立志望など)
→ 平日は共通テスト中心、休日に書類・面接対策を組み込む
【共通テストなし】(私立中心)
→ 書類作成や課題研究、資格取得に時間を集中
【併用型】(国公立+私立併願)
→ 時期ごとに重点を分けて、メリハリある学習を計画
よくあるミスは、「なんとなく両方手を出して中途半端になる」ことです。 出願校ごとに必要な対策を精査し、勉強の比率を戦略的に決めることが成功の鍵です。
4.2 出願戦略でありがちな失敗とその防ぎ方
総合型選抜では、どの大学・学部に出願するかの選び方で結果が大きく変わります。書類や面接の準備に追われる中で、出願戦略を甘く見てしまうのは大きなリスクです。
ありがちな失敗とその対策は以下の通りです。
【失敗1】評定や資格条件を見落とす
→ 出願前に「受験資格があるか」を必ずチェック
【失敗2】志望理由が大学の特色とズレている
→ シラバス・学部の特徴を事前に研究して一貫性を持たせる
【失敗3】出願校数が少なすぎる or 多すぎる
→ 自分の実力と準備可能な数に合わせて2〜4校に絞るのが◎
出願=戦略的な選択の積み重ねです。勢いや雰囲気で決めず、情報収集と冷静な判断で合格可能性を高めましょう。
4.3 学習計画を立てるうえで見落としやすいポイント
総合型選抜の対策は「なんとなくの努力」では通用しません。 やるべき内容を明確にし、計画的に進めることが合格への近道です。ですが、計画を立てる際には見落としやすいポイントがいくつかあります。
注意すべきポイントはこちらです。
出願スケジュールと学校行事が重なる
→ 模試・文化祭・テスト前などと準備が被らないように事前調整
書類の完成までに必要な「添削期間」を忘れる
→ 自分で完成させる→添削→修正を繰り返す時間も確保する
面接やプレゼンの練習時間が後回しになる
→ 書類完成後に慌てず、練習もスケジュールに組み込む
計画は「提出期限から逆算」して立てるのが基本です。 余裕のある準備こそが、質の高いアウトプットと自信につながります。
▶︎5. 共通テストと総合型選抜を両立させるスケジュールと学習法
5.1 勉強時間をムダにしない戦略的なスケジュール管理
総合型選抜と共通テストの併用受験では、限られた時間をどう使うかが勝負の分かれ目です。毎日の学習を「感覚」ではなく「戦略」で進めることが大切です。
効率的なスケジュール管理のポイントはこちらです。
月単位で「書類」「面接」「共通テスト」の全体計画を立てる
→ 長期視点での見通しを確保
週単位では、曜日ごとにテーマを固定する
→ 例:火曜=志望理由書、水曜=小論文、木曜=英語資格
毎日15〜30分の自己分析・記録の時間を設ける
→ 書類の完成度アップと面接対策にもつながる
スケジュールは「詰め込み」ではなく「メリハリ」が重要です。 戦略的に時間を管理することで、質の高い準備と心の余裕を両立できます。
5.2 共通テストあり・なしで変わる併願校選びのコツ
併願校選びは、総合型選抜と共通テストのどちらを使うかで大きく変わります。 併願校の特徴と入試方式を正しく把握することが、出願リスクを減らすカギです。
選び方のコツは以下の通りです。
【共通テストありの国公立】を志望する場合
→ 共通テスト対策が活かせる私立も併願しておくと効率的
【共通テストなしの私立】を中心にする場合
→ 書類・面接対策に集中できる併願先を選ぶ
【バランス型】の戦略
→ 共通テストを使う大学+書類重視の大学を2〜3校ずつ組み合わせる
「受かりやすいから」「知名度があるから」といった曖昧な基準で選ぶのは危険です。 それぞれの入試方式に合った自分の強みを活かせる併願構成がベストです。
5.3 書類・面接対策と並行して行うべき学習内容とは
総合型選抜の対策は書類や面接だけに偏りがちですが、学力面や資格取得の準備も同時進行で取り組むことが大切です。特に国公立志望や英語資格が必要な私立を受ける場合は要注意です。
並行して取り組むべき学習内容は以下の通りです。
英語資格試験対策(英検、TEAP、GTECなど)
→ 多くの私立大学で出願要件に指定される
共通テスト基礎対策(国語・英語・数学など)
→ 国公立併願の場合、得点力を維持する必要あり
小論文や課題レポートの練習
→ 書類対策と合わせて、構成力・表現力を強化できる
どれも短期間では仕上がりにくいため、早めに少しずつ取り組むことで精神的な負担も軽くなります。
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▶︎6. まとめ:共通テストと総合型選抜の違いを見極めて受験対策しよう
ここまで紹介してきたように、総合型選抜と共通テストはそれぞれ異なる特徴があり、準備の進め方や出願戦略も大きく変わります。
最後に、押さえておきたい要点をまとめます。
国公立大学は総合型選抜でも共通テストが必要なことが多い
→ 私立大学ではほとんど不要。大学ごとの確認が必須
出願戦略は「共通テストの有無」で大きく変わる
→ 学習配分・併願校選びの基準になる
書類・面接・小論文・資格取得を計画的に進める
→ すべてを短期間で仕上げようとせず、早めに着手を
合格の鍵は、必要な対策を早く見極めて、戦略的に取り組むこと。
「今から何をすべきか」を具体的に考えることが合格への第一歩です。
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