高2の冬から始める受験勉強|合格への第一歩を解説
- 株式会社EQAO教育グループ
- 9月25日
- 読了時間: 20分

▶︎1. 高2の冬から始める受験勉強の重要性

1.1 高2の冬が受験勉強のターニングポイントになる理由
高2の冬は、受験勉強を本格的にスタートさせるうえで大きな分岐点になります。ここで行動を起こすかどうかで、高3になったときの余裕が大きく変わります。
この時期をターニングポイントと呼べる理由はいくつかあります。
学習内容の区切りがつきやすい
高2までに主要教科の基礎は一通り習い終えることが多く、冬から総復習に入るのに最適な時期です。ここで基礎を整理できると、高3で応用にスムーズに進めます。
受験まで約1年の時間がある
高3の夏から始めても半年しかありませんが、高2冬なら1年以上。計画的に取り組めるので焦らず実力をつけられます。
ライバルとの差がつきやすい
この時期に動き出す人はまだ少数派です。先にスタートしておけば、模試の結果や内申点などで周囲との差を広げることができます。
たとえば、1日2時間の学習を高2冬から始めれば、高3の夏までに約400時間以上の差をつけることが可能です。この積み重ねは、高3になってからの余裕につながります。
高2冬に始めるかどうかで、合格への道のりが大きく変わるのです。
1.2 高2の冬に勉強を始めないと起こる失敗例
高2冬に勉強を後回しにすると、受験直前に大きな負担がのしかかります。よくある失敗例を挙げてみましょう。
基礎が固まらないまま高3を迎える
英単語や数学の基礎公式が頭に入っていないと、高3で演習を始めても理解が追いつきません。結果として、応用問題に手をつけられないまま時間切れになることがあります。
模試の判定が伸びない
高3の模試でE判定が続くと、精神的に焦りが強まります。高2冬に始めていれば判定が徐々に上がり、志望校選びにも余裕を持てますが、遅れると受験校の選択肢が狭まります。
生活リズムが乱れやすい
高3から急に長時間勉強を始めると、集中力が続かず生活リズムが崩れます。冬から少しずつ学習習慣をつけていれば、安定して取り組めるのに、大きなギャップで体調を崩すケースも少なくありません。
解決策はシンプルで、小さな一歩でもいいから高2冬から勉強習慣を作ることです。たとえば「毎日30分だけ英単語を覚える」「寝る前に古文単語を見直す」など、小さな積み重ねが後々の大きな差になります。
始めないリスクを知れば、今動き出す価値が見えてきます。
1.3 高2の冬から始めると受験本番までに得られるメリット
高2冬から受験勉強を始めると、単に勉強時間が増えるだけでなく、精神的な余裕や学習の質にも大きな違いが出ます。
まず得られるメリットを整理すると次の通りです。
基礎が盤石になる
英単語・古文単語・数学の計算などは、毎日の積み重ねが不可欠です。冬から始めれば、暗記や計算スピードが自然に身につき、高3では応用問題に時間を割けます。
模試で成績の伸びを実感できる
春や夏の模試で偏差値が上がると、努力が数字に現れてモチベーションが高まります。この「伸びを感じられる経験」は、最後まで勉強を続ける大きな原動力になります。
志望校の研究に時間をかけられる
高3になってから慌てて出願校を選ぶと情報不足で後悔しがちです。冬から始めれば、オープンキャンパスや資料調べに余裕が持て、受験方式の違いもじっくり検討できます。
たとえば、冬から毎日2時間勉強を積み重ねれば、1年間で700時間以上の差が生まれます。これは、夏休みの勉強量に匹敵する大きなアドバンテージです。
早めに始めることは、時間だけでなく心の余裕を確保する最良の方法です。
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▶︎2. 高2の冬に取り組むべき勉強の基本

2.1 まずは基礎固めが最優先
高2冬からの受験勉強で一番大事なのは、何よりも基礎固めです。どんなに応用問題を解いても、基礎が抜けていると安定して点数を取れません。
ここでよくある失敗例を見てみましょう。
いきなり難しい問題集に取り組む
レベルの高い問題に挑戦したくなる気持ちは自然ですが、解けない時間ばかりが増えて自信を失いがちです。まずは基礎問題集を繰り返して「完璧にできる」状態を作るのが先決です。
暗記を後回しにする
英単語や古文単語を「そのうちやろう」と後回しにすると、受験直前に膨大な量に追われます。暗記は少しずつ積み重ねる方が定着しやすく、早く始めた人ほど余裕を持てます。
解きっぱなしで復習しない
一度解いて終わりでは力がつきません。間違えた問題を何度もやり直して、弱点をつぶすことで初めて点数につながります。
具体的には、こんな基礎固めが効果的です。
英語:単語帳を1冊決めて、1日20〜30語を繰り返す
数学:教科書レベルの例題を完璧に解けるまで反復する
国語:古文単語や文法を短時間でコツコツ積み重ねる
忙しい日でも「英単語だけ」「公式だけ」など小さく取り組める内容が多いのが基礎学習のメリットです。毎日の習慣として積み重ねれば、高3で一気に力を伸ばせます。
基礎が固まっている人ほど、高3の伸びが圧倒的に早いのです。
2.2 主要教科ごとの効果的な勉強法
高2の冬からは、主要教科ごとに「基礎を固める+演習につなげる」流れを意識すると効率が上がります。ここでは科目別の勉強法を整理します。
英語
英単語と文法が最優先
長文読解を伸ばしたいと思っても、単語と文法が弱いと内容が理解できません。まずは単語帳1冊を繰り返し、基礎文法を問題集で確認しましょう。
毎日触れることが大事
10分でもいいので毎日英語に触れると、リズムが作れます。
数学
教科書レベルの徹底
難問に挑むより、基礎例題を繰り返す方が効果的です。高2までに習った範囲を総復習して、穴をなくすことが優先です。
計算練習を欠かさない
計算スピードは毎日の反復でしか身につきません。
国語
古文単語と文法の暗記
古文は語彙力で点数が大きく変わります。冬のうちに基礎を固めると、高3では文章全体の理解に時間をかけられます。
現代文は読解習慣をつける
新聞や評論文を毎日読む習慣が、安定した読解力につながります。
よくある失敗と解決策
「苦手科目は後でやろう」と放置する
→ 苦手ほど早めに取り組んだ方が改善が早い
やみくもに問題集を増やす
→ 1冊を繰り返す方が定着する
得意科目ばかりに偏る
→ バランスを取るために学習時間を見直す
たとえば1日3時間の勉強時間を確保できた場合、英語1時間・数学1時間・国語30分・残り30分は苦手科目にあてるとバランス良く進められます。
科目ごとに「今やるべき基礎」を明確にすると、迷わず勉強を進められます。
2.3 勉強時間の目安と効率的なスケジュール管理
高2の冬はまだ部活や学校行事が忙しい時期ですが、その中で受験勉強の時間をどう確保するかがカギです。無理のないスケジュールを組むことで、勉強習慣が定着します。
勉強時間の目安
平日:1日2〜3時間
休日:1日4〜6時間
このペースでも、3か月で200時間以上の学習時間を積み重ねられます。高3になってから一気に増やすより、少しずつ慣れておく方が長続きします。
効率的なスケジュールの立て方
固定の時間を決める
「帰宅後すぐに1時間」「寝る前30分」など、時間をルーティン化すると習慣にしやすいです。
スキマ時間を活用する
通学や休み時間に英単語や古文単語を見直すと、1日で30分以上の学習を確保できます。
やることを小さく区切る
「数学の問題集を3問」「単語を20個」など、達成感を得やすい形にすると続けやすいです。
よくある失敗と解決策
計画を詰め込みすぎて挫折する
→ 「最低ライン」を設定し、できれば追加でやる形にする
休日にまとめてやろうとする
→ 平日に小分けでやる方が効率的
勉強時間だけ意識して内容が薄くなる
→ 勉強内容を記録して振り返ると改善できます
たとえば、1日2時間を1年間続けると700時間以上の勉強量になります。これは夏休みの集中勉強に匹敵する量です。
時間を積み重ねる工夫が、合格への最短ルートになります。
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▶︎3. 高2冬の勉強で意識したい自己管理術

3.1 モチベーションを下げないための工夫
高2の冬に勉強を始めても、途中でやる気が落ちてしまうのはよくあることです。特にこの時期は受験まで時間があるため、目標がぼやけやすいのが特徴です。そこで、モチベーションを維持するための工夫を紹介します。
小さな達成感を積み重ねる
大きな目標だけを追っていると「まだ全然進んでない」と感じてしまいます。
単語を20個覚えたらカレンダーにチェックを入れる
問題集を1ページ終えたら赤ペンで印をつける といった方法で進捗を「見える化」すると、自信につながります。
将来像をイメージする
志望校のパンフレットを机に置いたり、キャンパスの写真を壁に貼ったりするだけでも効果があります。具体的なイメージがあると、勉強が「今の自分の未来につながっている」と実感できます。
仲間や家族と共有する
友達と勉強時間を報告し合ったり、家族に進捗を話すのも良い方法です。人に伝えることで「頑張ろう」という意識が高まりやすいです。
よくある失敗と解決策
一気に頑張りすぎて燃え尽きる
→ 毎日少しずつ継続できる勉強量に調整する
結果ばかり気にして焦る
→ 点数ではなく「今日は何をできたか」に注目する
ご褒美を設定しない
→ 「1週間続けたら好きなものを食べる」などでモチベ維持
モチベーションは特別なものではなく、日々の工夫で自然に保てるものです。
3.2 勉強と生活習慣のバランスを整える方法
高2の冬から受験勉強を始めると、どうしても「勉強時間を増やさなきゃ」と思って生活リズムが乱れがちです。ところが、生活習慣が乱れると集中力が落ち、逆に効率が下がります。勉強と生活を両立させる工夫が必要です。
睡眠を優先する
夜遅くまで勉強しても、眠気のせいで効率が下がることが多いです。6〜7時間の睡眠を確保すると、集中力や暗記の定着率が大きく違います。
食事のリズムを崩さない
朝食を抜くと午前中の集中力が低下しやすくなります。受験本番も朝から始まるので、冬のうちから朝食を取る習慣をつけておくのが大事です。
適度な運動を取り入れる
散歩やストレッチなど軽い運動を取り入れると、気分転換になり、勉強効率もアップします。ずっと机に座りっぱなしよりも、短時間のリフレッシュを挟む方が長く集中できます。
よくある失敗と解決策
夜更かしして翌日眠いまま勉強する
→ 思い切って就寝時間を固定する
勉強優先で食事や運動を削る
→ 短時間でいいので生活の基本を維持する
休日に昼まで寝てしまう
→ 平日と同じ時間に起きる習慣をつける
たとえば、夜23時に寝て朝6時に起きる生活を続ければ、勉強と休養のリズムが安定し、集中できる時間も自然と長くなります。
健康的な生活リズムがあってこそ、受験勉強は最大限の効果を発揮します。
3.3 よくある挫折パターンとその解決策
高2の冬から勉強を始めても、途中で続かなくなってしまう人は少なくありません。挫折しやすい原因を理解し、あらかじめ対策をしておくと勉強を長く続けられます。
挫折パターン1:最初から完璧を目指す
「毎日5時間勉強する」と高い目標を立てると、達成できなかった時に自己嫌悪に陥りやすいです。 解決策:最初は1日1〜2時間など低めの目標から始め、達成できたら少しずつ増やすと続きやすいです。
挫折パターン2:得意科目ばかりやる
苦手科目を避けて得意科目に偏ると、成績のバランスが崩れます。模試では全科目の合計点で評価されるため、苦手を放置すると合格が遠のきます。 解決策:1日の勉強時間の2〜3割は苦手科目にあてるようにルール化すると効果的です。
挫折パターン3:計画倒れになる
詳細な計画を作っても、予定が崩れると一気にやる気を失うケースがあります。 解決策:週ごとの大まかな目標に切り替え、多少ずれても調整できる柔軟さを持たせることが大事です。
挫折を防ぐコツ
学習記録を残して「できた量」を可視化する
短時間の勉強を積み重ねて「習慣化」する
定期的に模試や小テストを受けて成果を確認する
たとえば「毎日英単語20個」だけでも、1か月で600語以上覚えられます。少しずつ積み重ねれば、気づいたときに大きな成果になっているのです。
挫折は工夫次第で防げるもの。継続できる形に変えることが成功のカギです。
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▶︎4. 高2冬からの実践的な受験対策
4.1 模試の活用法と成績の伸ばし方
高2冬の模試は「実力を測る」だけでなく「弱点を知る」チャンスです。受けっぱなしにせず、復習と分析を徹底することが成績アップにつながります。
模試を受ける目的
現在の学力を確認する
苦手分野を発見する
志望校との差を把握する
復習の流れ
間違えた問題を「ケアレスミス」「知識不足」に分類
弱点分野の基礎をやり直す
1〜2週間後に同じ問題を解き直す
よくある失敗と解決策
判定だけ見て落ち込む → 原因分析に集中する
復習を先延ばしする → 翌日までに復習する
苦手科目を放置する → 模試で出た課題を最優先で対策
模試は点数より復習が価値を生むツールです。
4.2 過去問演習を始めるベストタイミング
高2冬は過去問を解く時期かどうか迷う人も多いですが、この段階では「本格的な演習」より「傾向を知ること」が目的になります。
過去問に触れるメリット
出題形式を早めに把握できる
必要な力と不足している力が見える
勉強のモチベーションになる
過去問を始めるタイミング
高2冬:ざっと問題を見て傾向を理解する
高3春〜夏:基礎が固まったら本格的に演習を開始
高3秋:時間を計って実戦演習
よくある失敗と解決策
いきなり解いて解けずに落ち込む → 今は傾向確認と割り切る
解きっぱなしにする → 必ず解説を読み込み、類題で補強
過去問ばかりに時間を割く → 基礎学習とバランスを取る
過去問は“合格までの地図”。高2冬は道筋を知るために活用しましょう。
4.3 英語検定・資格取得の重要性
高2の冬からは英語検定や資格試験の準備も意識しておくと有利になります。特に総合型選抜や推薦入試では、英語資格が出願条件や加点対象になることが多いです。
英語資格を取るメリット
出願条件を満たせる
内申点や評価にプラスになる
高3で勉強の負担を減らせる
準備の進め方
高2冬:基礎単語と文法を固めつつ、過去問に触れる
高3春:試験を1回受けて実力を把握
高3夏までに必要な級・スコアを取得しておく
よくある失敗と解決策
直前にまとめて勉強する → 少しずつ積み重ねる方が定着する
受験校の条件を確認しない → 志望校の募集要項を早めに確認する
1回で合格を狙う → 複数回受験して経験を積む
資格は“先取りできる実績”。高2冬から計画的に動くことで安心して受験に臨めます。
▶︎5. 高2の冬こそ始めたい総合型選抜の対策
5.1 なぜ今、総合型選抜の対策なのか
高2の冬は、学力の土台づくりと同時に「受験方式の選択肢」を広げる分岐点です。一般入試一本で走り切る道もありますが、ここで総合型選抜の準備を始めると、受験全体の戦い方が一気に楽になります。
高2冬から総合型選抜を視野に入れる最大の理由は、出願が高3秋に早まるため“準備の先手”を打てることです。
主な理由は次の3つです。
時期が早い
高3の秋に出願・選考が始まる方式が多く、冬から動けば約9〜10か月の準備期間が確保できます。高3春からでは活動や書類が薄くなりがちです。
評価軸が広い
定期テストの評定、日々の取り組み、自己表現力など「短期集中で作りにくい要素」を伸ばすには、冬からの積み上げが不可欠です。
併願戦略の核になる
一般入試と二刀流にすると、出願カレンダーが分散し、合格のチャンスが増えます。冬に設計すれば無理のないスケジュールで回せます。
たとえば、こたつで手帳を開く冬の夜。高3の自分を想像して「共テ対策・二次対策・出願書類」を同時に回すのは負荷が大きいですよね。冬の段階で総合型選抜の下地(自己分析・活動計画・表現の練習)を始めておくと、春以降は一般対策と並走しても崩れません。
よくある失敗は次のとおりです。
準備が遅れ、活動や書類が表面的になる 対策開始が高3春以降だと、エピソードが短期・単発に偏り説得力が弱くなります。解決策は「冬のうちに自己分析と活動の設計」を済ませること。
志望理由が抽象的なまま 「雰囲気が合う」「有名だから」では通りません。大学の学びと自分の関心を結ぶ材料集めを冬から始め、言語化の練習を習慣に。
評定や提出物を軽視 評価軸に内申が絡む以上、定期テストと日々の提出を“受験科目”として管理。テスト2週間前の逆算スケジュールを冬から固定化。
冬に方向性と段取りを固めることで、春は「やるべきことが見えている状態」で動けます。結果として、学力の伸びも自己表現の質も両立しやすくなります。
5.2 活動実績・自己分析・志望理由書の取り組み方
総合型選抜で評価されるのは「何をやってきたか」だけではなく、その経験をどう意味づけ、自分の将来とつなげられるかです。高2の冬は、まだ時間に余裕がある分、活動実績の整理や自己分析を深めるのに最適な時期です。
活動実績の整理と積み上げ
学校行事・部活動・委員会・ボランティアなど、これまでの活動を一度リスト化してみましょう。重要なのは量ではなく質です。たとえば文化祭の実行委員を経験したなら、「何を工夫して、どんな成果や気づきを得たのか」を具体的にまとめることが評価につながります。
高2冬からは次のような一歩を踏み出すと効果的です。
地域活動やボランティアに参加し、新しい経験を増やす
委員会や部活で役割を担い、責任感を示す
課外プログラムや検定に挑戦し、努力の姿を可視化する
自己分析を深める
「自分の得意・不得意」「人からよく言われること」「夢中になった体験」などをノートに書き出し、将来の学びとどう関わるかを考えてみましょう。冬休みの静かな時間に、自分史をまとめるように書き出すだけでも、新しい気づきが得られます。
志望理由書の下地づくり
志望理由書は一度に完成するものではありません。冬から「なぜその大学・学部なのか」を少しずつ言葉にしていくことで、春以降に厚みが出てきます。オープンキャンパスの記録や大学案内の気づきをメモしておくと、後で説得力のある文章に仕上げられます。
よくある失敗と回避法
実績を「箇条書き」で並べて終わる
→ 必ず「そこから学んだこと」を言葉にする
自己分析が浅く、他人の言葉を借りてしまう
→ 家族や先生に意見をもらい、第三者視点を取り入れる
志望理由が抽象的
→ 大学の授業内容や教育理念と、自分の経験を結びつける
高2冬は“まだ間に合う時期”だからこそ、活動と自己分析を同時に進められます。 ここで得た材料が、高3での志望理由書や面接での自信に直結します。
5.3 小論文・面接・グループディスカッションの対策
総合型選抜では「ペーパー試験の点数」だけでなく、思考力・表現力・対話力が重視されます。そのため小論文や面接、グループディスカッションの対策は不可欠です。高2の冬から始めることで、基礎を固めながら余裕を持って実践練習に移行できます。
小論文対策
小論文は「知識の暗記」ではなく、与えられた課題に対して自分の考えを論理的に表現できるかが問われます。
新聞やニュース記事を読んで要約練習をする
「序論→本論→結論」の型を意識して書く
書いた文章を先生や指導者に添削してもらう
よくある失敗は「知識不足で具体性が欠ける」「結論が曖昧で説得力がない」こと。早めに慣れておくと、春以降の演習で大きな伸びが期待できます。
面接対策
面接では、志望理由や自己PRを一貫性をもって話せるかが評価されます。
自己紹介と志望理由を1分でまとめる練習
質問には「結論→理由→具体例→まとめ」で答える
鏡や録画を使い、表情・姿勢・声のトーンをチェック
よくある失敗は「丸暗記した文章を話して不自然になる」「緊張して自己紹介すら言えない」ケース。冬から少しずつ声に出して練習することで、本番での落ち着きにつながります。
グループディスカッション対策
グループディスカッションは、他人の意見を尊重しつつ、自分の考えを伝えられるかがポイントです。
相手の意見を要約して確認する(傾聴の姿勢)
話が脱線したら整理する役割を意識する
質問や補足を入れることで参加姿勢をアピール
よくある失敗は「発言できずに終わる」こと。発言が少なくても、話を整理する・質問をするだけで積極性を示せます。
まとめ
高2冬から小論文・面接・ディスカッションを意識するのは、「慣れ」を作るためです。すぐに完璧を目指す必要はなく、少しずつアウトプットを習慣化することが、総合型選抜での成功につながります。
5.4 EQAOのサポート内容と強み
総合型選抜は「自分をどう伝えるか」が合否を分ける入試方式です。しかし、自己分析・志望理由書・小論文・面接など、必要な準備が多岐にわたるため、独学では不安を感じる受験生も少なくありません。
そこで力を発揮するのが、総合型選抜に特化した専門塾 EQAO です。
EQAOの主なサポート内容
自己分析サポート
自分の強みや将来像を一緒に掘り下げ、説得力のある志望理由へと落とし込む。
志望理由書・推薦書の徹底添削
型に収まった文章ではなく、「個性と学びの一貫性」が伝わる書類を仕上げる。
小論文・面接・ディスカッション対策
実戦形式の練習を重ね、論理的に考えを表現する力を養成。
英語資格・評定アップの支援
出願条件を満たすための資格試験対策や定期テスト対策も並行して実施。
課外活動の提案と伴走
ボランティアや探究活動など、出願に活かせる活動を一緒に計画・実行。
EQAOならではの強み
学生講師 × 社会人講師のハイブリッド体制
受験を経験した大学生講師のリアルな視点と、社会人講師による戦略的な指導を融合。
フルオーダーメイドカリキュラム
一人ひとりの志望校・活動実績・強みに合わせて完全にカスタマイズ。
オンライン・オフライン両対応
全国どこからでも質の高い指導を受けられる環境を完備。
圧倒的な合格実績
上智大学をはじめとした難関私大で高い合格率を誇り、指導の質の高さを証明。
ありがちな不安とEQAOの解決策
「書類がうまく書けない」
→ 個別添削で具体性と独自性を引き出す
「面接で緊張して話せない」
→ 模擬面接を繰り返し、本番に強い表現力を養う
「実績に自信がない」
→ 活動計画を一緒に立て、経験を成果へと変換
EQAOは「すきを見つけて、すきを伸ばす。」を理念に、一人ひとりの可能性を最大化する総合型選抜対策を提供しています。高2冬からの準備をEQAOと始めることで、合格への道のりをより確実にすることができます。
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▶︎6. まとめ:高2冬からの一歩が合格への近道
6.1 高2の冬から勉強を始めることの総まとめ
ここまで見てきたように、高2の冬は受験勉強をスタートするうえで大きな分岐点です。基礎固めから総合型選抜対策まで、早めに動くことで確実に差をつけられます。
高2の冬にやるべきこと
基礎学習(英単語・計算・古文単語など)を固める
主要教科ごとのバランス学習を意識する
模試や過去問に触れて課題を把握する
自己分析や志望校研究を始める
高2冬に始めるメリット
受験本番までの学習時間を1年以上確保できる
精神的に余裕を持って高3を迎えられる
総合型選抜の準備を早めに進められる
よくある失敗と回避策
勉強を先延ばしにする → 小さな習慣から始める
苦手科目を放置する → 1日30分でも触れて継続する
計画を詰め込みすぎる → 週単位で柔軟に調整する
高2冬の一歩は、受験本番での大きな自信につながります。
6.2 最後に受験生へのメッセージ
受験勉強は長い道のりに感じますが、高2冬から始めれば時間的にも精神的にも余裕を持って進められます。
今から始める意義
少しの積み重ねでも大きな差になる
習慣化すれば勉強が自然に生活の一部になる
早めに動いた分だけ選択肢が広がる
覚えておきたいこと
完璧を目指すより「継続すること」を大切にする
苦手を避けずに、少しずつ克服していく
周囲と比べすぎず、自分のペースを守る
受験勉強は孤独に見えますが、先生や家族、そして支えてくれる環境があります。
高2の冬に始めた努力は、必ず未来の自分を助けてくれます。
▶︎高2の冬からの受験勉強をEQAOがサポートします
高2冬からの受験勉強は、総合型選抜対策を意識することが合格の近道です。EQAOなら自己分析・志望理由書・小論文対策まで徹底的にサポートします。
詳しくはEQAOのホームページをご覧ください。
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