東京農工大学 総合型選抜の完全対策|出願から面接まで徹底解説
- 株式会社EQAO教育グループ
- 9月25日
- 読了時間: 23分

▶︎1. 東京農工大学 総合型選抜の基礎知識

1.1 東京農工大学の総合型選抜とは?農学部と工学部の違い
東京農工大学では、農学部と工学部の2学部で総合型選抜が実施されています。
それぞれの学部で採用されている入試制度には大きな違いがあり、準備の進め方や求められる人物像も異なります。
農学部は「ゼミナール入試」、工学部は「SAIL入試」という名称で募集が行われています。
■ゼミナール入試(農学部 環境資源科学科)
農学部では、環境資源科学科のみで総合型選抜が実施されており、その名称が「ゼミナール入試」です。
募集定員:3名
出願時期:10月上旬
試験実施日:11月下旬
合格発表:12月上旬
大学入学共通テスト:受験必須
入試形式:書類選考 → ゼミナール課題 → 面接 → 共通テストの結果を加味して最終合格
最大の特徴は、ゼミナール形式の選考が行われる点です。
大学側が用意した実験を受験生が見学し、終了後に課題に取り組むことで、その場での理解力・探究心・基礎学力などが評価されます。
また、最終的な合格には大学入学共通テストのスコアが必須となっており、一般入試を意識している受験生にとっても比較的挑戦しやすい形式といえます。
■SAIL入試(工学部 5学科)
工学部では、以下の5つの学科で総合型選抜が実施されています。
生命工学科
生体医用システム工学科
化学物理工学科
機械システム工学科
知能情報システム工学科
この入試は「SAIL(Science And Innovation for Leadership)入試」と呼ばれており、合計30名の募集定員が設けられています。
出願時期:9月上旬
試験実施日:9月下旬
合格発表:11月上旬
大学入学共通テスト:不要
入試形式:書類選考 → プレゼンテーション・面接 → 学科によって口頭試問あり
最大の特徴は、受験生が過去に取り組んだ特別活動や成果物(研究、制作、プロジェクトなど)をベースにプレゼンを行うことです。
つまり、高校生活での取り組みの質と、そこから何を学び・どのように表現できるかが大きな評価対象になります。
特にプレゼンの内容に沿った面接や、学科によっては専門的な口頭試問(例:機械システム工学科)が実施されるなど、思考力・論理性・表現力が試されます。
■こんな失敗に注意!
東京農工大学の総合型選抜では、次のような誤解や準備不足による失敗がよく見られます。
併願できると思い込む → 両入試とも「専願制」です。他大学と併願できないため、出願時点で進路を固めておく必要があります。
共通テストの有無を混同する → 農学部(ゼミナール入試)では必要ですが、工学部(SAIL入試)では不要です。入試制度ごとの違いを明確に理解しておきましょう。
成果物の準備が不十分なまま受験する → SAIL入試では、研究レポートやポートフォリオが評価のカギ。提出する内容が薄いと、プレゼンでも説得力に欠けてしまいます。
■出願時期の違いにも要注意
SAIL入試: 9月出願 → 9月末試験 → 11月発表
ゼミナール入試: 10月出願 → 11月末試験 → 12月発表
このように、入試日程にも約1か月の差があるため、準備のスケジュールも異なります。
東京農工大学の総合型選抜は、学部ごとに制度も試験内容も大きく異なるため、志望する学部に合わせた戦略的な対策が重要です。
1.2 東京農工大学の総合型選抜で見られる人物像と評価基準
東京農工大学の総合型選抜では、ただ単に学力が高いだけでは評価されません。
各学部が掲げるアドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)に沿って、主体性や探究心、将来の展望を持つ人物が求められています。
選ばれるためには「大学で何を学びたいか」「将来どう社会に貢献したいか」まで明確に表現できることが大事です。
■東京農工大学が求める人物像とは?
東京農工大学では、「持続可能な社会の実現」に貢献できる人材の育成を目標にしています。
そのため、総合型選抜で見られるポイントも、単なる知識や技術だけでなく、「社会とのつながり」や「問題解決能力」に重きが置かれています。
公式なアドミッション・ポリシーや選考内容から読み取れる評価観点を整理すると、以下のようになります。
■評価される主な要素
探究心と問題意識の明確さ
自分の興味あるテーマを深堀りし、なぜそれに取り組むのかを説明できるか
継続的な活動や成果
研究やボランティア、課題解決型学習などに継続して取り組んだ実績
論理的な表現力
書類や面接で自分の考えを筋道立てて伝えられるか
学問への姿勢と将来ビジョン
入学後の学びの計画が明確で、将来にどう活かしたいかを語れるか
このような評価観点に沿ったアピールができるかが、東京農工大学 総合型選抜の合否を分ける鍵です。
■具体的にどう評価されるのか?
学部ごとに重視するポイントにも違いがあります。
■ゼミナール入試(農学部)
実験や観察をもとに、その場で課題に取り組む「ゼミナール課題」が特徴
環境資源や生態系などに関する基礎知識と、それを使った論理的な思考が求められる
共通テストでの基礎学力も最終的な評価に影響
■SAIL入試(工学部)
プレゼンテーションを通じて、「自分がどんな活動をしてきたか」「何を学んだか」を発信
学科によっては口頭試問で思考力や基礎知識が確認される
技術や研究への姿勢と、社会への応用意識が問われる
■失敗しがちなポイントとその対策
漠然とした志望理由しか書けない → 自分の興味を「なぜその学問・学科で学びたいのか」と結びつける必要があります。テーマと学科の関連性が薄いと評価が下がります。
成果物の中身に一貫性がない → 研究やプロジェクトの内容がバラバラだと、探究心が伝わりません。1つのテーマに絞って深めることがポイントです。
将来像があいまい → 卒業後の進路や社会でどう活躍したいかを明確に語れるよう、自己分析をしっかり行いましょう。
■こんな場面を想像してみてください
「なぜその活動をやったの?」「その経験から何を学んだ?」と聞かれたとき、自分の言葉で自然に語れるかどうかが勝負です。
志望理由書だけでなく、面接やプレゼンでも一貫したメッセージが伝わるようにしておくと、説得力がグッと上がります。
東京農工大学の総合型選抜では、“何をしてきたか”よりも“なぜそれをしたのか・どう活かすのか”が問われます。
ここを押さえた準備が、合格への第一歩になります。
ここまで読んで、「結局、総合型選抜では何をすれば受かるの?」と疑問に思った方も多いはずです。
そんな疑問に答えるために、総合型選抜対策塾EQAOの塾長が「受かる秘訣」を徹底解説している動画をご紹介します。
この動画では、総合型選抜で合格するために欠かせない本質的なポイントをわかりやすく解説しています。
出願準備を始める前に必ずチェックしておきたい内容なので、ぜひご覧ください。
▶︎2. 東京農工大学 総合型選抜の出願書類と対策ポイント

2.1 志望理由書・活動報告書の書き方とよくあるミス
東京農工大学 総合型選抜の出願書類の中でも、特に重要なのが「志望理由書」と「活動報告書(特別活動レポート)」です。
これらは、面接やプレゼンの土台になるため、説得力ある内容が求められます。
■志望理由書の目的とポイント
志望理由書では、なぜ東京農工大学を選んだのか、どの学科で何を学びたいのか、将来どのように活かしたいのかを、論理的に記述することが求められます。
以下のような流れを意識すると、説得力が増します。
関心のあるテーマや社会課題との出会い
これまでの探究活動とのつながり
東京農工大学・志望学科を選んだ理由
大学で取り組みたいこととその先のビジョン
特に東京農工大学は、「実験・研究・技術開発への貢献」に力を入れている大学なので、理系的な視点や問題解決型のアプローチが好まれやすい傾向があります。
■活動報告書(特別活動レポート)の作成のコツ
工学部SAIL入試では、特別活動レポートが求められます。
ここでは、高校時代に取り組んだ探究活動や研究、課外活動などを一つの成果物としてまとめる必要があります。
押さえておきたいポイントは以下の3つです。
活動の目的と背景: なぜそのテーマに取り組んだのかを明確に
取り組みの過程と工夫: どんな試行錯誤をしたか、どんな成果が得られたか
学びと今後への応用: その経験から何を得たか、将来どうつなげるか
■よくあるミスと対策
「学びたい」ばかりで「なぜ」が弱い → 動機の根拠を具体的な経験や課題意識に基づいて書く
形式だけ整っていて中身が薄い → 見栄えよりも、実体験をベースに「自分の言葉」で語ることが重要
活動内容が分散しすぎて焦点が定まらない → 複数の活動がある場合でも、一貫したテーマを設定し、つなげる工夫を
書類の質がそのまま面接・プレゼンの評価にも直結するため、ここで手を抜かずに時間をかけて作り込むことが大事です。
2.2 東京農工大学の総合型選抜における調査書・評価書の重要性
東京農工大学の総合型選抜では、志望理由書や活動報告書に加えて、調査書・志願者評価書など学校から提出される書類も重要な判断材料になります。
■評価されるポイントは「信頼性」と「一貫性」
調査書では、高校での成績や学習態度、出欠状況が記載されます。
志願者評価書(指定学科のみ)では、担任や教員による人物評価が問われます。
この2つの書類で特に見られるのが、自分の自己PRとの一貫性です。
たとえば、志望理由書で「主体性のある人間です」とアピールしていても、調査書で「指示待ち傾向あり」と評価されていれば、矛盾が生じてしまいます。
■評定平均が問われないとはいえ…
東京農工大学の総合型選抜では明確な評定平均の基準は設けられていません。
しかし、募集要項には「学業成績が優秀な者」との記載もあるため、評価される可能性は十分にあります。
評価されやすくなるための工夫は以下の通りです。
定期テストで最低限の点数は確保しておく
内申点を意識して提出物や授業態度も丁寧に
推薦してくれる先生との日頃の関係性を築く
見落とされがちですが、調査書や評価書も“あなたの人柄”を伝える大事な要素です。
戦略的に整えていきましょう。
2.3 SAIL入試・ゼミナール入試別の出願書類チェックリスト
それぞれの入試で必要な書類を、以下にわかりやすく整理します。
準備漏れや混同がないよう、早めの確認が必須です。
入試方式 | 必要書類 | 備考 |
ゼミナール入試(農学部) | 志望理由書 活動報告書 調査書 志願者評価書 | 共通テスト必須 |
SAIL入試(工学部) | 志望理由書 特別活動レポート 調査書 志願者評価書(学科による) | 共通テスト不要 |
■書類作成でよくある準備ミス
誤字脱字のまま提出してしまう
ファイルやポートフォリオの構成がバラバラ
内容が書類間で矛盾している(例:志望理由と活動報告の方向性がズレている)
これらは、第三者によるチェックや添削を受けることで防ぐことが可能です。
書類の準備は、合格のスタート地点。完成度が高ければ高いほど、次のステージで自信を持って臨めます。
東京農工大学の総合型選抜では、出願書類の質がそのまま合否に直結するほど重要です。
「何を書けばいいか分からない」「テーマに一貫性がない」「添削してもらえる人がいない」といった悩みを抱える人も多くいますが、そこをクリアできるかどうかが勝負の分かれ目になります。
EQAOのような専門的な指導があれば、書類作成から面接まで一貫して対策を進めることができるため、非常に効果的です。
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▶︎3. 東京農工大学 総合型選抜の選考内容と合格のコツ

3.1 面接・プレゼン・ゼミナール課題の評価ポイント
東京農工大学の総合型選抜では、書類選考の後に実施される二次選考が合格を左右する最大の関門です。
二次選考では、学部・学科によって面接、プレゼンテーション、ゼミナール課題、口頭試問などが実施されます。
それぞれに対して、しっかりとした準備と対策が必要です。
■農学部(ゼミナール入試)の評価ポイント
ゼミナール課題: 環境資源科学に関する実験を見学し、その場で課題に取り組みます。 実験の理解力や、そこから何を考察できるかが評価対象になります。
面接: ゼミナールでの課題提出をふまえた内容で質問されることが多く、科学的思考力・探究心・表現力が問われます。
この形式では、知識の深さというよりも、初見の課題にどう向き合い、自分なりに論理を構築できるかが大きなポイントになります。
■工学部(SAIL入試)の評価ポイント
プレゼンテーション: 自分が提出した特別活動レポートの内容を中心に発表。内容の深さとともに、話し方や構成力、聴衆を引き込む力も見られます。
面接: 活動への取り組み方や学び、課題意識に関する質問が中心ですが、基礎学力を試される質問も含まれます。
口頭試問(機械システム工学科など): 物理や数学の基本原理に基づいた問いが出され、論理的な説明力と理解力が評価されます。
■よくある失敗とその対策
プレゼンの準備不足で時間が足りない → 原稿を読むだけでは評価されません。内容・構成・話し方のバランスが重要です。
面接で活動の動機を深く聞かれて答えられない → 「なぜその活動をしたのか」「その結果どう変わったか」を整理しておくこと。
ゼミナール課題で焦ってミスを連発する → 実験内容を正しく理解しようとする冷静さと、その場で考える力を磨いておくことが大切です。
本番で問われるのは、準備した知識ではなく「思考の過程」。
これは訓練すれば確実に伸ばせます。
3.2 東京農工大学の総合型選抜で重視される探究力とは
東京農工大学では、特に「探究力」というキーワードが頻繁に登場します。
これは単なる調べ学習や活動記録ではなく、自ら問いを立て、仮説を持ち、検証を重ねる思考プロセスのことです。
■探究力が評価される理由
東京農工大学の教育は、実験・研究・開発を通じて社会課題を解決する人材育成が主眼です。
そのため、以下のような能力が求められます。
問いを見つける力
情報を集め、精査する力
仮説を立て、行動に移す力
結果をもとに改善・再設計できる力
これらは、「探究活動」という名のもとに、多くの高校で実施されている活動の延長線上にありますが、深度と主体性のレベルが違います。
■活動の深さと独自性が評価のカギ
探究活動の中でも、評価されやすいのは次のような特徴を持ったものです。
テーマが具体的で社会的意義がある(例:再生可能エネルギー、食料問題)
実験やフィールドワーク、インタビューなどを通じて仮説検証をしている
結果から得られた課題をさらに深掘りしている
■ありがちな勘違い
成果=結果だと思っている → 探究では、過程が最も大事な評価対象です。結果が失敗でも、そこから学んだことを伝えれば十分に評価されます。
教員に言われたとおりにやっただけ → 主体的に動いた形跡がないと評価が下がります。「自分でどう考え、動いたか」を明確にしましょう。
まとめ資料が見づらい → ビジュアルの構成も意外と見られます。読みやすさ・伝わりやすさも探究の一部です。
東京農工大学の総合型選抜で評価されるのは、探究活動を“自分ごと”として捉え、深く取り組んできた姿勢です。
3.3 過去の選考傾向から見る合格しやすい準備方法
東京農工大学の総合型選抜は、書類選考と二次選考のバランスが取れているため、どちらか一方だけが突出していても合格は難しいです。
過去の傾向から見えてきた、合格者が共通して準備していたポイントを紹介します。
■合格者が準備していたこと【実例ベース】
活動テーマを1年〜1年半かけて深掘りしていた
成果物(レポート・プレゼン資料)を第三者と複数回ブラッシュアップしていた
面接練習を10回以上行い、どんな質問にも即答できる状態にしていた
このように、準備の“量”よりも“質”にこだわった取り組みが結果につながっています。
■合格者がやっていなかったこと
志望理由書やレポートを一発提出で済ませる
成果物の準備を直前1週間で始める
プレゼン練習なしで本番に挑む
■合格のための具体的ステップ(準備カレンダー例)
時期 | 準備内容 |
高2冬 | テーマ設定、課題意識の整理、資料収集 |
高3春 | 探究活動本格スタート、記録の蓄積 |
高3夏 | 成果物のまとめ、レポート・プレゼン作成 |
高3秋 | 書類提出、面接・プレゼン練習の最終仕上げ |
合格者は「準備期間の長さ」ではなく、「どれだけ早く本気で始めたか」で結果を出しています。
東京農工大学の総合型選抜は、単に形式通りの受験対策では太刀打ちできません。
面接・プレゼン・探究活動の全てに一貫したメッセージがあり、自分の強みを言語化できることが合格の鍵です。
EQAOのような専門対策塾では、これらの書類添削から成果物の指導、面接対策までをトータルで支援できる体制があります。
効率よく合格を目指すには、第三者のサポートも大いに活用していきましょう。
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▶︎4. 東京農工大学 総合型選抜のスケジュールと戦略的準備
4.1 出願時期・試験日・合格発表のタイミングを把握する
東京農工大学の総合型選抜では、学部ごとに出願から合格発表までのスケジュールが異なるため、スケジュール管理が非常に重要です。
まずは、農学部(ゼミナール入試)と工学部(SAIL入試)の基本的な時期を把握しておきましょう。
■ 農学部:ゼミナール入試
出願期間:10月上旬
試験実施日:11月下旬
合格発表:12月上旬
共通テスト:第二次選考合格者のみ、1月に受験必須
■ 工学部:SAIL入試
出願期間:9月上旬
試験実施日:9月下旬
合格発表:11月上旬
共通テスト:不要
このように、出願開始は1か月近く差があるため、どちらの学部を受験するかによって準備スケジュールを変える必要があります。
「出願書類が間に合わない」「面接練習ができないまま試験日が来る」といったミスは、この時期の把握不足が原因です。
■失敗しがちなスケジュール管理の例
プレゼン資料の完成が前日になる → 完成していてもリハーサル不足で評価が下がる
共通テスト対策と並行できずにパンク → 農学部志望者は、共通テストの学習もスケジュールに組み込む必要あり
模試や文化祭と日程が被る → 他の学校行事とのバッティングも要注意
スケジュールは「把握する」だけでなく「逆算して行動する」ことが何よりも大事です。
4.2 東京農工大学の総合型選抜に向けた1年のスケジュール例
ここでは、高校2年生の冬からスタートして、出願・選考までにやるべき準備を時系列で整理します。
■ 高2冬(12月〜1月)
自己分析・将来の進路について整理
志望学部・学科のアドミッションポリシーを調べる
探究テーマの仮決定
■ 高3春(2月〜4月)
探究活動スタート/ボランティア・研究・実験など
成果物(レポート・プレゼン資料)の素材を記録
英検・TEAPなどの英語資格取得(希望者)
■ 高3夏(6月〜8月)
志望理由書・活動レポートの原案作成
書類の添削とブラッシュアップ
面接・プレゼンの練習を始める
共通テスト対策も併行(農学部志望者)
■ 高3秋(9月〜11月)
SAIL入試出願・本番(9月)
ゼミナール入試出願・本番(10月〜11月)
面接対策の最終仕上げ
■ 高3冬(12月〜1月)
合格発表(SAIL:11月、ゼミナール:12月)
共通テスト受験(ゼミナール入試のみ)
■合格者の共通点
準備を早く始めている(高2の冬〜)
書類・面接の練習回数が多い
第三者からのアドバイスを受けている
戦略的な準備を進めるには、半年〜1年前から動き始めるのが鉄則です。
4.3 評定平均・英語資格が不要でも合格するための工夫
東京農工大学の総合型選抜では、明確な評定平均や英語資格の条件は設定されていません。とはいえ、「学業成績が優秀な者」という記載はあり、評価に影響するのは間違いありません。
■評定・英語資格がなくても合格するための視点
探究活動・成果物で差をつける → 「学力よりも意欲や取り組み姿勢が見られる」場面では、活動内容の深さが最大の武器になります。
面接で論理性・思考力をアピールする → 模擬面接を繰り返し行い、自分の考えを正確に伝える力を磨くことが重要です。
志望理由書で学問への熱意を示す → 東京農工大学で「何を学びたいのか」「どんな社会課題を解決したいのか」を明確に表現することで、学力以外の部分で高評価が狙えます。
■よくある誤解とそのリスク
「評定が低い=無理」と決めつけてしまう → 評定がすべてではありません。書類や面接での戦略次第で巻き返しは可能です。
英検・TEAPなどがないと落ちると思って諦める → 英語資格はあくまで加点要素。内容の深さと個性で十分に補えます。
実力があるのに自信がなくて挑戦を諦める → 総合型選抜は“挑戦した人だけにチャンスがある”入試形式です。
「評定や資格がないから無理」と決めつけず、自分の強みを最大限に引き出す準備こそが、合格への近道です。
東京農工大学の総合型選抜で合格を勝ち取るには、スケジュール管理と戦略的準備が必須です。
早期に動き出すことで、成果物の質が上がり、書類の精度も高まり、自信を持って本番に臨めるようになります。
EQAOのような総合型選抜専門塾では、こうした長期的な計画立てから、書類・プレゼン・面接までトータルで支援できる体制が整っているため、効率的に合格を目指すことができます。
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▶︎5. 東京農工大学の総合型選抜対策に強いEQAOの活用法
東京農工大学の総合型選抜で求められるのは、自己分析から書類作成、成果物の構成、面接・プレゼン対策に至るまで、非常に幅広いスキルです。
これをすべて独学でこなすのは現実的に難しく、専門的なサポートの活用が成功への近道になります。
ここでは、総合型選抜に特化した大学受験指導を行う「EQAO」の活用法について詳しく紹介します。
5.1 書類・面接・プレゼン対策を個別で強化する方法
東京農工大学 総合型選抜の最大の難関は、「自分の想いを、説得力をもって他人に伝える力」です。
EQAOではこの部分に特化して、一人ひとりに合わせた個別指導を実施しています。
■EQAOの個別サポート体制
志望理由書の添削とブラッシュアップ → アドミッションポリシーと受験生の興味をマッチングさせ、説得力のある構成へ導く。
活動報告書・レポートの構成指導 → 成果物の中身だけでなく、見せ方・デザイン・論理構成まで細かく指導。
面接練習(模擬含む)とフィードバック → 回数無制限で実施される模擬面接により、どんな質問にも対応できる柔軟な思考力 を鍛える。
プレゼン指導(スライド構成・話し方まで) → 受験生の個性を活かしながら、聞き手に伝わる表現力を育てる。
■よくある課題をこう解決
課題 | EQAOでの解決法 |
何を書けばいいかわからない | ヒアリングから自己分析を深掘りし、軸となるテーマを明確化 |
面接で緊張してうまく話せない | 回数を重ねた模擬面接で、言語化力と即答力を自然に習得 |
プレゼンが伝わらない | スライドの構成と発表の順序まで徹底指導 |
「話す力・書く力・見せる力」をトータルで高められるのが、EQAOの最大の強みです。
5.2 EQAOの特化プログラムで成果物や探究活動を充実させる
東京農工大学の工学部SAIL入試では、特別活動レポートや研究成果などの「成果物」が大きく評価されます。
EQAOでは、こうした成果物の準備に向けた探究活動や社会活動のサポートにも力を入れています。
■活動の「中身」までサポート
EQAO VOLUNTEER → 実社会と関わる活動を通じて、課題意識や問題解決力を育てる
EQAO STUDY-TOUR → 国際的な視野を広げる留学・研修を通じて、活動に深みを持たせる
EQAO ENGLISH → 英語資格取得と同時に、英語での研究発表や資料作成にも対応
これらは単なる付加価値ではなく、「活動の独自性」や「取り組みの深さ」として、東京農工大学の選考官にもアピールできる重要な要素です。
■探究活動でありがちな壁とその克服
テーマが広すぎて深掘りできない → 指導のもとで絞り込み、焦点の定まった内容に再構築できる
資料やデータがまとまらない → 論文の書き方、グラフの見せ方、構成のテンプレートまで指導
やりっぱなしで言語化できない → 探究の過程から「何を学んだか」を引き出すための対話型フィードバックあり
探究活動の「成果物化」までサポートできる塾は非常に少数。EQAOなら活動の価値を最大限に引き出せます。
5.3 東京農工大学の総合型選抜で結果を出すための成功パターン
EQAOでは、過去に多くの難関私立大学・国公立大学の総合型選抜対策をサポートしており、その中には東京農工大学を志望する生徒の合格実績も含まれています。
その実績から見えてくる、共通の「合格パターン」を整理します。
■合格者の成功パターンに共通する3つのポイント
早期スタートで書類と活動を両立 → 高2冬にはテーマが定まり、活動と書類準備を並行して進めていた
EQAOの模擬面接・プレゼンを繰り返し受けていた → 本番では、「話す内容・表情・順番」までシミュレーション済みの状態に
自分の言葉で“伝える力”が身についていた → 添削を重ねる中で、「型にはまらず自分らしい表現」に昇華されていた
■指導の流れ(例)
フェーズ | 内容 |
①初期面談 | 志望校と興味テーマの整理・戦略立案 |
②活動設計 | 探究テーマに合わせた計画作成・活動支援 |
③書類添削 | 志望理由書・レポート・プレゼン資料の添削 |
④実技対策 | 模擬面接・模擬プレゼンの繰り返し |
⑤直前仕上げ | 総合演習と最終チェック・不安解消フォロー |
EQAOでは、単に“知識を教える”のではなく、“一緒に戦略を組み、合格を実現する”スタイルが特徴です。
東京農工大学の総合型選抜で合格をつかむには、書類、成果物、面接のすべてを高い完成度で仕上げることが求められます。
EQAOでは、これらすべてを一貫してサポートできる体制と専門ノウハウがそろっています。
「どこから手をつけていいかわからない」「自分の強みが見えない」という方こそ、EQAOを活用することで、合格までの道筋が明確になり、最短距離で目標に近づけます。
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▶︎6. 東京農工大学の総合型選抜で合格をつかむためのまとめ
6.1 よくある失敗例とその回避法
東京農工大学の総合型選抜では、以下のような失敗がよく見られます。
準備開始が遅い: 書類・成果物・面接の仕上がりが浅くなる
志望理由が抽象的: 「農工大じゃなければダメな理由」が不明確
自己分析が甘い: 話す内容や書く内容に一貫性がなくなる
対策のコツは「早く動く」「一貫性を意識する」「第三者の視点を取り入れる」こと。
6.2 いますぐ始めるべき東京農工大学 総合型選抜の準備
アドミッションポリシーを読み込む
探究テーマを明確にする
書類作成の方向性を決めて、添削してもらう
模擬面接・プレゼンを最低5回以上行う
今動けば、合格の可能性をぐっと高められます。
6.3 EQAOでの無料相談・サポートを活かすタイミング
高2冬〜高3春がベストタイミング
探究活動の設計、書類・面接・成果物の準備を全方位からサポート
自分ひとりで迷いながら進めるより、専門家と一緒に計画的に進めることで大きな安心感と成果が得られます。
東京農工大学の総合型選抜は、しっかり準備すれば誰にでもチャンスがあります。
EQAOの力を借りて、あなたの「本気」を合格につなげてください。
▶︎総合型選抜対策ならEQAOにお任せください。
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