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東京理科大学 総合型選抜の全対策!志望理由・小論文・面接まで完全解剖

  • 執筆者の写真: 株式会社EQAO教育グループ
    株式会社EQAO教育グループ
  • 9月25日
  • 読了時間: 13分

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▶︎1. 東京理科大学 総合型選抜の基本概要


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1.1 実施されている3つの方式の違い

東京理科大学の総合型選抜は、受験生の多様な背景と学力を評価するため、以下の3つの方式で実施されています。


  • 総合型選抜(英語資格検定+特定教科評価) 

    外部英語資格のスコアと指定教科の評定平均が重視される方式です。理系中心の学部に加え、経営学部も含まれます。


  • 総合型選抜(理学部第二部) 

    社会人や夜間学部志望者にも門戸を開く形式。評定平均の要件はなく、履修科目とやる気が問われます。


  • 総合型選抜(女子) 

    工学系・理工系分野での女性の活躍を支援する目的で設けられた特別枠です。英語資格は不要で、理系教科の成績が重視されます。


これら3方式は、それぞれの特性に応じて評価軸が異なるため、戦略的な出願が重要です


1.2 対象学部・学科一覧と入試日程

以下に、各方式ごとの対象学部と、最新の入試日程をまとめます。


■対象学部・学科

  • 英語資格検定+特定教科評価方式 理学部第一部、工学部、薬学部、創域理工学部、先進工学部、経営学部

  • 理学部第二部方式 理学部第二部

  • 女子方式 工学部、創域理工学部、先進工学部


■2025年度入試スケジュール(予定)

  • 出願時期: 10月下旬

  • 試験実施日: 11月中旬

  • 合格発表: 12月上旬


学部・学科によっては詳細な日時や選考内容が異なるため、必ず公式情報を確認する必要があります。


1.3 アドミッションポリシーに見る「理科大が求める人物像」

東京理科大学は、アドミッションポリシーにおいて、以下のような人物像を明確に掲げています。


  1. 高等学校段階までの基礎知識と、思考力・判断力・表現力を備えた人

  2. 国際的な視野を持ち、将来的に国内外で活躍する素養を持つ人

  3. 主体性を持ち、自分の考えを表現し、多様な人々と協働できる人


また、出願要件に評定平均や履修科目の指定があることから、基礎学力も重視されていることがわかります。 

つまり、単なる「意欲」だけでなく、学力・論理性・将来性・協働力のバランスが評価されるという点が、東京理科大学の総合型選抜の大きな特徴です。



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▶︎2. 【出願資格・評定・英語検定】東京理科大学 総合型選抜の応募条件とは


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2.1 方式別に異なる出願資格(英語資格・女子枠・第二部)

東京理科大学の総合型選抜は、方式によって出願資格が大きく異なるのが特徴です。

まずは、各方式の出願要件を確認しましょう。


■英語資格検定+特定教科評価方式

この方式では、学力と語学力の両方が一定基準を超えていることが前提です。


  • 第一志望であることが出願条件

  • 評定平均(指定教科):4.0以上

  • 外部英語資格のスコア提出が必須

  • 指定された履修科目の受講が必要


■理学部第二部方式

こちらは、評定平均の要件がない代わりに、必要な履修科目の条件が設けられています。


  • 数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B・C、英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、論理・表現Ⅰの履修が必須

  • 学科によっては物理や化学の履修も求められる


■女子枠方式

女性限定の方式で、英語資格が不要な代わりに、数学・理科の成績が重視されます。


  • 数学・理科の評定平均がそれぞれ4.0以上

  • 英語資格の提出は不要

  • 指定された理系教科の履修が必須


方式ごとの特徴を理解し、自分に最も合った出願方法を選ぶことが、合格への第一歩です。


2.2 各学部に求められる評定平均と履修科目

総合型選抜では、学部ごとに指定された教科の評定平均が定められており、それをクリアする必要があります。


■英語資格検定+特定教科評価方式(評定条件)

  • 理学部第一部・工学部・薬学部・創域理工学部・先進工学部:

     → 数学および理科の評定平均がそれぞれ4.0以上


  • 経営学部:

     → 数学および国語の評定平均がそれぞれ4.0以上


■女子枠方式(評定条件)

  • 数学および理科の評定平均がそれぞれ4.0以上


■理学部第二部方式(履修条件のみ)

  • 評定条件なし

  • ただし、数学Ⅰ〜Ⅲ、A〜C、英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、論理・表現Ⅰの履修が必要


評定平均の要件は、学部によって異なるため、必ず最新の入試要項で確認しましょう。


2.3 英語資格(英検・TOEIC・TEAP)の必要スコアと注意点

英語資格が必要なのは、「英語資格検定+特定教科評価方式」のみです。 

出願可能な外部試験と、東京理科大学が定めるスコア基準は以下の通りです。


■出願に使用できる英語資格試験とスコア例

  • 英検(実用英語技能検定):1950点以上(CSEスコア)

  • TOEIC® L&R+S&W合算:1150点以上

  • TEAP(アカデミック英語能力判定試験):225点以上


■注意点

  • スコアには有効期限があるため、出願時点で有効かどうかを確認する必要があります。

  • 試験回数制限やスコア証明書の提出形式(原本 or コピー)なども要確認です。

  • TEAPやTOEICなど複数の選択肢があるため、自分に合った試験を早めに選定し、計画的に受験することが重要です。


英語資格の準備は時間がかかるため、遅くとも高校2年生のうちに対策を始めるのが理想です。



▶︎3. 【出願書類・志願者調書】東京理科大学の総合型選抜で差がつく準備とは


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3.1 志願者調書で差がつくポイントとは

東京理科大学の総合型選抜では、志願者調書が選考の重要な判断材料となります。 

単なる自己紹介にとどまらず、「どのように学び、なぜ理科大を志望するのか」という論理的かつ具体的な説明力問われます。


■差がつくポイントは以下の3点です:

  • 一貫性のある志望動機 

    研究テーマや将来の進路と、大学での学びが結びついていること。


  • 自らの経験と学びをリンクさせる構成 

    活動実績を単に列挙するのではなく、そこから得た学びを大学でどう活かすかを述べる。


  • アドミッションポリシーとの整合性 

    大学が求める人物像(論理的思考力・表現力・協働性など)を、自身の体験と結びつけて表現する。


特に重要なのは、「自分の言葉」で語られているかどうかです

 コピペやテンプレート丸写しは見抜かれるため、オリジナリティが不可欠です。


3.2 書類作成の注意点とよくあるミス

出願書類では、形式的な不備だけでなく、中身における伝達力の差が結果に大きく影響します。 

以下に、よくある失敗例と注意点をまとめます。


■よくあるミス

  • 志望理由が抽象的すぎる/具体性がない 

    →「化学が好きだから」では弱く、「○○の研究を通じて△△に貢献したい」など具体的に。


  • 自己PRと志望動機の一貫性がない 

    →「プレゼンが得意」と言いながら、なぜ研究分野に進むのかが結びついていない。


  • 主観的・感情的な表現に偏っている 

    →事実やデータに基づいた説明が欠けている。


■注意点

  • 文章構成は「課題→行動→結果→学び(KARM法)」が基本

  • 記入欄の文字数を無駄なく活かす

  • 誤字脱字・文法ミスのチェックを複数回行う


論理構成と客観性を意識して書くことで、評価される書類が仕上がります


3.3 EQAO方式で仕上げる出願書類の書き方ガイド

EQAOでは、志願者調書の作成において独自のフレームワークと添削ノウハウを用意しています。


■EQAO式の特徴

  • 志望理由の言語化トレーニング 

    キーワード抽出と自己分析シートを活用し、自分の強みと理科大との接点を「言語化」します。


  • CRECマップやKARM構成法の活用 

    体験と学びを一貫したストーリーで構成し、書類に深みと説得力を持たせます。


  • 添削+面談で精度を高めるプロセス 

    書いた文章を何度も修正・言い換えし、最終的に「読む側に響く表現」に仕上げます。


■指導で実現できること

  • 曖昧な志望理由を学問分野との接続点に昇華

  • 単なる活動報告を自己成長の証明に変換

  • 合格者に共通する「説得力ある構成」を習得


EQAOのサポートを活用すれば、自分の考えを正確に、かつ魅力的に伝える書類が完成します。



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さらに、EQAOの公式サイトでは、小論文・調書の無料添削サンプル動画もご覧いただけます。





▶︎4. 【小論文・面接・口頭試問】東京理科大学 総合型選抜の選考内容と対策法


4.1 小論文:理系出題傾向と構成メモ(CRECマップ)の活用

東京理科大学の総合型選抜では、論理的思考と課題解決力を問う「理系型の小論文」が出題されるのが特徴です。記述量は800〜1200字程度が多く、時間内に読み取り・分析・構成・記述を行う力が試されます。


■小論文の出題傾向(例)

  • 「科学技術が社会に与える影響について論ぜよ」

  • 「環境問題における技術的解決策をあなたの視点で提案せよ」

  • 「ある現象に対する仮説と検証方法を述べよ」


これらのテーマは、単なる知識量ではなく、自分の考えを構造的に伝えるスキルが問われます。


■CRECマップを用いた構成法

EQAOでは、小論文対策として「CRECマップ」という構成メモ法を活用します。


  • C(Cause):原因・背景

  • R(Result):結果・影響

  • E(Example):具体例・証拠

  • C(Conclusion):結論・提案


このフレームを事前に作成しておくことで、論理の軸がぶれない構成が実現できます

短時間でも高得点が取れる答案は「構成力」で決まります。


4.2 面接・口頭試問:専門的質問への備え方と訓練法

東京理科大学の面接では、単なる人物評価ではなく、専門性を持った対話型の面接が行われます。 

特に理系学部では、専門用語や高校理科の知識を活用した深掘り質問が多く、対策なしでは対応困難です。


■主な質問例

  • 「○○という現象を説明してください」

  • 「あなたの探究活動の方法論を教えてください」

  • 「○○の技術は今後どう発展すると思いますか?」


■対策方法

  • 高校理科・数学の教科書を自分の言葉で説明する練習

  • 過去の探究活動を“目的・方法・結果・考察”に分けて整理する

  • 対話形式の模擬面接を何度も実施し、論理展開に慣れる


東京理科大学の口頭試問では、知識だけでなく、論理的説明力と質問に対する柔軟な対応力が評価されます


4.3 実験実技・スケッチ課題への対策(化学科・建築学科)


一部の学科では、書類審査や面接に加えて、実技試験や課題提出が課されています。


■理学部第一部 化学科:実験実技

  • 実験操作、観察、考察をその場で行う課題が出題されます。

  • 例:「指示された反応を行い、生成物を分析し、反応式を考察せよ」

  • 高校化学の実験手順・安全性・考察力が重要視されます。


■創域理工学部 建築学科:スケッチ課題

  • 「テーマに沿った空間構成をスケッチし、意図を説明する」などの課題が出題。

  • 構図力・発想力・説明力が求められます。

  • 建築的な知識や表現技法の基本を、実技対策本や専門講師から学ぶことが有効です。


これらの課題は、対策の有無で大きな差がつきます。早期から準備を始めることが、合格へのカギです



▶︎5. 【活動実績・探究学習】東京理科大学の総合型選抜で評価される主体性とは


5.1 探究学習・課外活動のアピール戦略

東京理科大学の総合型選抜では、評定や英語資格だけでなく、課外活動や探究学習などの「主体性」を重視しています。これはアドミッションポリシーにある「多様な人々と協働し、自ら考えて行動できる人材」に対応する要素です。


■評価される主な活動の例

  • 学校内外での科学系探究活動・自由研究

  • プレゼンテーション大会、研究発表会などでの発表経験

  • プログラミングコンテスト、科学技術コンテストへの参加

  • 部活動・ボランティアでの継続的なリーダーシップの発揮


活動の規模や実績よりも、「なぜ取り組んだのか」「どんな工夫をしたのか」が問われます。


■アピールの戦略

  • 活動の背景や目的を明確にする(Why)

  • 実際の行動や役割を具体的に説明する(What, How)

  • そこから得た学びや気づきを自己理解につなげる(Learn)


単なる報告ではなく、「自分自身の変化」や「今後の学びへの活用」まで語れると、高く評価されます。


5.2 志望理由書に組み込む「経験からの学び」

探究学習や課外活動の経験は、志望理由書の説得力を大きく高める材料となります。


■ポイントは「経験 → 学び → 志望動機」の流れ

例えば:

  • 「化学部での研究活動を通して、○○のメカニズムに興味を持った」

      →「この興味をさらに深めるため、理科大の○○研究室で学びたい」


  • 「地域のエネルギー問題に関する調査を行った」

      →「再生可能エネルギー分野で貢献できる技術者を目指したい」


このように、自らの経験が大学での学びにつながっている構成が非常に効果的です。


■活用のテクニック

  • EQAOが推奨する「KARM構成法(課題・行動・結果・学び)」を用いることで、説得力のある記述が可能


  • 単なる美談ではなく、「失敗からの学び」や「改善の工夫」も積極的に盛り込むと深みが出ます


経験は武器になります。問題は、どう活かして言語化するかです。


5.3 合格者が語る実績と志望理由のつなげ方

実際の合格者は、自分の過去の取り組みと大学の学びを、一本のストーリーとしてつなげる力を身につけています。


■成功した例の構成パターン

  1. 自分の原体験や関心(中学生〜高校初期)

  2. 深めた探究や活動のプロセス

  3. 得られた気づき・問い

  4. 理科大の教育・研究との接点

  5. 将来のビジョン(研究者・技術者・社会貢献)


このような流れで構成された志望理由書や面接の回答は、一貫性と信頼性が高く、説得力が増します。


■EQAOの支援が有効な理由

  • 自己分析からストーリー設計まで、論理的フレームに基づく指導

  • 合格者の実例をもとにした志望理由構成テンプレート

  • 第三者視点で魅力や説得力を補強する添削プロセス


合格者に共通するのは、“話がつながっていること”。過去・現在・未来の接続こそが合格の鍵です。



▶︎6. まとめ:東京理科大学の総合型選抜で合格するための全体戦略


6.1 合格の鍵は「知識」+「実践力」+「自己理解」

東京理科大学の総合型選抜は、一般入試とは異なり、“人物そのもの”が問われる選抜方式です。そのため、単なる学力や資格だけでは不十分で、多面的な準備と戦略が必要となります。


■3つの要素が合格の鍵

  1. 知識(Academic):評定平均・英語資格・小論文で評価される基礎学力

  2. 実践力(Practical):探究活動・課外活動・面接で示される実行力・行動力

  3. 自己理解(Personal):志望理由書や口頭試問で必要な自己分析・論理性・ビジョン


この3要素が一貫していることが、理科大合格者に共通する最大の特徴です


6.2 今から始める人向け:学年別の準備ロードマップ

早くから準備を始めることが、総合型選抜での合格率を高める最も確実な方法です。

以下に、学年別の具体的な対策ロードマップを示します。


■高校1年生

  • 学校成績(評定)を意識しながら、得意分野の発掘と探究活動のスタート

  • 英語検定の受験を視野に入れ、英語4技能を意識した学習を始める


■高校2年生

  • 探究活動を深め、発表・まとめ・プレゼンの経験を積む

  • 小論文・志望理由書の練習をスタートし、自己分析を進める

  • 英検・TOEIC・TEAPなどを実際に受験し、スコア基準の達成を目指す


■高校3年生(春〜夏)

  • 志望理由書の精査・添削を繰り返す

  • 面接・口頭試問・小論文の対策を本格化

  • 出願書類・実績の整理とブラッシュアップを行う


入試直前では間に合わない要素が多いため、1〜2年生のうちからの準備が鍵となります


6.3 EQAOができる総合型選抜対策支援とは

EQAOでは、東京理科大学の総合型選抜に向けて、以下のようなトータルサポートを提供しています。


■主な支援内容

  • 志望理由書・志願者調書の添削と個別指導

  • 小論文・面接対策の実践型トレーニング

  • 探究活動の整理・言語化サポート

  • CRECマップ・KARM構成法など独自フレームを活用した文章設計


■EQAOの強み

  • 合格実績に基づいた実戦型カリキュラム

  • 指導者による面接・書類の徹底フィードバック

  • 生徒の強みを引き出す個別最適化指導


自分一人では難しい準備も、EQAOのサポートがあれば、確実に“合格レベル”へ引き上げることができます

総合型選抜で合格するための本質を知りたい方は、こちらの動画もぜひご覧ください:



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