
▶︎1. 上智大学外国語学部の公募推薦入試とは

1.1 公募推薦の概要
上智大学外国語学部の公募推薦入試は、学力だけでなく、言語学習に対する興味や国際的な視野を重視した入試制度です。この入試では、受験生の個性や学びへの意欲が評価され、外国語学部で求められるスキルや姿勢が総合的に問われます。
公募推薦の主な特徴
外国語学習への熱意を評価
言語を通じて異文化を理解し、国際社会に貢献したいという明確な意欲が重視されます。
多角的な選考プロセス
提出書類、小論文、面接を通じて、受験生の知識や人柄が総合的に判断されます。
志望理由の明確化がカギ
自己推薦書や面接で、なぜ外国語学部を選んだのかを具体的に伝える必要があります。
公募推薦の流れとスケジュール(一般的な時期)
出願期間:秋~冬(11月ごろ)
選考試験:冬前(11月下旬~12月初旬)
合格発表:冬の初め(12月中旬ごろ)
公募推薦を利用するメリット
早期に進路を確定できる
一般入試よりも早い段階で合否が決まり、進路準備を効率的に進められます。
多様な能力を評価される
学力試験だけでなく、自己推薦書や面接で自身の強みを直接アピールできます。
国際的な視野をアピールできる
面接や小論文を通じて、外国語学部に適した国際的な視点や意欲を表現できます。
上智大学外国語学部の公募推薦入試は、自分の意欲や個性を直接伝える絶好のチャンスです。しっかりとした準備を行い、自分らしいアピールを心がけましょう。
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1.2 出願資格と条件
上智大学外国語学部の公募推薦入試に出願するには、学科ごとに定められた基準を満たす必要があります。以下に、主な出願資格と条件を学科別に詳しくまとめました。
出願資格
共通条件
上智大学外国語学部を第一志望とし、合格した場合は必ず入学する意思があること(専願制)。
高等学校長の推薦を受けていること。
学科別要件
英語学科
全体の評定平均値: 4.0以上
英語の評定平均値: 4.3以上
主な外国語検定試験の基準: 以下のいずれかを満たすこと
英検準1級以上
TOEFL iBT 72点以上
IELTS 5.5以上
TEAP 330点以上(各70点以上)
ドイツ語学科
全体の評定平均値: 4.0以上
外国語と国語の評定平均値: それぞれ4.3以上
主な外国語検定試験の基準: 以下のいずれかを満たすこと
英検2級以上
TOEFL iBT 42点以上
IELTS 4.0以上
TEAP 220点以上(各50点以上)
フランス語学科
全体の評定平均値: 4.0以上
外国語と国語の評定平均値: それぞれ4.3以上
主な外国語検定試験の基準: 以下のいずれかを満たすこと
英検2級以上
TOEFL iBT 42点以上
IELTS 4.5以上
TEAP 270点以上(各65点以上)
イスパニア語学科
全体の評定平均値: 4.0以上
外国語と国語の評定平均値: それぞれ4.3以上
主な外国語検定試験の基準: 以下のいずれかを満たすこと
英検2級A以上
TOEFL iBT 55点以上
IELTS 4.5以上
TEAP 270点以上(各65点以上)
ロシア語学科
全体の評定平均値: 4.0以上
外国語の評定平均値: それぞれ4.3以上
主な外国語検定試験の基準: 以下のいずれかを満たすこと
英検2級以上
TOEFL iBT 42点以上
IELTS 4.0以上
TEAP 220点以上(各50点以上)
ポルトガル語学科
全体の評定平均値: 4.0以上
外国語と国語の評定平均値: それぞれ4.3以上
主な外国語検定試験の基準: 以下のいずれかを満たすこと
英検2級以上
TOEFL iBT 42点以上
IELTS 4.0以上
TEAP 220点以上(各50点以上)
出願準備のポイント
評定平均値の確認
最新の調査書を取得し、学科ごとの要件を満たしているかを確認しましょう。
外国語検定試験の準備
必要なスコアを取得するため、早めに試験を受け、有効期限内のスコア票を確保してください。
推薦書の依頼
高校の先生に早めに依頼し、学科志望の熱意や適性を具体的に伝えるとスムーズです。
自己推薦書の作成
外国語学部で学びたい理由や、自分の強みをアピールする内容を準備しましょう。
公式情報の確認
学科ごとに要件が異なるため、最新の情報を必ず大学の公式入試情報ページで確認してください。
しっかりとした準備と確認を行い、出願に向けた準備を整えましょう。
▶︎2. 公募推薦の選考プロセス

2.1 提出書類の種類と内容
上智大学外国語学部の公募推薦入試では、提出書類が合否を左右する重要な役割を果たします。 以下に、主な提出書類とそのポイントをまとめました。
書類名 | 内容 | ポイント |
高等学校調査書 | 学校が発行する成績や出欠状況、活動実績を記載した書類。 | 最新情報が記載されたものを使用し、提出前に記載内容を確認。記載ミスや誤字脱字がないかチェックしましょう。 |
自己推薦書 | 志望理由や高校生活での取り組み、自身の強みを具体的に記載。 | 志望学科で学びたい理由と将来の目標を具体的に記述。エピソードを交え、説得力のある内容に仕上げることが重要です。 |
外国語検定試験のスコア | TOEFLやIELTS、英検など、学科ごとに指定された検定試験のスコア証明書。 | 提出期限内に有効なスコアを取得する必要があります。最新スコアを準備しておきましょう。 |
志願票 | Web出願システムで作成・印刷する書類。 | 入力ミスや記載漏れを防ぐため、複数回のチェックを行いましょう。 |
推薦書 | 高等学校長が作成する書類。受験生の学力や人柄、学部での適性について記載。 | 志望理由や強みを先生に伝え、内容を具体的に書いてもらうよう依頼しましょう。 |
課題レポート | 一部学科で指定される課題に基づいたレポート。 | 募集要項に沿った形式で提出。論理的な構成と具体的な内容を心がけましょう。 |
書類作成のポイント
募集要項を熟読: 提出書類に関する指示や指定フォーマットを確認し、正確に準備する。
期限厳守: 提出期限を必ず守り、余裕を持って準備を進める。
内容の正確性を確認: 誤字脱字や記載ミスを防ぐため、書類提出前に再確認を徹底。
スキャンやコピーを保管: 提出書類の控えをスキャンやコピーで保存しておくと安心です。
2.2 小論文試験の内容と対策
上智大学外国語学部の公募推薦入試では、小論文試験を通じて、受験生の論理的思考力や言語運用能力が評価されます。小論文試験は、学科での学びに関連したテーマが出題され、受験生の興味関心や表現力を問う内容となっています。
小論文試験の主な内容
項目 | 内容 |
出題形式 | 与えられたテーマについて、日本語または外国語で論述する形式。 |
テーマ例 | 外国語教育の重要性、多文化共生、言語と文化の関係性など。 |
評価ポイント | 論理性(主張が一貫しているか)、表現力(正確で明瞭な表現ができているか)、具体性(具体例やデータの使用があるか)。 |
制限時間 | 60分程度。 |
対策方法
テーマの予測と準備
過去の出題傾向を分析し、出題されそうなテーマに対する意見をまとめる。
多文化共生や言語教育に関する資料を読み、背景知識を深める。
論理的な構成を意識
小論文の基本構成(序論→本論→結論)を守り、筋道の通った文章を作成する練習を行う。
序論: 問題提起と結論を述べる。
本論: 結論を支える理由や具体例を挙げる。
結論: 全体をまとめ、将来への提言を行う。
表現力を高める練習
毎日短いエッセイを外国語で書く練習を行い、表現力を磨く。
文章を添削してもらい、改善点を明確にする。
時間管理の徹底
制限時間内で書き上げる練習を繰り返し行い、本番に備える。
2.3 面接試験のポイント
上智大学外国語学部の公募推薦入試では、面接試験が受験生の人物性や学部での適性を直接評価する重要なプロセスです。
面接試験の主な内容
質問内容 | 詳細 |
自己紹介 | 名前や出身校、自分の強みを簡潔に述べる。 |
志望理由 | なぜ外国語学部を選んだのか、そこで何を学びたいのかを具体的に伝える。 |
高校生活の経験 | 部活動やボランティア、学外活動など、高校生活で力を入れたことをアピールする。 |
外国語能力の確認 | 外国語で簡単な質問がされる場合がある。例: 「自己紹介を○○語でしてください」「○○語を学びたい理由を教えてください」。 |
学部での目標 | 卒業後の目標や学びたい分野について具体的に答える。 |
対策ポイント
想定質問への準備
頻出質問に対する回答を用意し、練習を繰り返す。
例: 「なぜこの学科を志望したのですか?」「将来、どのような仕事を目指していますか?」
外国語での回答を練習
志望する学科の言語で自己紹介や志望理由を述べる練習を行う。
日常会話や短いスピーチを練習し、流暢に話せるように準備する。
模擬面接を活用
実際の試験を想定した模擬面接を繰り返し行い、緊張感に慣れる。
第三者からフィードバックを受けて改善点を洗い出す。
態度や表情に気を付ける
面接官の目を見て話す、笑顔を忘れないなど、礼儀正しい態度を心がける。
質問が理解できない場合は、「Could you rephrase that, please?」など丁寧に聞き返す。
面接試験は、自分の魅力を直接伝える貴重な場です。しっかりと準備を行い、自信を持って試験に臨みましょう。
▶︎3. 合格のための効果的な準備方法

3.1 自己推薦書の書き方
自己推薦書は、上智大学外国語学部の公募推薦入試で受験生の魅力を伝える最も重要な書類の一つです。 特に、志望する学科に対する情熱や、自分の経験を通じて得た学びを具体的に記載することが求められます。
基本構成
きっかけや背景
志望する言語や文化に興味を持った理由を明確に記述します。
例: 「中学時代に○○語を学び始めたことで、その国の文化や歴史に強い関心を抱くようになりました。」
行動と努力
高校生活や課外活動で、その興味を深めるためにどのような行動を取ったかを記載します。
例: 「学校の○○語スピーチコンテストに参加し、語学力を高めるために毎日1時間のリスニング練習を続けました。」
成果と学び
行動を通じて得られた成果や学びを具体的に述べます。
例: 「スピーチコンテストで優秀賞を受賞したことで自信がつき、多文化交流の重要性を強く実感しました。」
大学での目標と将来の展望
上智大学外国語学部でどのようなことを学び、それを将来どのように活かしたいかを記述します。
例: 「○○語を通じた国際協力を目指し、上智大学で異文化理解を深め、卒業後は国際機関で働きたいです。」
作成時のポイント
具体的なエピソードを盛り込む: 抽象的な表現を避け、具体的な出来事や数字を用いて説得力を高める。
例: 「○○語検定で△級を取得し、資格取得に向けて毎日2時間の勉強を続けました。」
論理的な流れを意識: 時系列やテーマごとに内容を整理し、読みやすい文章に仕上げる。
誤字脱字のチェック: 第三者に内容を確認してもらい、修正点を明確にする。
自己推薦書の記載例
冒頭の例文:「私は幼少期から○○語に興味を持ち、特に高校時代に△△について学んだことでさらにその国の文化への理解を深めました。上智大学外国語学部では、○○語を通じて国際社会で役立つスキルを習得したいと考えています。」
まとめの例文:「上智大学外国語学部での学びを通じて、国際的な舞台で異文化理解を進める役割を果たしたいです。そのために、御校のカリキュラムと多様な環境での経験を最大限活用したいと考えています。」
3.2 小論文対策のコツ
小論文試験は、受験生の論理的思考力や言語運用能力を評価する重要なプロセスです。 外国語学部では、言語や文化、社会問題に関連したテーマが出題される傾向があります。
小論文の基本構成
序論(Introduction)
出題テーマに対する結論を簡潔に述べ、問題提起を行います。
例: 「多文化共生は現代社会において重要な課題であり、○○語教育がその実現に寄与すると考えます。」
本論(Body)
主張を支える理由や具体例を挙げて、論理的に展開します。
例:
理由1: 「言語教育は異文化理解を深めるための手段となる。」
具体例: 「例えば、○○大学の研究では、留学経験者の異文化適応力が向上することが証明されています。」
結論(Conclusion)
全体をまとめ、再度主張を強調します。
例: 「以上の理由から、○○語教育は多文化共生の促進に重要な役割を果たすと考えます。」
効果的な対策方法
テーマを予測し準備: 外国語学部に関連するテーマをリストアップし、意見を整理しておく。
例: 「言語教育の重要性」「多文化共生とグローバル化」など。
資料収集と読解: 学部の特性に関連する書籍や記事を読み、背景知識を深める。
過去問や類似テーマで練習: 実際の試験形式を想定し、論理的な文章を制限時間内で書けるように練習する。
第三者の添削を活用: 書き上げた小論文を第三者にチェックしてもらい、改善点を明確にする。
3.3 面接練習の重要性
面接試験は、受験生の人間性や学部適性を直接評価する場であり、事前準備が成功の鍵となります。 外国語学部では、外国語での簡単な会話が求められる場合もあるため、特に練習が必要です。
面接試験の主な内容
自己紹介
名前や出身校、自分の興味関心を簡潔に述べる。
例: 「私の名前は○○で、△△高校の3年生です。私は○○語を通じて異文化交流を深めたいと考えています。」
志望理由
外国語学部を選んだ理由や、学びたい内容を具体的に述べる。
例: 「私は将来、○○語を活かして国際的な架け橋になりたいと考えており、上智大学のカリキュラムがその実現に最適だと思いました。」
高校生活の経験
部活動や課外活動、学校外での学びなどをアピールする。
例: 「学校でのスピーチコンテストに参加し、○○語でプレゼンテーションを行った経験があります。」
外国語での質疑応答
簡単な会話や質問への対応。
例: 「Please introduce yourself in ○○.(○○語で自己紹介してください)」
対策方法
想定質問への回答準備: 頻出質問を想定し、それに対する回答を日本語と外国語で準備する。
模擬面接を繰り返す: 実際の試験形式を再現した模擬面接を行い、緊張感に慣れる。
時事問題の理解を深める: 外国語教育や多文化共生に関連するニュースに触れ、自分の意見を整理する。
礼儀と態度に注意: 笑顔を忘れず、面接官の目を見て話すよう心がける。
面接練習を通じて、自分の魅力を最大限にアピールできる準備を進めましょう。
外国語学部英語学科の公募推薦入試について以下の動画で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
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個別カリキュラムの作成
各学科(英語、ドイツ語、フランス語など)の選考基準や要件に基づき、受験生に最適な学習プランを作成します。
例: フランス語学科志望の生徒には、DELF対策を組み込んだ授業を実施。
提出書類の徹底添削
自己推薦書や調査書を受験生の経験や志望理由を的確に伝える内容に仕上げます。
志望する学科の特徴に合わせて内容をブラッシュアップ。
柔軟なスケジュール対応
学校生活や課外活動に合わせてスケジュールを調整し、無理なく学習を進められる環境を提供します。
一対一の丁寧な指導
経験豊富な講師がマンツーマンで指導を行い、個別の課題や疑問にきめ細かく対応します。
期待される成果
自己推薦書や面接の準備が万全となり、受験生自身の魅力を最大限にアピールできる。
小論文の完成度が向上し、出題意図に適した論理的な文章を作成できるようになる。
外国語力の強化を通じて、学科の求める基準を自信を持ってクリアできる。
4.2 外国語学部公募推薦対策に特化したカリキュラム
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カリキュラムの特徴
学科別の徹底サポート
英語学科志望者にはTOEFLやIELTS対策を、イスパニア語学科志望者にはDELE対策を導入。学科別要件に完全対応します。
段階的な学習プラン
初期段階: 提出書類の準備と基礎力の養成。
中期段階: 小論文や面接練習など実践的な対策。
最終段階: 本番を想定した模擬試験や書類の最終確認。
実践的な指導内容
自己推薦書: 個々の経験や目標を最大限アピールできる内容に添削。
小論文: 過去問や模擬問題を活用し、構成力や論理性を強化。
面接: 模擬面接を繰り返し、外国語での質疑応答も含めて徹底指導。
期待される成果
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▶︎5. まとめ
上智大学外国語学部の公募推薦入試は、学力だけでなく、外国語や文化に対する深い興味と積極性が求められる入試制度です。 合格に向けた準備を効率的かつ戦略的に進めることで、受験生自身の魅力を最大限にアピールできます。
成功へのポイント
志望理由を明確にする
なぜその学科を選んだのか、そこで何を学びたいのかを具体的に伝える準備をしましょう。
提出書類を丁寧に作成する
自己推薦書や調査書は、受験生の個性や意欲を伝える重要なツールです。何度も見直して完成度を高めましょう。
小論文対策を徹底する
出題意図を理解し、論理的かつ具体的な内容で説得力のある小論文を作成する練習を行いましょう。
面接対策を強化する
外国語でのコミュニケーションも含めて、模擬面接を通じて自信を持って答えられる準備を整えましょう。
専門的なサポートを活用する
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