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立命館大学産業社会学部のAO選抜入学試験(総合型選抜)の全対策|合格者が実践した6つの戦略

  • 執筆者の写真: 株式会社EQAO教育グループ
    株式会社EQAO教育グループ
  • 2 日前
  • 読了時間: 13分



▶︎1. 立命館大学産業社会学部のAO選抜入学試験(総合型選抜)の概要



1.1 総合型選抜「産業社会小論文方式」の概要と目的

立命館大学産業社会学部のAO入試(総合型選抜)は、「産業社会小論文方式」として実施されます。この入試方式は、単に学力試験の成績を見るのではなく、出願前の積極的な活動実績や問題意識の形成、そして大学での学びへの意欲やリーダーシップを重視して評価されるものです。


この方式の最大の特徴は、「課題論文」と「小論文試験」によって、受験生の考える力や経験の深さ、将来への展望を見極める点にあります。受動的な学習姿勢ではなく、自ら課題を発見し、社会に貢献する意思を持つ人材を求めていることが明確です。


さらに、2025年度入試では「特色ある活動と学びを深めた皆さん対象」と明記されており、活動の種類は学外・学内問わず幅広く評価対象とされます。たとえば、福祉ボランティア、地域活動、国際交流、生徒会、部活動なども該当します。


「大学で学びたいテーマ」と「これまでの活動」を論理的に結びつけ、社会的意義を示せるかどうかが合否を分ける鍵となります。


1.2 募集専攻と人数、出願条件の詳細

立命館大学産業社会学部の総合型選抜では、以下の5つの専攻から1つを選び、志望することが求められます。


  • 現代社会専攻:18名

  • メディア社会専攻:8名

  • スポーツ社会専攻:5名

  • 子ども社会専攻:2名

  • 人間福祉専攻:11名


募集人数の少なさからもわかるように、非常に競争率が高く、質の高い書類と論文、そして面接対策が不可欠です。

出願には以下の3点を満たす必要があります。


  1. 出願する専攻を第一志望とし、入学の意志を明確にしていること

  2. 高校卒業(または卒業見込み)など、一定の学力資格を有していること

  3. 学習成績(評定平均)が5段階評価で3.5以上であること


成績だけでなく、学ぶ意志と活動の内容・深さが問われる入試である点が、他の方式との大きな違いです。


1.3 他学部との併願ルールと注意点

立命館大学産業社会学部のAO入試(総合型選抜)は「専願ではない」ため、他大学との併願が可能です。ただし、同一年度の立命館大学内の他学部の総合型選抜との併願は不可となっているため注意が必要です。


これは、各学部が独自のアドミッション・ポリシーに基づいて選抜を行うためであり、志望動機や課題論文の内容がその学部に特化している必要があるという姿勢の表れでもあります。

また、不合格であった場合でも、立命館大学の他の入試方式(一般選抜など)には出願可能です。そのため、他の方式との併用戦略を練ることも重要です。



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▶︎2. 出願書類の書き方:立命館大学産業社会学部のAO選抜入学試験(総合型選抜)に必要な課題論文・エントリーシート



2.1 エントリーシートの内容と書き方のコツ

立命館大学産業社会学部のAO入試(総合型選抜)のエントリーシートは、「なぜこの学部・専攻を志望するのか」を具体的に説明する重要な書類です。


志望動機は、1000字程度で構成し、以下の要素を盛り込むことが推奨されます。


  • 志望専攻を選んだ理由

  • 入学後に学びたい分野やテーマ

  • 高校での学びや活動とどのように関連しているか


「自分の経験」→「問題意識の形成」→「学びたいテーマ」→「将来像」という流れで構成すると、読み手にとっても論理的で納得感のある内容になります。

また、言葉の使い方にも注意が必要です。抽象的な表現は避け、具体的な体験やエピソードを交えることで、志望の強さや真剣さを伝えることができます。


2.2 課題論文で評価されるポイントと作成手順

課題論文は2000字以内で作成し、自分が高校入学以降に取り組んできた活動をもとに、形成された問題意識と大学で学びたいテーマを論じるものです。

ここで見られるのは、次の4点です。


  1. 活動の内容と継続性・主体性

  2. 問題意識の深さと社会的意義

  3. 学びたいテーマとの明確な接続

  4. 大学での学びを展望できているか


特に重視されるのは、活動の量ではなく質、そして論理性と具体性です。

作成手順としては、まず「活動の棚卸し」を行い、その中からテーマにつながる経験を抽出します。次に、問題意識とそれに対する自分の考察を整理し、大学での学びの展望に結びつけていきます。


また、参考資料(統計、図表など)をPDFで添付することも可能です。適切なエビデンスを用いることで、説得力を高めることができます。

自分の活動が社会課題とどう関係しているかを明確にし、学問的アプローチへの意欲を見せることが、合格への近道です。


2.3 写真・調査書など提出時の注意事項

オンラインで提出する書類には、エントリーシート・課題論文のほかに「写真」の提出が求められます。

以下の基準を満たす必要があります。


  • 撮影3ヶ月以内のカラー写真

  • 肩より上が写っていること

  • 無帽・無背景・無加工


写真は意外と見落とされがちですが、第一印象に関わる重要な要素です。

手抜きのない準備をしましょう。


また、郵送での提出が必要な書類としては「調査書」があります。これは高等学校の厳封が必要で、原本でなければなりません。成績の記載対象期間も重要で、卒業見込みの方は第3学年1学期終了時までの成績が必要です(2学期制でそれが難しい場合は第2学年修了時点まででも可)。


資格証明書や推薦書など、大学が指定していない書類の提出は不要かつ無効です。出願要項に従って正確に準備を行いましょう。



▶︎3. 志望理由書・自己推薦書の攻略法:立命館大学産業社会学部のAO選抜入学試験(総合型選抜)で差をつける秘訣



3.1 志望理由書の構成と説得力を高める戦略

志望理由書は、立命館大学産業社会学部のAO入試(総合型選抜)において、自分の「学びたい気持ち」を明確に伝える重要書類です。特に産業社会学部は多様な専攻があるため、自分がなぜその専攻に興味を持ち、どのような問題意識を持っているのかを明確にする必要があります。


構成は以下のようにすると論理的かつ説得力が高まります。


  • 【導入】:現在の社会における課題とそれに対する自分の問題意識

  • 【経験】:その問題意識を形成するに至った具体的な体験

  • 【展望】:大学で学びたい内容と、それをどう社会に活かしたいか


「個人的な経験」から「社会的な課題」へつなげることで、深みのある志望動機となります。

また、主観的な表現だけでなく、データや具体的な社会事例を交えることで、文章の説得力が格段に上がります。常に「なぜそう考えるのか?」を意識しながら文章を構築することがポイントです。


3.2 自己推薦書に適した活動エピソードの見つけ方

自己推薦書では、「自分はこの学部で学ぶにふさわしい人材である」ことをアピールする必要があります。ここで求められるのは、単なる実績の羅列ではなく、その活動からどのような学びを得たか、どんな成長を遂げたかを伝えることです。


以下のような視点でエピソードを選びましょう。

  • 長期的に取り組んだ継続的な活動(ボランティア、部活動など)

  • 他者との協働や対立を通して得た気づき

  • 問題を発見し、自ら行動した経験


活動→課題→行動→結果→学び」という流れを明確に示すことで、審査員に納得感を与える文章になります。

また、活動のジャンルに制限はありません。自分が「本気で取り組んだ」と言える内容であれば、趣味や家庭での経験なども材料になります。


3.3 各書類に共通する評価軸とNG例

志望理由書と自己推薦書に共通して求められるのは、以下の3つの要素です。


  1. 論理性:構成が明確で、筋の通った文章になっているか

  2. 一貫性:活動内容と志望動機、学びたいテーマがつながっているか

  3. 主体性:自分の意志で行動した結果が伝わるか


これらが欠けると、どれだけ内容が濃くても評価されにくくなります。

一方で、以下のようなNGパターンも要注意です。


  • 抽象的な言葉ばかりで具体性がない

  • 成果を強調しすぎて、過程や学びが見えない

  • テンプレートのような内容で個性が伝わらない


自分の言葉で、自分の経験と想いを「相手に伝わるように」書くことが何より大切です。



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▶︎4. 小論文試験の徹底対策:立命館大学産業社会学部のAO選抜入学試験(総合型選抜)のける出題傾向と攻略法


4.1 試験内容と出題傾向(80分・現代社会の課題)

立命館大学産業社会学部のAO入試(総合型選抜)の小論文試験は、第1次選考で実施され、80分間で現代社会に関する課題文を読解し、要約と自分の意見を論述する形式です。


課題文には、図表や統計、計算を含む場合もあり、読解力・論理的思考力・表現力が総合的に問われます。

出題されるテーマは、社会問題や現代の複雑な課題が中心です。


たとえば、

  • 少子高齢化

  • 環境問題と経済のバランス

  • メディアと情報リテラシー

  • 多様性と共生社会


など、社会学的な視点が求められるテーマが多く出題されています

文章を正確に読み取り、論理的に自分の意見を展開できるかが合否を左右します。


4.2 CRECマップを用いた論理構成術

高得点を狙うには、単に自分の意見を述べるのではなく、「論理的に構成された文章」を書く力が求められます。

そのために有効なのが、「CRECマップ」という構成法です。


  • C:結論(Conclusion)

  • R:理由(Reason)

  • E:具体例(Example)

  • C:結論の再確認(Conclusion again)


この構成を使うことで、主張が明確で説得力のある論文になります。

たとえば、「若者の政治参加を促進すべきだ」というテーマの場合:


  • 【結論】:若者の政治参加は必要不可欠である

  • 【理由】:意思決定に若者の意見が反映される社会を築くため

  • 【具体例】:高校での模擬投票や18歳選挙権の導入など

  • 【再結論】:だからこそ、政治教育の強化と環境整備が必要だ


論点がぶれず、読み手にとってわかりやすい構成が自然と出来上がります。


4.3 高得点を取るための表現技法と注意点

小論文では内容もさることながら、「どのように書くか」=表現技法も重要な評価ポイントです。以下のテクニックは高得点を狙ううえで非常に有効です。


  • 文の長さに変化をつける:短文と長文をバランスよく使うことで読みやすくなる

  • 接続詞を適切に使う:「なぜなら」「一方で」「つまり」などで論理の流れを明確に

  • 客観的な語調を保つ:「私は~と思います」よりも「~と考えられる」が適切


一方で注意点もあります。

  • 主観的・感情的な表現に偏らない

  • 専門用語を多用せず、誰にでも伝わる言葉を選ぶ

  • 誤字脱字や文法ミスは致命的


文章の「構成力」「論理性」「表現の丁寧さ」が総合的に評価されるため、事前のトレーニングと添削が欠かせません。



▶︎5. 面接対策:立命館大学産業社会学部のAO選抜入学試験(総合型選抜)で評価される力と準備法


5.1 面接の流れと質問傾向(1人約20分)

立命館大学産業社会学部のAO入試(総合型選抜)の面接試験は、第2次選考に位置づけられており、1人あたり約20分間、個人面接形式で実施されます。面接官は、出願時に提出した書類(エントリーシート・課題論文など)をもとに、深掘りした質問を行います。


よくある質問の例としては、

  • 志望理由について、具体的に教えてください

  • 大学で学びたいテーマは、どのような社会課題と関係していますか?

  • 課題論文で述べた経験から、何を学びましたか?

  • 他者と協働した経験で印象的だったものは?

  • 将来の目標は何ですか?


質問に対する応答の正確さや一貫性だけでなく、自分の考えを的確に伝える表現力が問われます。

面接は単なる質疑応答ではなく、志望者が本当に「この学部で学びたいという強い意志」を持っているかを見極めるための場です。


5.2 出願書類との整合性が評価のカギ

面接で最も重要なポイントのひとつが、出願書類との一貫性・整合性です。

エントリーシートや課題論文に書かれた内容と、面接での発言にズレがあると、信頼性が低下し評価が下がります。


たとえば、課題論文で「福祉に関心がある」と書きながら、面接では「国際関係に興味がある」と発言すると、どちらが本心か不明になります。これは致命的なマイナス評価につながる可能性があります。


事前に自分の提出書類を読み返し、内容を正確に把握しておくことが面接準備の基本です。

さらに、自分の考えを一言一句暗記する必要はありませんが、「なぜそう思ったのか」「どんな経験がきっかけだったのか」など、根拠となる体験を具体的に話せる準備をしておきましょう。


5.3 面接で見られる力とEQAO式対策ポイント

立命館大学産業社会学部のAO入試(総合型選抜)の面接では、以下のような力が評価されています。


  • 主体性とリーダーシップ:自ら動いた経験、他者を巻き込んだ経験

  • 問題意識の深さ:社会課題に対する視点と理解力

  • 表現力と理解力:質問の意図をくみ取り、的確に答える力

  • 将来への展望:大学で何を学び、それをどう活かしたいか


これらに対応するためには、「EQAO式対策」が有効です。

EQAOでは以下のようなサポートが受けられます。


  • 書類と面接をセットで整える対話型指導

  • 面接練習でのフィードバックと表現力向上トレーニング

  • 実際の面接を想定した模擬質問とロールプレイ


緊張しても、自分の考えを「自然体で、誠実に伝える」ことが最大のアピールになります。

さらに、総合型選抜の面接で「受かる人」の特徴をより具体的に知りたい方には、以下の動画もおすすめです。

実際に合格者に共通する意外なポイントが解説されています。




▶︎6. 【総まとめ】立命館大学産業社会学部のAO選抜入学試験(総合型選抜)の合格戦略


6.1 出願から合格までのスケジュール

立命館大学産業社会学部のAO入試(総合型選抜)を受験するうえで、スケジュールの把握は極めて重要です。

以下に2025年度入試の主な日程を示します。


  • 出願期間:2024年9月2日(月)10:00 〜 9月9日(月)23:00

  • 第1次選考(小論文試験・書類審査):2024年9月29日(日)

  • 第1次合格発表:2024年10月11日(金)9:30

  • 第2次選考(面接):2024年10月20日(日)

  • 最終合格発表:2024年11月6日(水)9:30


オンライン出願システム「TAO」を通じて、すべての手続きを期限内に正確に行う必要があります。

また、出願書類は一部オンライン提出(エントリーシート・課題論文・写真)と、一部郵送(調査書)が必要なため、余裕をもって準備することが不可欠です。


6.2 「リーダーシップ」「問題意識」「学ぶ意欲」を伝える

立命館大学産業社会学部のAO入試(総合型選抜)で評価されるのは、単なる学力ではなく「人物そのもの」です。とくに、以下の3つの要素が重視されます。


  • リーダーシップ:自ら課題を見つけ、周囲を巻き込んで行動した経験

  • 問題意識:社会のどんな課題に関心を持ち、それに対してどのように向き合ってきたか

  • 学ぶ意欲:大学で何を学び、どんな社会貢献をしたいのかという未来への展望


これらをエントリーシート・課題論文・面接のすべてで一貫して伝えることが、合格への決め手となります。

「この人は、産業社会学部にふさわしい」と思わせるような説得力と熱意のある自己表現が求められます。


6.3 今こそEQAOで合格への準備をスタート

これまで解説してきたとおり、立命館大学産業社会学部のAO入試(総合型選抜)は、準備すべき内容が多く、かつ質の高さが問われる入試です。書類作成から論文対策、面接準備まで、体系的な支援を受けながら進めることが合格への近道です。


そこでおすすめなのが、EQAOの総合支援プログラムです。


  • 志望動機の深掘りと書類添削

  • CREC法を活用した小論文指導

  • 模擬面接を通じた実践トレーニング


EQAOでは、立命館大学産業社会学部のAO入試に特化した対策を通じて、「個性を引き出しながら、大学に伝わる表現」を徹底サポートします。

「受かりたい」だけではなく、「自分らしさを伝えて受かる」ことを目指すなら、今こそEQAOで準備を始めましょう。



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