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立教大学理学部 自由選抜の書類・面接・小論文対策ガイド

執筆者の写真: 株式会社EQAO教育グループ株式会社EQAO教育グループ

更新日:3月6日




▶︎1. 立教大学理学部の自由選抜入試とは

 


1.1 自由選抜入試の概要

立教大学理学部の自由選抜入試は、一般的な学力試験とは異なり、受験生の個性や意欲、学問への適性を多角的に評価する入試方式です。書類審査、小論文、面接を通じて、学力だけでなく思考力や表現力、学問への熱意が問われます。


この入試方式では、従来の筆記試験だけでは測ることができない、受験生の潜在能力や将来性を重視しています。そのため、自身の研究テーマや関心分野を明確にし、立教大学理学部での学びにつなげることが重要です。


自由選抜入試の特徴

  • 総合的な評価:学力試験だけでなく、書類審査・小論文・面接を通じて総合的に評価される。


  • 個別の学びへの適性重視:志望する学科への適性や将来のビジョンが求められる。


  • 柔軟な受験機会:一般入試とは異なる評価軸で選考が行われるため、多様な受験生にチャンスがある。


自由選抜入試の詳細なスケジュールや要件については、毎年度の募集要項を必ず確認することが大切です。



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1.2 募集人員と学科別定員

立教大学理学部の自由選抜入試では、各学科ごとに募集人員が設定されています。学科ごとの定員は年度によって変動することがあるため、最新の募集要項を確認する必要があります。


2024年度の学科別募集人員(例)

学科名

募集人員(目安)

数学科

2名程度

物理学科

2名程度

化学科

4名程度

生命理学科

4名程度


募集人員は少数枠であるため、非常に競争率が高いのが特徴です。そのため、出願時点でしっかりとした準備を進め、書類審査・小論文・面接に向けた対策を行うことが重要です。

また、理学部の各学科には特色ある研究分野があり、志望理由を明確にすることが合格のカギとなります。


1.3 出願資格と求められる人物像

立教大学理学部の自由選抜入試では、出願資格を満たすことが前提条件となります。


出願資格

基本的な出願資格は以下の通りです(年度によって変更される可能性があるため、必ず最新の募集要項を確認してください)。


  • 国内外の高等学校を卒業見込みの者

  • 学校の成績が一定基準を満たしている者(評定平均3.8以上)

  • 理学分野への強い関心と探究心を持つ者

  • 志望理由書や活動報告書を通じて、理学部での学びにふさわしい資質を証明できる者


求められる人物像

立教大学理学部は、単なる知識の詰め込みではなく、自主的に学び、探究する姿勢を持った学生を求めています。そのため、以下のような資質が求められます。


  1. 探究心が強いこと

    • 科学に対する好奇心があり、未知の課題に対して積極的に挑戦できる。


  2. 論理的思考力があること

    • 数学的・科学的な思考を用いて問題解決に取り組む能力がある。


  3. 自主的な学習意欲が高いこと

    • 受け身の学習ではなく、自ら課題を設定し、学びを深める姿勢を持つ。


  4. コミュニケーション能力があること

    • 研究活動やグループワークを通じて、他者と協力しながら学べる。


自由選抜入試では、単なる学力だけでなく、「なぜこの学科で学びたいのか」「どのように社会に貢献したいのか」といった明確なビジョンを持つことが大切です。



▶︎2. 立教大学理学部の自由選抜入試の選考プロセス

 


立教大学理学部の自由選抜入試は、第一次選考(書類審査)と第二次選考(小論文・面接)を経て、最終的に合格者が決定されます。それぞれの選考段階で求められるポイントを押さえ、適切な対策を講じることが合格への鍵となります。


2.1 第一次選考:書類審査

第一次選考では、提出された書類をもとに、受験生の学業成績や研究活動の実績、学問への適性を総合的に評価します。


必要な提出書類

  • 志望理由書

  • 入学志願票

  • 調査書

  • 証明書類

  • 活動報告書


評価のポイント

  • 志望理由の明確さ:なぜ立教大学理学部を選んだのかが具体的に述べられているか

  • 学問への探究心:高校時代の学習や研究活動を通じて、どのように理学分野に関心を持ったか

  • 将来のビジョン:入学後にどのような学びを深め、どのように社会に貢献したいのか


書類審査では、単なる学業成績だけでなく、理学分野に対する熱意や個性が評価のポイントとなるため、自己PRをしっかりと行うことが大切です。


2.2 第二次選考:小論文と面接

第一次選考を通過した受験生は、第二次選考として小論文試験と面接を受ける必要があります


小論文試験の概要

小論文では、科学的な思考力、論理的な表現力が評価されます

過去の傾向を分析すると、以下のようなテーマが出題されることが多いです。


  • 最新の科学技術や研究成果に関する考察

  • 環境問題や生命倫理などの科学と社会に関するテーマ

  • 物理・化学・数学・生物に関する専門的な課題


小論文の対策ポイント

  • 論理的な構成を意識する(序論・本論・結論の流れを明確に)

  • 専門用語を正しく使う(曖昧な表現を避け、正確な知識を用いる)

  • 根拠を明示する(自身の考えや意見には具体的な理由を添える)


面接試験の概要

面接では、受験生の人間性や学問への意欲、コミュニケーション能力が評価されます

以下のような質問が想定されます。


  • 「立教大学理学部を志望した理由は?」

  • 「大学で取り組みたい研究テーマは?」

  • 「これまでの学びや活動の中で最も印象に残っていることは?」

  • 「将来、どのような分野で活躍したいと考えていますか?」


面接の対策ポイント

  • 簡潔かつ具体的に答える(長すぎる回答は避け、要点を明確に)

  • 志望理由と学びたい内容を一貫させる(面接官に熱意を伝える)

  • 模擬面接を重ねて本番に備える(事前に練習し、落ち着いて話せるようにする)


小論文と面接の両方で、「なぜ立教大学理学部なのか」を明確に伝えることが合格の鍵となります。


2.3 合格発表とその後の手続き

第二次選考が終了すると、大学の指定する日程で合格発表が行われます

合格後は、入学手続きを行い、入学準備を進めることになります。


合格後のスケジュール(例)

  1. 合格発表(大学の公式ウェブサイトで通知)

  2. 入学手続き(期限内に必要書類の提出・学費の納入)

  3. 履修ガイダンス・オリエンテーション(大学生活の準備)


合格後にすべきこと

  • 大学の公式サイトや案内資料を確認し、手続きの漏れがないようにする

  • オリエンテーションに参加し、大学生活の準備を進める

  • 学習計画を立て、入学前に必要な知識を身につける


自由選抜入試は、入学後も自主的に学ぶ意欲が求められるため、合格後も積極的に学習を継続することが大切です


合格者インタビュー|総合型選抜で複数の大学に合格!

総合型選抜(自由選抜入試を含む)で、上智大学・立教大学・青山学院大学に現役合格したCHIAKIさんの体験談を動画でご紹介します。



自由選抜入試では、事前の準備や対策が合格を大きく左右します。合格者の体験談を参考にしながら、自分の強みを最大限に活かしましょう!



▶︎3. 立教大学理学部の自由選抜入試の対策方法

 


立教大学理学部の自由選抜入試は、一般的な筆記試験では測れない受験生の個性や研究意欲を評価する入試です。そのため、書類審査・小論文・面接の各選考段階に対する十分な対策が必要となります。


3.1 書類作成のポイント

書類審査は合否を左右する重要なステップです。志望理由書や活動報告書を通じて、自分がなぜ立教大学理学部で学びたいのかを明確に伝えることが重要です。


志望理由書のポイント

  • 「なぜ立教大学理学部なのか」を明確に記述する

    • 他大学ではなく、なぜ立教大学理学部で学びたいのか具体的に述べる。

  • 自身の興味・関心と理学部での学びを結びつける

    • 高校時代に取り組んだ研究や課外活動が、大学での学びにつながることを示す。

  • 将来のビジョンを描く

    • 大学での学びをどのように活かし、社会に貢献したいのかを記述する。


活動報告書のポイント

  • 具体的な実績を示す

    • 研究活動・コンテスト参加・理系の課外活動などの経験を詳しく書く。

  • 成果や学びを記述する

    • 活動を通じて得た知識やスキル、今後の学びにつながる点を明確にする。


書類審査では、単なる経歴の羅列ではなく、「自分だからこそ語れる経験」を伝えることが大切です。



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3.2 小論文対策:頻出テーマと書き方

小論文試験では、論理的な思考力や文章構成力が評価されます

理系の自由選抜入試では、以下のようなテーマが頻出です。


頻出テーマ

  1. 科学技術の進歩と倫理(例:AI技術の発展と社会への影響)

  2. 環境問題と科学の役割(例:気候変動対策としての新素材開発)

  3. 科学と社会の関係(例:医療技術の進歩が人間の寿命に与える影響)


小論文の書き方

  • 序論・本論・結論の三部構成を意識する

    • 序論:テーマの背景と問題提起を述べる。

    • 本論:自分の意見や主張を論理的に展開する。

    • 結論:主張をまとめ、今後の展望や課題を示す。


  • データや具体例を用いて説得力を持たせる

    • 可能であれば、科学的データや研究事例を引用する。


  • わかりやすい表現を心がける

    • 専門用語を使う際は、簡潔な説明を添える。


小論文では、論理的な展開と独自の視点を示すことが評価のポイントとなります。


3.3 面接対策:よくある質問と回答例

面接では、受験生の人間性やコミュニケーション能力、学問への熱意が評価されます。


よくある質問

  1. 「立教大学理学部を志望した理由は?」

    • 回答のポイント:大学のカリキュラム・研究環境と自分の興味の関連性を述べる。


  2. 「入学後に取り組みたい研究テーマは?」

    • 回答のポイント:具体的な研究内容と、それを学ぶ意義を説明する。


  3. 「高校時代に最も力を入れたことは?」

    • 回答のポイント:研究・コンテスト・部活動など、理学部の学びに関連する経験を話す。


面接の対策ポイント

  • 一貫性のある回答をする(志望理由と研究テーマがつながるようにする)

  • 結論を先に述べ、簡潔に回答する(長すぎる回答は避ける)

  • 模擬面接を行い、本番に備える(想定質問を準備し、何度も練習する)


面接では、受け答えの内容だけでなく、堂々と話す姿勢や表情も評価されるため、リラックスして臨むことが大切です。



▶︎4. 立教大学理学部での学び

 

立教大学理学部は、科学の探究を通じて社会に貢献できる人材の育成を目指す学部です。理論と実践を融合させた教育を提供し、学生が幅広い視点から科学を学べる環境を整えています。


4.1 理学部の教育目的とカリキュラム

立教大学理学部の教育目的は、科学的思考力と創造力を兼ね備えた人材を育成することです。そのため、基礎から応用までの幅広いカリキュラムが用意されています。


教育の特徴

  • 少人数制の授業:学生と教員の距離が近く、個別指導が充実。

  • 実験・実習の重視:理論だけでなく、実践的なスキルを養うカリキュラム。

  • 学際的な学び:理学と他分野(環境、情報、医療など)を融合させた教育。


カリキュラム構成(例)

年次

主な学習内容

1年次

基礎科目(数学・物理・化学・生物)、実験演習

2年次

専門基礎科目、研究室訪問、応用実験

3年次

専門科目、ゼミナール、研究プロジェクト

4年次

卒業研究、学会発表、インターンシップ


特に、3年次以降のゼミナールと卒業研究は、理学部の学びの集大成となります。


4.2 各学科の特徴と研究内容

立教大学理学部には4つの学科があり、それぞれに特色ある研究分野が存在します。


数学科

  • 特徴:代数学、幾何学、解析学など幅広い数学の理論を学ぶ。

  • 研究内容の例:暗号理論、数理モデル、人工知能(AI)への応用。


物理学科

  • 特徴:宇宙物理学、量子力学、エネルギー科学などの物理学全般を研究。

  • 研究内容の例:素粒子物理学、超伝導現象、天文学の観測技術。


化学科

  • 特徴:有機化学、無機化学、分析化学、生化学の基礎と応用を学ぶ。

  • 研究内容の例:新素材の開発、医薬品合成、環境浄化技術。


生命理学科

  • 特徴:分子生物学、遺伝学、神経科学など生命科学全般を探究。

  • 研究内容の例:再生医療、遺伝子編集技術、バイオテクノロジー。


各学科では、最先端の研究に触れながら、自らの興味に沿った専門分野を深く学ぶことができます


4.3 卒業後の進路とキャリアパス

立教大学理学部の卒業生は、大学院進学や企業就職など、多様なキャリアを選択できます。


主な進路

  • 大学院進学:研究者や高度専門職を目指し、国内外の大学院へ進学。

  • 一般企業就職:メーカー、IT、金融、環境コンサルティングなど幅広い分野で活躍。

  • 公務員・教員:教育機関や行政機関での理系専門職として活躍。


就職先の例

分野

主な就職先

製造・化学

製薬企業、化学メーカー

IT・データ分析

システム開発企業、AI関連企業

環境・エネルギー

環境コンサルタント、エネルギー企業

教育・研究

高校教員、大学・研究機関


「理学の学びを活かした幅広いキャリアパス」が、立教大学理学部の大きな魅力です。



▶︎5. まとめ:立教大学理学部自由選抜入試のポイントと成功への道

 

立教大学理学部の自由選抜入試は、力だけでなく、個性や探究心、将来のビジョンを総合的に評価する入試方式です。そのため、一般的な学力試験対策とは異なり、書類審査・小論文・面接それぞれの対策が重要になります。


自由選抜入試のポイント

志望理由を明確にする

  • なぜ立教大学理学部を選んだのか、他大学との違いを理解し、具体的に説明できるようにする。

  • これまでの学びや経験と、理学部での学びを結びつける。


書類審査では自分の強みをアピール

  • 志望理由書・活動報告書を通じて、自分の個性や学問への意欲を伝える。

  • 過去の研究活動や実績があれば、具体的な成果や学びを記述する。


小論文では論理的な思考力を示す

  • 序論・本論・結論の三部構成を意識し、明確な論理展開をする。

  • 科学的知識や事例を活用し、説得力のある主張を行う。


面接では熱意とコミュニケーション力を重視

  • 立教大学理学部で学びたい具体的な研究テーマを持ち、それを明確に伝える。

  • 一貫性のある回答を心がけ、模擬面接で事前に練習する。


合格に向けた成功への道

情報収集を怠らない

  • 立教大学の公式サイトや募集要項をチェックし、最新情報を把握する。

  • 先輩の合格体験記や過去の試験情報を参考にする。


計画的に対策を進める

  • 書類作成 → 小論文対策 → 面接対策の順で準備し、余裕を持ったスケジュールを立てる。

  • 小論文や面接の練習は、先生や塾の指導を受けながら改善を重ねる。


自分の強みを最大限に活かす

  • 「自分が立教大学理学部にふさわしい理由」を明確にし、入試でアピールする。

  • 他の受験生との差別化を意識し、独自の経験や視点を伝える。


最後に

立教大学理学部の自由選抜入試は、単なる学力試験ではなく、「自分の可能性を最大限に発揮する場」です。書類・小論文・面接のそれぞれで、自分の熱意と適性をしっかりと伝えることができれば、合格の可能性は大きく高まります。


「なぜこの学科で学びたいのか?」「入学後に何を学び、将来どのように活躍したいのか?」を常に考えながら、準備を進めていきましょう。


継続的な努力と入念な準備が、自由選抜入試合格への鍵です!



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立教大学理学部の自由選抜入試は、学力試験だけでは測れない個性や探究心を評価する入試方式です。書類審査・小論文・面接、それぞれの対策を万全にすることが合格への鍵となります。


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