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京都大学の特色入試とは?出願要件と合格対策を徹底解説

  • 執筆者の写真: 株式会社EQAO教育グループ
    株式会社EQAO教育グループ
  • 9月25日
  • 読了時間: 21分
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▶︎1. 京都大学の特色入試とは?制度の全体像と評価のポイント


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1.1 制度趣旨と導入の背景

京都大学の特色入試は、単なる学力評価にとどまらず、受験生の意欲や可能性を多角的に評価する新しい入試制度です。


この制度が導入された背景には、これからの社会を担う人材には「知識を覚える力」だけでなく、「課題を発見し、自ら学び、解決に導く力」が求められているという考えがあります。


大学側は、そうした力を持つ学生を早い段階で見抜き、積極的に受け入れたいという姿勢を打ち出しています。


実際、京都大学は「自由の学風」を大切にしており、受け身の学習ではなく、主体的・創造的に学びを深める学生を歓迎しています。

その理念を反映しているのが、この特色入試です。


この制度では、以下のような特徴があります。

  • 一般選抜と異なり、学業の実績だけでなく活動実績や将来のビジョンも評価対象

  • 書類審査、小論文、面接、口頭試問など、多様な形式で総合評価

  • 共通テストの成績を求める学部も多く、基礎学力も同時に問われる


つまり、京都大学の特色入試は「知識」だけでなく「人間としての可能性」も測られる試験なんです。


■よくある誤解と注意点

特色入試について、まだまだ誤解されている点も多くあります。


よくあるのは次のようなケースです。

  1. 「成績が悪くても受かる入試」だと思ってしまう   → 実際には、共通テストでの一定水準(概ね80%以上)が求められる学部が多く、学力軽視ではありません。

  2. 「活動さえしていればOK」と思い込む   → 活動の質や、その経験から何を学び将来どう活かすかの自己分析が不可欠です。

  3. 「面接や小論文はぶっつけ本番でいい」と油断する   → 短時間で論理的に思考をまとめ、伝える練習が必須です。特に面接は過去の質問例を元に対策することで精度が上がります。


受験生がこの入試制度に向けて準備するには、まずは自分がなぜその学部を志望するのか、将来どんな分野で貢献したいのかを明確にすることが第一歩です。

その上で、必要な書類やスコア、実績を計画的に整えていく必要があります。


「筆記試験に自信がないから特色入試で…」という安易な選択はNG。

むしろ自己分析と準備に最も手間がかかる入試です。


それでも、自分の強みや経験を活かせるという点では、現役生にとって大きなチャンスとなる入試形式と言えるでしょう。


1.2 対象学部と選抜方式の違い

京都大学の特色入試は、全学部・全学科で導入されているのが大きな特徴です。

ただし、学部によって「総合型選抜」「学校推薦型選抜」という2つの選抜方式に分かれており、それぞれで出願条件や評価の観点が異なります。


■選抜方式ごとの分類(2025年度入試時点)

  • 総合型選抜   → 総合人間学部、文学部、教育学部、理学部、医学部(人間健康科学科)、薬学部、農学部

  • 学校推薦型選抜   → 法学部、経済学部、工学部、医学部(医学科)


この分類はとても重要で、どちらの方式を採用しているかによって求められる人物像や準備すべき内容が大きく変わります


■総合型選抜とは?

総合型選抜では、高校生活全体を通しての学びや活動の過程、将来のビジョンなどを重視して評価されます。


求められるのは以下のような項目です:

  • 学びの設計書の内容

  • 探究活動や課外活動の実績

  • 自己分析の深さと志望理由の明確さ

  • 共通テストによる学力証明(8割以上が目安)


この方式では、自己PRや論述試験においても、どれだけ自分の言葉で語れるかが大きなポイントになります。


■学校推薦型選抜とは?

一方、学校推薦型選抜では、高校からの推薦が前提条件になります。


こちらは以下のような傾向があります:

  • 各高校の校長による推薦書が必須

  • 評定平均が一定以上(概ね4.3以上)必要

  • 各分野でのリーダーシップや探究実績が重視される

  • 英語資格のスコアが求められることが多い


また、法学部や経済学部などでは、国際問題・社会課題への関心や、言語運用力(日本語・英語両方)も評価対象に入っています。


■よくある失敗と注意点

選抜方式の違いを理解せずに準備を進めてしまうと、以下のようなミスが起こりやすくなります。

  1. 方式に合わない対策をしてしまう   → 総合型選抜なのに、評定平均や推薦書ばかり重視して準備してしまうケースがあります。

  2. 学部による評価軸の違いを無視してしまう   → たとえば、文学部と理学部では求められる論理構成力や表現方法がまったく異なります。

  3. 複数の学部に出願しようとする   → 京都大学の特色入試では一人一学部・一学科のみ出願可です。他学部への併願はできません。

「この学部を本気で志望しているか」が見られるため、学部・学科の特徴に合わせた対策が必須です。

パンフレットや公式HPの情報をしっかり確認し、選抜方式の違いを正しく理解して準備を進めましょう。


1.3 評価される人物像と合格基準

京都大学の特色入試では、単に成績や試験の点数が高いだけではなく、学びに対する姿勢や将来への意欲が評価の中心になります。


では、どのような人物が評価され、合格へとつながっていくのでしょうか。


■特色入試で評価される人物像とは?

大学側が明言している「求める人物像」は、学部ごとに細かく定義されていますが、共通して重視されているのは以下のような資質です。

  • 探究心が強く、学問に対して主体的な姿勢を持っていること

  • 他者と協働しながら課題を発見・解決する力があること

  • 高校までの活動を通して、自ら行動して結果を出してきたこと

  • 将来のビジョンが明確で、それに向かって努力を続けていること


特に「学びの設計書」などの書類では、「なぜこの学部で学びたいのか」「そのためにどんな準備をしてきたのか」という思考の深さが問われます。


■合格ラインの目安はどのくらい?

京都大学の特色入試は「学力+人間力」の総合評価ですが、学力を軽視しているわけではありません。


多くの学部で共通テストの点数も合否の判断材料になっており、以下のような得点目安が公表・分析されています。

学部

共通テスト目安

その他の要件

文学部

約84%(1000点中840点)

書類・論述試験A評価

教育学部

約80%(930点中)

口頭試問+課題評価も重視

理学部

約70%以上

数学や理科の深い理解力を評価

経済学部(文系)

約80%かつ主要科目90%以上

書類A評価が必須

薬学部

約80%以上

面接・論文で適性を判断

このように、どの学部も8割前後が一つのボーダーラインとされており、難易度は非常に高いです。


■評価のポイントを押さえるには?

特色入試で合格するためには、以下の3つの力をバランスよく高めていくことが必要です。

  1. 自己分析力   → 何を学びたいのか、なぜその学部なのかを言語化できる力。

  2. 論理的思考力・表現力   → 小論文や面接で、自分の意見を論理的に説明できる力。

  3. 基礎学力   → 共通テストで80%以上の得点を取るための準備。


いくら人間性や将来性が優れていても、学力基準をクリアしていなければ合格はできません。


■ありがちな失敗パターン

評価される人物像の誤解から、以下のような失敗をしてしまう受験生も少なくありません。

  • 「やりたいことが明確なら大丈夫」と考えて学力対策を怠る

  • 面接でうまく話せず、自分の強みを伝えきれない

  • 活動実績ばかりに頼って自己分析が浅い


このような失敗を避けるためには、早めの準備と第三者による客観的なアドバイスが欠かせません。


京都大学の特色入試は、「人柄+学力+意欲」の三拍子が揃ってこそ合格できる入試です。「何を伝えるか」だけでなく、「どう伝えるか」まで意識して対策を進めましょう。



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▶︎2. 京都大学 特色入試の出願要件と必要書類のすべて


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2.1 学部別の出願条件と評定平均の目安

京都大学の特色入試では、学部・学科によって出願要件が異なります。

そのため、「どの学部に出願するのか」によって、必要な準備内容も大きく変わってきます。


多くの学部で共通しているのは次のような条件です。

  • 現役生または1浪生(学部によっては3浪まで可)

  • 大学入学共通テストの指定科目を受験していること

  • 合格した場合は京都大学へ必ず入学すること(専願制)


さらに、出願資格に評定平均の基準がある学部もあります。


評定平均の目安:

学部・学科

評定平均の目安

総合人間学部・教育学部

4.3以上

経済学部・法学部

4.3以上+推薦書が必要

農学部(食品生物科学科など)

英語資格+3浪まで可

医学部 医学科

国際バカロレアや科学オリンピック経験者など限定

また、複数学部への同時出願は不可です。

一度出願したら他の学部・大学には合格できない可能性があるため、慎重な判断が求められます。


2.2 学びの設計書・調査書などの準備ポイント

京都大学 特色入試で提出する書類は、一般的な推薦入試よりもはるかに多く、また内容の深さが求められるのが特徴です。


ほとんどの学部で共通して求められるのが次の書類です。

  • 調査書(高校が作成する成績証明書)

  • 学びの設計書(京都大学独自のフォーマット)

  • 学業活動報告書(高校生活の活動実績をまとめた書類)


中でも「学びの設計書」は合否を大きく左右する最重要書類です。

この書類には、次のような内容を含める必要があります。

  • 高校での学びや探究活動の内容と目的

  • 京都大学での学びの希望とその理由

  • 卒業後にどう社会に貢献したいかというビジョン


ここで求められるのは、「夢を語ること」ではなく、その夢をどうやって実現していくのかという“具体的なプロセス”を示すことです。


よくある失敗としては、以下のようなケースが多いです。

  1. 抽象的で中身の薄い文章になってしまう   → 自分の経験に基づいたエピソードで裏付けをしましょう。

  2. 学部の特徴とマッチしていない学びの内容を書く   → 公式サイトやシラバスを読み込み、研究室や専門分野との接点を探ることが大切です。

  3. 自己アピールばかりで論理構成が弱い   → 第三者に添削してもらうことが、論理的な表現を磨く近道です。


「書けば書くほど、自己理解が深まる」書類です。

だからこそ、早めに取り組むことが合格への近道です。


2.3 英語資格・推薦書に関する注意点

学部によっては、英語資格のスコア提出が必須となっており、これは多くの受験生が見落としがちな落とし穴です。


■提出が必要な主な資格とスコア例:

学部・学科

英語資格要件

法学部

英検/TOEFL/IELTSなどのスコア必須

経済学部(文系型)

英検準1級/TOEFL/IELTS/TOEICなど

薬学部 薬科学科

TOEFL iBT(Home Edition不可)など

農学部 食品生物科学科

英検準1級/TOEIC800点以上など

英語資格の原本を提出する必要があるため、余裕を持って準備する必要があります。


また、学校推薦型選抜を実施している学部では、高校からの推薦書が出願条件になっています。推薦書には、以下のような内容が求められます。


  • 人格・識見の優秀さ

  • 学業成績の秀逸さ

  • 探究活動や課外活動におけるリーダーシップ


これらの推薦内容と、自分自身が提出する「学びの設計書」や活動報告書の内容に一貫性があることが大事です。

矛盾や不自然な表現があると、評価が下がるリスクがあります。


■出願準備をスムーズに進めるために

特色入試に向けた書類は、一般選抜よりも「準備に時間がかかる」というのが最大の特徴です。


こんな準備スケジュールを意識して進めると安心です。

  • 高2の秋〜冬:  自己分析・志望動機の整理スタート

  • 高3の春:  学びの設計書のたたき台作成/活動実績の整理

  • 高3の夏:  書類完成・添削/英語資格の受験

  • 高3の秋:  出願書類の最終提出/面接・論述対策開始


「時間が足りなかった」という声が多い特色入試対策。逆算して、早め早めの行動がとても重要です。



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▶︎3. 京都大学 特色入試の選考方法と試験内容を詳しく解説


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3.1 一次・二次選考の流れと全体スケジュール

京都大学の特色入試は、多段階の評価プロセスを経て合格者が決まります。 基本的な流れは以下の通りです。

  1. 出願書類の提出(一次選考)   調査書・学びの設計書・学業活動報告書などを提出。   ここで評価が低いと、二次試験には進めません。書類の完成度が最初の関門です。

  2. 二次選考(学部別試験)   小論文・口頭試問・面接・課題試験など。   学部によって形式が大きく異なるため、個別の対策が必要です。


  3. 共通テストの結果を加味して最終判定   一次・二次の評価に加え、共通テストの得点が最終的な合否に大きく関わります。


スケジュール感の目安(例:2025年度)

  • 9月下旬〜10月上旬:出願期間

  • 11月:一次選考(書類審査)

  • 12月:二次試験(小論文・面接など)

  • 1月:共通テスト

  • 2月:最終合格発表


このように、一般選抜よりも数か月早く対策を求められるのが特色入試の大きな特徴です。


3.2 小論文や面接試験の出題傾向

二次試験の形式は学部によってさまざまですが、共通しているのは「知識暗記型ではなく、思考力や表現力を問う問題が中心」という点です。


主な出題傾向は以下の通りです。

  • 小論文   法律・経済分野では時事問題をテーマに、文学部では哲学・思想に関する課題が出題されます。   「自分の意見を論理的に述べる力」が重視され、文章量も多めです。

  • 口頭試問   理系学部では数理・科学的な課題を解きながら、思考の過程を口頭で説明させられます。   「正解」よりも「論理展開」が評価されるのがポイントです。

  • 面接   「学びの設計書」に基づいた質問が中心。志望理由や将来像を、説得力を持って語れるかがカギです。   過去には「高校時代の活動から得た学びを、大学でどう発展させたいか」などが問われています。

  • 課題試験   教育学部や農学部では、課題文や資料を読んで分析し、論理的にまとめる形式がよく出題されます。


いずれの形式も、即興で考えを整理して表現する力が不可欠です。


3.3 共通テストの位置づけと足切りライン

特色入試は「学力以外を評価する入試」と思われがちですが、実際には共通テストの成績も強く影響します。

多くの学部で「おおむね8割以上」が合格ラインとされており、足切りの役割を果たしています。


■学部別の共通テスト目安

学部

共通テスト合格ラインの目安

文学部

1000点満点中 約840点以上(約84%)

教育学部

930点満点中 約80%

経済学部(文系型)

1000点満点中 約80%、主要科目90%以上

理学部(数理科学系)

1000点満点中 約70%以上

薬学部

950点満点中 約80%以上

農学部(食品生物科学科)

外国語を除く得点800点満点中 約660点以上

※ 医学部医学科のみ、共通テストを利用せず、口頭試問や面接で判断。


■よくある失敗と注意点

特色入試で多い失敗例は、次のようなものです。

  1. 「特色入試は学力勝負じゃない」と思い込む   → 実際は共通テストの8割が必須ライン。学力対策を軽視すると不合格になります。

  2. 小論文や面接を軽く見てしまう   → 「一般入試では出ない形式だから大丈夫」と油断すると、思考力不足を露呈してしまいます。

  3. 準備不足で面接が台本暗記になる   → 丸暗記はすぐに見抜かれます。日常的に意見を言葉にする練習が重要です。

京都大学の特色入試は、学力+思考力+表現力の3要素をバランス良く磨いた人が勝つ入試です。


特に共通テストの得点力を維持しながら、小論文や面接対策を同時並行で進めることが、合格への最短ルートになります。



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▶︎4. 京都大学の特色入試でありがちな失敗とその対策法


4.1 書類で落ちる人の特徴と改善策

特色入試では、一次選考の書類審査が最初の大きなハードルです。

合格者の多くが語るのは「書類作成が一番大変だった」ということ。ここで差がつきます。


よくある失敗パターンは次の通りです。

  1. 内容が抽象的で具体性に欠ける   「将来は社会に貢献したい」などの一般的な表現だけでは不十分。経験に基づくエピソードが必要です。

  2. 学部の特色とマッチしていない   文学部に出すのに理系寄りの活動ばかり書いてしまうと、評価が下がります。

  3. 自己PRばかりで論理性が薄い   「頑張った」「成長した」だけでは説得力がありません。因果関係を明確にする必要があります。


改善のためのポイントは以下の通りです。

  • エピソード+学び+将来像をワンセットで書く

  • 志望学部のシラバスや教授の研究内容を調べ、関連付ける

  • 第三者に添削してもらい、論理展開を客観的にチェック


「自分の過去・現在・未来を一本のストーリーにすること」が、書類通過の最大のコツです。


4.2 面接・口頭試問で緊張しないためのコツ

二次試験の山場となるのが面接・口頭試問です。多くの受験生が、緊張のあまり本来の力を出し切れずに終わってしまいます。


よくある失敗例は次の通りです。

  1. 想定質問への準備不足   「なぜ京都大学なのか」「なぜその学部か」など、必ず聞かれる質問に答えが定まっていない。

  2. 暗記した答えを丸ごと話そうとして不自然になる   少し突っ込まれると返答できなくなり、信頼を失います。

  3. 口頭試問で途中の思考を説明できない   結果だけ伝えてしまい、評価対象となる「思考プロセス」を見せられない。

克服するためのコツは以下です。

  • 模擬面接を繰り返す   本番形式で練習することで緊張に慣れます。

  • 「答え」よりも「考え方」を説明する練習   理系なら問題解決のステップ、文系なら論理展開を意識します。

  • 日常的にアウトプットする習慣をつける   ニュースを見て自分の意見を話す、ノートに要約を書くなどが効果的です。

面接や口頭試問は「人格」と「知性」を直接評価される場。丸暗記よりも、自分の考えを自然に言葉にできる力が重要です。


4.3 実績不足にならない課外活動の積み方

特色入試では「活動実績」が問われることが多いですが、ここで悩む受験生も多いです。「特別な実績がないから不利では?」と不安になる人も少なくありません。


よくある失敗例は次の通りです。

  1. 資格や大会実績ばかりを追い求める   数字や肩書きに頼ってしまい、自分の学びや成長を示せていない。

  2. 活動を広げすぎて中途半端になる   いろいろ手を出しても深みがなく、「一貫性がない」と見られてしまいます。

  3. 高校生活の普段の活動を軽視する   部活動や学校行事の中でも評価対象になる学びは多くあります。

課外活動を効果的にアピールするには、次のような工夫が必要です。

  • 「活動の量」より「活動の質」を意識する

  • 活動から得た学びを大学での研究につなげるストーリーを作る

  • 小さな活動でも継続性や主体性を示せば十分評価される


たとえば、学校行事でのリーダー経験や地域活動での気づきなども、「そこから何を学び、どう活かしたか」を語れれば立派なアピール材料になります。


京都大学の特色入試では、書類・面接・活動すべてにおいて「自分らしさ」を表現することが大切です。

一方で、よくある失敗は「準備不足」や「一貫性の欠如」に集中しています。


成功するためには、自己分析・論理的な整理・実践的な練習の3つを徹底することが不可欠です。



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▶︎5. 京都大学の特色入試対策に強いEQAOの個別指導とは


5.1 自己分析から書類完成まで徹底サポート

京都大学の特色入試で最も大変なのが、学びの設計書や学業活動報告書といった書類作成です。ここで求められるのは単なる作文ではなく、過去の経験・現在の学び・未来のビジョンを論理的に結びつける力です。


EQAOでは、この書類作成を一から伴走して支援しています。


具体的には次のような流れです。


  • 自己分析ワークを通じて「自分の強みと弱み」を整理

  • 志望学部との接点を見つけ、エピソードを掘り下げる

  • 文章化した内容を何度も添削し、論理性と説得力を磨く


「自分の言葉で書けるようになるまで徹底サポート」するのがEQAOの強みです。


5.2 英語・共通テスト対策を同時にこなす方法

特色入試では、英語資格の提出や共通テストの高得点が合格の条件となる学部が多いです。ところが多くの受験生は、書類や面接準備に追われて学力対策が後回しになりがちです。


EQAOでは、以下のように効率よく両立できる仕組みがあります。

  • EQAO ENGLISH 英検やTOEFL対策に特化したプログラム

  • 共通テスト対策講座 8割以上の得点を狙うための専用カリキュラム

  • 短期集中講座やキャンプ形式の学習で、短期間でスコアを引き上げる指導


これにより、特色入試の準備と一般学力対策を同時並行で進められます。


「書類とテスト、どちらも万全に」という体制を整えられるのは大きな安心です。


5.3 面接・小論文・活動支援まで全対応

京都大学 特色入試の二次試験は、学部ごとに形式が大きく異なるため、個別対策が欠かせません。


EQAOでは次のようなサポートを行っています。

  • 模擬面接・口頭試問 過去の質問傾向をもとに実践練習を繰り返す

  • 小論文添削指導 論理展開・表現力を徹底的にトレーニング

  • グループディスカッション対策 論理的に意見を交わす実践練習

  • 課外活動の整理 活動内容を「学びのストーリー」としてまとめ直す

ただの暗記やテクニックではなく、その場で考えを言葉にする力を鍛えるのが特徴です。


「思考力を見たい」とする京都大学の意図に直結する指導が受けられるのは、大きな強みです。


5.4 合格実績を支える独自の講師体制と実例

EQAOが高い合格率を誇る理由のひとつが、「学生講師 × 社会人講師」のハイブリッド体制です。


  • 学生講師 上智大・早慶などの現役合格経験者が、受験生の気持ちに寄り添いながら具体的な戦略を伝授

  • 社会人講師 教育設計やカリキュラム構築を担当し、全体をプロ目線で監修


この二重サポートにより、実践的でありながら体系的な学習が可能になります。


さらに、EQAOは短期集中プログラム(EQAO CAMP)や留学型プログラム(EQAO STUDY-TOUR)も提供しており、特色入試に必要な「主体性」「国際性」を育む環境も整っています。


合格率94.55%という数字を支えているのは、この独自の教育体制です。


京都大学の特色入試は、「自分らしさ」と「学力」の両立が必要な入試です。

EQAOは、自己分析から書類添削、面接・小論文対策、英語資格や共通テストの準備まで、すべてをワンストップで支援します。


「一人で悩む時間を最小化し、合格に直結する準備ができる」これが、EQAOを活用する大きなメリットです。


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文章だけでは伝わりにくいEQAOの実際の指導や雰囲気を、ぜひご覧ください。




▶︎6. 京都大学の特色入試に合格するための総まとめとスケジュール管理


6.1 合格のために今すぐ始めるべきこと

京都大学の特色入試に挑むうえで大切なのは、「できるだけ早く準備を始めること」です。特色入試は一般入試よりも数か月早く始まり、書類作成や活動整理に想像以上の時間がかかります。


今すぐ始めるべき3つのステップは以下です。

  1. 自己分析の徹底   高校生活で何を学び、どんな経験をしてきたかを整理する。

  2. 学びの設計書のたたき台作り   志望学部で何を学びたいのか、将来どう活かすのかを言語化する。

  3. 英語資格・共通テスト対策の計画立て   スコアや得点が必要な学部では、出願時点で間に合わせる必要があります。

「時間がない」と感じる受験生ほど、今すぐ小さな一歩を踏み出すことが合格への第一歩です。


6.2 準備期間の目安と科目別の対策ペース

特色入試の準備は、少なくとも高2の冬からスタートするのが理想です。

遅くとも高3の春には本格的に取り組まなければ間に合いません。


■推奨スケジュール(例)

  • 高2冬〜高3春 自己分析、活動整理、英語資格取得の準備

  • 高3夏前 学びの設計書の初稿作成、模擬小論文の練習開始

  • 高3夏〜秋 書類完成、模擬面接・口頭試問の反復練習


  • 高3秋〜冬 二次試験対策の仕上げ、共通テスト対策

  • 1月 共通テスト本番


  • 2月 最終合格発表

科目別の準備も同時並行で行う必要があります。

  • 国語・小論文 読解と要約の練習を毎日少しずつ積み重ねる

  • 数学・理科 解法暗記ではなく、思考過程を説明する練習を重視

  • 英語 資格試験と共通テストの両方を見据えた学習


「書類」「思考力」「基礎学力」の三本柱を同時に伸ばすことが、特色入試攻略の鍵です。


6.3 EQAOでの無料相談・個別対策の案内

京都大学の特色入試は、一般入試よりも対策範囲が広く、独学では限界を感じる受験生も多いです。


そんなときに頼れるのが、特色入試に特化した指導を行うEQAOです。


EQAOでは以下のサポートが受けられます。

  • 無料相談で現在の学習状況や志望理由を分析

  • 書類添削・面接対策などを個別に設計

  • 英語資格や共通テストの勉強法までトータルでアドバイス


「一人で悩む時間を減らし、合格に直結する準備をする」ことが可能です。


受験は時間との戦い。

自分に合ったサポートを取り入れることで、準備の効率も成果も大きく変わります。


本気で京都大学 特色入試を目指すなら、今すぐ行動を起こすことが成功への近道です。

京都大学の特色入試は、「人間力」+「学力」+「準備力」の三要素が揃った人材を求めています。

そのためには早期の準備、戦略的な学習計画、そして客観的なアドバイスが不可欠です。


計画的に進めることで、現役合格の可能性を確実に高めることができます。



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