法政大学 情報科学部 総合型選抜の対策法を徹底解説!
- 株式会社EQAO教育グループ
- 3月17日
- 読了時間: 18分
更新日:3月20日

▶︎1. 法政大学 情報科学部とは?

1.1 情報科学部の特徴
法政大学 情報科学部は、最先端の情報技術を学び、社会の多様な課題解決に貢献できる人材を育成することを目的とした学部です。情報科学の基礎理論から応用技術までを幅広く学ぶことができ、データサイエンス、人工知能(AI)、ネットワーク技術、プログラミングなど、現代社会に不可欠なスキルを身につけることができます。
本学部の特徴として、以下の点が挙げられます。
実践的なカリキュラム
実験・演習を重視したカリキュラムが組まれており、プログラミングやシステム開発のスキルを実践的に習得できます。
最新技術を学べる環境
AI・ビッグデータ・IoT(モノのインターネット)などの最先端技術に触れながら、実際の社会課題に応用できる力を養います。
産学連携による研究・プロジェクト
企業との共同研究やインターンシップの機会が多く、実際のビジネスや技術開発の現場で学ぶことができます。
情報科学×他分野の融合
情報科学だけでなく、経済学、社会学、メディア学など他分野と連携した学びを深めることができ、幅広いキャリアパスが開かれています。
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1.2 学べる分野とカリキュラム
法政大学 情報科学部では、「コンピュータ科学科」と「ディジタルメディア学科」の2つの学科で、それぞれ異なる専門性を持った教育を展開しています。
■ コンピュータ科学科
コンピュータの基礎から応用までを体系的に学び、プログラミング、アルゴリズム、ネットワーク、セキュリティ、AIなど、情報技術の中核となる分野を深く探求します。
主な学習分野
ソフトウェア開発(プログラミング、アルゴリズム)
人工知能(AI)、機械学習
ネットワーク・セキュリティ
データサイエンス・ビッグデータ解析
■ ディジタルメディア学科
映像・音楽・アニメーションなどのデジタルコンテンツ制作や、インタラクティブ技術を活用した表現方法を学ぶ学科です。メディアアートやゲームデザイン、VR・AR技術など、創造的な分野に特化しています。
主な学習分野
3DCG・アニメーション制作
デジタルサウンド・映像編集
UI/UXデザイン・インタラクティブアート
VR(仮想現実)・AR(拡張現実)技術
法政大学 情報科学部では、「コンピュータ科学」と「デジタルメディア」の2つの学科で専門性を深め、情報技術を社会に応用できる人材を育成 しています。実践的なカリキュラムと最先端の技術を学べる環境が整っており、将来のキャリアの選択肢も幅広く広がっています。
▶︎2. 法政大学 情報科学部の総合型選抜とは?

2.1 総合型選抜の概要と特徴
法政大学 情報科学部では、「公募推薦入学試験」 の名称で総合型選抜(旧AO入試)を実施しています。本入試は、コンピュータ科学科とディジタルメディア学科の2学科でそれぞれ行われ、各学科 5名程度 の募集枠が設けられています。
総合型選抜の特徴
学力だけでなく意欲や適性を重視
高校での評定平均値に関する基準は設定されておらず、数学や情報科学分野への適性や学習意欲が評価されます。
書類審査(志望理由書・推薦書・調査書)と 数学の筆記試験、面接試験 の結果を総合的に判断して合否が決定します。
数学の履修が必須条件
数学I・II・III、数学A・B・Cを履修済み、または卒業までに履修予定であることが出願条件となっています。
ディジタルメディア学科の場合は、さらに 「物理基礎・物理」 の履修も求められます。
英語資格の提出は任意
TOEFL、IELTS、英検などの英語スコアの提出は必須ではないものの、任意で提出することが可能であり、評価の参考とされます。
小論文は課されず、数学試験が実施される
総合型選抜では 小論文試験は実施されず、その代わりに 数学の筆記試験(90分) が行われます。
過去問(直近3年分)が公式サイトで公開されており、試験対策として活用することが推奨されています。
短期間で進む選考スケジュール
出願期間:10月上旬〜中旬
書類審査(第一次選考):11月中旬に結果発表
数学試験・面接(第二次選考):11月下旬
最終合格発表:12月上旬〜中旬
2.2 法政大学が求める人物像
法政大学 情報科学部の総合型選抜(公募推薦)では、単なる学力の高さだけでなく、情報科学への強い関心や探究心、論理的思考力を備えた学生を求めています。
求められる主な資質・能力
情報科学に対する強い興味・関心
具体的な研究テーマや学びたい分野が明確であり、情報科学の知識を応用したいという強い意志を持つことが求められます。
出願時に提出する 志望理由書 では、情報科学に関する具体的な興味・関心を論理的に説明することが重要です。
数学的思考力・論理的思考力
情報科学分野では、数学の知識や論理的な思考力が不可欠 です。
そのため、数学の筆記試験が課され、基礎的な計算能力だけでなく、数学的な問題解決能力も評価されます。
主体的な学習意欲と創造力
受動的に学ぶのではなく、自ら積極的に学び、知識を深める姿勢が求められます。
特にディジタルメディア学科では、創造力や発想力も重要視されるため、独自の視点を持っていることが強みになります。
課題解決能力と社会貢献の意識
法政大学は「自由と進歩」を理念に掲げており、社会課題の解決に貢献できる人材 を育成することを目指しています。
そのため、学んだ知識をどのように社会に役立てたいのかを具体的に語れることが重要です。
法政大学 情報科学部の総合型選抜(公募推薦)では、単なる学力の高さだけではなく、情報科学への興味・関心、数学的思考力、主体的な学習姿勢 などが評価されます。出願を考えている場合は、数学の基礎固めを行うとともに、情報科学への興味を深め、志望理由書で具体的にアピールできるよう準備を進めましょう。
▶︎3. 法政大学 情報科学部 総合型選抜の選考プロセスと対策ポイント

3.1 募集学科と出願条件(必要な学力・資格・評定・英語スコア)
法政大学 情報科学部の総合型選抜(公募推薦)は、コンピュータ科学科 と ディジタルメディア学科 の2学科で実施され、各学科 5名程度 の募集枠が設けられています。
出願条件
現役高校生のみが対象
高等学校 最終学年に在籍する者 のみが出願可能で、既卒者は対象外です。
また、出身高校からの 学校長の推薦書 の提出が必須となっています。
評定平均値の指定なし
出願に際して、評定平均値の基準は設けられていません。
ただし、数学・理科の履修状況や成績は重要な評価ポイントになるため、しっかりとした学習実績が求められます。
数学・理科の履修要件
数学I・II・III、数学A・B(新課程)を履修済み、または卒業までに履修予定であることが必須条件 となっています。
ディジタルメディア学科を第一志望とする場合は、さらに「物理基礎・物理」の履修も必要 です。
英語資格の提出は任意
TOEFL、IELTS、英検などの英語外部試験のスコア提出は必須ではありません。
ただし、任意で提出することが可能で、提出した場合は評価の参考とされます。
複数の英語資格スコアを提出することも可能 であるため、取得済みのスコアがある場合は積極的に提出することが望ましいです。
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3.2 選考の流れ(書類審査・数学試験・面接試験)
法政大学 情報科学部の総合型選抜は、二段階選考方式 で行われます。
第一次選考(書類審査)
出願時に提出した以下の書類をもとに、第一次選考が行われます。
志望理由書(情報科学部で学びたい内容を具体的に記述)
入学志願者推薦書(高校の校長または担当教諭による推薦書)
調査書(高校での学業成績や活動履歴を記載)
英語資格スコア(任意)(提出した場合は評価の参考とされる)
第一次選考の結果発表は11月中旬頃 に行われ、合格者は第二次選考に進みます。
第二次選考(数学試験・面接試験)
1. 数学筆記試験(90分)
出題範囲は 数学I・II・III、数学A・B(新課程)であり、高校の学習範囲から出題されます。
難易度は 標準~応用レベル で、数学的思考力や論理的な問題解決能力が問われます。
過去問を活用して対策を進めることが推奨されます。
2. 面接試験(個別面接)
面接官複数名による個別面接形式 で行われ、試験時間は10~20分程度と想定されています。
主に以下の内容が質問される可能性があります。
「情報科学部を志望した理由」
「高校で取り組んだこと(数学・情報に関する学び)」
「大学での学びをどのように活かしたいか」
「将来の目標について」
「数学試験の自己評価と振り返り」
論理的に考え、自分の意見を明確に伝えられることが重要 です。
3.3 近年の倍率と合格率
法政大学 情報科学部の総合型選抜は、募集定員が少数のため倍率は一定の高さを維持していますが、極端に高倍率ではなく、しっかりと準備すれば十分合格が狙える試験です。
過去の倍率(目安)
学科 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率(目安) |
コンピュータ科学科 | 約10〜17名 | 5名 | 1.6〜3.4倍 |
ディジタルメディア学科 | 約9〜12名 | 5名 | 1.8〜2.0倍 |
※倍率は年度によって変動しますが、おおよそ 1.5倍~3.5倍程度 で推移しています。
合格率の目安
倍率の影響を受けますが、合格率は約30~60%程度 で、一般選抜と比較するとチャンスが多い入試方式です。
ただし、単純な倍率だけでなく、数学試験・面接試験の出来が大きく影響するため、しっかりと準備を進めることが不可欠 です。
法政大学 情報科学部の総合型選抜では、数学・理科の履修が必須条件 であり、特に 数学試験と面接試験が合否を大きく左右します。
出願条件に評定平均の指定はないが、数学・理科の履修が必要
選考は「書類審査 → 数学試験・面接試験」の2段階で実施
数学試験は90分、小論文は課されない
倍率は1.5〜3.5倍程度で、しっかりと準備すれば合格の可能性が高い
総合型選抜を狙う場合は、早めに志望理由書を作成し、数学の学習に力を入れることが重要です。
▶︎4. 法政大学 情報科学部 総合型選抜 志望理由書の書き方とコツ
4.1 志望理由書の基本構成(何を書くべきか)
法政大学 情報科学部の総合型選抜(公募推薦)では、志望理由書が重要な評価対象となります。単なる志望動機ではなく、「なぜ情報科学を学びたいのか」「法政大学で学ぶ意義」「将来のビジョン」を明確に伝えることが求められます。
志望理由書の基本構成
志望理由書は 1000〜1200字程度 で作成する必要があります。以下の構成を意識すると、論理的で説得力のある内容になります。
導入(志望動機の提示)
なぜ情報科学に興味を持ったのか?
どのような経験が学部選択に影響を与えたのか?
法政大学 情報科学部を選んだ理由
他の大学ではなく、なぜ法政大学なのか?
カリキュラムや研究内容、教授陣の専門分野、教育方針など具体的な理由を述べる。
大学での学習計画と目標
どの分野を重点的に学びたいのか?(例:AI、データサイエンス、VR技術など)
どのように学習を進め、どのようなスキルを習得したいか?
将来のビジョンと社会貢献
大学での学びをどのように活かしたいか?
情報科学を通じて社会にどのように貢献できるか?
結論(学ぶ意欲の強調)
法政大学 情報科学部で学びたいという強い意志を再度強調する。
具体的な行動(事前学習、関連活動への参加)を示し、熱意を伝える。
4.2 志望理由書で差をつけるポイント(論理的な構成と表現)
合格する志望理由書は、単に「情報科学が好き」「法政大学に行きたい」といった曖昧な理由ではなく、具体的かつ論理的に構成されています。
① 論理的な構成を意識する
「なぜ情報科学を学びたいのか?」→ 「なぜ法政大学なのか?」 → 「何を学び、どう活かすのか?」と、一貫性のある流れ を作る。
具体的な エピソードや経験 を入れ、説得力を高める。
② データや具体例を活用する
「情報科学に興味を持った理由」を書く際、単なる興味ではなく、具体的な経験 を交える。
例:「高校の数学研究でデータ分析を行い、その面白さに気づいた。」
例:「プログラミングコンテストに参加し、アルゴリズムの重要性を実感した。」
統計データや研究成果を引用すると、さらに説得力が増す。
③ 抽象的な表現を避ける
「情報科学に興味があります」ではなく、「高校でPythonを用いたプログラミング経験を通じて、データ分析の面白さを実感し…」のように、具体的に書くことが重要。
「法政大学のカリキュラムに魅力を感じます」ではなく、「法政大学のディジタルメディア学科ではVR技術に関する研究が盛んであり、特に〇〇教授の〇〇研究に強く関心を持っている。」と具体的に述べる。
具体的な書き方を学ぶには動画も活用しよう!
以下の動画では、志望理由書の「学習計画パート」の書き方について詳しく解説されています。
4.3 説得力のある志望理由書を書くための具体的な方法(情報科学分野の書籍活用)
志望理由書では、単に「興味があります」と述べるだけでなく、具体的な学習経験や書籍の知識を活用することで、深い理解をアピールすることが重要 です。
① 情報科学に関連する書籍を活用する
志望理由書の作成には、情報科学に関する専門書や技術書を読むことが推奨されています。
書籍の内容を引用し、自身の興味関心と結びつけると、説得力が増します。
例:
「〇〇という本を読んで、情報科学が医療分野で活用されていることを知り、プログラミング技術が社会貢献に役立つことを実感した。」 「ディープラーニングの原理を詳しく解説した〇〇の書籍を読み、ニューラルネットワークの仕組みに興味を持った。」
② 自己の経験と結びつける
書籍で学んだ内容を「どのように活かしたいか」「大学でさらにどう学びたいか」につなげることが重要。
「自分はどんな研究をしたいのか?」 を具体的に記述する。
③ 書いた内容を他者に見てもらう
志望理由書は一度書いたら終わりではなく、何度も推敲することが重要。
先生や先輩、専門家に添削してもらい、客観的な意見を取り入れる。
「内容の一貫性があるか?」「伝えたいことが明確か?」をチェックする。
法政大学 情報科学部の総合型選抜では、志望理由書が重要な選考要素となります。単なる意欲だけでなく、論理的な構成、具体的な経験、情報科学分野の書籍を活用した知識の裏付けが求められます。
論理的な構成を意識し、一貫性のある流れを作る。
データや具体例を活用し、説得力を高める。
情報科学分野の書籍を活用し、学びへの本気度をアピールする。
何度も推敲し、客観的な視点を取り入れる。
これらを意識して、完成度の高い志望理由書を作成しましょう。
▶︎5. 法政大学 情報科学部 総合型選抜 面接試験の攻略法
5.1 面接の形式・評価基準(個別面接と質問例)
法政大学 情報科学部の総合型選抜(公募推薦)では、個別面接形式 による選考が行われます。受験生1名に対し、複数の面接官(学部教員)が質問を行い、学部での学びに対する適性や意欲を評価します。
想定される面接の概要
項目 | 内容 |
面接形式 | 個別面接(面接官は複数名) |
所要時間 | 10〜20分程度(想定) |
評価対象 | 志望動機、学習意欲、論理的思考力、将来のビジョン |
面接試験の主な流れ
自己紹介(1〜2分程度)
簡潔に自分の名前、高校名、興味のある分野を話す。
志望理由に関する質問
「なぜ法政大学の情報科学部を志望したのか?」
「他大学ではなく、法政大学を選んだ理由は?」
学習経験・関心分野の確認
「高校での数学・情報の学習経験について教えてください。」
「現在、興味のある技術分野は?」
将来の目標・キャリアについての質問
「大学卒業後の進路について考えていますか?」
「情報科学の知識を活かして、どのような社会貢献がしたいですか?」
数学試験の振り返り
「数学試験の手応えはどうでしたか?」
「試験中に工夫した点や、苦労した点を教えてください。」
逆質問の機会(場合によっては質問可)
「法政大学 情報科学部での研究環境について詳しく知りたいです。」
「卒業生の進路やキャリアについて教えてください。」
面接では、事前に想定質問を準備し、回答を練習することが重要 です。
5.2 面接で評価されるポイント(論理的思考力・学習意欲)
法政大学 情報科学部の面接では、単に知識の有無を問うのではなく、「論理的に考え、適切に説明できるか」 が評価のポイントになります。
① 論理的思考力
質問に対し、論理的な構成で回答できるか?
例:「なぜ情報科学を学びたいのか?」
悪い例:「興味があるからです。」
良い例:「高校でデータ分析に関心を持ち、Pythonを使ったプログラムを作成しました。その経験から、情報科学を専門的に学びたいと考えています。」
結論 → 理由 → 具体例 の流れで話すと、分かりやすい回答になります。
② 学習意欲・研究への興味
「情報科学をどのように学びたいか?」を明確に伝える。
例:「私はAI技術に特に興味があり、法政大学 情報科学部のカリキュラムでは機械学習の基礎から応用まで学べる点に魅力を感じています。」
③ コミュニケーション能力
面接官の質問に適切に反応し、会話をスムーズに進める能力 も評価される。
一方的に話しすぎず、簡潔かつ的確に答えることが大切。
5.3 面接時のマナーと注意点
面接では、受け答えの内容だけでなく、態度やマナーも評価の対象となります。
① 身だしなみ
清潔感のある服装(制服またはスーツ)を着用。
髪型を整え、派手なアクセサリーやメイクは避ける。
② 入室・退室のマナー
入室時の流れ
ドアを軽くノックし、「失礼します」と一礼して入室。
面接官の前に立ち、「○○高校の○○です。よろしくお願いいたします。」と挨拶。
退室時の流れ
「ありがとうございました。」と丁寧にお辞儀をして退室。
③ 話し方・姿勢
明るくはっきりとした声で話す。
背筋を伸ばし、面接官の目を見て話す。
緊張しても落ち着いて受け答えをする。
④ NG行動(減点対象になりやすい点)
NG行動 | 理由 |
小声で話す・早口になる | 聞き取りづらく、印象が悪くなる |
足を組む・猫背になる | 不真面目な印象を与える |
面接官の目を見ない | 自信がないように見える |
受け答えが曖昧 | 準備不足と思われる |
法政大学 情報科学部の総合型選抜では、面接試験が最終的な評価の決め手となります。
論理的思考力を示し、分かりやすく回答することが重要。
事前に想定質問を準備し、練習を重ねることで自信を持って受け答えができるようにする。
面接時のマナー(入室・退室の動作、姿勢、話し方)も意識し、落ち着いた態度で臨む。
しっかりと準備し、面接を突破できるよう対策を進めましょう。
▶︎6. 法政大学 情報科学部 総合型選抜のための学習・対策法
6.1 早めの準備が合否を分ける理由(出願書類・試験対策のスケジュール管理)
法政大学 情報科学部の総合型選抜では、書類審査・数学試験・面接試験の3つの要素 で合否が決まります。そのため、早めに準備を進め、計画的に対策を行うことが合格への鍵 となります。
① 出願書類の準備は夏までに終わらせる
志望理由書の作成
1000〜1200字 という制限の中で、情報科学への興味や学習意欲を的確に伝える必要があります。
書き直しを重ね、論理的で説得力のある文章に仕上げる。
7月〜8月の夏休みを活用して完成させるのが理想的。
推薦書・調査書の手配
高校の先生に早めに相談し、推薦書の準備を進める。
調査書の発行に時間がかかる場合があるため、9月初旬には手続きを行う。
② 数学試験の対策は少なくとも3ヶ月前から開始
数学は短期間では伸ばしにくいため、継続的な学習が必要。
6月〜9月にかけて基礎固めをし、過去問演習を行う。
出題範囲(数学I・II・III、数学A・B)を確認し、苦手分野を重点的に克服する。
③ 面接対策は模擬面接を活用
10月に入ったら 志望理由書の内容をもとに面接練習 を開始する。
先生や友人に協力してもらい、模擬面接を繰り返すことで、本番で自信を持って話せるようにする。
6.2 数学試験の対策方法(過去問活用と学習の進め方)
法政大学 情報科学部の総合型選抜では、数学の筆記試験(90分)が課され、小論文試験は実施されません。 数学試験の出来が合否を大きく左右するため、効果的な対策が必要です。
① 出題範囲の確認と基礎固め
試験範囲:数学I・II・III、数学A・B・C
難易度:標準~応用レベル(高校の教科書+α)
6月〜8月の段階で、教科書レベルの基本問題を徹底的に復習し、基礎力を固める。
② 過去問を活用した演習
法政大学の公式サイトでは 過去3年分の数学試験問題 が公開されているため、これを徹底的に活用 する。
9月以降は本番を想定し、時間を計って解く練習を行う。
解けなかった問題は解答・解説を確認し、類題を解くことで知識を定着させる。
③ 応用問題への対応力をつける
公式問題集や参考書を活用し、発展的な問題にも挑戦する。
模試や問題集で「記述式」の答案を書く練習をし、論理的に解答を説明できるようにする。
6.3 効果的な学習方法とスケジュール管理
① 学習計画の立て方
時期 | やるべきこと |
6月〜8月 | ・数学の基礎固め(教科書・問題集の復習) ・志望理由書の作成開始 |
9月〜10月 | ・数学の過去問演習 ・模擬面接の開始 |
11月(本番直前) | ・数学の最終確認(過去問+応用問題) ・面接練習の仕上げ |
② 効率的な勉強方法
数学は「理解」+「演習」のバランスを取る。
苦手分野はリストアップし、重点的に復習する。
毎日30分でも数学に触れる習慣を作ることで、継続的に力を伸ばす。
まとめ
法政大学 情報科学部の総合型選抜で合格を勝ち取るには、早めの準備と計画的な学習が鍵 となります。
志望理由書は夏までに完成させ、何度も推敲する。
数学試験は基礎固め → 過去問演習 → 応用問題対策の順で進める。
面接練習は10月から本格的に行い、実践的な対策をする。
これらを徹底し、合格を目指しましょう!
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