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同志社大学 心理学部の自己推薦対策|合格率を高める5つの戦略とは

  • 執筆者の写真: 株式会社EQAO教育グループ
    株式会社EQAO教育グループ
  • 5月24日
  • 読了時間: 14分



▶︎1. 同志社大学 心理学部の自己推薦入試とは



1.1 自己推薦入試の基本概要

同志社大学心理学部が実施する自己推薦入試は、「自らを推薦し、自らの意思で進学を希望する」強い志を持つ受験生を対象とした入試方式です。心理学への高い関心と、過去の活動・経験とのつながりが重視されるこの入試制度は、単なる学力評価だけでなく、人間性や将来のビジョンを含めた総合的な評価を行う点が特徴です。


特に注目すべきは、活動実績そのものの「成果」よりも、そこから得た学びと心理学部への志望動機が強く関連づけられているかが重視される点です。


この入試制度は、一定の英語資格を有していることが条件となっており、学業成績だけでなく語学力、コミュニケーション力、論理的思考力など、心理学の学問において必要とされる素養を幅広く問われます。


1.2 出願資格と対象者の条件

2025年度入試の出願資格は主に以下の通りです。


  • 2025年3月までに高等学校を卒業見込み、または卒業した者(またはそれに準ずる資格を有する者)


  • 同志社大学心理学部を第一志望とし、合格した場合は必ず入学する意志がある者


  • 高校在学中に、課外活動(スポーツ・文化活動等)、社会活動、または個人的研鑽に熱心に取り組んできた者


  • 下記いずれかの英語資格要件を満たしている者(2022年4月以降取得)

    • TOEIC® L&R:450点以上(IPテスト不可)

    • TOEFL iBT®:45点以上(MyBestTMスコア不可)

    • 実用英語技能検定:準2級以上

    • IELTS:4.0以上(One Skill Retakeは対象外)


また、外国の高校を卒業(予定)の者も対象となりますが、2024年7月1日(月)〜5日(金)までに事前問い合わせと書類提出が必要です。


1.3 選考方法と試験内容の流れ

選考は以下の2段階で構成されます。


第1次選考(書類選考) 

提出された「志望理由書」「自己アピール資料」「調査書」等をもとに、心理学部としてふさわしい人物かどうかを総合的に審査します。


第2次選考(筆記試験および口頭試問) 

第1次選考の合格者に対して実施され、小論文と面接(口頭試問)を通じて受験生の論理的思考力、コミュニケーション力、学問に対する姿勢などを評価します。


  • 小論文(60分):心理学的なテーマに関する論述問題で、英文を含む出題もあり。

  • 口頭試問(約20分):5分間のプレゼンテーション(希望者のみ)を含む。パソコン・印刷物の持ち込み可、プロジェクター不可。


2025年度入試の選考日程は以下の通りです。

  • 出願登録期間:2024年8月26日(月)~9月6日(金)

  • 書類受付期間:2024年9月2日(月)~9月6日(金)※必着

  • 第1次合格発表:2024年10月18日(金)15:00

  • 第2次試験:2024年11月16日(土)

  • 最終合格発表:2024年11月22日(金)付 郵送通知


※必ず最新の募集要項を確認の上、出願条件・スケジュールに誤りがないかをチェックしてください。



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▶︎2. 出願書類対策|同志社大学 心理学部の自己推薦入試



2.1 志望理由書の正しい書き方と構成要素(自筆/様式のポイント)

同志社大学心理学部の志望理由書は、大学所定の用紙に自筆で記入することが義務づけられており、タイピングやワープロ使用は認められていません。内容だけでなく、書き方そのものにも人柄や誠実さが表れる重要な書類です。


構成としては、以下のような流れを意識すると、論理的かつ印象的な志望理由書になります。


  • 自己紹介と原体験  

    心理学に興味を持つに至った過去の体験や背景、どのような「問い」から学びに繋がったのかを語ります。


  • 取り組んできた活動と得た学び  

    課外活動や個人的研鑽などから得た気づきや学びが、どのように心理学への興味へと発展したかを具体的に記述します。


  • 心理学部を志望する理由  

    なぜ他の学問ではなく心理学なのか、またなぜ同志社大学で学びたいのかを、大学の教育理念や特色あるカリキュラムに絡めて説明します。


  • 入学後の学びの計画と将来像  

    学びたい分野・テーマ、履修したい授業や教授名などを交えつつ、将来どのような人間になりたいかを明確に描きます。


書き方のポイントは、個別具体的な経験と大学の特性を結びつけることです。

「どこでも通じる志望理由」ではなく、「同志社大学心理学部だからこそ」という視点を徹底してください。


2.2 自己アピール資料の作成方法と注意点(A4・4枚以内・紙媒体限定)

自己アピール資料は、自由形式の紙資料(A4サイズ・片面4枚まで)で提出します。

資料の中身は自由ですが、以下のガイドラインを守る必要があります。


  • 紙媒体のみ受付(CD/DVD・USB不可)

  • 写真や表彰状はコピー可、制作物は写真で代替可能

  • 余白のある用紙を使用し、貼り付け・印刷形式いずれも可

  • 返却は不可


資料作成の際には、次の3点を意識しましょう。


  1. 視認性・レイアウト  

    読み手が一目で内容を把握しやすいよう、タイトル・見出し・キャプションなどを活用し、整ったレイアウトにすること。


  2. ストーリー性と一貫性  

    バラバラの実績を羅列するのではなく、志望理由や将来像とつながるようなストーリーに沿って並べる。


  3. 成果よりもプロセス  

    「何を成し遂げたか」よりも「なぜ取り組み、何を学んだか」が問われます。経験からの学びにフォーカスしましょう。


同志社大学心理学部の自己推薦入試では、過度に華々しい実績よりも、等身大の取り組みの中に心理学への動機と関心が現れていることが評価されます。


2.3 必要書類の一覧と提出時の注意事項(返却可否・送付方法等)


出願時に必要な書類は以下のとおりです。


  • 出願確認票(インターネット出願後の印刷物)

  • 調査書(学校発行、またはそれに準ずる公的書類)

  • 英語外部試験のスコア原本(返却希望は別途申請が必要)

  • 志望理由書(所定様式、自筆)

  • 自己アピール資料(様式自由、A4・片面4枚以内)

  • 入学意思確認書(所定様式、自筆)


提出方法には厳格なルールがあります。

  • 郵送のみ受付、窓口持参不可

  • 「郵送用宛先用紙」を貼付した封筒で簡易書留速達にて郵送

  • 書類受付期間:2024年9月2日(月)~9月6日(金)必着


いったん提出された書類は、原則として返却されません(英語資格証明書の原本のみ返却可)ので、控えを取ってから提出しましょう。



▶︎3. 小論文対策|同志社大学 心理学部の自己推薦入試で求められる力



3.1 小論文試験の出題傾向と英語出題の有無

同志社大学心理学部の自己推薦入試における小論文試験は、60分間で心理学に関わるテーマについて論理的に考察し、自分の意見を展開する力が問われる内容となっています。特徴的なのは、出題文の中に英語が含まれる場合がある点です。


たとえば、心理学に関する短い英語論文や統計データ付きの英語グラフなどが挿入され、それを読み解いて意見を述べる形式が見られます。このため、英語の読解力と、日本語で要点を整理して論述する力の両方が求められます。


また、出題されるテーマは一般的な時事問題ではなく、心理学に関する思考力や倫理観が問われるものが中心です。


たとえば:

  • SNSとメンタルヘルスの関係について

  • 心の成長と社会的支援の在り方

  • 幼少期の体験が人格形成に及ぼす影響


単なる知識披露ではなく、自身の体験や価値観を交えた論理展開が重視されます。


3.2 説得力ある小論文の構成と書き方のコツ

小論文を書く際は、単に「思いついたことを順に書く」のではなく、以下のような論理的構成(CREC構成)を意識することが重要です。


  • C(Conclusion)結論:最初に自分の立場や主張を明確にする

  • R(Reason)理由:その結論に至った理由を複数提示

  • E(Evidence/Example)具体例:理由を裏付ける具体的な事例やデータを示す

  • C(Conclusion)再確認:再度結論を述べ、全体をまとめる


この構成を守ることで、論のブレを防ぎ、一貫性のある小論文が仕上がります。

さらに、以下の点も意識しましょう。


  • 段落ごとに1テーマ、1主張に絞ることで読みやすくする

  • 第三者が読んでも納得できる具体性を持たせる

  • 根拠なき感情論や抽象論に陥らないよう注意する


小論文は単なる作文ではなく、「考える力を示す文書」であるという認識を持ちましょう。

課題文型小論文の読解と構成に不安がある方は、以下の解説動画も参考になります。



この1本で、課題文型小論文の読み方・構成法・注意点まで網羅的に学ぶことができます。


3.3 模擬問題・過去問対策と準備すべきトピック

同志社大学心理学部の小論文試験は非公開であり、公式な過去問の配布はありません。

そのため、以下のような方法で模擬的な問題演習を重ねることが非常に効果的です。


  • 他大学の心理学部入試問題を参考にする

  • 心理学に関する新聞記事や論考から出題を想定する

  • EQAOなどの専門塾が提供する対策問題集を活用する


また、以下のようなトピックの整理と自分なりの見解を準備しておくと、いかなる出題にも柔軟に対応できます。


  • 心の病(うつ、不安障害、依存症など)と社会的支援

  • 発達心理学と教育の関係性

  • 家族関係・対人関係と心理的安定

  • 現代の若者とSNS利用に伴う心理変化


なぜそう考えるのか?」「その意見の根拠は何か?」を日頃から深掘りしておくことで、実際の試験でも論述の軸がぶれません。



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▶︎4. 面接・口頭試問対策|同志社大学 心理学部 自己推薦入試の合否を分けるポイント

4.1 面接(口頭試問)の流れとよくある質問例

同志社大学心理学部の自己推薦入試における第2次選考では、口頭試問(いわゆる面接)が実施されます。試験時間はおおよそ20分で、受験生の思考力、表現力、志望動機の一貫性、コミュニケーション能力が多角的に評価されます。


面接は次のような流れで行われます。

  1. 試験官による導入・趣旨説明

  2. 受験生の自己紹介

  3. 志望動機や提出書類に関する質問

  4. 心理学に関連する思考力を問う質問

  5. (希望者のみ)5分間のプレゼンテーション

  6. 終了・退出


よくある質問例は以下のとおりです。

  • なぜ心理学を学びたいのですか?

  • 同志社大学心理学部を志望する理由を教えてください。

  • 高校生活で力を入れた取り組みと、そこから学んだことは何ですか?

  • 最近関心を持っている社会的課題や心理学テーマはありますか?

  • 入学後にどのような研究をしてみたいですか?


回答の内容だけでなく、言葉遣いや態度、論理の一貫性が評価対象となります。緊張しても自分の言葉で語れるよう、想定問答を繰り返し練習することが重要です。


4.2 5分間プレゼンの準備方法と活用の注意点

口頭試問の中では、希望者に限り5分以内のプレゼンテーションを行うことができます。これは事前申し込み不要で、当日の面接時に申し出る形式です。

プレゼンテーションの目的は、自分の経験や活動を具体的に可視化しながら伝えることで、印象的なアピールを行うことにあります。


準備の際に意識すべき点は以下の通りです。

  • テーマ選定は一貫性重視:志望理由や自己アピール資料と連動する内容が理想

  • 構成はシンプルに:導入(背景説明)→本論(具体的説明)→結論(学びと将来展望)

  • 資料は視認性を重視:図表や写真を活用してわかりやすく


重要:使用できる機材・資料は制限があります。

  • 使用可能:印刷物(資料・写真等)、ノートPC、タブレット

  • 使用不可:プロジェクター、音響機器、楽器類


試験会場にあるのは黒板またはホワイトボードのみ。パワーポイント等のプレゼン資料は、印刷した状態で配布する、もしくはPC画面を見せる形で活用してください。


4.3 面接会場での注意事項と提出可能な機材・資料


面接当日は、以下のような実務的な注意点があります。


  • 面接会場の場所と時間は第1次選考合格通知で指定される

  • 受験票の持参は必須

  • 面接開始時にプレゼン希望を申し出る(事前申請は不要)

  • 印刷物の持参は自由、ただし配布は面接官の許可が必要


また、持ち込める機材・資料に関しては下記の通りです。

種類

使用可否

備考

印刷物(A4)

配布可。写真・表・資料など自由に準備可能

ノートPC/タブレット

スライド表示可。ただしプロジェクター不可

プロジェクター

×

使用不可

音響機器・楽器類

×

一切使用不可


事前に模擬面接を行い、時間配分や資料の見せ方を練習することで、自信を持って本番に臨めます。



▶︎5. 同志社大学 心理学部 自己推薦入試のスケジュールと出願手続き

5.1 インターネット出願・書類郵送の流れと締切日程

2025年度の同志社大学心理学部 自己推薦入試では、出願はインターネット登録と書類郵送の両方を完了することで正式な出願となります。

出願のステップは以下の通りです。


  1. インターネットで出願情報を登録

    • 登録期間:2024年8月26日(月)〜9月6日(金)

    • 同志社大学の出願専用サイトにアクセスし、必要事項を入力

    • 入学検定料の支払い(オンライン決済)


  2. 出願書類を郵送で提出

    • 書類受付期間:2024年9月2日(月)〜9月6日(金)※必着

    • 必ず「簡易書留速達」で郵送

    • 同志社大学所定の「郵送用宛先用紙」を貼付した封筒を使用


窓口での直接提出は一切不可であり、期日厳守が求められます。

書類提出前に内容・封入物のチェックを徹底しましょう。


5.2 第1次選考・第2次選考の日程と会場

選考は2段階制で行われます。


  • 第1次選考(書類選考)

    • 選考対象:提出された志望理由書、自己アピール資料、調査書など

    • 結果発表日:2024年10月18日(金)15:00

    • 結果確認方法:出願時に使用したインターネット出願サイトにて確認

    • 合格者は、第2次選考の受験票をサイトから印刷・持参する必要あり


  • 第2次選考(小論文・口頭試問)

    • 実施日:2024年11月16日(土)

    • 試験会場:同志社大学 京田辺キャンパス(詳細は第1次合格通知時に案内)


小論文は60分間で、英語を含む内容が出題される場合もあります。

口頭試問は20分程度で、希望者には5分以内のプレゼン時間が与えられます。

プレゼン資料は持参可能ですが、使用機材には制限があるため、注意が必要です(プロジェクターは不可)。


5.3 合否結果の通知方法と受験時の持ち物・手続き


選考結果の通知については以下のように定められています。


  • 最終合格発表日2024年11月22日(金)付

  • 通知方法:出願時に登録した住所宛に速達郵便で発送

  • 電話やメールでの問い合わせには一切応じない


受験当日に必要な持ち物と注意点

  • 印刷した受験票(インターネット出願サイトより)

  • 筆記用具(HB以上の鉛筆・消しゴム)

  • 身分証明書(学生証など)

  • プレゼン希望者は印刷資料・PC等(プロジェクター不可)


また、出願資格を満たさなかった場合、たとえ合格していても入学は認められません。提出書類は原則返却されず、検定料も返還不可です。

最も重要なのは、各ステップで最新の「募集要項」を必ず確認することです。



▶︎6. まとめ|同志社大学 心理学部 自己推薦入試で合格を勝ち取るために

6.1 重要ポイントの再確認と注意点一覧

同志社大学心理学部 自己推薦入試は、単なる学力ではなく「意欲・関心・経験・論理性」の4つの観点が問われる入試です。この記事で紹介した重要ポイントを以下に整理します。


  • 出願条件を満たすかの確認(特に英語資格・課外活動・年齢)

  • 志望理由書の論理性と一貫性

  • 自己アピール資料は構成・見せ方がカギ

  • 小論文では英語読解の可能性もあり

  • 面接での自己表現と資料準備に工夫を

  • 出願書類の締切や提出方法を厳守

  • 選考日程・結果通知など実務面も漏れなく把握


これらのポイントを確実に押さえることが、合格への第一歩です。


6.2 志望理由・書類・面接の一貫性を高めるには

自己推薦入試では、提出書類(志望理由書・アピール資料)と、当日の試験内容(小論文・面接)との間に「矛盾がないこと」が強く求められます


たとえば:

  • 志望理由書で強調した経験が、アピール資料にも反映されているか

  • 面接で話す内容が、志望理由書の主張と一致しているか

  • 小論文で書く視点が、自己アピールで示した関心領域とつながっているか


入試全体を「一つの自己表現のストーリー」として設計することが、他の受験生との差別化に繋がります。

書類提出前や面接前には、信頼できる第三者(指導教員、塾講師など)に内容を確認してもらうのも有効です。


6.3 最新情報の確認と確実な準備をするために

同志社大学心理学部の自己推薦入試は、毎年の要項に応じて微細な変更が行われる可能性があります。そのため、最終的な出願条件・スケジュール・提出書類については、必ず以下の方法で最新情報を確認してください。


  • 同志社大学公式サイト「心理学部 自己推薦入試」ページ


  • 募集要項(PDF)をダウンロードし、印刷・熟読


「思い込みで行動せず、必ず一次情報を確認する」ことが、受験において最も重要な自己管理能力です。



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