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同志社大学 経済学部の自己推薦で合格する全対策ガイド

  • 執筆者の写真: 株式会社EQAO教育グループ
    株式会社EQAO教育グループ
  • 16 時間前
  • 読了時間: 13分



▶︎1. 自己推薦とは?同志社大学 経済学部が採用する選抜方式の特徴



1.1 自己推薦入試の全体像と近年の傾向

自己推薦入試とは、高校時代の活動実績や学業成績、そして志望動機をもとに、受験生自身が大学に対して「自分を推薦する」入試方式です。同志社大学経済学部では、この自己推薦入試を通して、学力だけでなく人物的な魅力や将来性を重視した選抜を行っています


同志社大学経済学部の自己推薦入試は、2024年度で10名という限られた募集人数の中で実施されます。そのため、他の推薦方式以上に、書類の完成度や小論文・面接の質が問われる極めて競争の激しい入試です。


また、年々、英語資格試験の活用や、課外活動の証明方法が厳格化されている傾向があり、「書類だけでなく提出証明の正確さ・信頼性」も選考の鍵を握るポイントとなっています。


1.2 経済学部が重視する資質とアドミッションポリシー

同志社大学経済学部では、単なる「経済知識の吸収者」ではなく、社会の課題に主体的に関わり、学んだ知識を活かして社会をより良くすることに貢献できる学生を求めています。

アドミッションポリシーでは以下のような点が強調されています。


  • 高校での基礎学力を備えていること(評定平均3.4以上)

  • 経済学への関心と、それを学ぶ意志が明確であること

  • 学業だけでなく、課外活動を通して社会的な役割を果たした経験があること

  • 将来的に、経済を通して社会貢献したいという意思があること


つまり、同志社大学経済学部の自己推薦入試では、「自分自身の学びたい理由と将来像」が具体的かつ一貫していることが求められるのです。

このような選抜方針を理解したうえで、志望理由書や自己推薦書、小論文や面接の対策を組み立てることが、合格への第一歩となります。



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▶︎2. 出願するには?同志社大学 経済学部 自己推薦の応募条件



2.1 出願資格と年齢・学歴の条件(2025年度)

同志社大学経済学部の自己推薦入試では、受験資格が明確に定められています。出願できるのは、2024年に高等学校を卒業した者、または2025年3月卒業見込みの者です。さらに、これに準ずる者として以下のようなケースも認められます。


  • 通常の課程による12年の学校教育を修了した者

  • 外国での12年課程修了者

  • 文部科学大臣が認定した教育機関の修了者

  • 高卒認定試験(旧大検)合格者


上記に該当する者のうち、一部は2025年3月31日時点で満18歳に達していることも条件となります。出願に際しては、自己推薦であることからも「同志社大学経済学部で学ぶことを強く希望していること」が前提となる重要な姿勢です。


2.2 評定平均・英語資格の具体的な基準と注意点(2025年度)

出願者には、次の2つのアカデミックな条件も課されています。


  • 評定平均3.4以上  

    この平均値は、高校3年生の1学期(または前期)終了時点のもので、卒業生は第3学年修了時点の数値が対象となります。評定平均が満たない場合、出願はできません。


  • 英語資格試験のスコア提出  

    以下のいずれかの試験を、2022年4月以降に受験しており、スコアカードまたは合格証明書(いずれも原本)の提出が必要です。


    • 実用英語技能検定(英検)

    • GTEC(4技能)またはGTEC-CBT

    • TOEIC® Listening & Reading Test

    • IELTS(アカデミックモジュール)

    • TOEFL iBT®(ただしHome EditionやMyBestスコアは不可)


注意すべきは、コピー提出や関係機関からの直送は一切認められないという点です。

必ず「原本」を自らの手で提出する必要があります。また、スコア基準の数値は明示されていませんが、過去の合格者の傾向からは英検2級以上、TOEIC600点以上などが一つの目安とされています。


2.3 活動実績として認められる内容と必要書類

同志社大学経済学部の自己推薦入試では、以下のいずれかの活動実績が求められ、客観的な証明資料の提出が必須です。


  • 高校でのスポーツや文化活動において優れた成績や著しいリーダーシップを示した実績

  • 社会活動での献身的かつ指導的な役割を果たした実績

  • 個人的研鑽による特に優れた成果


具体的には以下のような実績が例示されています。

  • 全国大会出場・上位入賞(ベスト16・8など)

  • 全国大会出場と主将・部長などの役職を兼任

  • 地区大会優勝で国体代表候補に選出


文化活動や社会貢献活動においても、これと同等の水準が求められます。

資格取得や検定試験の合格のみでは出願条件を満たしません。


提出すべき証明資料の例としては、

  • 賞状、新聞記事、写真

  • 大会公式記録(大会規模と本人の成績が明記されたもの)


これら資料がなければ出願が無効となる可能性もあるため、実績の「証明性」は極めて重要です。



▶︎3. 書類審査を突破する!志望理由書と自己推薦書の作成法



3.1 志望理由書で「同志社大学経済学部で学ぶ必然性」を示す

同志社大学経済学部の志望理由書では、単に「経済に興味があるから」という表面的な理由では評価されません。重要なのは、なぜ同志社でなければならないのか、そしてなぜ経済学部で学ぶ必要があるのかという「必然性」を明確にすることです。

具体的には以下の視点を取り入れると効果的です。


  • 経済学を学ぶ動機:過去の経験、社会問題への関心などから導かれる理由

  • 同志社大学のカリキュラムや教育方針との親和性

  • 学部で学んだ内容を将来どのように活かしたいか


例えば、「地域経済の格差に課題を感じ、大学でマクロ経済学と地域経済論を学びたい」というように、課題意識・学び・将来像が一貫している内容が高く評価されます。

同志社大学経済学部で学ぶことに意味があると納得させられる構成を意識しましょう。


3.2 自己推薦書で伝えるべき強みと成果

自己推薦書では、学力だけでなく、人物としての魅力や努力の成果が問われます。特に同志社大学経済学部の選考では、自律的に行動し、成果を出した経験が重視されます。


記載するべきポイント

  • 成果の「過程」と「結果」:どのような工夫や努力があり、どんな成果につながったか

  • チームでの役割とリーダーシップ:協働の中でどのような貢献をしたか

  • その経験から何を学び、それが経済学にどうつながるか


たとえば「文化祭で地域企業とコラボした企画を主導した経験」や「ボランティア活動で地元経済に触れた経験」などは、経済学部での学びへの動機と結びつけやすい題材になります。

単なる自慢話ではなく、学びへの意志につながるエピソードを選びましょう。


3.3 よくあるミスと正しい修正アプローチ

同志社大学の自己推薦入試において、以下のような書類のミスは致命的です。


よくあるミス

  • 志望動機が抽象的で「誰にでも当てはまる」内容になっている

  • エピソードが浅く、具体性に欠けて説得力がない

  • 書式のルール違反(文字数超過・未記入欄・様式違反)

  • 自己PRが単なる実績の羅列になっている


修正のポイント

  • 具体例を使って説得力を高める(いつ・どこで・誰が・何を)

  • 「なぜその経験が重要だったのか」を必ず添える

  • 第三者(講師・指導者)による添削を繰り返す

  • 様式の読み直しと募集要項のチェックを徹底する


「読み手に伝わるか」を常に意識し、客観的に内容を磨き上げましょう。

さらに、自己推薦書でやってはいけない典型的なNG行動を詳しく知りたい方は、以下の動画も参考になります。



実際の書き方ミスを例に、説得力ある改善法が学べます。



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▶︎4. 小論文と面接対策で差をつける!同志社大学 経済学部 自己推薦の選考準備

4.1 小論文:同志社大学経済学部が見る力と試験の形式

同志社大学経済学部の自己推薦入試における小論文試験は、単なる知識量を問うものではなく、受験生の「思考力」と「表現力」を総合的に評価する選抜方式です。出題される内容は、経済や社会に関連するテーマが多く、たとえば次のような設問が出される傾向にあります。


例題:ある経済活動の一端について述べた文章を読ませた上で、

「持続可能な社会を実現するには、どのような経済のあり方が必要か。あなたの考えを述べなさい。」


このような問題では、単に知っている用語を並べるのではなく、資料を正確に読み取り、自分の考えを筋道立てて展開する力が求められます。


評価されるポイント

  • 読解力:資料から主旨を正しく理解し、要点を抽出できているか

  • 構成力:序論・本論・結論が明確で、論理的な展開になっているか

  • 批判的思考:課題に対して独自の視点を持ち、説得力ある意見を述べているか

  • 表現力:誤字脱字がなく、文法や語句の使い方が適切であるか


特に有効な対策としては、CREC構成(Conclusion, Reason, Example, Conclusion)のフレームを活用する方法があります。たとえば、「地域経済の活性化に必要な政策とは何か?」というテーマに対して、


  • 【結論】地元企業支援と地産地消の促進が重要

  • 【理由】外資依存の経済構造では持続的な雇用が確保できないため

  • 【具体例】自分の地域で農業と飲食業を連携させた取り組みが効果を上げた

  • 【再結論】このような地域密着型政策は他地域でも応用できる


このように、具体的な経験や知識を交えながら論理的に述べることが高評価につながります。

また、過去問や類題の演習を繰り返し、時間配分と字数管理のスキルも磨いておくことが必須です。


4.2 面接:質問傾向と評価ポイントの理解

面接試験は、受験者の「人物像」を浮き彫りにする選抜工程です。同志社大学経済学部の自己推薦では、小論文で示された論理性に加えて、その人が本当に学びたい意思を持ち、社会に貢献する力を持っているかどうかを見極めることが主眼です。


質問の傾向には以下のような特徴があります。


  • 志望理由を深掘り:「なぜ同志社大学なのか」「なぜ経済学部なのか」

  • 経済への関心を問う:「最近注目している経済ニュースは?」

  • 活動実績の裏付け:「その経験からどんなことを学びましたか?」

  • 将来像の確認:「大学で何を学び、どんな道に進みたいですか?」


評価されるのは、答えの内容そのものよりも、態度や考えの深さ、論理の一貫性です。


準備のコツ

  • 模擬面接を複数人と繰り返す:学校の先生、塾の講師、家族など相手を変える

  • 録音して自己分析:声のトーン、話すスピード、曖昧表現などを客観的に見直す

  • 志望理由書や自己推薦書との整合性を徹底確認:一貫したストーリーが鍵


本番では緊張するのが当然です。だからこそ、「話しやすい構成」と「答えやすい想定問答」をあらかじめ準備し、言葉に出す練習を積むことが重要です。


4.3 選考当日の流れと注意すべき点(2025年度)

第2次選考は、2024年11月9日(土)に同志社大学今出川キャンパスで実施されます。

選考は1日で完結し、午前に小論文、午後に面接という流れです。


当日のスケジュール

  • 9:30~受付開始

  • 10:00〜11:00:小論文試験(60分)

  • 12:00以降:個別面接(順次実施)


遅刻や受付漏れは受験資格を失う可能性があるため、余裕を持った行動が求められます。


持ち物と準備

  • 受験票、学生証、筆記用具

  • 身だしなみチェック(制服・スーツが無難)

  • 昼食と水分補給の用意(午前〜午後の待機時間対策)


また、面接の順番が遅い場合には、待ち時間が長引く可能性があります。控室では小論文の振り返りや面接想定問答の確認などをして、集中力を切らさず過ごすのがおすすめです。

第一印象と最後の印象は強く残ります。挨拶・礼儀・姿勢に細心の注意を払いましょう。



▶︎5. 出願から合格までの流れを解説!同志社大学 経済学部 自己推薦の実践ガイド

5.1 2025年度版:インターネット出願と郵送の手順

同志社大学経済学部 自己推薦入試の出願は、インターネット出願と書類郵送の両方をもって完了します。どちらか一方のみでは受付されません。


  • 出願情報登録期間:2024年8月26日(月)~9月13日(金)

  • 出願書類の郵送期間:2024年9月2日(月)~9月13日(金)【※消印有効】

  • 受付方法:郵送のみ(窓口提出不可)


インターネットで出願情報を登録した後、必要書類を封入し、所定の封筒に「郵送用宛先用紙」を貼って、簡易書留速達で郵送します。なお、検定料納入後の返金は一切不可です。

書類の郵送忘れや記入漏れは即失格に直結します。事前にチェックリストで確認しましょう。


5.2 提出書類の一覧と記入・準備時の注意


出願時に必要な書類は以下の通りです。

  • 出願確認票(インターネット登録後に出力)

  • 調査書(高校発行)

  • 志望理由書(同志社大学所定様式)

  • 活動成果を客観的に証明する資料(様式+添付書類)

  • 英語資格証明書(原本)

  • 志願者紹介状(任意、所定様式)


記入・準備の注意点

  • 様式はすべて最新の募集要項からダウンロードすること

  • 志望理由書・活動証明資料は手書きでもワープロでも可(所定欄厳守)

  • 英語資格はコピー不可・直送不可。必ず原本を自身で郵送すること

  • 英語資格証明書以外の提出書類は返却不可


提出書類は全体を一つのストーリーとして構成する意識が重要です。書類間で一貫性があるか確認しましょう。


5.3 推薦書や証明書類の扱いと返却ルール

任意提出の「志願者紹介状」は、出願者の活動を最もよく知る人物が記入します。高校関係者でなくても可ですが、信頼性と具体性のある内容であることが望まれます。

また、証明書類に関しては以下の取り扱いに注意してください。


  • 英語資格のスコアカードや合格証明書は後日返却されます(大学による確認後)

  • その他すべての提出書類(志望理由書、活動証明資料、紹介状など)は返却されません


これらの書類をなくすと、再提出が不可能になるため、提出前にはコピーを控えておくことを強くおすすめします。

書類提出は入試のスタートライン。万全の準備で、合格への道を切り拓きましょう。



▶︎6. まとめ:同志社大学 経済学部 自己推薦入試で合格を目指すなら

6.1 重要ポイントの振り返り

同志社大学経済学部の自己推薦入試は、学力と人物の両面から受験生を総合的に評価する入試です。以下の点を押さえて対策を進めましょう。


  • 出願資格には、評定平均3.4以上、英語資格、活動実績の証明が必要

  • 志望理由書・自己推薦書は、経済学部で学ぶ必然性と個人の強みを論理的に表現することが求められる

  • 小論文では構成力と論理性、面接では一貫性と姿勢が評価される

  • 出願はインターネット登録と書類郵送の両方が必要で、書類の不備は即失格につながる


準備の質と徹底したスケジュール管理が、合格の決め手となります。


6.2 募集要項の定期的な確認を忘れずに

出願に関する条件や必要書類、選考日程は年度によって変更されることがあります。そのため、最新の同志社大学公式募集要項を必ず確認するようにしましょう。


特に注意すべきポイント

  • 出願期間や郵送締切日の変更

  • 英語資格の有効期限や対象スコアの条件

  • 所定様式や記入方法の変更点

  • 選考方法や試験時間の最新情報


募集要項は同志社大学公式サイトからダウンロード可能です。

受験を決めたらまず「最新版の要項を印刷・保存」するのが第一歩です。


6.3 EQAOで志望理由・書類・面接まで徹底対策

自己推薦入試は、自分一人での対策が難しい側面もあります。特に同志社大学のような難関大学では、プロによる添削や面接練習が合否を左右する場面も少なくありません。

EQAOでは、以下のようなサポートを提供しています。


  • 志望理由書・自己推薦書の添削と個別指導

  • 小論文対策:出題傾向に基づく演習とフィードバック

  • 面接練習:模擬面接と講評、想定質問への対策

  • 出願スケジュール管理のサポート


確実な合格を目指すなら、専門的な指導を活用することで大きな差がつきます。



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