
▶︎1. 総合型選抜とは?ボランティア活動が評価される理由

1.1 総合型選抜の概要
総合型選抜(AO入試)は、学力試験だけでなく、人物像や意欲、経験を総合的に評価する入試方式です。従来の一般入試とは異なり、受験生の個性や将来の目標に焦点を当てるため、学業以外の活動や課外活動の実績が大きく影響します。
総合型選抜の特徴とは?
総合型選抜の主な特徴を以下の表にまとめました。
特徴 | 内容 |
評価方法 | 学力試験だけでなく、小論文・面接・プレゼンなど多様な方法で評価 |
求められる要素 | 学力+非認知能力(主体性・協調性・課題解決力など) |
出願書類 | 志望理由書・自己推薦書・活動実績報告書 など |
対象学部 | ほぼすべての学部(大学によって異なる) |
合格率の傾向 | 自分の強みを的確にアピールできるかが重要 |
このように、総合型選抜では受験生の「学びへの意欲」や「経験の深さ」が合否を左右します。
一般入試との違いは?
一般入試と比較すると、総合型選抜は以下のような違いがあります。
項目 | 総合型選抜 | 一般入試 |
選考方法 | 書類・面接・プレゼンなど多様 | 筆記試験が中心 |
評価基準 | 人物・経験・適性 | 学力重視 |
受験準備 | 志望理由書・活動実績作成 | 過去問演習・試験対策 |
このように、総合型選抜では「自分の経験をどう活かすか」が重要になります。特に、ボランティア活動のような社会貢献経験は、評価を高めるポイントの一つになります。
1.2 ボランティア活動の役割
総合型選抜では、ボランティア活動が「主体性」「協調性」「社会貢献意識」などを示す重要な要素として評価されます。特に、「なぜその活動を選び、どんな経験をしたのか?」を明確に伝えることが、合格へのカギになります。
なぜボランティア活動が評価されるのか?
大学が総合型選抜で重視するのは、単なる成績ではなく「人物像」です。ボランティア活動を通じて以下のような力が身につくことが評価されるポイントになります。
評価ポイント | 具体的な要素 |
主体性 | 自ら行動し、積極的に社会貢献する姿勢 |
協調性 | 他者と協力しながら物事を進める力 |
課題解決力 | 社会の課題を発見し、解決のために動く力 |
リーダーシップ | グループの中で意見をまとめ、行動を促す力 |
たとえば、災害支援のボランティアに参加した場合、自ら情報を集めて行動した経験や、チームで協力しながら課題を解決したエピソードが評価されるポイントになります。
実際の合格者に共通するボランティア経験とは?
総合型選抜で合格した受験生が行っていた代表的なボランティア活動には、次のようなものがあります。
地域清掃・環境保護活動:環境問題への関心を示し、継続的に取り組んだ実績が評価
福祉施設での支援活動:高齢者や障がい者支援を通じて、社会貢献意識をアピール
子ども向けの学習支援:教育分野に興味を持ち、実際に指導を行った経験が評価される
国際交流・海外ボランティア:異文化理解の経験が、国際系の学部で高評価
このように、自分の志望する学部や将来の目標に関連したボランティア活動が、より高い評価を受ける傾向があります。
ボランティア活動をどのようにアピールすればいい?
ボランティア経験を評価してもらうには、「どんな活動をしたか?」だけでなく、「何を学んだか?」を伝えることが大切です。
効果的なアピールのポイントは以下の3つです。
なぜそのボランティアを選んだのか?(自分の関心や目標との関連)
活動を通じてどんな課題に気づいたのか?(社会問題への意識)
どのように行動し、どんな成長をしたのか?(主体性・協調性の発揮)
「ただ参加した」だけでは評価されません。「自分がどう考え、どう行動し、何を学んだか」を具体的に伝えることが重要です。
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▶︎2. 総合型選抜でボランティア活動が重要な理由

2.1 志望分野と関連性のある活動
総合型選抜では、志望する学部や将来の目標に直結するボランティア活動が高く評価されます。単に「ボランティアに参加した」だけではなく、「なぜその活動を選んだのか?」が重要なポイントになります。
志望分野ごとに適したボランティア活動とは?
自分の志望分野に合った活動を選ぶことで、志望理由書や面接での説得力が増し、合格の可能性が高まります。
志望分野 | おすすめのボランティア活動 |
経済・経営学部 | 地域の商店街活性化プロジェクト、NPOでの経済支援活動 |
教育学部 | 児童館・学習支援ボランティア、外国人向け日本語教室 |
法学部 | 人権保護団体での活動、法律相談のサポート |
国際関係学部 | 海外ボランティア、国際交流イベントの運営 |
医学・看護・福祉系 | 高齢者施設や障がい者支援のボランティア |
環境・農学系 | 地域の清掃活動、自然保護団体での活動 |
このように、学部の特徴に合ったボランティアを選ぶことで、「大学で学びたいこと」と「これまでの経験」がつながり、評価が高まります。
志望理由書や面接で活かせるポイント
ボランティア活動を志望理由書や面接でアピールする際は、以下のポイントを押さえると効果的です。
なぜその活動を選んだのか?(自分の関心や将来の目標との関連)
活動を通じてどんな気づきや学びがあったか?(社会問題への意識)
大学でどのように活かしたいか?(学びの意欲)
2.2 継続的な取り組みの評価
総合型選抜では、「どれだけ長く活動を続けたか?」が評価の大きなポイントになります。単発のボランティアよりも、継続して取り組んだ経験のほうが、大学側に「主体性」や「熱意」を伝えやすくなります。
なぜ継続性が重要なのか?
大学側は、「この学生は本当に自分の興味・関心を持ち続けられるのか?」を見ています。継続的な活動を評価する理由には、以下のようなものがあります。
評価ポイント | 理由 |
主体性 | 途中でやめず、自ら進んで取り組む姿勢を示せる |
忍耐力・責任感 | 短期間でなく、時間をかけて成長していることを証明できる |
深い学び | 長期間活動することで、問題意識や解決力が養われる |
たとえば、1日だけの清掃ボランティアよりも、1年間地域のゴミ問題に取り組んだ経験のほうが、「継続的に課題解決に取り組んだ」と評価されます。
継続的に取り組むためのポイント
「途中でやめてしまうかも…」という不安がある人は、以下のポイントを意識すると続けやすくなります。
自分の興味や志望分野に合った活動を選ぶ→ 楽しく取り組めるものなら、自然と続けられる!
定期的に活動できる仕組みを作る→ たとえば「毎週○曜日はボランティアの日」と決める
小さな目標を立てて達成感を得る→ 「次回の活動では○○をやってみる」など、段階的に成長できるとモチベーションUP!
継続した活動をどうアピールする?
面接や志望理由書で「継続的に取り組んだこと」を伝えるには、次のような流れで話すと効果的です。
最初のきっかけ(なぜ始めたのか?)
活動を続ける中での気づき・変化(どんな学びや成長があったのか?)
今後の目標や大学での学びにつなげる(継続した経験をどう活かすのか?)
2.3 活動証明書の取得方法
総合型選抜では、「実際にボランティア活動を行った証明」が求められることがあります。その際に役立つのが「活動証明書」です。活動証明書を提出することで、大学側に客観的な実績として評価してもらえます。
活動証明書とは?
活動証明書とは、ボランティア活動を行った団体や施設が発行する「活動の記録を証明する書類」です。証明書には、以下のような情報が記載されます。
項目 | 内容 |
活動内容 | どのようなボランティア活動を行ったか |
活動期間 | いつからいつまで活動したか |
活動場所 | どこで活動をしたか |
団体名・担当者名 | 証明書を発行する団体や担当者の情報 |
署名・押印 | 公式な証明としての認証 |
この証明書があると、単なる自己申告ではなく、第三者からの証明として信頼性が増します。
活動証明書を取得する方法
活動証明書を発行してもらうには、以下の手順を踏みましょう。
活動先の団体・施設に問い合わせる
「活動証明書を発行してもらえますか?」と依頼する。
必要な情報を伝える
活動期間・役割・団体名など、記載してほしい情報を整理する。
発行の形式を確認する
紙の書類なのか、データで受け取れるのかを確認する。
大学の指定フォーマットがある場合は、それに沿ってもらう
大学によっては、指定の様式があることもあるため、事前に確認する。
活動証明書がもらえない場合の対処法
「ボランティアをした団体が証明書を発行してくれない…」という場合もある。その場合は、以下の方法で代替することが可能。
・活動記録を自分で作成する(いつ・どこで・どのような活動をしたかを日記形式やレポートにまとめる)・推薦状や証言をもらう(活動を共にした指導者や先輩などに証言してもらう)・活動の写真・資料を提出する(活動中の写真や関わったプロジェクトの資料などを証拠として活用する)
▶︎3. 総合型選抜に向けたボランティア活動の選び方

3.1 自分の興味と志望に合った活動
総合型選抜では、志望する学部や将来の目標に直結するボランティア活動が評価されます。「どのボランティア活動を選べばいいかわからない…」と迷っている方は、自分の興味や志望分野と関連性のある活動を選ぶことが大切です。
ボランティア活動の選び方
ボランティア活動を選ぶ際は、以下のポイントを意識しましょう。
自分の興味や関心がある分野を考える
何に対して情熱を持っているか?(教育、環境、福祉、国際交流 など)
過去の経験や好きなことからヒントを得る
志望学部や将来の目標に関連づける
例えば、教育学部なら「学習支援ボランティア」、経済学部なら「地域活性化活動」など
継続しやすい活動を選ぶ
自宅や学校の近くでできる活動
自分のスケジュールに合った活動
学部ごとのおすすめボランティア活動
志望学部別におすすめのボランティア活動を紹介します!
志望学部 | おすすめのボランティア活動 |
教育学部 | 児童館・学習支援ボランティア、外国人向け日本語教室 |
経済・経営学部 | 地域の商店街活性化プロジェクト、NPOでの経済支援活動 |
法学部 | 人権保護団体での活動、法律相談のサポート |
国際関係学部 | 海外ボランティア、国際交流イベントの運営 |
医学・看護・福祉系 | 高齢者施設や障がい者支援のボランティア |
環境・農学系 | 地域の清掃活動、自然保護団体での活動 |
活動を選んだ理由を明確にしよう!
ボランティアを選ぶ際に大切なのは、「なぜその活動を選んだのか?」を明確にすること。選んだ理由がはっきりしていると、志望理由書や面接で説得力のあるアピールができます!
3.2 地域社会での具体的な活動例
ボランティア活動の中でも、地域社会での取り組みは総合型選抜で高く評価されるポイントのひとつです。地域の課題を発見し、自ら行動する経験は、主体性や問題解決能力のアピールにつながります。
地域社会でのおすすめボランティア活動
地域でできる具体的なボランティア活動には、次のようなものがあります。
活動内容 | 得られる経験・スキル | おすすめの志望学部 |
地域清掃・環境保護活動 | 環境問題への意識向上・リーダーシップ | 環境学・農学・教育学 |
子ども向け学習支援 | 指導力・教育への理解 | 教育学・心理学・福祉学 |
高齢者支援(施設訪問・買い物代行) | 福祉への関心・コミュニケーション能力 | 医学・看護学・社会福祉学 |
地域イベントの運営サポート | 企画力・チームワーク | 経営学・社会学・観光学 |
防災・災害支援ボランティア | 危機対応力・地域貢献意識 | 政治学・法学・社会学 |
例えば、教育学部を目指している場合、子ども向けの学習支援を行うことで「教育に対する関心の高さ」を具体的に示すことができます。また、地域清掃や環境保護活動は、環境問題に関心のある受験生にとって、大きなアピールポイントになります。
地域社会での活動を効果的にアピールするには?
地域でのボランティア活動を総合型選抜で活かすには、次のポイントを意識しましょう。
なぜその活動を選んだのか?
(自分の関心や志望分野との関連性)
どんな課題を発見し、どう取り組んだのか?
(行動力・主体性のアピール)
活動を通じて得た学びや成長を伝える
(大学での学びにどう活かすか)
3.3 学校内でのボランティア機会
ボランティア活動は地域社会だけでなく、学校内でも積極的に取り組むことができます。学校内での活動は継続しやすく、先生や友人と協力しながら進められるため、総合型選抜のアピール材料としても活用しやすいです。
学校内でできるボランティア活動の例
学校の環境を活かしたボランティア活動には、次のようなものがあります。
活動内容 | 得られる経験・スキル | おすすめの志望学部 |
後輩の学習サポート(チューター) | 指導力・教育への関心 | 教育学・心理学 |
図書委員・図書館ボランティア | 情報整理・読書推進 | 文学部・教育学部 |
生徒会・学校行事の運営 | リーダーシップ・組織運営 | 経営学・政治学 |
福祉活動(募金活動・学校内清掃) | 社会貢献意識・協調性 | 医学・看護学・社会福祉学 |
外国人留学生のサポート | 国際理解・異文化交流 | 国際関係学・外国語学 |
ポイント
「リーダーとしての役割」を担うことで、主体性や協調性をアピールできる
「長期間の活動」として取り組めば、熱意や責任感を示せる
「成果や変化」を具体的に伝えると、説得力がアップ
学校内のボランティア活動を効果的にアピールするには?
学校内での活動を総合型選抜でアピールするには、次のポイントを押さえましょう。
なぜこの活動を選んだのか?
(自分の関心や将来の目標との関連)
活動を通じてどんな課題に気づいたのか?
(問題意識の深さ)
どのように行動し、どんな変化をもたらしたのか?
(主体性・協調性の発揮)
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▶︎4. ボランティア活動の始め方と総合型選抜への活かし方
4.1 活動先の見つけ方
ボランティア活動を始めたいけれど、「どこでできるの?」と悩んでいませんか?総合型選抜で評価されるボランティア活動をするためには、自分に合った活動先を見つけることが大切です。
活動先を見つける3つの方法
ボランティアの活動先を探すには、次の方法がおすすめです。
方法 | 具体的な探し方 | メリット |
学校を活用する | 先生・生徒会・部活動の情報をチェック | 信頼性が高く、参加しやすい |
自治体やNPOを探す | 市役所・区役所のHPやNPOの募集ページを見る | 公的機関のため安心して活動できる |
ボランティア情報サイトを利用する | インターネットで「ボランティア 募集 ○○(地域名)」で検索 | 自分に合った活動を自由に選べる |
例えば、教育系のボランティアなら学校や地域の学習支援団体、福祉系ならNPOや福祉施設を探すと良いでしょう。
オンラインで参加できるボランティアもある
最近では、オンラインでできるボランティアも増えています。
・オンライン学習支援(子どもたちの勉強をサポート)
・翻訳ボランティア(海外の情報を日本語に翻訳)
・SNS運営サポート(NPOの広報活動を手伝う)
遠方の活動に参加できない人や、スキマ時間を有効活用したい人におすすめです。
活動を選ぶ際のポイント
活動先を決めるときは、次の3つのポイントを意識しましょう。
自分の志望分野に合っているか?
例:教育学部なら「学習支援」、環境学部なら「エコ活動」
継続的に参加できるか?
長期間の活動の方が、総合型選抜で評価されやすい
無理なくできる活動か?
いきなりハードルの高い活動を選ばず、興味のあるものから始める
4.2 参加時の注意点
ボランティア活動に参加する際は、ただ「参加する」だけでなく、マナーや取り組み方を意識することが大切です。特に総合型選抜では、活動の中で得た学びや成長が評価されるため、参加時の姿勢が重要になります。
ボランティア活動で気をつけるべきこと
ボランティアに参加する際に、意識したいポイントをまとめました。
注意点 | 具体的な内容 |
事前に活動内容を理解する | 活動の目的や流れを把握し、準備をしておく |
時間やルールを守る | 指定された集合時間やマナーを守る |
受け身ではなく積極的に行動する | 指示を待つのではなく、自分から動く姿勢を持つ |
チームワークを大切にする | 一緒に活動する人と協力し、円滑に進める |
活動後の振り返りを行う | どんな学びがあったかを記録し、今後に活かす |
特に「受け身にならず、自分から動くこと」は重要なポイントです。大学側は、ボランティア活動を通じて主体性や協調性を身につけたかを重視するため、積極的な姿勢を見せることが大切です。
ボランティアでのNG行動とは?
良かれと思ってやったことが、かえって迷惑になることもあります。以下のような行動は避けましょう。
・無断での遅刻や欠席をする・指示を聞かずに勝手な行動をとる
・感謝の気持ちを持たず、適当にこなす
・SNSに活動の写真を無許可で掲載する
ボランティア活動は、誰かを支える貴重な経験です。相手の立場を考え、誠意を持って行動しましょう。
活動をより充実させるために
ボランティア活動の価値を最大限にするために、以下の工夫をするとさらに学びが深まります。
活動の前に目標を決める
「何を学びたいか?」を考えておくと、成長を実感しやすくなる。
活動後に振り返りを行う
どんな課題に気づいたか、何を感じたかをメモしておく。
志望理由書や面接で活用する
実際の経験をどう大学での学びにつなげるかを整理する。
4.3 活動証明書の取得手続き
総合型選抜では、ボランティア活動の証明書が必要になることがあります。活動証明書を取得する際の手続き方法を確認しておきましょう。
活動証明書の取得手順
活動先の団体・施設に問い合わせる
証明書発行の可否を確認
いつまでに発行可能かを尋ねる
必要な情報を伝える
記載してほしい内容(活動期間、役割、団体名など)を整理
大学指定のフォーマットがある場合は、それを提示
書類の形式を確認する
紙での発行か、PDFデータでの発行かを確認
証明書がもらえない場合の対処法
活動記録を自分で作成する(いつ・どこで・何をしたかをレポートにまとめる)
推薦状をもらう(指導者や先輩に証言してもらう)
活動の写真や資料を提出する(写真や関連資料を証拠として活用)
活動証明書は、早めに準備しておくことが大切です。
▶︎5. 総合型選抜でボランティア経験をアピールする方法
5.1 志望理由書への効果的な書き方
総合型選抜では、志望理由書の完成度が合否を左右する重要なポイントになります。ボランティア経験を活かして、説得力のある志望理由書を書く方法を紹介します。
志望理由書の基本構成
志望動機を明確にする
なぜその大学・学部を選んだのかを具体的に書く
ボランティア経験と学びたい内容を結びつける
ボランティア活動をどう活かすかを書く
どのような経験をし、何を学んだのか
その学びを大学でどのように発展させたいのか
将来の目標と大学での学びを結びつける
卒業後にどのように社会で活躍したいのか
目標を達成するために、その大学で学ぶ必要性を示す
書き方のポイント
具体的なエピソードを入れる(「ボランティアをしました」ではなく「○○の課題を解決するために△△を実践した」など)
簡潔かつ論理的にまとめる(長くなりすぎず、読みやすい文章を意識)
大学の特色と自分の学びをリンクさせる(その大学でしか学べない理由を述べる)
5.2 面接での伝え方
総合型選抜では、面接での受け答えが合否に大きく影響します。特にボランティア活動をアピールする際は、経験を通じた学びや成長を明確に伝えることが重要です。
面接での基本的な流れ
自己紹介と志望理由を簡潔に話す
大学・学部を志望する理由を明確にする
ボランティア活動との関連性を示す
ボランティア活動の具体的な経験を話す
どんな活動を行い、どのような課題に直面したか
その課題をどのように乗り越えたか
活動を通じて得た学びを大学でどう活かすかを伝える
学びを深めるために大学で取り組みたいことを述べる
将来の目標とのつながりを説明する
面接で意識するべきポイント
結論を先に述べる(「私は○○を学びたいと考えています。その理由は…」)
話すスピードと声の大きさを意識する(ゆっくり、はっきり話す)
身振り手振りを交えながら、堂々と伝える
面接対策の具体的なポイントや実際の雰囲気をつかむために、以下の動画が参考になります。ぜひご覧ください。
5.3 活動を通じて得た学びのまとめ方
総合型選抜では、ボランティア活動を通じて得た学びを明確に伝えることが重要です。単に「経験しました」ではなく、「どのように成長し、今後にどう活かすのか」を整理しましょう。
学びを効果的にまとめるポイント
活動の目的と背景を説明する
なぜそのボランティアに参加したのか
活動を通じてどんな課題を発見したのか
具体的な経験を簡潔に述べる
どのような役割を担い、どんな行動をしたか
困難や課題をどう克服したのか
学びを大学でどう活かすかを明確にする
どのようなスキルや考え方を身につけたか
その経験を今後の学びや将来の目標につなげる
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▶︎6. まとめ:総合型選抜とボランティア活動のポイント
総合型選抜では、ボランティア活動を通じた学びや経験が大きな評価ポイントになります。単に活動をしただけでなく、「なぜ参加したのか」「何を学び、どう成長したのか」を明確に伝えることが重要です。
ボランティア活動を活かすポイント
志望分野に関連した活動を選ぶ(興味や将来の目標と結びつける)
継続的に取り組み、深い学びを得る(短期間ではなく長期的な活動が評価される)
活動の成果や成長を具体的に伝える(面接や志望理由書で説得力を持たせる)
ボランティアを通じて培った主体性や協調性、課題解決能力は、大学入学後の学びや将来のキャリアにも活かせる貴重な経験です。活動を振り返り、自分の成長をしっかりと言語化することで、総合型選抜の成功につなげましょう。
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