総合型選抜の自己PR完全対策ガイド|合格に導く書き方とコツ
- 株式会社EQAO教育グループ
- 4月25日
- 読了時間: 18分

▶︎1. 総合型選抜における自己PRの重要性

1.1 総合型選抜とは?推薦入試との違いも解説
「総合型選抜」と聞いて、どんなイメージを持ちますか? 一昔前までは「AO入試」という名称でしたが、2020年度から現在の呼び方に変わりました。名称が変わったことで、制度の中身にも変化があったんです。
まず、総合型選抜は「学力試験だけでは測れない能力」や「個性」を評価する入試方式です。学力テストの代わりに、自己PRや志望理由書、面接、小論文などを通じて評価されます。
推薦入試との違いがわかりづらいという声も多いですが、それぞれの特徴を比較すると違いがハッキリします。
総合型選抜と推薦入試の違い
比較項目 | 総合型選抜 | 学校推薦型選抜 |
出願条件 | 高校の推薦不要、自分で出願可 | 高校からの推薦が必要 |
評価基準 | 主に人物評価(自己PR・面接・小論文など) | 調査書・推薦書・評定平均など |
評定平均の条件 | 基本的になし | 学校によって基準あり(例:評定4.0以上) |
自己PRの活用度 | 非常に重要 | 書類提出はあるが比重は低め |
総合型選抜は、推薦がなくてもチャレンジできるのが大きな特徴です。高校で成績に自信がなかった方でも、部活動や課外活動、ボランティア、趣味などの経験をアピールできるチャンスがあります。
たとえば、ある高校生が文化祭で実行委員長としてチームをまとめ上げた経験を持っていたとします。評定平均が3.2だったとしても、リーダーシップや課題解決力、コミュニケーション能力が評価され、合格に繋がることもあります。
こんな人におすすめです
総合型選抜は、次のような人に向いています。
自分の得意分野で勝負したい
高校での評定があまり高くない
面接や文章表現が得意
将来の夢が明確で、それに向けて行動している
「成績が良くないから無理かも…」と諦めるのは早いです。むしろ、あなたの中にある熱意や行動力が武器になるのが総合型選抜なんです。
自分の努力や思いが、しっかり評価される仕組みが整っているのが総合型選抜の魅力です。
1.2 自己PRが合否を左右する理由
総合型選抜では、「学力」よりも「人間力」が問われます。 中でも、自己PRは評価の中心になる要素です。
多くの大学が「人物重視」「将来の可能性重視」と明言しており、面接官や選考委員が最初に注目するのが自己PRです。つまり、自己PRの内容次第で、最初から評価が決まってしまうこともあるんです。
自己PRが重視される3つの理由
たとえば次のような点で、自己PRは重要視されます。
限られた書類で人柄や熱意を伝える役割がある
面接前に読まれる書類の中で、最も「自分らしさ」が出せるのが自己PRです。
面接や口頭試問の「軸」になる
面接官は、自己PRをもとに質問を深掘りします。内容が曖昧だと、面接でうまく答えられないことも。
大学との相性・将来性を判断されるポイント
その大学にふさわしい人材かどうか、自主性や探究心があるかなどが見られます。
このように、自己PRはただの「自分紹介」ではなく、受験者の“中身”を評価する土台になります。
自己PRが弱いと、どんなリスクがある?
よくあるのが、次のような失敗パターンです。
自分の「強み」が漠然としている
エピソードが薄く、印象に残らない
自分のやってきたことと、大学の学びがつながっていない
たとえば「私は責任感があります」と書いたとしても、その裏付けとなる具体例がなければ、ただの言いっぱなしです。文章として整っていても、説得力がないと評価は伸びません。
一方で、「中学時代から地域の清掃活動に参加しており、今では地域の子どもたちに活動の重要性を伝える立場になった」といった具体例があれば、行動力や継続力がしっかり伝わります。
大学側が知りたいのは、「この人は、どんなことに本気で取り組んできたのか?」というリアルな姿なんです。
大学ごとの評価軸に合わせる意識も必要
自己PRは「自分が言いたいこと」だけでは不十分です。 大学ごとに重視する視点が異なるため、志望校が求める人物像を把握しておくことが大事です。
たとえば、ある大学では「社会課題への関心」が重要視されていたり、別の大学では「主体性」や「課題解決力」を重視していたりします。出願前に大学のアドミッション・ポリシーを確認し、それに沿ったアピール内容にすることが合格への近道です。
1.3 自己PRと志望理由書の違いと関係性
総合型選抜では「自己PR」と「志望理由書」の両方を提出するケースが多いですが、この2つ、なんとなく同じように感じていませんか?
実は、役割も目的も違います。ここを混同してしまうと、どちらの内容もぼやけてしまい、評価が下がる原因になります。
自己PRと志望理由書の違いを整理しよう
書類名 | 主な内容 | 目的 | 見られるポイント |
自己PR | 自分の強みや経験、成長したこと | 「どんな人か」を伝える | 人間性、行動力、考え方 |
志望理由書 | なぜその大学を選んだか、学びたいこと | 「なぜその大学か」を伝える | 将来のビジョン、志望動機の具体性 |
自己PRは「自分がどういう人間か」を伝える書類です。 一方で、志望理由書は「その大学に行きたい理由」を伝える書類。 つまり、自分と大学をつなぐ“橋渡し役”のような位置づけです。
よくある混同パターンと注意点
実際には、次のような混同がよくあります。
自己PRの中に「この大学で〇〇を学びたい」と志望理由が入ってしまう
志望理由書に「私はリーダーシップがあります」と自己PR要素が入り込む
どちらも同じような経験談を書いてしまい、内容がかぶってしまう
このようになると、どちらの書類も“浅い印象”になってしまいます。
たとえば、自己PRでは「自分の強みがどのように形成されたのか」にフォーカスし、志望理由書では「その強みを大学でどう活かすか」に繋げる、という構成が効果的です。
自己PRと志望理由書は「セット」で考える
とはいえ、まったく別物として書くのもNGです。 むしろ、自己PRと志望理由書はストーリーとしてつながっている方が評価が高いんです。
次のような流れで構成すると、まとまりが出ます。
自己PR:自分の経験 → 強みの形成 → 成長した点
志望理由書:その強みをどう活かすか → どのように学びたいか → 将来の展望
「だからこの大学を志望している」という説得力が、自己PRと志望理由書の連動で生まれます。
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▶︎2. 自己PR文の基本構成と押さえるべきポイント

2.1 まずは自己分析から!強みを洗い出す方法
自己PRを書こうと思っても、「自分の強みって何だろう?」と手が止まってしまうこと、ありませんか? いきなり文章を書き始めても、内容が薄くなってしまうのはよくあることです。
実は、自己PRの質は“自己分析の深さ”で決まると言ってもいいくらいなんです。
自己分析が浅いと、どうなる?
よくある失敗パターンを挙げてみましょう。
強みが抽象的すぎる
例:「協調性があります」「責任感があります」→ 根拠がなく、誰でも言える内容になってしまう。
エピソードと強みが一致していない
例:部活動の経験を語っているのに、なぜか「情報収集力」が強みとして挙げられている。
同じことを繰り返してしまう
内容に深みがないと、「頑張りました」「努力しました」といった表現の繰り返しになる。
こうした失敗を避けるためには、まずじっくりと自己分析を行うことが第一歩です。
自己分析におすすめの方法3選
たとえば、こんな方法で自分の強みを掘り下げてみましょう。
過去の出来事を時系列で書き出す
小学校から高校までの経験を振り返り、印象に残った出来事や頑張ったことをリストアップします。
そのときの行動・気持ち・結果を深掘りする
なぜその行動をしたのか?どんな気持ちだったか?結果としてどう成長したか?をセットで書き出してみましょう。
他人から言われたことを思い出す
「真面目だね」「責任感があるね」など、友達や先生、家族からよく言われることにもヒントがあります。
こうして情報を整理していくと、自分がどんなときに力を発揮しやすいか、どんな価値観を大事にしているかが見えてきます。
忙しい毎日の中でも取り組める方法
「まとまった時間が取れない…」という方には、スキマ時間にできるメモ習慣がおすすめです。
スマホのメモ帳に「今日の小さな達成」を毎日1つ書く
通学中に「最近嬉しかったこと」「悔しかったこと」を思い返してみる
たった5分でも、自分と向き合う時間を積み重ねると、自己分析の質が大きく変わります。
2.2 自己PR文の構成テンプレートと活用法
自己分析で「自分の強み」が見えてきたら、次はそれをどう文章にまとめるかがポイントです。 ただ思いつくままに書いても、読み手に伝わらなければ意味がありません。
自己PR文には「伝わる型」があります。 このテンプレートを使えば、誰でも説得力のある文章を組み立てやすくなります。
自己PRの基本テンプレート(PREP法+成長ストーリー型)
以下のような流れで組み立てるとスムーズです。
結論(強み)をひとことで伝える
→「私は、目標に向かって粘り強く努力できる人間です。」
具体的なエピソード(証拠)を紹介する
→「中学から高校までの6年間、剣道部で主将を務めてきました。〜」
そこでの行動や工夫、乗り越えた課題を書く
→「メンバーとの衝突もありましたが、一人ひとりと対話を重ね…」
その経験から何を学び、どう成長したかを述べる
→「この経験を通じて、自分に足りなかった“傾聴力”を意識するようになりました。」
その強みを大学でどう活かしたいかを示す
→「貴学のフィールドワーク中心の授業で、多様な人と協働する力を磨きたいです。」
この型に当てはめることで、内容に筋が通り、読み手に「納得感」を与えられるようになります。
書く順番は「結論から」が鉄則
多くの受験生がやってしまう失敗が、「エピソードから書いてしまう」こと。 つい語りたくなってしまいますが、最初に結論がないと、読み手は“何を伝えたいのか”がわからずに混乱してしまうんです。
最初に強みを明確に伝えておくことで、読み手は「なるほど、これを証明してくれるエピソードなんだな」と安心して読み進められます。
文章に説得力を持たせるためのポイント
以下の点を意識すると、さらに内容が伝わりやすくなります。
数字や期間を入れる(例:「6年間続けた」「30名の部員をまとめた」など)
他人の反応を描く(例:「後輩から“相談しやすい”と言われた」など)
学びの深さを表現する(例:「失敗から気づいたこと」「価値観が変わった出来事」)
ただの「がんばりました報告」ではなく、「だから私はこう成長しました」という視点が大切です。
面接で聞かれると怖い質問を先に知ろう!
この動画では、総合型選抜の面接でよく聞かれる“怖い質問”を9つ紹介!質問にどう答えるかを学んで、自己PRを効果的に伝える力を身につけましょう。ぜひご覧ください。
▶︎︎3. 読まれる自己PRに共通する5つの特徴

3.1 具体的なエピソードが含まれている
読み手の心に残る自己PRには、必ず「具体的なエピソード」があります。 ただ強みを並べるだけでは印象に残りません。
なぜエピソードが重要?
説得力が増し、「本当にそうなんだ」と納得されやすい
あなたの行動や価値観がリアルに伝わる
面接での質問にもつながりやすく、展開が広がる
具体的なエピソードを入れるときのポイント:
「いつ」「どこで」「何をしたか」を明確に
自分の感情や工夫、考えを必ず含める
できれば数値や成果で補足すると◎
例: 「文化祭で広報係を務め、来場者数を前年比120%に伸ばす工夫をした」など。
ただの出来事紹介ではなく、“あなたらしさ”が伝わるエピソードを意識しましょう。
3.2 強みと大学の学びがつながっている
自己PRでよく見落とされがちなのが、「大学でどう活かせるか」という視点。 強みを語るだけでは不十分で、それを大学の学びと結びつけることが大切です。
なぜ“つながり”が必要なのか?
大学側は「本当にうちの学びに合っているか」を見ている
単なる自己紹介ではなく、将来の可能性を評価するため
自己PRが「志望理由書」とも連動し、説得力が増す
つなげ方のコツ:
自分の経験から「興味を持ったこと」を明確にする
大学での学びとどうリンクするかを説明
「だからこの大学なんです」という自然な流れを作る
例: 「地域の課題解決に取り組んだ経験を、社会学部でさらに深めたい」など。
“自分の強み”と“大学の教育内容”が一本の線でつながっているかを、意識しましょう。
3.3 書き出しが魅力的で引き込まれる
自己PR文の第一印象は「書き出し」で決まります。 最初の数行で、面接官に「もっと読みたい」と思わせられるかが勝負です。
魅力的な書き出しの効果:
読み手の印象に残りやすい
他の受験生との差別化になる
内容全体への期待感を高めてくれる
効果的な書き出しのパターン例:
印象的な経験から入る
例:「真冬の早朝5時、私は一人で駅前に立っていました。」
自分の信念や価値観から入る
例:「私が何より大切にしているのは“継続力”です。」
読者の興味を引く問いかけ形式
例:「あなたは、目標のためにどこまで努力できますか?」
出だしで“空気を変える”くらいの意識で、自分らしい表現を使ってみましょう。
3.4 オリジナリティがあり、自分の言葉で書かれている
自己PRで特に大切なのは、「自分の言葉」で書かれていることです。 テンプレートをなぞったような表現や、ありきたりな内容では、印象に残りません。
自分らしい文章とは?
他人と似ていない「自分だけの経験」や「価値観」が表れている
書き手の思いや温度感が伝わってくる
読んでいて自然で、会話のように読みやすい
ありがちなNGパターン:
「私は協調性と主体性を兼ね備えています」など、抽象語の羅列
ネットで調べたフレーズをそのまま使ってしまう
保護者や先生が添削しすぎて“自分らしさ”が消える
オリジナリティを出すための工夫:
自分の言葉で「なぜそう感じたか」「何を学んだか」を丁寧に書く
友達に読んでもらって「それっぽい」か「らしい」かを聞く
文章より“自分の声”を意識して書いてみる
“整っている”より“自分が伝わる”ことを大切にしましょう。
3.5 誤字・脱字や論理の飛躍がない
どんなに内容がよくても、誤字や話のつながりの悪さで評価が下がってしまうことがあります。 細かなミスや構成の不備は、印象に直結するポイントなんです。
なぜここで差がつくのか?
「丁寧に準備しているか」が文面から伝わる
読み手がストレスなく読める=伝わる自己PRになる
小さなミスでも「詰めが甘い」と判断されやすい
よくあるミスと対策:
誤字・脱字 → 音読や、印刷してチェックすると発見しやすい
論理の飛躍(話が急に飛ぶ) →「なぜそうなるのか?」の説明を丁寧に補う
主語・述語がずれて読みづらい → 1文を短く区切ることで解決しやすい
チェック時の工夫:
数日おいてから読み直すと、ミスに気づきやすい
第三者(友人・先生)に読んでもらうと客観的な指摘がもらえる
最後の詰めで、あなたの“完成度”が伝わります。
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▶︎4. 自己PRで差がつく具体的な準備方法
4.1 高校生活を振り返る時に見るべきポイント
自己PRに使えるエピソードを探すとき、「特別な経験がない…」と悩む人も多いです。 でも、日常の中にこそ“アピールできる材料”はたくさんあるんです。
見落としがちな経験の中にも強みが隠れている!
部活動や委員会での役割
文化祭・体育祭での取り組み
ボランティアや地域活動への参加
日常の習慣(毎日続けていること)
苦手科目や人間関係を克服したエピソード
振り返るときの視点:
「自分が工夫したこと・頑張ったこと」に注目する
周囲の反応や変化も一緒に思い出す
数字や期間を添えて具体的に記録する
たとえば…
3年間皆勤を続けた → 継続力・責任感
放課後に後輩の質問に対応していた → 面倒見の良さ・対話力
特別じゃなくても“あなただからできたこと”は、立派な強みになります。
4.2 面接官の目線で文章を読み直してみる
自己PRを書き終えたら、必ずやっておきたいのが「読み返し」。 でもただ読むのではなく、“面接官の視点”になって読むことがとても重要です。
なぜ面接官の目線が必要?
一人で完結していても、他人には伝わらないことがある
内容が独りよがりになっていないかチェックできる
面接の質問の“ヒント”にもなり、準備がスムーズに
チェックするポイント:
強みが具体的に伝わっているか?
「なぜそう思ったのか」が論理的につながっているか?
初対面の人が読んでも内容を理解できるか?
効果的な読み直し方法:
実際に声に出して読んでみる
友達や家族に読んでもらい、率直な感想を聞く
書いた内容から「何を聞かれそうか?」を自分で想定する
“読まれる文章”から“評価される文章”に変えるには、読み手の目線が欠かせません。
4.3 添削を受けてブラッシュアップするコツ
自己PR文は、一人で完成させるよりも第三者の視点を入れることで、ぐっとレベルが上がります。 ただ、やみくもに添削を受けるだけでは効果が半減することも。
添削を受けるべき理由:
客観的な指摘で、伝わりにくい部分が明確になる
論理のズレや内容のかぶりに気づける
面接での質問ポイントを想定しやすくなる
効果的な添削の受け方:
添削者に「どこを見てほしいか」を明確に伝える
一度の指摘だけでなく、何度か書き直しを繰り返す
修正点の意図を理解し、自分の言葉に落とし込む
おすすめの添削相手:
学校の先生(進路指導・国語科など)
AO・推薦対策をしている塾や予備校
実際に総合型選抜を経験した先輩
“直された文章”ではなく、“納得して書き直した文章”こそが合格につながります。
▶︎5. 総合型選抜のプロが教える合格する自己PRの秘訣
5.1 合格した受験生がやっていた準備とは
総合型選抜で合格を勝ち取った受験生には、共通する「準備の習慣」があります。 派手な実績よりも、地道な積み重ねが結果につながっているんです。
合格者に共通する準備の特徴:
自己分析に時間をかけ、自分の言葉で語れるようにしている
志望校のアドミッションポリシーを熟読している
自己PRと志望理由書を「セット」で構成している
面接対策は人に見てもらい、実戦練習を繰り返している
準備のコツ:
夏前には下書きを始め、何度も修正するのが理想
書類と面接で話す内容に一貫性を持たせる
同じ志望学部の先輩やOBからアドバイスをもらう
しっかり準備した受験生は、“伝える力”も自然と磨かれています。
5.2 自己PR対策はいつから始める?スケジュールの組み方
自己PR対策は、早く始めるほど内容に深みが出ます。 焦って仕上げた文章は伝わりづらく、面接でも詰まりがちになります。
理想的なスケジュール:
高2の冬〜高3春:自己分析スタート
高3の6月〜7月:自己PR・志望理由書の初稿を作成
8月〜9月:添削・修正を繰り返しながらブラッシュアップ
10月以降:面接練習&最終確認
遅くとも夏休み前には書き始めるのがベストです。
スケジュール作りのコツ:
定期的に「書き直す日」をスケジュール帳に入れておく
学校のテストや行事を見越して、無理のない計画に
添削を依頼する日も事前に決めておくと効率アップ
“早く始めて、何度も見直す”ことが、完成度の高い自己PRにつながります。
5.3 効果的なサポートを受けるためのチェックポイント
総合型選抜では、プロのサポートを受けることで完成度が一気に高まります。 ただし、どこに依頼するか、どう活用するかがポイントです。
サポートを選ぶときのチェックポイント:
総合型選抜や推薦入試に特化した実績があるか
自己PR・志望理由書・面接対策まで一貫して見てもらえるか
マンツーマンでの添削やフィードバックが丁寧かどうか
生徒の「言葉」を大切にしてくれる指導方針か
上手に活用するコツ:
「丸投げ」ではなく、あくまで“軸は自分”に置く
フィードバックを受けたら、その意図を理解して書き直す
わからない点は遠慮せずに質問し、納得しながら進める
信頼できるサポートは、“納得できる自己PR”を一緒に作ってくれます。
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▶︎6. まとめ:自己PRの完成度が合格を近づける
6.1 自分らしさを最大限に引き出すために
総合型選抜の自己PRでは、「うまく書くこと」よりも“自分らしさ”がしっかり伝わることが最重要です。
自分らしさを出すためのポイント:
誰かの言葉ではなく、自分の表現で書く
経験に対して「どう感じ、どう行動したか」を丁寧に
書類と面接で一貫したメッセージがある
正解の文章より、納得のいく文章を目指しましょう。
6.2 総合型選抜の成功は準備の質で決まる
短期間で仕上げた自己PRは、どうしても浅くなりがちです。 「どれだけ自分と向き合ったか」が合格への近道になります。
成功につながる準備とは:
自己分析にじっくり時間をかける
他人の意見も取り入れながら何度も書き直す
志望校とのつながりを意識した内容にする
準備の質が、そのまま合格可能性の高さに反映されます。
6.3 一人では不安なときはプロのサポートを
書類作成や面接対策は、一人だと不安や迷いもつきものです。 そんなときは、総合型選抜対策のプロに頼るのもひとつの手です。
サポートを受けるメリット:
客観的な視点で、自分では気づけない弱点を補える
書類だけでなく面接対策まで一貫して見てもらえる
限られた期間で効率よく準備が進められる
納得できる自己PRで、自信を持って本番に臨みましょう。
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