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総合型選抜と内申点の関係とは?評価基準を徹底解説

執筆者の写真: 株式会社EQAO教育グループ株式会社EQAO教育グループ

更新日:3月6日




▶︎1. 総合型選抜とは?基本を理解しよう

 


1.1 総合型選抜の概要

総合型選抜(AO入試)は、学力試験だけでなく、志望理由書や面接、小論文、課外活動などを総合的に評価する入試方式です。


一般的な学力試験とは異なり、受験生の個性や適性、意欲を重視するのが特徴です。大学ごとに求める人物像が異なるため、事前の情報収集と対策が重要になります。


総合型選抜の特徴とは?

総合型選抜は、以下のような特徴があります。


  • 書類審査が重要(志望理由書・自己推薦書・活動報告書など)

  • 学力試験がない、または重視されない場合がある

  • 面接やプレゼンテーションを課す大学が多い

  • 課外活動やボランティア経験が評価されることがある

  • 学部ごとに求める人物像が明確に設定されている


従来の学力試験中心の選抜とは異なり、内申点や成績が多少低くても、他の要素で十分アピールできる点が魅力です。そのため、自分の強みを理解し、それを活かせる対策を進めることが合格のカギとなります。


総合型選抜の流れ

一般的な総合型選抜の受験プロセスは、次のようになります。


  1. エントリー・出願(大学ごとの募集要項を確認)

  2. 書類審査(志望理由書・活動実績・推薦書など)

  3. 面接・小論文・プレゼンテーション(大学によって異なる)

  4. 合格発表・入学手続き


書類の内容は、合否に大きく影響します。特に 「志望理由書」「自己推薦書」 の完成度が重要で、これが合格の決め手になるケースも少なくありません。


総合型選抜に向いている人とは?

以下のような人は、総合型選抜に向いている可能性があります。


  • 自分の意見を論理的に伝えられる人

  • 課外活動やボランティア経験が豊富な人

  • 将来の目標が明確で、それに向かって努力している人

  • 特定の分野で実績や成果を持っている人


総合型選抜では、「どれだけ大学の求める人物像に合っているか」が問われます。単に「行きたい」という気持ちだけではなく、「なぜその大学・学部を選んだのか」「自分がどう貢献できるのか」を具体的に伝えることが大切です。


1.2 総合型選抜と内申点の関係

総合型選抜では、内申点(学校の成績)がどの程度重視されるかは大学や学部によって異なります 一般的に、学校推薦型選抜(指定校推薦・公募推薦)ほど厳しい内申基準は設けられていませんが、まったく関係ないわけではありません。


内申点が総合型選抜でどのように評価されるのか?

内申点が評価に影響を与えるポイントは、主に以下の3つです。


  • 出願条件として一定の評定平均が求められる場合がある

  • 書類審査や推薦書の内容に影響を与える

  • 基礎学力の指標として面接や小論文の評価と合わせて見られる


出願条件としての内申点

一部の大学では、総合型選抜でも「評定平均3.5以上」などの出願条件を設定しています。この基準を満たしていない場合、そもそも受験資格が得られないため注意が必要です。


例えば、以下のような基準が設定されていることがあります。

大学

出願基準の例

A大学

評定平均3.8以上

B大学

評定平均3.5以上、または特定の課外活動経験

C大学

評定基準なし(ただし書類審査で参考にされる)


推薦書や書類審査での影響

内申点が高い場合、推薦書において「学業に真面目に取り組んでいる」「学習意欲が高い」などの肯定的な評価を受けやすくなります。逆に、内申点が低いと「学力面に不安がある」と判断されるリスクもあります。


そのため、もし内申点が低めの場合は、志望理由書や自己推薦書の内容でしっかりアピールすることが重要になります。


面接・小論文の評価と合わせて考慮される

大学によっては、内申点を「参考資料」として扱い、面接や小論文の評価と合わせて総合的に判断するところもあります。この場合、内申点が低くても小論文や面接で高評価を取ることでカバーできることがあります。


例えば、以下のようなケースが考えられます。

内申点

小論文

面接

合否への影響

高い

普通

普通

合格の可能性大

低い

高評価

高評価

合格の可能性あり(内申点を補える)

低い

低評価

普通

不合格の可能性が高い


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▶︎2. 総合型選抜における内申点の重要性

 




2.1 内申点が評価される理由

総合型選抜では、内申点が直接の合否基準ではない場合もありますが、重要な判断材料のひとつになります。 では、なぜ大学側は内申点を評価するのでしょうか?その理由を詳しく解説します。


学習習慣や努力の継続性を示す指標になる

総合型選抜では、大学側が「継続的に努力できるかどうか」を重視しています。内申点が高いということは、普段の授業や定期試験で一定の成績を維持していることを示し、学習習慣がしっかりしていると判断される要素になります。


特に、推薦書の中で「授業態度が良い」「課題をしっかり提出している」などの評価があると、学力だけでなく学習への姿勢もプラスに評価されます。


基礎学力を判断するための材料になる

総合型選抜では、筆記試験がない場合も多いため、内申点が基礎学力の指標となることがあります。


例えば、内申点が極端に低いと「大学の授業についていけるのか?」という疑問を持たれ、マイナス評価につながる可能性があります。特に、数学や英語などの基礎科目が重視される学部では、一定の学力があることを示すためにも内申点が重要になることがあります。


学校での評価が協調性やリーダーシップの指標になる

総合型選抜では、「リーダーシップ」や「協調性」が評価されることが多いです。内申点には、授業態度やグループワークの取り組み方が反映されるため、単なる学力の指標ではなく、人間性の評価材料にもなります。


例えば、以下のような点が評価されることがあります。

  • グループワークや発表で積極的に参加しているか

  • クラスや部活動でリーダー的な役割を果たしているか

  • 提出物や宿題を期限内にきちんとこなしているか


これらの要素は、大学での学びや研究活動にも直結するため、内申点が高いと「大学の学習環境にも適応しやすい」と判断されやすくなります。


2.2 内申点が合否に与える影響

総合型選抜において、内申点がどの程度影響するかは大学や学部によって異なります しかし、まったく考慮されないわけではなく、多くの大学では総合的な評価の一部として見られることが多いです。


出願条件としての内申点

一部の大学では、総合型選抜でも「評定平均3.5以上」などの出願条件を設定している場合があります。この基準を満たしていないと、そもそも受験資格を得られないため、事前に募集要項をしっかり確認することが大切です。


例えば、以下のような基準が設定されていることがあります。

大学

出願基準の例

A大学

評定平均3.8以上

B大学

評定平均3.5以上、または特定の課外活動経験

C大学

評定基準なし(ただし書類審査で参考にされる)


このように、出願資格として内申点が求められる大学もあるため、基準を満たしていない場合は、他の大学や学部の受験を検討する必要があります。


書類審査や推薦書での影響

内申点は、単に成績だけではなく、推薦書や書類審査の内容にも影響を与えることがあります。


内申点が高い場合、推薦書で「学習意欲が高い」「真面目に授業に取り組んでいる」などの肯定的な評価を受けやすくなります。一方で、内申点が低いと「学力面で不安がある」と判断される可能性もあります。


もし内申点が低めの場合は、志望理由書や自己推薦書の内容を工夫し、学力以外の面で強みをアピールすることが重要になります。


面接・小論文の評価と合わせて考慮される

大学によっては、内申点を「参考資料」として扱い、面接や小論文の評価と総合的に判断するところもあります。この場合、内申点が低くても、他の要素でカバーすることが可能です。


例えば、以下のようなケースが考えられます。

内申点

小論文

面接

合否への影響

高い

普通

普通

合格の可能性大

低い

高評価

高評価

合格の可能性あり(内申点を補える)

低い

低評価

普通

不合格の可能性が高い


このように、内申点が低くても、小論文や面接で高評価を取ることで挽回できる可能性があります。そのため、総合的な対策を行うことが重要です。


総合型選抜で内申点はどのように評価されるのか?低い場合の対策は? そんな疑問をお持ちの方におすすめの動画をご紹介します!



▶︎3. 総合型選抜で内申点が低い場合の対策

 




3.1 課外活動でのアピール方法

総合型選抜では、課外活動が重要な評価ポイントのひとつになります。 成績や学力試験だけでは測れない「個性」「主体性」「社会貢献度」などを示す材料となり、大学側にとっても評価しやすいポイントです。


課外活動が評価される理由

大学が課外活動を重視する主な理由は以下の通りです。


  • 主体的に行動できる力があるかを判断できる

  • リーダーシップや協調性を測る指標になる

  • 大学の求める人物像に合致するかを見極める


大学側は、学業以外の活動を通じて得た経験やスキルを持っているかを重要視しています。特に、学部ごとに求める人物像が異なるため、課外活動の内容が大学の理念に合っているかも評価のポイントになります。


評価されやすい課外活動の種類

課外活動といっても、ただ参加しているだけでは大きな評価にはつながりません。大切なのは「どのように貢献したか」「どんな成果を出したか」を明確に伝えることです。


以下のような活動が、総合型選抜の評価につながりやすい傾向があります。

活動の種類

具体例

アピールポイント

部活動・生徒会

部長・副部長、生徒会役員

リーダーシップ・責任感・協調性

ボランティア活動

地域清掃、福祉活動、海外支援

社会貢献・主体性・行動力

コンテスト・大会

スピーチコンテスト、数学オリンピック

専門知識・挑戦する姿勢

インターン・起業

学生起業、ビジネスプラン発表会参加

創造力・実行力

文化活動・趣味

音楽・演劇・絵画・執筆

表現力・独自の視点


特に、リーダーシップを発揮した経験や、自分なりの課題を見つけて取り組んだ活動は高く評価される傾向があります。


課外活動のアピール方法

課外活動を志望理由書や面接で効果的に伝えるためには、次のような構成を意識しましょう。


  1. 活動の概要を説明する(いつ・どこで・どんな活動をしたか)

  2. 具体的な取り組みや成果を示す(どんな役割を果たしたか、何を達成したか)

  3. その経験を通じて学んだこと、大学でどう活かせるかを伝える


3.2 資格取得による評価アップ

総合型選抜では、資格を持っていることで評価が上がることがあります 資格は、受験生の努力や専門性を客観的に証明する材料となり、大学側にとっても評価しやすいポイントの一つです。


資格が評価される理由

総合型選抜で資格がプラス評価につながる理由は以下の通りです。


  • 学習意欲や専門性の高さをアピールできる

  • 大学の学びに直結するスキルを持っていると評価される

  • 小論文や面接の際に具体的な実績として活用できる


特に、希望する学部や学科に関連する資格を持っていると、「大学での学びにつながる基礎力がある」と判断されやすくなります。


評価されやすい資格の種類

大学や学部によって評価される資格は異なりますが、以下のような資格がプラス評価につながりやすい傾向があります。

分野

資格の例

語学

英検、TOEIC、TOEFL、IELTS

IT・プログラミング

基本情報技術者試験、Python検定

ビジネス

簿記検定、ファイナンシャルプランナー(FP)

医療・福祉

介護職員初任者研修、医療事務検定

環境・国際

SDGs検定、国際ボランティア資格


資格の評価を高めるポイントは、「学部との関連性」 です。例えば、英語を使う学部を志望する場合は 英検やTOEICのスコア が有利になりますし、経営学部なら 簿記やFP資格 を持っていると強みになります。


資格の効果的なアピール方法

資格を持っているだけではなく、それをどのように活かしたのかをアピールすることが重要です。具体的には、以下のような流れで伝えると効果的です。


  1. 資格取得の理由(なぜその資格を取ろうと思ったのか)

  2. 取得に向けてどんな努力をしたか(計画的な学習、試行錯誤の経験)

  3. 資格を通じて得たもの(知識やスキル、考え方の変化)

  4. 大学でどう活かすのか(学びのビジョンとリンクさせる)


3.3 志望理由書や面接での工夫

総合型選抜では、志望理由書と面接が合否の決め手になることが多いです。 どれだけ学力や実績があっても、これらの対策が不十分だと評価が下がる可能性があります。ここでは、志望理由書と面接の効果的な工夫について解説します。


志望理由書の工夫

志望理由書は、大学に自分の考えや目標を伝える重要な書類です。説得力を持たせるため、以下の基本構成を意識しましょう。


1. 将来の目標を提示

夢や目標を明確にし、「そのために大学で学ぶ必要がある」と伝える。


2. 興味を持った経緯

関心を持った理由や背景をストーリー性を持たせて説明する。


3. 現状と課題

関心のある問題の現状や要因を具体的に書く。


4. 自主研究や行動

問題解決のために自分が行った取り組みを示す。


5. 解決策と学びの必要性

自主研究をもとに最適な解決策を考え、その実現には大学での学びが不可欠であることを述べる。


6. 学習計画と大学の理念

具体的な学習計画を示し、大学の理念と自分の目標が一致していることを強調する。


7. 最終アピール

熱意を込めて締めくくる。


要点を押さえ、簡潔に伝えることを心がけましょう。


面接の工夫

面接では、大学側が「この学生は本当にうちの大学に合っているか?」を判断します。以下の点を意識すると、より良い印象を与えることができます。


  • 結論を先に話し、その後に理由を述べる

    • 「なぜこの学部を志望したのか?」と聞かれたら、「〇〇の経験から△△に興味を持ちました」と最初に答え、詳細を補足する。


  • 話すスピードや表情を意識する

    • 緊張して早口になりすぎないように注意し、笑顔でハキハキと話す。


  • 想定質問を事前に準備する

    • 「志望理由」「高校時代に頑張ったこと」「将来の目標」などの定番質問に対する答えを用意しておく。


特に、「あなたを他の受験生と差別化するポイントは何ですか?」 という質問にはしっかり答えられるように準備しましょう。


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▶︎4. 内申点を向上させるための方法

 

4.1 効果的な学習習慣の確立

総合型選抜では、学力試験が重視されないことが多いですが、基礎学力の維持は重要です。 そのため、日々の学習習慣を整えることが、合格につながる大きなポイントになります。ここでは、効率よく学習を進めるための方法を紹介します。


学習計画を立てる

計画的に学習を進めることで、無駄なく知識を定着させることができます。以下のステップで、効果的な学習計画を立てましょう。


  1. 目標を設定する(例:「1か月で英検2級の単語を500語覚える」)

  2. スケジュールを決める(毎日30分、英単語を暗記する)

  3. 振り返りを行う(1週間ごとに進捗を確認し、必要なら調整する)


具体的なスケジュールを作成し、学習を習慣化することが大切です。


学習の優先順位を決める

内申点を上げるためには、効率よく勉強することが必要です。次のようなポイントを意識すると、成績アップにつながります。


  • 苦手科目を重点的に勉強する

  • 授業で扱った内容をその日のうちに復習する

  • 定期テストの出題傾向を分析し、対策を立てる


特に、定期テストの対策を早めに始めることで、内申点を安定させることができます。


集中力を高める学習環境を整える

学習の効率を上げるためには、集中できる環境を整えることが重要です。


  • 机の上を整理し、勉強に必要なものだけを置く

  • スマホの通知をオフにして、SNSの誘惑を減らす

  • 時間を決めて勉強し、適度に休憩を取る(ポモドーロ・テクニックなどを活用)


また、勉強場所を変えることで集中力が上がることもあります。図書館やカフェなど、静かで落ち着いた環境を利用するのも良い方法です。


4.2 教師とのコミュニケーションの取り方

総合型選抜では、内申点が評価の一部となることがあるため、教師との良好な関係を築くことが重要です。 先生とのコミュニケーションを上手に取ることで、成績や推薦書の内容にも良い影響を与える可能性があります。ここでは、教師との関係を深めるためのポイントを紹介します。


授業中の姿勢を意識する

日頃の授業態度は、内申点や教師の評価に直結します。次のような点を意識すると、教師からの印象が良くなります。


  • 授業中は積極的に発言し、質問する

  • ノートをしっかり取り、復習に活かす

  • 集団の中でも主体的に学ぶ姿勢を見せる


特に、質問をすることは「授業内容をしっかり理解しようとしている」という姿勢のアピールにつながるため、積極的に行うことをおすすめします。


相談や質問を積極的にする

教師との距離を縮めるためには、日頃から相談や質問をすることが効果的です。


  • 授業後に質問しに行く

  • 進路相談の機会を活用する

  • 課題やレポートのフィードバックを求める


教師とのやり取りを増やすことで、「この生徒は熱心に学んでいる」という印象を持ってもらいやすくなります。


推薦書をお願いする際のポイント

総合型選抜では、推薦書が合否を左右することがあります。教師に推薦書を書いてもらう際には、以下の点を意識すると良いでしょう。


  • 早めにお願いし、余裕を持って依頼する

  • なぜその大学を志望しているのかを伝える

  • 自分の強みや実績を具体的に伝え、推薦書に盛り込んでもらう


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▶︎5. 総合型選抜で評価されるポイントとは?

 

5.1 学力以外の評価基準とは

総合型選抜では、学力試験の成績だけでなく、受験生の個性や能力を総合的に評価することが特徴です。 そのため、学力以外の要素が重要なポイントとなります。ここでは、総合型選抜で重視される評価基準について解説します。


主体性・積極性

大学側は、受け身の学習ではなく、主体的に学びに取り組める学生を求めています。そのため、次のような経験が評価されやすくなります。


  • 自主的にプロジェクトや研究を行った経験

  • クラブ活動や生徒会でのリーダー経験

  • ボランティアや社会貢献活動への参加


「どんな活動をしたか」だけでなく、「なぜそれをやろうと思ったのか」「どのような工夫をしたのか」などを具体的に伝えることが重要です。


コミュニケーション能力

総合型選抜では、面接やグループディスカッションが実施されることが多く、そこでのやり取りを通じてコミュニケーション能力が評価されます。特に以下の点がチェックされることが多いです。


  • 自分の考えを論理的に伝えられるか

  • 相手の意見を受け入れ、建設的な議論ができるか

  • 質問に対して的確に答えられるか


面接対策としては、よくある質問に対して事前に答えを準備し、自然に話せるよう練習することが大切です。


課題解決能力・創造性

大学は、社会で活躍できる人材を育てることを目的としています。そのため、単なる知識の暗記ではなく、問題を発見し、解決する能力が求められます。


  • 学校や地域の課題を発見し、解決策を提案した経験

  • 研究や探求学習での自主的な取り組み

  • 新しいアイデアを生み出し、実行に移した経験


これらの経験をエピソードとして語ることで、課題解決能力の高さをアピールできます。


5.2 課外活動やボランティアの重要性

総合型選抜では、課外活動やボランティアの経験が大きな評価ポイントとなります。 学業以外での取り組みを通じて、受験生の主体性や社会貢献意識、協調性などを判断するためです。


なぜ課外活動やボランティアが評価されるのか?

大学側が課外活動やボランティアを重視する理由には、以下のようなものがあります。


  • 自主的に行動できる力があるかを判断できる

  • リーダーシップや協調性を測る指標になる

  • 社会課題への関心があり、実践的な経験を持っているかを評価できる


単に「活動に参加した」という事実だけでなく、「どのように貢献したか」「何を学んだか」を具体的に伝えることが重要です。


評価されやすい課外活動・ボランティアの種類

総合型選抜では、以下のような活動が評価されることが多いです。


活動の種類

具体例

アピールポイント

部活動・生徒会

部長・副部長、生徒会役員

リーダーシップ・責任感・協調性

ボランティア活動

地域清掃、福祉活動、海外支援

社会貢献・主体性・行動力

コンテスト・大会

スピーチコンテスト、数学オリンピック

挑戦する姿勢・専門知識

インターン・起業

学生起業、ビジネスプラン発表会参加

創造力・実行力

文化活動・趣味

音楽・演劇・絵画・執筆

表現力・独自の視点

特に、自分がリーダーシップを発揮した経験や、問題解決のために工夫した点を伝えると、より高く評価される可能性があります。


課外活動やボランティアの効果的なアピール方法

活動経験を志望理由書や面接で効果的に伝えるためには、次のような構成を意識すると良いでしょう。


  1. 活動の概要を説明する(いつ・どこで・どんな活動をしたのか)

  2. 具体的な取り組みや成果を示す(どんな役割を果たしたのか、何を達成したのか)

  3. その経験を通じて学んだこと、大学でどう活かせるかを伝える



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▶︎6. まとめ:総合型選抜と内申点の関係

 

総合型選抜では、学力だけでなく「内申点」「課外活動」「非認知能力」など、多角的な評価が行われます そのため、単なる成績向上だけでなく、志望理由書や面接対策、自己PRの工夫が必要です。


内申点は合否を決める直接的な要素ではありませんが、基礎学力や継続力の指標として評価されます。もし内申点に自信がない場合は、課外活動や資格取得を通じてアピールポイントを増やしましょう。また、教師との良好な関係を築き、推薦書の内容を充実させることも大切です。


志望理由書や面接では、「なぜこの大学・学部を選んだのか」「どのように貢献できるのか」 を具体的に伝えることが合格への鍵となります。特に、自己分析を深め、自分の強みを明確にすることが重要です。



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