
▶︎1. 青山学院大学文学部の自己推薦入試とは

1.1 青山学院大学文学部の自己推薦入試の概要
青山学院大学文学部の自己推薦入試は、学力試験の結果だけでなく、受験生の個性や経験、学問への意欲を総合的に評価する入試方式です。これにより、従来の一般選抜とは異なり、学業成績だけでは測れない受験生の強みが評価されます。
この入試では、志望理由書や活動報告書、小論文、面接などが重要な評価基準となります。特に、大学での学びに対する熱意や、自らの経験をどう活かすかを具体的に伝えることが求められます。
【青山学院大学文学部の自己推薦入試の特徴】
人物重視の選考
学力だけでなく、受験生の価値観やこれまでの経験、大学での学びに対する意欲が評価される。
多様な出願書類が必要
志望理由書、活動報告書、推薦状など、自己をアピールするための書類が求められる。
面接・小論文が重要な評価ポイント
面接では志望動機や将来のビジョンが問われ、小論文では論理的思考力と表現力が審査される。
青山学院大学文学部の自己推薦入試では、「なぜ青山学院大学なのか」「なぜ文学部なのか」「何を学び、どのように活かすのか」を明確に伝えることが重要です。これらのポイントを意識しながら、入念な準備を進めていきましょう。
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1.2 青山学院大学文学部の対象学科と募集人数(2025年度)
青山学院大学文学部の自己推薦入試は、2025年度は以下の3学科で実施されます。
【対象学科と募集人数】
学科 | 募集人数 |
英米文学科 | 約30名 |
史学科 | 約13名 |
比較芸術学科 | 約8名 |
これまで文学部全学科で実施されていたわけではなく、2025年度の対象は上記の3学科となります。
1.3 青山学院大学文学部の出願資格と条件
青山学院大学文学部の自己推薦入試には、特定の出願資格や条件が設定されており、これを満たさない場合は出願できません。
【出願資格】
英米文学科
「実用英語技能検定準1級以上」など、高水準の英語外部試験スコアの取得が必要。
出願時の全体評定平均値に関する基準は特に設けられていない。
史学科
全体の評定平均値が4.0以上。
例外として、「全体の評定平均値が3.8以上かつ、世界史Bまたは日本史Bの評定平均が4.5以上」の場合は出願可能。
比較芸術学科
全体の評定平均値が4.0以上が原則。
条件付きで、「全体の評定平均値が3.8以上、かつ『外国語』の評定平均4.2以上、さらに世界史Bまたは日本史Bの評定平均4.2以上」を満たす場合も出願が認められる。
学科ごとに求められるスキルや資格が異なるため、出願前に最新の募集要項を必ず確認することが重要です。
▶︎2. 青山学院大学文学部 自己推薦入試の準備と対策

2.1 出願書類の作成方法
青山学院大学文学部の自己推薦入試では、出願時に提出する書類の質が合否を大きく左右します。単なる形式的な提出ではなく、自分の強みや学びたいことを的確に伝えることが重要です。
【主な出願書類】
志望理由書(なぜ青山学院大学文学部を志望するのかを明確に述べる)
活動報告書(これまでの経験や実績を具体的にアピールする)
成績証明書(高校での学習成績を証明)
【出願書類作成のポイント】
明確で一貫性のある内容にする
志望理由書や活動報告書の内容が矛盾しないよう注意。
面接でも一貫した説明ができるよう準備する。
読み手が理解しやすい文章を心がける
長すぎる文章や回りくどい表現を避け、簡潔に伝える。
段落構成を意識し、論理的に整理する。
具体的なエピソードを盛り込む
「なぜその学科を志望するのか」を自分の経験と関連付けて説明する。
「将来の目標」と「大学で学ぶ内容」を結びつける。
出願書類は自己PRの場であり、選考における最初の関門です。各書類を丁寧に作成し、何度も推敲して完成度を高めましょう。
2.2 志望理由書の書き方
青山学院大学文学部の自己推薦入試では、志望理由書の作成が合否を左右する重要な要素となります。以下の学科では、志望理由書に加えて、課題レポートの提出も求められます。
【提出書類(文学部史学科・比較芸術学科)】
史学科の提出書類(一次選考)
志望理由書(1200字)
「歴史に関する課題レポート(2000字)」
書類審査でこれらが評価され、一次選考合格者が二次選考に進む。
比較芸術学科の提出書類(一次選考)
志望理由書(1500字)
「芸術に関する課題レポート(2000字)」
芸術に関する研究テーマが重視されるため、独自の視点でまとめることが重要。
このように、学科によって求められる書類の内容が異なるため、事前にしっかり確認し、適切な準備を進めることが大切です。
志望理由書の重要性と作成の流れ
志望理由書は、「なぜ青山学院大学文学部なのか」「なぜその学科を選んだのか」を明確に伝える最も重要な書類です。
【志望理由書作成の流れ】
自己分析を行う
自分の興味関心や経験を振り返り、「なぜ文学部を志望するのか」を明確にする。
青山学院大学でなければならない理由を具体化する。
学びたいことを具体的に記述する
学部のカリキュラムや教授の研究内容を調べ、それに基づいて学びの計画を立てる。
受験生自身の興味と大学の特色を結びつける。
将来のビジョンを示す
大学での学びが、将来どのように活かされるのかを記述する。
研究や活動を社会にどのように役立てるのかを具体的に述べる。
志望理由書の書き方のポイント
「結論→理由→具体例→まとめ」の流れで構成する
曖昧な表現を避け、具体的な経験を交えて説明する
大学独自のカリキュラムや教授の研究と絡めて書くと説得力が増す
志望理由書は、単なる大学の紹介文ではなく、「自分がどう成長できるか」を伝える場です。個性と具体性を意識して作成しましょう。
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2.3 活動報告書のポイント
活動報告書は、これまでの経験や実績を客観的にアピールする重要な書類です。
単なる羅列ではなく、入学後の学びと結びつく形で書くことが重要です。
【活動報告書に記載する内容】
学業面での取り組み(研究活動・読書・論文執筆など)
課外活動(部活動・ボランティア・コンテスト・留学経験など)
リーダーシップを発揮した経験(委員会活動・文化祭の企画運営など)
文学部での学びに活かせる経験
【作成のポイント】
エピソードを交えて具体的に記述する
何を学び、どのような影響を受けたかを明確にする。
経験から得た教訓や成長した点を示す。
大学の学びとの関連性を示す
例えば、「高校時代に地域の歴史研究を行った経験が、史学科での学びにつながる」といった形で記述する。
成果や影響を数値化すると説得力が増す
例:「学校新聞の編集長として、発行部数を1.5倍に増やした」
活動報告書は「自分がどのような人間なのか」を示す大切な資料です。青山学院大学文学部の求める人物像に合致するよう、整理して作成しましょう。
▶︎3. 青山学院大学文学部 自己推薦入試の試験内容と対策

3.1 筆記試験の概要と対策
青山学院大学文学部の自己推薦入試では、学科ごとに異なる試験が課されます。特に筆記試験は、論述力や思考力が問われる内容となっており、単なる暗記では対応できません。
【学科ごとの選考内容】
英米文学科
二次選考では、英語および日本語を用いた小論文試験と面接試験が実施されます。
小論文試験では、与えられた英文を読解し、英語・日本語の双方で記述する問題が出題されます。
面接試験では、志望動機や学びの意欲が問われるため、一貫した受け答えができるよう準備しましょう。
史学科
二次選考では、「歴史分野の学力を問う論述」筆記試験と面接試験の両方が実施されます。
筆記試験は、歴史学の知識と論述力を測る問題が出題されます。単なる暗記ではなく、歴史的背景を踏まえて論理的に考察する力が求められます。
面接試験では、口頭試問が行われ、歴史学に対する考え方や学びの姿勢が評価されます。
比較芸術学科
二次選考では、芸術に関する基礎知識を問う筆記試験と面接試験が実施されます。
筆記試験は芸術分野に特化した内容であり、「空間」「余白」「休符」など、芸術表現の効果に関する抽象的なテーマの小論文が出題されます。
面接試験では、芸術に関する知識や自身の考えをどれだけ明確に伝えられるかが評価されます。※ 2025年度入試では、英語の筆記試験は実施されません。(以前は英語試験も課されていましたが、最新の要項で変更されました)
3.2 小論文の書き方と練習方法
小論文は、青山学院大学文学部の自己推薦入試において、受験生の論理的思考力・文章構成力・表現力を測る重要な試験です。
【小論文試験の特徴】
課題文の要約+自分の意見を述べる形式が多い
文学・歴史・文化・社会問題など幅広いテーマが出題される
単なる知識の羅列ではなく、論理的な文章構成が求められる
【小論文の書き方】
課題文の要点を的確に把握する
何を主張しているのか、重要なポイントを整理する。
文章全体の構造を理解し、要約する練習をする。
論理的な文章構成を意識する
「序論(問題提起)→本論(論証)→結論(まとめ)」の流れで構成する。
主張と根拠を明確にし、具体例を交えて説得力を高める。
表現力を向上させる
曖昧な表現や冗長な文章を避け、簡潔で明瞭な文章を心がける。
語彙力を増やし、適切な言葉を選ぶトレーニングを行う。
【小論文対策のポイント】
過去問や類似問題を解き、制限時間内に書く練習をする
添削指導を受けて、論理展開のズレや表現の問題を修正する
新聞記事や評論文を読み、さまざまなテーマに触れる
小論文は、型を身につけた上で、実践的な練習を繰り返すことが重要です。論理的思考力を磨き、説得力のある文章を目指しましょう。
3.3 面接試験の流れと対策
青山学院大学文学部の自己推薦入試では、面接試験が合否を左右する重要な要素の一つです。
【面接試験の流れ】
入室・挨拶(礼儀正しく、第一印象を良くする)
自己紹介・志望動機の説明
提出書類をもとにした質問(志望理由書や活動報告書の内容を深掘りされる)
小論文や筆記試験に関する質問
将来の目標・大学での学びについての質問
退室(最後まで落ち着いた態度を心がける)
【面接対策のポイント】
想定質問への回答を準備する
「なぜ青山学院大学文学部なのか?」
「将来の目標は何か?」
「大学でどのように学びたいか?」
提出書類と一貫した回答をする
志望理由書や活動報告書と矛盾のない内容を話す。
具体的なエピソードを交えて説明すると説得力が増す。
表情・話し方・態度にも注意する
ハキハキと自信を持って話す。
面接官の質問をよく聞き、的確に答える。
面接では、「どれだけ大学に合った人材か」が判断されます。練習を重ね、本番で落ち着いて対応できるよう準備しましょう。
3.4 過去問の活用方法
自己推薦入試の対策には、過去問の分析と活用が不可欠です。
【過去問を活用するメリット】
試験の出題傾向を把握できる
時間配分の感覚を掴める
実際の試験と同じ形式で練習できる
【過去問活用のステップ】
まずは本番同様に解いてみる
制限時間を設けて、実践的に取り組む。
解き終わったら、自己採点し、改善点を見つける。
解答を分析し、改善策を考える
間違えた部分を重点的に復習する。
どのような書き方・解答が求められるのかを理解する。
複数年分の過去問に取り組む
1年分だけでなく、数年分を解き、傾向を把握する。
類似した問題を探し、解答パターンを身につける。
過去問は、試験対策の最も有効なツールの一つです。繰り返し解いて、試験本番に向けて万全の準備を整えましょう。
青山学院大学文学部の自己推薦入試では、筆記試験・小論文・面接のすべてが合格のカギとなります。試験の特徴を理解し、計画的に対策を進めていきましょう。
▶︎4. 自己推薦入試に向けたスケジュール管理
自己推薦入試で成功するためには、計画的なスケジュール管理が欠かせません。特に、出願書類の準備や面接・小論文対策には時間がかかるため、余裕を持ったスケジュールを立てることが重要です。
4.1 出願までのタイムライン
出願までのスケジュールを逆算し、計画的に準備を進めることが合格の鍵です。以下のタイムラインを参考に、自分のスケジュールを組み立てましょう。
【出願までのスケジュール】
時期 | やるべきこと |
6か月前(春〜初夏) | - 志望学科を決定する - 大学のカリキュラムや教授の研究内容を調査 - 自己分析を行い、自分の強みを整理する |
4〜5か月前(夏頃) | - 志望理由書・活動報告書の構成を考え、下書きを作成 - 推薦状の依頼を行う - 小論文対策を開始する |
3か月前(初秋) | - 書類の添削・ブラッシュアップを繰り返す - 面接対策の準備を始める(想定質問のリストアップ) - 模擬試験・模擬面接の実施 |
1〜2か月前(秋頃) | - 出願書類を最終調整し、ミスがないかチェック - 面接練習を強化し、スムーズに受け答えできるようにする - 小論文の過去問を解き、制限時間内に書く練習をする |
出願締切前(1〜2週間前) | - 全書類の最終確認を行い、不備がないかチェック - 出願方法(郵送 or オンライン)を確認し、期限内に提出 |
【タイムライン管理のポイント】
早めに動き出し、余裕を持ったスケジュールを作る
書類作成・試験対策を並行して進める
面接や小論文は実践形式での練習を繰り返す
4.2 試験直前の準備と心構え
試験直前は焦りがちですが、今まで積み重ねた準備を最大限に活かせるよう、落ち着いて過ごすことが大切です。
【試験直前にやるべきこと】
出願書類の最終確認
提出した志望理由書や活動報告書の内容を改めて見直し、面接時に一貫した受け答えができるようにする。
面接対策の仕上げ
予想質問に対して、簡潔かつ論理的に回答できるかをチェック。
姿勢や話し方などの印象面も確認し、相手に伝わりやすい話し方を意識する。
小論文の最終確認
これまでに書いた小論文を見直し、論理的な構成や表現力を向上させる。
制限時間内で書けるよう、模擬試験形式での練習を行う。
試験当日の準備
服装・持ち物の確認(受験票、筆記用具、時計 など)
試験会場の下見(アクセス方法や所要時間を事前にチェック)
体調管理(十分な睡眠と栄養バランスの取れた食事)
【試験直前の心構え】
「自分はここまでやれることをやってきた」という自信を持つ
当日は焦らず、リラックスした気持ちで試験に臨む
面接では「正解を言おう」と考えすぎず、自分の意見をしっかり伝えることを意識する
実際の合格者の声を聞いて、試験本番に向けた準備を万全に!
青山学院大学の自己推薦入試に合格するためには、実際の合格者がどのように準備を進め、どのような対策を行ったのかを知ることも重要です。
以下の動画では、青山学院大学 地球社会共生学部の自己推薦入試に合格した受験生が、合格までの流れや試験対策について語っています。実際の体験談を参考にしながら、自分の試験対策を見直し、試験本番に向けた準備を万全に整えましょう!
4.3 合格発表後の手続き
自己推薦入試に合格した後は、指定された期間内に入学手続きを完了させることが必要です。手続きを怠ると、合格が無効になる場合もあるため、注意しましょう。
【合格発表後の流れ】
合格発表の確認
大学の公式サイトで発表されるので、日程を事前に把握しておく。
受験番号やログイン情報を忘れずに控えておく。
入学手続きの完了
必要書類の提出(誓約書、住民票、健康診断書など)
入学金・授業料の納付(期日厳守)
今後の学習計画を立てる
大学のシラバスを確認し、どの授業を履修するか事前に考えておく。
読んでおくべき専門書や論文をリストアップし、大学の学びに備える。
入学前オリエンテーション・説明会への参加
大学が開催するガイダンスや事前学習プログラムに参加し、スムーズに新生活をスタートできるようにする。
【入学手続きの注意点】
手続きの期限を厳守し、遅れないようにする
必要な書類を事前に準備し、不備がないか確認する
入学後の学びに向けた準備を進め、スムーズに大学生活を迎えられるようにする
自己推薦入試は、出願準備から試験対策、合格後の手続きまで計画的に進めることが成功の鍵です。
▶︎5. まとめ
青山学院大学文学部の自己推薦入試は、学力だけではなく、個性や意欲、将来のビジョンを総合的に評価する入試方式です。そのため、出願書類の作成や試験対策を計画的に進めることが重要になります。
ここでは、自己推薦入試を成功させるためのポイントと、最後に伝えたいメッセージをまとめます。
5.1 自己推薦入試成功のポイント
自己推薦入試で合格を勝ち取るためには、事前準備と戦略的な対策が欠かせません。以下のポイントを押さえて、万全の準備を整えましょう。
【成功のための3つのポイント】
① 志望理由を明確にし、説得力のある出願書類を作成する
「なぜ青山学院大学文学部なのか」を明確にし、学びたい内容と自分の経験を結びつける。
志望理由書・活動報告書・推薦状の一貫性を保ち、伝えたいメッセージを整理する。
② 面接と小論文の対策を徹底する
面接では、「結論→理由→具体例」の順で簡潔に話すことを意識する。
小論文は、「序論→本論→結論」の構成で論理的にまとめる。
過去問を活用し、実践的な練習を重ねる。
③ スケジュール管理を徹底し、余裕を持った準備をする
出願書類の作成や面接対策を、少なくとも3〜6か月前から計画的に進める。
締切直前に焦らないように、出願書類の提出・試験準備を余裕を持って行う。
5.2 最後に伝えたいこと
青山学院大学文学部の自己推薦入試は、自分の個性や経験を活かして未来を切り開くチャンスです。
この入試では、単なる学力の高さだけではなく、「何を学びたいのか」「なぜ青山学院大学なのか」「将来どのように活躍したいのか」を伝えることが求められます。
自己分析をしっかり行い、強みを明確にする
自分の言葉で伝えられるよう、何度も練習を重ねる
最後まで諦めず、自信を持って試験に臨む
入念な準備と熱意があれば、合格のチャンスは必ず広がります。「青山学院大学で学びたい!」という強い意志を持ち、最後まで努力を続けましょう!
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